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うたわれるもの 第25話 『太古の夢跡』 
2006 10 11
Wed 16:42:04
うたわれるもの 第25話です^^

物語の最高潮の部分ですね。
エルルゥとハクオロ、ミコト、ムツミをつなぐ
伏線はこれで大体説明されたと思います。

最後のアルルゥの泣き顔、やっぱりホロリとしますね。
必死な顔が。
それからクーヤの無垢な表情。
痛々しいと言うか、悲しいものもありましたけれど、
背負うには重すぎた使命を考えれば、
あれも1つの慈悲、だったのかもしれません。

主観的あらすじ

ゲンジマルは散り、全てを失ったクーヤは我を失い、
クンネカムンの城下は炎に包まれた。
救われぬ顛末に呆然とするハクオロだったが、
現世を彷徨う旅に決着をつける覚悟を決める。

覚醒したムツミに身体を奪われたカミュを取り戻す為、
そして分かれた自身の本性が仇なす業を収めるため、
ディーの待つオンカミヤムカイの宗廟へ発とうとするハクオロを、
長く苦楽を共にしてきた仲間が見過ごすはずがなかった。
オボロ、ベナウィ、クロウ、カルラ、トウカ、ウルトリィ、
そしてアルルゥにエルルゥ。
彼らに見守られる中、己の分身ディーと己の娘たるムツミに
対峙したハクオロは今、心のままに添うてきたと
告げるエルルゥの目前で
その本性を示し、最後の戦いに挑む。


さて、長文のまとめ感想に。


・決意

夜空を眺め、己の生き筋を思うハクオロ。
傍らには、ウルトリィの姿がありました。

haku『聞かせてくれるな?』

ムツミとカミュの関係を。

uru『・・・・。』

答えないウルトリィ。

haku『オルヤンクル』

uru『・・・彼女こそ・・・』

最初のヒトにして、我らの始祖さまです。
我らオンカミヤリュー族を依衣とし、現臨なされます。
その理由は・・・ウィツアルネミテアと共にあるために。

haku『・・私を、もう一人の自分と言った・・アイツもまた・・』

uru『カミュは・・・宗廟にいるはずです』

悲しげに本題をそらすウルトリィ。

uru『避けられるものならとどれほど願ったことか』

目覚めないままなら、それがどれほど幸せであったことか。
でも、もう彼女は目覚めてしまった。
血を欲する衝動こそ、彼女の元々持ちうるもの。
望みを叶える代わりに、対価を要求するその原初の衝動。

uru『どうか、カミュの魂をお救いください・・・』
願わくば、あの頃の楽しかった日々が再び戻らん事を。


・後を託すものに

広場で稽古に励むオボロとベナウィ。
腕前は確かに上達したようですが、ベナウィからみればまだまだのようで。

haku『直情的なのも良いが、それでは足元をすくわれるな』

ハクオロも同じことを思ったようです。
そして、丘の木陰にオボロを連れ出し
『いなくなった後の事を頼む』と告げるのでした。

・無垢な微笑みの罪

エルルゥからのクーヤが目覚めたとの報せを聞き、
戻ってみると・・・

kuya『ああ・・あ、あ・・・(*^-^)』
まるで赤子のように、無垢な笑顔を向けてハクオロに寄り添うクーヤ。

まるで安心しきったような笑顔。

haku『・・・何故』

kuya『・・・?』
どうしたのかな?と言った表情のクーヤ。

sakuya『クーヤ様は、きっと子供の頃に帰ったのです』
一番、”幸せな頃”に。
何も知らず、苦労も覚えることのない、あの頃に。

kuya『はーくーおー(*^-^)キャキャ』

無心にハクオロの顔を撫で続けるクーヤ。

sakuya『ハクオロ様の事だけは覚えていて・・・』
後は言葉にならないサクヤ。

知らず、その華奢な身体をきつく抱きしめるハクオロ。
むずがるクーヤを余所に、ただ、ただ・・

haku『すまない・・』
その一言だけを、言うのが精一杯で。

その夜、ユズハの寝室。

皆を導いて欲しいと言われたことに戸惑うオボロ。

yuzu『お兄様とハクオロ様は仲良しですから(*^-^)』
あるいは、ワタシとアルちゃん、カミュちゃんのような。

それを兄弟のようなものだと諭すオボロ。
良い話ですね・・・ほろっとするじゃないですか。
ゲームでは、後にハクオロの子供を産んで命を散らしてしまう彼女ですが、
そうした気持ちもまた、受け継がれていくのかもしれませんね。

同時刻、別室。

酒盛りをするカルラとトウカ。

karu『飲みますわね(*^-^)』

toka『コレはゲンジマル殿と皆の分だ』
そういいながら、杯をあおるトウカ。

toka『主君の為の立派な最後だったと聞く』

toka『それがしもそのように立派に・・散りたい・・・』
言い終わるか否かの内に、潰れてしまうトウカ。

そんな彼女を苦笑と共に見つめるカルラ。

karu『強くもないのに、頑張るからですわ(*^-^)』

toka(聖上・・・それがしがお守り・・・むにゃむにゃ)

大人ならではの、傷の癒し方ですか。


・けじめ

月夜に、トゥスクルさんの形見の鉄扇を掲げ、決意を固めたハクオロ。

haku『私の旅も、これで終わりのようです』

後は、決着をつけるのみ。
そんな時に、背後から小さな声がかかりました。

aru『ん(おとーさんどこいくの?)』

どうやら、子供らしい直感でハクオロのする事を察したみたいで。

aru『おとーさん、カミュっち迎えにいくの?』

答えられないハクオロ。


aru『アルルゥもいく(`皿´)』

haku『大丈夫だ、心配しないでも・・・』

aru『ん!』
おとーさん、”帰ってこない”。

言葉の上だけでも安心させようと、ハクオロは優しく
アルルゥを諭しますが・・・

eru『ハクオロさん、私も付いて行きます(`皿´)』
さらにエルルゥの影。

haku『君まで巻き込むわけには・・・』

eru『何を言ってるんですか(`皿´)!!』
もう、充分に巻き込まれてます。それに・・・

eru『あなたはダメ』
アルルゥにはしっかり釘を刺しているのですが・・・

aru『や(`皿´)』

aru『アルルゥいないと、おとーさんあぶない。』

二人とも真剣な目でハクオロのしようとしている事を助けたいと、
あるいは見届けたいと願うような表情で・・・

翌朝。
ひっそりと城を出ようとした3人の前に、
今まで苦楽を共にしてきた盟友達が顔を揃えて待っていました。

『護衛もなしにどちらへ?』
トウカの一言が、皆の気持ちを充分に表していたと思います。

そしてやってきた場所は、ハクオロにとって始まりでもあり、
同時に終着点でもある場所、オンカミヤムカイでした。

『宗廟にカミュが・・・』

奥へ進み、ウルトリィの呪文で封印を解いたその時!

『!!』

赤いゲル状の生物が姿を現しました。
かつてその怒りに触れ、未来永劫生き続けることを可能にした代わりに、
”ヒト”としての形を失ったモノたち。

karu『悪趣味ですわね・・』
軽口をいいながら、臨戦態勢に入るカルラたち。

やがて奥から、目指す人の姿が現れ・・・

haku『カミュ?』
迎えに来たんだ、さ、帰ろう・・・

mutumi『違う・・・ワタシはムツミ』

mutumi『貴方達をこの先に通すわけにはいかない』

aru『カミュっちかえせ!』
アルルゥがムックルと共にムツミに襲い掛かりますが、
ムツミは難なくそれを避けると、さらなる真相を語り始めるのでした。

『カミュは元々幾多もある私の中の人格の1つ』だと。
今ある姿が、本来のカミュであり、同時にムツミでもあるものだと。

そしてハクオロには、さらに意味深な言葉をぶつけ・・・
どこか哀願するような、どこか憂いを秘めたような言葉を。

mutumi『来なければ、知らずにすんだのに・・・』

断ち切るように切り返すハクオロ。
haku『私は知るために来た!』

身を翻し、奥へと消えていくムツミを追うハクオロ。

eru『ハクオロさん!』

aru『おとーさん!』

すかさずエルルゥ・アルルゥが後を追いますが・・・


・全ての始まりと終わりの場所

そこは明らかに異質な場所でした。
近未来的な風貌を感じさせる場所。
そして、エルルゥの髪飾りが光を放った時・・・

エルルゥの、そしてハクオロにまつわる因縁が明かされるのでした。

研究の中断に伴い、再凍結を決められるアイスマン(ハクオロ)。
氷付けの自分を蘇生し、用がなくなれば凍結すると言う
理不尽さに憤るアイスマン。

研究員がふとこんなことを言いました。
『私達は、生命を弄ぶことに疲れたのだ』と。
地上は人が住めなくなった場所。
故に、イノチに手を加え、様々な適合種(マルタ)を生み出してきた。
しかし、いつしかその罪の意識すら麻痺していく・・・
それが怖かったと。

mikoto『・・・(*^-^)』
気がつけば、側にはミコトの姿がありました。

最後の所員の願いは、
『ミコトを連れ、ここを脱出して欲しいと』
恐らく君のいない寂しさには耐えられないだろうから。

手に手をとって、新世界へと飛び出していくアイスマンとミコト。
それを研究所の中の水槽で、眠りながらじっと感じ取っていたマルタが・・・

ナンバーは63号。
どこかカミュを思わせる風貌と、『お父様・・・』の台詞。
そして・・・

気がつけば、そこは大空洞でした。

ムツミは躊躇なく、ハクオロを襲います。
もう一人のお父様を守るために、そして・・・
『かつて自分を選んでくれなかったこと』に対する、ほんの少しの憤りも込めながら。

haku『やめるんだカミュ!』
私はお前と争うつもりはない!

地を転げながら、説得を続けるハクオロ。
しかしついにカミュの術がハクオロを捕らえようとしたとき!

aru『だめ!』
両手を広げたアルルゥがハクオロの前に立ちふさがりました。

aru『いっしょに帰る・・。・゚・(ノД`)・゚・。』
顔をくしゃくしゃにしながら、必死に訴えるアルルゥ。

mutumi『アル・・ちゃん?』
その叫びがムツミの中の彼女を呼び覚ましたのか、
途端に戦意を失うムツミ。

そして、ついにディーが現れ・・・


・うたわれるもの

『そこまでだ』

haku『何故お前は戦いを続ける!』

子らのためだ。
その死は生命を更なる高みへと昇華する。
我々はその進化を見守り、時に手を差し伸べてきた。
『そういう存在だったはずだ』

haku『では敗れたものはどうなる!』

淘汰されるだけのこと。
自然の掟にもある話ではないか。
では聞こう、ハクオロよ。

『何故お前は子らに技を教え、導いてきたのだ?』
それによってもたらされた死。
お前はどれだけその命を蹂躙してきたのだ?

haku『・・・・』

さらに聞こう。
我々は望みを叶える代償を持って、手を差し伸べるもの。
お前はその娘を助ける為に、何をしたのだ!
さらにエルルゥを指し示すディー。

『その娘と契約を交したのではないのか!』

eru『・・・・もう、やめてください』
追求の手を断ち切るかのように、エルルゥが言葉を発しました。

eru『私は・・私の意志でここにいます!』
契約でなく、私自身の心のままに!

『ここまでだな』
話は終わりだと言わんばかりのディー。

今回は駒を失い、眷族であるクンネカムンも失った。
お前の勝ちだ、眠りにつくまで、この世界を好きにするがいい。

mutumi『二人は出会ってはいけなかった・・・』
同じもの同士決して分かり合うことなく、憎しみ会うだけ。

mutumi『だから、私は知って欲しくなかった・・・』
ムツミの、娘としての願い。
切ないほどの愛情。

eru『ハクオロさん・・・』

haku『二人とも今までありがとう』
感謝している。

eru『どう、して・・・』

haku『私はここに契約を破棄する。今からお前は自由だ!』

その言葉に、アル予感を感じたエルルゥは足を踏み出そうとしますが・・・

haku『来るな!』
そう、まだ私の本当の名を言ってなかったな。

eru『ダメ・・・』

haku『私の本当の名は・・・』

徐々にその本性を示していくハクオロ。

eru『ダメーーーッ!!!』

haku『ここで運命を断ち切る!!』

対するディーもまた、異形のものへと姿を変え・・・
ハクオロと最後の戦いを始めるのでした。

その戦いは屋内を飛び出し、屋外へと舞台を変え・・・

toka『あれは・・・』

karu『オンカミ・・・”ウィツアルネミテア”・・・』

呆然とその様子を見守る盟友の中、最後の戦いが幕を開けるのでした。

元を同じくする、けして相容れないモノ同士の戦いが。

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うたわれるもの 第24話 『滅びゆくもの』 
2006 09 21
Thu 01:26:38
うたわれるもの 第24話です^^


今回は哀しい結末が多かったですが、
終盤の物語をきちんと引き締めてくれた感じがしました。
燃え盛る首都から、クーヤを抱きかかえて出てくるハクオロ。
『あ、ああ・・・』と幼児退行をしてしまった
クーヤを抱えて歩く彼の悲しみが。
そしてカミュ。
正確には、ムツミと言った方が正しいのかもしれませんが。
ディー、ハクオロをお父様と呼び、ディーに至っては
半身とまで呼ぶほどの関係性。
残るは2話。
本筋をずらさない作りで非常に丁寧な作品だと思いますね・・・

ゲーム発売当初は『うたがわれるもの』とか『うたわれなくなるもの』とか
言われていましたが、
この作品はアニメ化して良かった作品の1つ、ではないでしょうか。


主観的あらすじ

賢大僧正ウルトリィの号令の下、
同調した各勢力を従え、クンネカムンを攻めるハクオロ。
しかし城下に達したその時、突如現れる仮面兵に襲われ、
さらにディーの転移法術によって
ハクオロ、ゲンジマル、エルルゥがクーヤの下に。
敗戦を目前に、決死の覚悟で挑むクーヤ。
対してハクオロは、ゲンジマルの手を借りつつも、
そのアブ・カムゥを討つ。
そしてその身をクーヤの懐剣の前に晒し、
命を懸けての説得に成功するのだが・・・
それを良しとしないものたちがいた。
真に相対すべき相手、ディー、
さらにはディーが目覚めさせてしまった
カミュの中に眠る真の姿、ムツミが・・・
ディー、そしてハクオロを『お父様』と呼び、
かつ『私を選んではくれない』と謎の言葉を投げかけ、
最後には『浄化の炎』と呼ばれる禁術を放ち、
クンネカムンを焼き払う彼女。
それは、古代に端をはっした、
『うたわれるもの』の最後の戦いの幕開けでも
あったのだった・・・

※ディーの中の人が3倍早い人なので・・・
そうそう、奥さんはxxxHOLiCの繭子さんの中の人なんですよね^^
syaで表現してみました。

・簡単な解説(ネタバレですね)

ディーとハクオロの関係性
正確な部分と言えるかどうかは別ですが・・・

空蝉分身、と言う関係性を持っています。

大神を理解するうえで言うと、
二つの相反する精神を持っている、
と思っていただければ幸いカナと。

但しこの半身同士はお互いに解り合う事はなく、
また分かれた自分自身が許せず、死ねないのに
相手が死ぬまで永遠に殺しあってしまうそうです。
かつてのムツミはこの状態にしたくなかったとか。

・カミュの真相
始祖様(ムツミ)の血を強く受け継いでいるとされ、
ただ一人、その証の漆黒の翼をしています。
血を求める衝動は、ムツミの生い立ちが関わっているのですが・・・

・『浄化の炎』って何?

オンカミヤリュー族に禁術として伝わっている術です。
その威力はクンネカムン皇都を
一瞬にして消し去ってしまうほどだとか。
実はこの術の仕組み、古代人が作った『アマテラス』のシステムに
強制的に介入してレーザーを撃ち出すというものだそうです。
レーザーを発射する事が出来る人工衛星があるとでも
イメージして下されば、良いかと。
(OPムービーのアレですね)

・ムツミmutumiって?

古代人が作った実験体(マルタ)の一人です。
ナンバーは63号。
漢字を当てるなら、”睦”でしょうか。
一時期、解体されて封印されていた為に
ロストナンバーとされていました。
オンカミヤリューの始祖で、
ウィツァルネミテアの娘と伝えられています。

ここから超ネタバレ(興味のある方だけ反転してください)

彼女はアイスマン(ハクオロ)の複製体で、最もアイスマンに近い能力を持っています。
アイスマンを『トウサマ』と慕っていました。
ちなみにディーやハクオロさんは『お父様』と呼んでいました。
カミュはムツミさんの中に存在する幾多もの人格の一つ。
つまり、カミュ自身がムツミの空蝉と考えていただいても良いでしょう。
大封印を始めとする術を使います。
また、コンピューターに精神を介入、それを操作することも可能。
またムツミはミコトを気に入ってはいなかったようです。
と言うのも・・・アイスマンが伴侶として選んだのがミコトだったから
なののですが(*^-^)
それから、かつてミコトが殺された時、
アイスマンが大神の力を暴走させたことがありますが、
それを大封印により封印したのも彼女でした


(ここまでネタバレ)

さて、長い長いまとめ感想に(*^-^)


・進撃

uru『大神の子らよ・・・』
私ウルトリィが発令します。
その号令に従い、クンネカムンを目指し進撃するトゥスクル軍。

haku『クンネカムンの暴走、見過ごすことは出来ない!』
出陣する!

ハクオロもまた、精鋭を率い一路首都を目指します。
各地では、各々がそれぞれの力を持って、クンネカムンを圧倒
次第に彼らを首都へ首都へと追い詰めていくのでした・・・


・クーヤ、その苦渋

kuya『ハクオロ・・・』
玉座に座りながら、その華奢な手を握り締める小さき皇。

kuya『あくまでクンネカムンに、余に逆らうと言うのか・・・』
どうして、こうなってしまったのか。
ドコで、道を間違えたというのか。
手を取り合って生きていけるなら、そうしたかった。
なのに、今、私達を隔てる壁はこんなにも厚い・・・


進軍する中、おびただしい数の亡骸を目にするエルルゥたち。

eru『・・・』
そっと目をそむけるエルルゥ。
eru(これが、あのクーヤさんがしたかったことなの?)
とでも問いたげな、哀しそうな目をして。

aru『ん・・・(なんかへん)』
アルルゥ、そしてムックルがその亡骸の異変にいち早く気がつきました。


『あ・・う・・』
顔にはハクオロと同じ仮面がはまっており・・
その身体には、明らかに人の手を加えられたと思しき傷あとが。

『お出ましか』とクロウ。

toka『エルルゥ殿は、某の後ろに』
トウカも剣を抜き、ソレを合図に戦闘が始まりました。

ところが・・・

斬っても、また叩き伏せても一向に手ごたえのない様子。

『何だ、この感じは・・・』
いち早く、敵の本性に気がついたのは、ベナウィでした。

『なるほど・・・そういうこと(死人)ですか』と。

その様子を遠見の術で城から眺めるディー。
水晶には、ゲンジマルと、その背中を守るように戦うハクオロの姿が。

sya『それが・・・お主の出した答えか』
まあ、いいだろう。しかし、ハクオロについては・・・

sya『本来私達同士が争うのは、ご法度なのだがな』
とりあえず、こちらに来ていただくとしようか。
そして転移の術を発動し・・・

haku『何だ、この光は!』

eru『ハクオロさん!』
光に包まれたハクオロ、ゲンジマルを追い、
自らも飛び込んでいくエルルゥ。

aru『おねえちゃん・・・?』
取り残されたアルルゥたちですが、起こった事を確かめる暇もなく、
目の前には敵軍が未だ残っており・・・



・城内の死闘

クンネカムン城内へと転移させられた3人。
ゲンジマルが慎重に先導する中、
段上から静かな声が降ってくるのでした。

kuya『来てくれたのか、ハクオロ(・∀・)』

eru『クーヤさん・・(p_;)』

kuya『久しいなエルルゥ。元気そうで何よりだ』

ソコだけ聞けば、久方ぶりに再会したもの同士、
旧交を温めあうと言う感じなんですが。

実際はそんなものではなくて。

haku『兵を引くことは出来ないのか』

切り出すハクオロ。
既に負け戦は必定、なればこれ以上の抵抗はせず、降ってほしい。
その思いを言葉に、態度に乗せながら話し始めます。

kuya『私は、クンネカムンの民の為に力を尽くさねばならん』
故に・・降れぬ。

kuya『それだけだ』

エルルゥが思わず声を上げました。
その先に待つ、悲惨な結末を思いながら。

eru『共存だって出来るはずです、部族間の違いを超えた共存だって!』

kuya『出来ぬ、出来ぬのだ。・゚・(ノД`)・゚・。!!』

eru『でも、助け合って生きる事だって・・・!』

kuya(っつ、それは余とて・・・)
顔を歪めながら、反論するクーヤ。

kuya『余とてそれをどんなにか願ったことか!』

kuya『ハクオロ、そなたと手を取り合い共に生きる、と言う事を!』
それを夢見ていた、しかし現実はどうか!

kuya『何故わが部族だけがこのような仕打ちを受けねばならんのだ!』
戦の中、民達は略奪され、陵辱され、簒奪され・・・・
女子供関係なく殺されていく。
※補足すると、シャクコポル族は元々弱小民族でした。
それがココまでの大国となりえたのは、後にディーが述べますが
ウィツァルネミテアの分身の眷属となり、
アブ・カムゥと言う強大な力を授かったからです。

kuya『それでも余に、その者たちと手をとれと!』
出来ぬ話であろう!

kuya『故に余は全土平定に乗り出したのだ』
統一のあかつきには、クンネカムンを頂とした支配関係が築かれ、
そして・・

kuya『その名の下、部族間の共存が成し遂げられると信じて』

事ここに至り、話し合いは無駄と悟りつつも
最後の説得を試みるハクオロ。

哀しげな顔をしながら、その願いを切り捨てるクーヤ。

kuya『余は、アムルリネウルカ・クーヤぞ・・・』
その背後からせりあがってくるのは、白銀に輝くアブ・カムゥ。

kuya『これが余のけじめだ!』

『聖上!』

eru『ハクオロさん!!』

その声を無視し、1歩、また1歩とクーヤの下に進み出るハクオロ。
彼もまた、決着をつけるしかないと分かっていたようで・・・

kuya『ハクオロよ、そなたとの一時、楽しかった(*^-^)』
それは、今となってはもう叶わぬだろうが。

kuya『夢のように、楽しい一時であった・・・』

振り下ろされる大剣。
鉄扇でしのぐも、力の差は歴然。

eru『ハクオロさん。・゚・(ノД`)・゚・。!!』
エルルゥが何とかしようと押さえつける
ゲンジマルから逃れようとしますが・・・

『聖上はそなたを巻き込むまいと一人で・・・』

eru『もう巻き込まれてます!』
だって私の・・・私の全てはっ!

eru『私の命は、ハクオロさんと共にあるんです!』

その言葉に、自分と同じ境遇を悟ったゲンジマル。

『そなたも、”契約者”であったのか・・』
それを不幸と呼ぶべきなのか、それとも運命の導きと言うのか。
物語の神様の紡ぐ展開は、時に登場人物にとって残酷で。

鉄扇を飛ばされ、防戦一方のハクオロに剣を投げ渡し、
アブ・カムゥの弱点である鎧の継ぎ目を貫くよう進言するゲンジマル。

haku『いやぁッ!!』

ずぶっ。

深々と飲み込まれる剣。
そして・・・
その巨体が倒れ、クーヤが投げ出されるのでした。

aru『おとーさん(*^-^)!』
その頃、外の敵を一掃したアルルゥ達も城内へと侵入を果たし・・・

kuya『ま、まだだ・・まだ戦える!』
気丈にも懐から懐剣を取り出し、ハクオロを睨み据えるクーヤ。

かたかた・・・。
しかし、その手は震えていて・・・
斬るどころか、誤まれば自分を傷つけるような危うさで。

haku『どうした?斬らないのか?』
まるで斬ってくれないのが哀しいとでも言いたげなハクオロの一言。

そして・・・


・越えたい、と言う願いはイケナイことなのか

haku『私を斬れば確実に戦況を覆せるぞ』
さらに畳み込むハクオロ。

haku『どうした?敵大将の首級を挙げる覚悟もないのか』
さあ、斬れ、斬って勝利を得てみろ!

kuya『う、わああああああああ。°(°´Д`°)°。!!』
絶叫するクーヤ。
そこには既に皇としての彼女はおらず、
ただ一人の女性が座り込んでいて。

kuya『そなたは卑怯だ・・・余にそなたを斬れぬと知っていてそのような戯言を』

haku『安心しろ、民のことは私が良く取り計らおう』
約束する。信じてくれ。

その言葉が、今のクーヤの胸に響き・・

kuya『余の負けだ・・好きなようにするが良い』
しかし、民のことだけは・・

『良い裁定ですな』とゲンジマルが言うのですが・・・
その穏やかな言葉を覆すように、響く振動。

eru『ハクオロさん・・』
エルルゥも心配げに眉をひそめ・・・

そして、冷たく反響する声。

sya『私との契約を破棄する、と言うのかエベンクルガの男よ・・・』

『見逃しては・・・くれんのですな』
その声に聞き覚えのあるかのように答えるゲンジマル。

やがて、暗闇にも眩しい白い翼を持った翼人が現れ・・・

kam『あなた・・・ディー!?』

haku『知っているのか?』

uru『・・・古い知り合いです』
哲学士であり、数年前から行方を絶っていたと聞いているのですが・・
ウルトリィの顔も厳しさを増していて・・・

sya『今一度聞こう、汝、この機を破棄するや?』

ゲンジマルの答えは変わらず。
『この茶番、そろそろ終わりにしたく思いましてな』

sya『破棄するということが”どんなこと”か理解できぬわけではあるまい?』

『既にこの身は大罪人であることをオワスレか?』
最早駆け引きは無用と悟ったディーは・・

その背後から現れた2体のアブ・カムゥ。
ヒエンとハウクンエアの機体でした。

その姿を認め、クーヤが捕縛するよう命じるのですが、
一向にその命令に従う様子のない二人。

kuya『余の言うことが聞こえぬのか!』

ええ、もはや貴方の言葉に従うことはできません。
静かに答えたのはヒエンでした。

目を覚ませ、ソレに取り込まれてはならんとゲンジマルも諫めますが・・・

『大老、私は取り込まれてなどおりません』
正気の上で、この道を自ら選んだのです。
それに、主に逆らうことがどれほどの大罪か、
知らぬわけでもありますまい。

それでも孫を切りたくはないゲンジマルは、なおも言葉を続けます。

『人の身で、ソレに関わることは身の破滅を産む』と。

この状況に一人戸惑うクーヤ。
kuya『どういうことだ?』


sya『汝が知るべきことではない』

haku『エルルゥ、クーヤを連れて逃げろ!』

それを機に、動き出すハウクンエアの機体。

逃がすかよ!!

haku(いかん・・・このままでは・・ぐぅっ!?)
ナ、ンダ・・・コノカンカクハ。

ぞくん。

uru『ハクオロ様、皆を転移させます』
いつの間にかウルトリィが側にいて。

uru『ハクオロ様はその後、力の解放を』

行きます!
転移法術を放ち、消え去るウルトリィ。

しかし、2人だけ転移に乗らなかった(正確には3人)人物がいました。

・更なる覚醒、カミュの真実

haku『ゲンジマル、何故行かなかった!』
某にも、やることがありましてな。

その言葉を聞き終わらないうちに、ハクオロの力の覚醒が始まり・・・
後は一方的でした。

怪物と化したハクオロの攻撃に耐えられるはずもなく、
成す術なく蹂躙されていくヒエンとハウクンエアの機体。

『馬鹿者が・・・』
老い先短いわしよりも先に逝きおって。

と、同時にハクオロも驚愕しており。
以前は無意識のうちの発動でしたが、今度は有意識下での発動。

hakuワタシハ・・ヤハリ・・

その様子を満足げに眺めたあと、ディーが口を開きました。

sya『ハクオロ、”今”はそう名乗っているのだな』
我らが戦うのは実に魅力的な話ではあるのだが・・・
直に我らが”戦うべきでない”ことも承知しているはずだな。
とは言え・・・

sya『このままではそなたの駒がないか。』
だが、それでもあの娘を選んだのなら・・・そうも言ってはおれんな。

sya『こちらも目覚めさせるとしよう』

その言葉に呼応するかのように、柱の陰から出てきたのは・・カミュでした。

kam『お、おじさま・・・』

hakuミテイタノカ

kam『そ、そんなつもりは・・・』

kam『私はディー、貴方が心配で・・・』
そう、その言葉なんですよね実は。

故に、彼女が目覚めたのも必然なわけで。

sya『ムツミよ・・・来い。』
その言葉と同時に、体の変調を訴えるカミュ。

kam『い、いや・・出てこないで・・っ!!』
言葉も空しく、その身体から抜け出る魂らしきもの。
そして・・・次に彼女を包んだ時には、
その立ち居姿は大きく変貌を遂げていました。
※OPムービーラストの彼女、そしてサテライトレーザーを
覚えているでしょうか。
アレこそが、彼女の能力と真の姿でもあります。

mutumi『・・・お呼びですか、お父様
ディーを、”お父様”と呼ぶ、どこかミコトmikotoに似た雰囲気を持つ女性。

sya『奴はお前に任せる』
私は、ゲンジマルと話があるのでな。

ハクオロに法術を放ち、ディーから引き離しにかかるムツミ。
それぞれの戦いが始まりました。


・ゲンジマルの忠義

sya『さてゲンジマル、答えてもらおう』

確かにこの力、この小さき皇に余るもの。
しかし・・・

sya『その力を得る代償に、わが眷属となる。その契約の場におぬしもいたはずだが?』

それは先代の契約。
この皇には関係のないことでは!

sya『時が経とうと・・契約は変わらない』
されば、わが進むべき道も変わりませぬ。

sya『どうしてもか』

くどいですぞ。
剣を抜き、問答無用と構えるゲンジマル。
(思えば、無謀と知りつつも挑んだ日々、楽しいものであった)
傍らのクーヤを見下ろすゲンジマル。

『あとは一人の女としての幸せを、お掴みください』
遺言を残し、向き直るゲンジマル。

言葉とは裏腹に、未だ彼を倒したくはない様子のディー。

sya『私は・・・友を失いたくはないのだ』
まだ、友と呼んでくださるか。
しかし・・・

『参る!』
風を切り、突き出された剣は確実にディーを貫きますが・・・
次の瞬間、ディーの後ろに見えたハクオロと同じ姿の異形。
そして、四散する”ゲンジマルであったもの”。
契約を放棄した時に発動する楔
それにより、ゲンジマルはこの世から消滅するのでした・・・

sya『見事だ・・・人の身で、我に傷を負わせるとは』
そのままムツミに声をかけるディー。

sya『行くぞ』

mutumi『いいの?』

sya『構わん』

そしてクーヤに声をかけるディー。

sya『本来なら・・・眷属であるそなたたちだが、彼の血により契約は破棄された』
その身、粗末にするな。
それからこの場は引こう。

しかし、ムツミにはそのつもりはなく。
mutumi『お父様に仇なす人は許さない』
だけど。

mutumi『あの男がそれを望んだから、これ以上は何もしない』

mutumi『その代わり、貴女は大切なものを失う』

いうや瞳を天に向け・・・

次の瞬間!

上空から降る、一条の光!
それは真っ直ぐにクンネカムンを貫き、
あっという間に炎上させるのでした・・・

その光景を離れた丘から見つめるエルルゥ。

『あれは・・・』

uru浄化の炎、と呼ばれるものです』

uru(アレを、禁術を使ったということは、あの娘は・・・)

uru『カミュ・・・』

今はもうその名で呼ぶべきなのかもわからない、
妹の名を呼ぶウルトリィ。

eru『ハクオロさん・・・』

燃え盛る上空。

ディーとムツミ。

sya『混乱と混沌が世界を形作るのだ』

なあ、我が半身よ。
意味深な台詞を残し、飛び去るディー。

ムツミもまた・・・

mutumi『どうして私を選んでくれなかったの・・・』

mutumi『バイバイ、”もう一人の”お父様・・・』
哀しげにそれをいうと、ディーの後を追って行くのでした。

燃える城を後に、脱出するハクオロ。
その両腕には、クーヤの身体が。

kuya『あーああ・・あああ・・・』
威厳もなく、まして物心あるかも分からない様子のクーヤ。

それが、ムツミが施したもう1つの大切なものを奪う行為でした。
幼児退行してしまったクーヤを抱え、ハクオロの目が険しく光る中、
物語は25話へと続くのでした・・・

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うたわれるもの 第23話 『心の在り処』 
2006 09 14
Thu 00:26:05
うたわれるもの 第23話です^^


こちらは、ディーとゲンジマルの関係を中心に、
蘇る記憶に翻弄されるハクオロ、そしてエルルゥの苦しみと
二人のこれからを暗示するような描かれ方が印象的でした。

それからウルトリィ。
実は知っていたんですね、ハクオロの本質を。
次回でクンネカムン戦は最後でしょうし。
となると、後残りは2話。
ここで全ての決着がつくのではないでしょうか。

主観的あらすじ

ヒトの戦闘力を大きく凌駕するはずのアブ・カムゥが破壊され、
ハクオロ捕獲に失敗したとの報せを聞き、動揺を隠せないクーヤ。
ゲンジマルはクンネカムンの破滅を避けるべく
意を反するよう進言するが、
それに反目するヒエンの言葉を待つまでもなく、
幼い皇の苦渋の決断に撤退の2文字はなかった。
一方、大きく戦力を削られたハクオロも戦略に窮し、
また蘇る記憶にハクオロ、エルルゥ共に苦しんでもいた。
そこへ参じたゲンジマルとサクヤ。
主を憂いて救いを求める二人の忠節に感じ入ったハクオロは、
クンネカムンへの進撃を決め、まずは部族を束ねられる唯一のもの。
オンカミヤムカイの大僧正、ワーべの救出に乗り出す。

マトメ感想は週末に。


・簡単な解説(ある程度の補足を)

・ゲンジマルさんの超人的身体能力の理由

実はゲンジマルはディーの一代前の分身と契約、
超人的な力を手に入れました。
その代償が、ディーの一代前の分身の傀儡となることだったのです。
本来はシャクコポル族を監視するよう言い渡されているのですが、
ゲンジマルは情に流され、クンネカムン皇に仕える身となりました。

また、最後には自らの命を持って
シャクコポル族の忌まわしき契約を解き放つことに。


・3510号mikotoって何なの?

古代人(現代人)が作った実験体(マルタ)の一人です。
ナンバーは3510号です。

3510号から、みこと、つまり命(みこと)
命名されることになりました。

主にアイスマン(考古学者の成れの果て、ベッドの上の男)の
世話をしていました。
アイスマンと脱走した後、彼と子を持ちます。
また、その子に研究所の鍵を紐で首にかけています。

その鍵が代々伝わり、今は私eruが持っています。

OPムービーそのものが、
1つの大きなネタバレそのものでもあった訳ですね。

少しだけ触れておくと・・・
あの輪っかには、ある仕掛けがあるのですが・・・
それから、もう一人、ナンバー63号と言う人物も、
ある人物にとっては、とても深い関わりがあるようです・・・

・ハクオロの記憶の整理

現代は、考古学者(名前は不明)がアイスマンになった原因が。
研究所で3510号に面倒を見てもらっているのが本当のハクオロですが、
その前に拳銃で撃たれた考古学者もまた同一人物です。

考古学者が大神の化石(?)の前で
「男」のピストルで腹を撃たれた時。
その血が大神の「仮面」に付着した事で大神は目覚めました。
「男」は考古学者の抵抗により返り討ちに遭いますが、
考古学者も瀕死の状態。
その時、目覚めた大神は、考古学者に対して
汝ガ身体ヲ代償」として望みをかなえようと言いました。

考古学者の望みは『もう、眠らせてくれ・・・』でした。
傷の痛みに耐えかねた彼の、たったひとつの願い。
大神はその願いをかなえ、彼を氷漬けにして眠らせたと言うことです。
そして時が流れ・・・彼はアイスマンと呼ばれ、
3510号、63号との縁が出来るのでした。

・大いなる父の意味。
シャクコポル族にとっての大神であり、太古の神。
ウィツアルネミテアにより滅ぼされたと言われていますが、
その正体はゲル状の怪物となった古代人
実はオンカミヤムカイの地下深くに封印されながらも
今も生きていると言います。

ディーの事情?
(反転すると見られますが・・・)

実は、あの大地震の何日か前に大神の眠りし地(オンカミヤムカイ)に入り込み、
誤ってウィツァルネミテアを起こしてしまった彼。
その後彼はウィツァルネミテア(の分身)に魅入られ、
体を乗っ取られてしまいます。
つまり、ウィツァルネミテアの分身たる彼と、
その空蝉たるハクオロとの戦いはある意味必然ともいえるわけなのでした。


eru『私がハクオロさんを好きなのは、私の心がそうさせるからです!』

決して・・契約ダカラなんてことも・・・ましてや


mikoto『子孫だからなんてこともないのよ・・・貴女の心は、貴女自身のものなのだから・・・』


ki『ワタシトJUMミタイネ・・キットウンメイナノヨ(*^-^)♪』

さて、長きまとめ感想に^^

・ディー、ついに立つ。

夜毎悪夢にさいなまれるハウエンクア。
気がつけば、今日は枕元にディーが。

『ディー、来てくれたんだね・・・』
取りすがるように、その足元にしがみつくハウエンクア。
しかし、一方のディーは全く関心を示すことなく・・・

(自ら覚醒したというのか?)
今は遠き地にいる、ハクオロの事を思っているようでした。


・それぞれの苦しみ。

夜、ハクオロの自室。
両手を眺め、自らの正体に考えを巡らせるハクオロ。

薬草の調合をしながら、物思いにふけるエルルゥ。
それぞれがそれぞれの事を、契約を、記憶を、そしてこれからの事を。
結論は出ないまま、夜は更けていくのでした。


クンネカムン。

城内では、帰還したヒエンの報告を渋面で聞くクーヤの姿が。

『アブ・カムゥが破壊されました』

kuya(それほどの力があるということか・・・ハクオロ、何をしたのだ?)

幼き皇にこれ以上の苦難を味あわせたくないとするゲンジマルは、
反対を承知の上で苦言を呈しますが・・・

『このままでは、我らには滅びの道しかありませぬ!』
抗うヒエン。
『全土統一は目前。聖上の覚悟はその程度ですか!』

そして下される結論。

kuya『余は誓ったのだ、民に安寧をもたらすと』
為に、すべてを敵に回した。

kuya『もう、退く訳にはいかぬのだ!』
それに、話せる相手すら敵に回した私には、
もうこれしかないではないか。
あるいはそのようにも。

その様子を物陰で聞き、身を翻すディー。

その後を追うゲンジマル。
しかし・・・

『私に用か』

気配に気付くとはな、さすがだ。

『お主、”何者”だ?』
私は、”私”だ、それ以外の何者でもない。

謎かけをするつもりはない、言わぬなら・・・
刀に手をかけたとき、既にディーはゲンジマルの背後に立っていました

『老いたな、昔であれば問答の時間など与えなかったものを』
驚愕に見開かれるゲンジマルの瞳。

『まさか・・”貴方様”は・・・』
汝の”力”を借りるぞ。

『は・・・・』
(バカな、”目覚めるにしても早すぎる・・・”)
ゲンジマルとディーの間にかつて交されていたと目されるやり取り。
それは・・上で述べてますのでそちらなどを参考に。


・無邪気なこの娘を護る為だけに?

aru『きゃほー(*^-^)』
おふとん、ふかふか♪

aru『ん~んん~♪(きもちいい)』
足をばたばたさせながら、ご機嫌のアルルゥ。
それを見つめるエルルゥ。

しかしその顔は以前とは程遠いほど笑顔から遠ざかっていて・・・

eru(この子を生き返らせるために、私は・・・)
ナンジガスベテヲ、ワレニササゲヨ。
蘇るあの時の契約。
迷いなどなかった、この子を救ってくれるなら何だってするつもりだった!

なのに、何で・・・

eru(ハクオロさんが・・・アノヒトガ)

eru『私・・ワタシは・・・』
呆然とつぶやくエルルゥ。

気がつけば、いつしかアルルゥが頭を撫でてくれていて。

aru『おなか、いたいの?』
無垢な目で覗き込んでいて。

その小さな身体を抱きしめてつぶやくエルルゥ。
eru『捧げます・・身も、心も貴方に捧げます・・・』

aru『???』
訳のワカラナイまま、されるままになっている
アルルゥがとてもいじらしく、
そしてエルルゥが儚く見えた一場面でした。

eru(私は・・・契約だからじゃない、そのままのハクオロさんが・・・)


・今後の情勢

『1/4の兵力でどうするか』
大広間で会議を開くハクオロたち。

しかし、ハクオロは会議にも身が入っておらず。
その瞳には、あの時の怪物だけが映っていて。

『兄者、兄者!!』と呼ばれるまで。
程なく会議も終わり、エルルゥに怪我の手当てを施してもらうハクオロ。

その後姿を見ながら、彼が思うことは。

haku(君はあの時、何を見た?何を知っているのだ?)

eru『これで動悸も治まるはずです』

内心の問いの答えの代わりに、薬湯を手渡すエルルゥ。

haku『君は・・・』

遮るように、席を立ち、そして・・・

eru『着替え、持ってきますね』

と部屋を出てしまうエルルゥ。

後を追いかけるも、突如ハクオロを襲うめまい。
それは、更なる記憶の覚醒へのいざないでした。


・ハクオロ、と呼ばれる人物

その場所は研究所。

周囲は一転し、近代的な設備に囲まれた場所。

突如扉が開き、現れた人物に驚くハクオロ。

haku『エルルゥ!?』

いえ、違いました。
確かにエルルゥに連なる種族の人間ではあるのですが・・・

mikoto『具合、悪いですか?』
たどたどしくベッドの上の人物に訪ねる女性。

『ああ、すまないが水を・・』

その男は、ハクオロと同じ仮面を身に付けていました。

haku(何故、仮面を?)
その問いに答えるかのように現れるホログラフィ。

『お目覚めかね、アイスマン』

『ミズシマさん』
どうだ、何かその仮面について思い出したかね?

『いえ・・まったく』
まあいい、ところで3510号はメイワクをかけていないかね?

『良くしてもらっています』
しかし、何故彼女には”名前”がないのですか?

『”実験体”に名前は付けられないのだよ』
嫌な決まりですね・・・

現れる3510号。
『それならば、君が彼女に名前をつけてくれないか?』
君ならば、まあ構わんだろうしな。

『名前か・・』
しばし沈黙し、3510号を見つめる男。

mikoto『?』

小首をかしげ、じっと男をみやる3510号。
『3510号は、博士が付けてくれたのか?』
そうか、3510号・・み・・・みこ・・・ミコト。

『命、みことだ』

mikoto『み・こ・と・・・とても嬉しいです』

mikoto『ハクオロさん(*^-^)』

eru『ハクオロさん、ハクオロさん!』

再び目を開けたとき、そこはいつもの自室で。

eru『ハクオロさん、しっかりしてください!』
側には心配げなエルルゥの姿が。

haku『ここは・・・私は?』
それに、今のは一体?!


・忠義を貫かんが為に

森の中を疾駆するゲンジマルとサクヤ。

『あと少しだというのに!』

追っ手は2体のアブ・カムゥ。

木陰にサクヤをかくまい、一人剣を抜き放ち立ち向かうゲンジマル。

『参る!』

その超人的な戦闘は、救出に来たクロウをも驚かせました。
やすやすと巨体の腹を切り裂き、巨大な剣の一撃を受け止めるどころか弾き飛ばし、
さらにはその剣の一閃で切り伏せる膂力。

『何者だ・・・あいつは』
(人じゃねえみてえだ・・・)
エベンクルガ族の英雄として名高いだけでは説明のつかない、
何かがそこにありました。

haku『久しいな、ゲンジマル、それにサクヤ』

無事に入城を果たした二人を厚くもてなすハクオロ。

haku『話を聞こう』

クンネカムンは、破滅の道を歩んでいると言うゲンジマル。
例え統一に成功したとして、いずれ綻びが生じ、崩壊する時が来る。
なればこその離反、とその動機を語るのですが・・・

haku『私に攻め込めと言うのか』

サクヤもまた、ハクオロにとりすがって・・

sakuya『クーヤ様はこうするしか他に道がなかったのです』
どうか、どうかお救い下さい。

haku『しかし、忠義とは言え、謀反だ。何ゆえに?』

厳然と答えるゲンジマル。
『君主の間違いを正すのが忠義にござる』
それが、離反と言う道を選んだことになっても。
そこには確かに、武士(もののふ)の姿があって・・・

haku『信じよう、この国の命運、汝に預ける』


・その涙の理由は

eru『傷はもう、大丈夫みたいですね』
変わらず、ハクオロの世話を続けるエルルゥ。

haku『初めて会ったときも、そうだったな』

eru『地震のあとの、あの大怪我をしたときの・・・』

(そう、あの時・・!)
エルルゥは苛まれる想いに身を焦がしていて。
ハクオロはエルルゥとの出会いに想いを馳せていて。

haku(そう、君がいつも側にいてくれたから・・・)

eru(私が側にいるのは・・・契約だから?それとも・・・)
でも、言える訳がない、そんな資格もない。
eru『身も心も捧げる、そう決めたのだから』

だから私がこんな想いを持つわけには行かない。
きっとそう思ったんでしょうね。

そんな彼女の心の動きを知らないハクオロは、ある意味残酷な言葉を。

haku『これからも、側にいてくれないか?』

eru『・・・はい』
知らずその目から一滴の涙をこぼすエルルゥ。
それが、いつか笑顔に変わる日は、来るのでしょうか。


・反撃の為に

まずは兵力を整えないことには始まらない。
だが、少数部族を集めるにも、時間はかけられない。

uru『時があれば、可能なのでしょうが・・・』

オンカミヤリュー族の巫女たるウルトリィにも名案はないみたいですが、
解決策はゲンジマルが持っていました。

『サハラン島に、オンヤンクルが囚われています。これを助ければ、あるいは』と。

kam『お父様、生きているの!』
喜びの声を上げるカミュ。

では早速、救出部隊を。
ここからの行動は迅速でした。
ゲンジマルを筆頭に、オボロ、カルラ、トウカ達からなる救出隊が出発し・・・

それを館から見送るハクオロたち。

yuzu『こほ・・・』
寒風が応えたのでしょうか、ユズハが咳をして・・

彼女を部屋に連れて行くエルルゥ。
そこで唐突にユズハが、こんな話をし始めるのでした。


・温もりは、大好きな人から伝わるもの

yuzu『エルルゥ様、元気ないみたい』

eru『そんなことは・・・』

そっ。
手を握り、言葉を続けるユズハ。

yuzu『暖かかった手が・・・今はこんなに冷たい。』

eru(それはきっと私が、気付いてしまったから)

yuzu『またハクオロさんが・・・暖めてくれますよ(*^-^)』

え?

yuzu『温もりは、大好きな人から伝わるのですから』
だから、みんな暖かいんです。
私は、ここにいるみんなが、大好きだから。


・心は、貴女だけのものだから

自室で髪を梳くエルルゥ。
鏡の前には、特徴的なあの髪飾りが。

eru(私、私の気持ちは・・)
でも、どうすることも出来ない。

自然、涙を流すことしか出来なくて。

と、その時。

uru『よろしいですか?』

ウルトリィでした。

咄嗟に涙を拭き、なんとか体裁を取り繕って彼女を迎え入れるエルルゥ。

uru『少し、お話をしませんか』

そう言いながら、窓の外の景色をみやるウルトリィ。

eru『あの?お話って・・・』

uru『アレは本来・・・』

”人”が関わって良い物ではありません。

uru『確かにアレは私達を導いてきました』
その大神を崇め、見守るのが私達の使命。

eru『知って、いたんですね・・・・最初から』

憂いに満ちた顔を向けるウルトリィ。

uru『言わずに済めば、良かったのですが・・・』
ふと表情を女性らしいものにもどし、こう続けるウルトリィ。

uru『巫女ではなく、一人の女として伝えたいことが』

uru『心だけは誰のものでもありません』
貴女のものなのですよ。

eru『わたしの?』

uru『それは契約でもつなぎとめることはできない、唯一のもの』

だから、貴女は。
uru『心のままに生きて、いいのですよ・・・』

eru『・・・はい』
しばらくの逡巡のあと、晴れ切った笑顔を見せるエルルゥ。

eru(心のままに・・・私のハクオロさんへの気持ちを・・・)
それは契約なんかじゃないから。
私の心、そのものだから。


その夜、ハクオロの背中に顔を埋めるエルルゥがいて。

eru『聞こえます・・心の音が』
生きている、って音が。

eru『もう一度、言ってもらえませんか?』
昨日の言葉を。

haku『これからも、側にいてくれないか?と言ったことか?』

eru『はい』
今度は、心からの言葉で。
2度目の言葉は、契約ではなく、エルルゥ自身の想いで。


・決戦に向けて

kam『お父様!!』

ワーべの救出に成功したゲンジマルたち。
カミュは喜びに満ちた声をあげ、父の元へと駆け寄り・・・

ウルトリィもまた、嬉しそうな顔をしていました。

これからの事を話そうとハクオロが口を開きかけた時、
それは意外な形で適うことになりました。

『ウルトリィ、そなたが大僧正を継ぎ、部族をまとめるのだ』と。
※元来、大僧正とは”女性”が務める役職だったそうで、
今回もそれにならったとのことだそうです(ゲームより引用)

こうして反撃の準備は整いました。
あとは、そこに何があるにせよ、戦って決着をつけるだけ。

物語も後3話。
どのような結末が待っているのか、とても楽しみですね・・・・

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うたわれるもの 第22話 『忌まわしき契約』 
2006 09 13
Wed 23:11:32
うたわれるもの 第22話です^^


いくつかの真相が明かされたので、
それに合わせてゲーム版からの解説を入れながら。

アルルゥの2度目の死、そしてエルルゥの代償。
ハクオロの記憶の一端。時代背景の謎。
終幕に向けて次々と明らかになる謎。
息をもつかせない1時間だったと思います。
(神奈川は2話連続放送でした)

主観的あらすじ

クーヤからハクオロ確保の命を受けたアヴ・カムゥ隊が
トゥスクル城に侵入。
迎撃するベナウィたちの健闘空しく、
その圧倒的な力の前に劣勢は明白だった。
策を講じたとするハクオロは部下に撤退を命じ、
自らは敵をひきつける囮となるが、
それこそがハクオロにできる唯一の策でもあったのだった。

狂気に満ちたハウクンエアのアブ・カムゥに蹂躙されるハクオロ。
その脳裏に突如として、失われた記憶の断片が浮かぶ。
そこへムックルを駆ったアルルゥが現れ、無謀にもハウクンエアに
挑むが、返り討ちにあってしまう。
呆然自失となるハクオロ。
そのとき、ハクオロに訪れた戦慄の変化。
そして、駆けつけたエルルゥの内にもまた、悲劇を目前に
忌まわしき記憶が蘇るのだった。


・簡単な解説(ある程度まで)

時代背景

まず、回想にもあった研究所よりも古い時代(現代)

3510号と出会った時代

『アニメ版の世界』
と言うのが正確な時代背景です。

実は現代が・・・『古代』という扱いになっているわけですね^^

あの禍々しい化石は?

アレこそが、大神(オンカミ)です。
ウィツァルネミテア、あるいは『解放者』とも言われています。
楽園を追い出された原因であり、
それを『自由を得た』と解釈した人たちによって、
解放者(ウィツァルネミテア)』とも呼ばれるようになりました。

・クーヤたちの一族との、本当の関係

ウィツァルネミテアの眷属になることを代償に、
アヴ・カムゥを授かり、その力でクンネカムンを建国しました。
故に、シャクコポル族は彼?に従属するものと
考えていただいて差し支えないかと思います。

解説とあらすじだけですが、マトメ感想は週末を目途に。


mikoto『私とあの人の子供の子孫が・・あの娘達よ』

ハクオロさん・・・。

ki『ハクオロコワイ・・・JUM、ワタシヲマモッテネ(*^-^)キャッ♪』

さて、長文のまとめ感想に^^

・迫る脅威

砦の前で、待ち構えるトゥスクル軍。
目前には、アブ・カムゥの巨体。

ハウクンエアの高笑い。
『ハハハ、どうした!ボヤッとしてると踏んじゃうぞ・・・』
絶対的勝利を確信して疑わない奢った感情。

『こいつ!!』

オボロが果敢にも挑みかかりますが、
幾多の敵を打ち倒してきたはずのその剣も、全く通じず・・・
『五月蝿いハエだね・・・』
逆に打ち倒される始末。

ドリィ・グラァの弓隊も次々と矢を放ちますが・・・
それすら春雨のようにしか感じていなくて。

ベナウィが撤退を宣言しました。
『一時砦まで引きます!』

これらの様子を、館上から見つめるハクオロ。
傍らには、エルルゥの姿も。
城下町には、まだ避難を終えきっていない民人の姿が。

eru『間に合うでしょうか・・・』

haku『そう思いたいが・・・』
やはり、コノ状況を破るにはあれしかないか。
どうやら起死回生の1手を思いついたようなのですが・・・

そうしている間にも、次々と重ねられる骸の山々。
ついに攻城矢を持ち出したハクオロ軍。

toka『さすがですね・・・』

karu『私のあるじ様ですもの』

カルラとトウカ、二人が賞賛するだけあり、確かに先程よりは
敵を怯ませることに成功するのですが・・・

『いい気になるなよヽ(`Д´)ノ!』
矢をかいくぐり、間合いを詰められるともはやその兵器も
無用の長物となり・・・
さらにクロウが倒れました。

『ハハハ惜しかったねえ、ご褒美を上げるよ!』
この上なく酷薄な笑みを浮かべるハウクンエア。

『皆殺しだ!』

これにはヒエンもさすがに眉をひそめ・・

『いい加減にしろ!虐殺ではなく、ハクオロ聖上の確保が目的だろう!』

『いいんだよ、これでさ』

犠牲が大きいほど、それを見過ごせる奴じゃないんだよ、アイツは。
悪党ですね・・・ここまで徹してくれると見ていてスガスガシイぐらいで。

その頃のベナウィ達も、増えるばかりの負傷者、
終わらない民人の避難に苦悩の色を隠せず・・・

uru『このままでは・・・』

ベナウィがきっぱりと言い切りました。

『ここで時間を稼ぎます』
貴方がたは聖上を連れ、民人たちの避難を。

『急がれよ!』
躊躇する彼女を急かすベナウィ。

haku『みんな!』
そこへ現れたハクオロ。

『聖上!』

みんな良く聞いてくれ。
『アレを倒す手立てが見つかった』
だから皆はココを離れてくれ。

『聖上が、一人で?』
toka『ならば、それがしがお供を!』
karu『私もですわ!』

すかさず名乗りを上げるトウカとカルラ。

haku『いや、駄目だ』
これは私一人でやる、命令だ!

その裏に潜むハクオロの想いを汲み取り、
ベナウィはウルトリィ達を連れ、その場を離れていくのでした。


・その身を楯として

haku『そこのものよ、無益な戦いはやめるのだ』
ハウエンクアのアブ・カムゥに呼びかけるハクオロ。

『ほらね、現れた(*^-^)』

haku『待たせたようだな』

何言ってやがる、といった風のハウエンクア。

『どうせ隠れて糞尿垂れ流してたんだろ?』

haku『ほう?隠れると糞尿を垂れ流すものなのか。知らなかったな』

『はっ、なら土下座して涙を流して命乞いでもしてみろよ、助けてやるかもしれないぜ』

haku『土下座して涙を流せば命が助かるのか、初めて聞くな』

(こ、こいつ・・(`皿´) )
挑発と知りつつも、頭に血の上ったハウエンクア。

『面白い、面白いよお前』
殺すなとは言われてないし、ちょっとぐらい壊してもいいよねぇ!?

その機を逃さず、城の外へと誘導を始めるハクオロ。
後を追うハウエンクアのアブ・カムゥ。

『ち、挑発になど乗りおって!』
ヒエンが止めに入りますが、その前に立ちふさがったのは・・・

toka『聖上の命に逆らおうとも・・・』

karu『ここは通しませんわ(*^-^)』

それぞれの得物を引っ提げた二人。
何としても聖上には生きていて欲しい。
そんな想いがあるんでしょうね・・・

その頃の城下町。

カミュが必死に民人を誘導する中、
アルルゥを探すエルルゥの姿がありました。

kam『いないの?』

eru『ムックルも一緒にいなくなっていて・・・』
(どこへ行ったの、アルルゥ・・・はっ、まさかあの娘!!)

そしてハクオロも。

haku(何とか引き離したのは良いが、正直策など無い)
だが、民人を護れるなら一応はソレでよかろう。
恐らくそんな事を考えつつ、逃げに逃げるハクオロ。
しかし・・

ハウエンクアの投げ付けた岩に、その退路を断たれてしまいます。

『追いかけっこは終わりだ』
次々と繰り出される凶爪。
鉄扇で何とかしのぎはしているものの、
やがて岩に叩き付けられるハクオロ。

その中で、蘇り始める映像が。
禍々しい姿の化石。
次第にひびが入りはじめ・・・

haku『何だ、この記憶は?』
これが、私の記憶なのか?
混乱する頭と、目の前に迫る自身の死。

それを救ったのは、小さな少女でした。

haku『アルルゥ!』

ムックルを従え、気丈にアブ・カムゥを睨みつける彼女。

aru『おとーさんいじめるな(`皿´)』

逃げるんだ!

aru『や(おとーさんたすけるの)』

言うやムックルと共に挑みかかる彼女。
機動力を活かし、翻弄するアルルゥ。

haku『逃げるんだアルルゥ!』

aru『や!おとーさんまもる』

ジョークを交えるとするなら、アルルゥがこの時負けてしまったのは・・・
『ガチャタラ』を連れてなかったからですね^^;
(決め技が出ないんですよ、アレがいないと)

『調子に乗るな、下等生物が!!』
なぎ払う凶爪に吹き飛ぶムックル、そして・・・
その身を裂かれるアルルゥ。

その小さな身体が宙を舞い・・・
やがて、小さな音と共に地面へと叩き付けられるのでした。

haku『あ、アルルゥ・・・』

呆然とただその歩を進めるハクオロ。
抱き起こすと、その身体からはとめどなく流れる血が・・・

haku『うあああーーーーーっっつ!!』
血の慟哭を吐き続けるハクオロ。

『その声を聞きたかったんだよ(*^-^)クスクス』
もう満足したからいいや、飽きた玩具は壊しちゃえってね♪

eru『ハクオロさん!・・・アルルゥ!!』
ようやく二人を捜し当てたエルルゥの目の前で・・
その巨大な足が、二人を押しつぶし・・・

eru『い、いやぁぁぁぁああああ!!』
次に戦場に響いたのは、エルルゥの血の叫びでした。


・記憶の覚醒、目覚める本来の姿

高笑いの響く戦場。
完全に勝ち誇るハウエンクアの足元で、”ソレ”は活動を始めました。

足元に絡みつく黒い煙。
それは次第にアブ・カムゥを包んでいき・・・

『!』
その煙の中から飛び出す怪物の手。
それは造作も無くアブ・カムゥを振り払い、
やすやすとその身を引き裂いていくのでした。

一転する光景の中で、ハクオロのものと思しき記憶が現れ始め・・・

そこは何処かの研究所。

奥には、大神の化石が。

その前に立つ、一人の研究者。
『これは恐竜なのか?』
だとしても、この禍々しい姿は一体?

『認めるわけにはいかんからさ』
人が猿から進化する間のミッシングリンク。
それが、このようなものの手によったなどとはな。

後ろから掛かる声。
『これが無ければ、人は猿から進化することがなかったというのか?』
その答えには、黒光りする拳銃が。

『学者とは因果なものだ。余計な好奇心で身を滅ぼす・・』
放たれる銃弾がその学者の身体を貫き・・・
飛び散る血の飛沫が化石を濡らし、流れる血が諾々と床を染め抜く頃・・・
化石の瞳にあたる部分に光が灯り始めるのでした。

同時に戦場へと戻る光景。
気がつけば、ハウエンクアのアブ・カムゥを宙吊りにし、
その身を貫く怪物。

間一髪転げ出たハウエンクアの顔に、身体に降り注ぐ血。
『ひ、い・・っ!』
彼が流した血に比べれば、格段に少ない血の量。
やはり悪党には、『並みの人の血』は流れていないのかもしれませんね・・・

続いてはエルルゥを見つめるその双眸。
やがて黒い煙がアルルゥを包み・・・

eru『い・・きかえった!?』
傷が塞がり、身じろぎをするアルルゥ。

aru『お、ねえちゃん・・?』
ボンヤリとした目で、次に怪物を見つめるアルルゥ。

aru『おとーさん(*^-^)』

eru『!!ハクオロ・・・さん?』

唐突にエルルゥを襲う記憶の奔流。
それは、彼女にとっては、
連綿と続く記憶の一端であったともいえるのかも知れません。
あるいは、彼女とハクオロをつないでいる1つの接点とも。


・エルルゥとのハジマリ

森の中で、アルルゥの姿を探す彼女。

eru『大きな地震・・・こんなの初めて』
もう、そんなときにあの娘ったら!
(実はこの地震こそが。。。と言うのはまたいずれ)

aru『きゃ!!』
アルルゥの悲鳴。

駆けつけたその時には、既に彼女の命は失われており・・・
eru『誰か・・誰か助けて、血が止まらないの、アルルゥを助けて!!』

呼応するように、現れる怪物。

タスケテホシイノカ・・
ソノイノチヲタスケタイカ、チイサキモノヨ

eru『・・・お願いします、助けてください!』
何でもします、しますから!

ナラバ、ワレニスベテヲササゲヨ
ソノカラダ、カミイッポン、チノイッテキニイタルマデ。
ソノムクナタマシイヲワレニササゲヨ。


eru『・・・・っ!』
ドウシタ、ナンデモスルトイウノハイツワリカ?

エルルゥの決断は早いものでした。

eru『捧げます、身も心も貴方に捧げます!!』
血を吐く叫び。

ヨカロウ、ココニケイヤクハセイリツシタ・・・
黒い煙に包まれた後、息を吹き返すアルルゥ。

それが今再び目の前に現れたことがどういう事を意味するか。
答えはいわずもがな。
ソレガ、コタエダカラ。


・ハクオロの新たな苦しみ

居城で目を覚ますハクオロ。
両の手を見つめると・・・異形のものに。

haku『うわあああああ!!』
叫んで身を起こすと、両手は元に戻っていて・・・

haku『夢、か・・・しかし』
アレは?私は、クンネカムンは、アルルゥは、みんなは?
湧き出る疑問と記憶の混乱が一度にハクオロを襲って。

eru『ハクオロさん、お茶でもイカガですか?』
どこか距離を置きがちなエルルゥ。
彼女もまた苦しんでいるのでしょう。

自分の心に芽生える想いは本物なのに。
その相手が、契約を結んだ相手だなんて。

『あきらめなくてはいけないのかしら・・・』
そうじゃないんですよ、多分きっと。


haku『アルルゥはどうした?』

eru『あの娘なら、外で元気に遊んでます』

aru『きゃほー(*^-^)』
言葉どおりムックルの背に乗って、庭を駆け回る無邪気な姿が。

クンネカムンも退却しましたし、

eru『ハクオロさんは疲れてるんですから、ゆっくり休んでてください』

それ以上の言葉を断ち切るように、部屋を出て行ってしまうエルルゥ。

追うことも、言葉をかけることも出来ないハクオロ。

haku『アレが・・・ワタシなのか・・・』
二人の間に出来た溝。
それを修復する間もなく、物語は23話へと続くのでした・・・

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うたわれるもの 第21話 『大封印』 
2006 08 28
Mon 03:10:20
うたわれるもの 第21話です^^

今回は、ついにクンネカムン戦が始まりました。
物語もいよいよ大詰め。
このエピソードが終わると、衝撃の出来事が次々と判明していきます。
ゲーム未プレイの方は、そろそろオープニングにも注目を。

戦争ですか・・・。
民人の叫びがすごく胸に痛かった気がします。
『国を磐石にすれば、今日殺されたわが子は還ってくるのか!』

今回の物語での、一番考えた部分ですね・・・

主観的あらすじ

侵攻の軍勢を阻むに留まらず。その民を剣にかけ
エルムイを滅ぼした臣下ハウクンエア。
後顧の憂いを絶ち、天下を統べるべきとの言葉に
揺れるクーヤ。
次々と押し寄せる敵国の襲撃の前に、
彼女はついに開戦の決意を固める。
この知らせを受け、国境の守備を固めるハクオロ。
そしてウルトリィ、カミュはクーヤが故郷オンカミヤムカイに
侵攻した事を知り、心を痛める。
しかし彼の国も黙って蹂躙されるわけではなく・・・
禁断のちから”大封印”を持ち出して反撃。
その戦場の裏には、暗躍するディーの陰があった・・・


さて、まとめ感想に。

・簡単な解説(ネタバレにならない程度に補足を)

大封印とは?

魔方陣をつかった封印術で、
『常世(コトゥアハムル)と名付けられし牢獄の門』
と言う意味があります。
かつて、○×△※がある人物を封印する際に使用、
その事件は、『オンカミヤリューの大罪』と呼ばれているとか。
威力は見てのとおりです。
いわゆる超重力発生力場と言うことでしょうか。

ヒエン
祖父にゲンジマルを、妹にサクヤを持つクンネカムン左大将。
実はゲンジマルさんに強い劣等感を持っており、
今回の具申もそんな背景が
由来したのではないでしょうか。

ハウエンクア

クンネカムン右大将。
後に変身したハクオロさんに対する恐怖で精神に異常をきたし、
最後には自滅の道を歩みます。
悪党らしい悪党なのかも、しれませんね。
またはある意味、戦の本質、
狂気に気がついていた人なのかもしれません。

オンカミヤムカイ国のその後

ウルトリィが賢大僧正(オルヤンクル)を受け継ぎ、
国の機能は回復しました。

ディーって?

オンカミヤリュー族の哲学士でウルトリィの師でもありました。
元々は明朗快活で、無邪気な性格だったそうです。
それがあのような人物になった訳は・・・
そろそろ明らかになるでしょう。

決して『3倍早い』アレに乗ってきたり、
『坊やだからさ』とも言いませんし
某『種運命』に出てくるあの人でもないのでアシカラズ^^



・禍根を断つ、ということ
一族郎党皆殺し、と言う戦を始めるクンネカムン軍。
矛先は、エルムイ国。
『せめてこの私だけに責め苦を・・・』
王の言葉には耳も貸さず、民人をその手にかけるアブ・カムゥ。
高笑いをする一人の武将。

『あんたは、”生きて”この惨劇を見届けるんだ・・・』
それが一番の責め苦だからな、あっはははは・・・。
その指揮を取る人物こそ、クンネカムンの右大将ハウクンエアでした。

生き残りは復讐を生む土壌となる。
腐ったみかんはことごとく取り除くべし。
これは戦争の見方考え方にもよりますね・・・
少しそんな事を考えてしまう始まりでした。


・穏やかな日々の裏側で

aru『ガチャタラ(*^-^)』

kam『キャホー(*^-^)』

yuzu『(楽しそう・・・(*^-^)』

そうした子供達の笑い声が響く中、
最悪の知らせがハクオロの元にも届きました。

haku『エルムイが、滅んだと・・・』

eru『クーヤさん・・・』

何故、そのような所業に走ったのか。
あるいは走らざるを得なかったのか。

それにはこうした背景もあったようです。

kuya『何故、あのような真似をした!』

ハウクンエアに詰問するクーヤ。
彼の答えは至って簡単なものでした。
『情けは怨恨を生む』
だからことごとく滅ぼした、それだけのことです。
『それは貴女が初陣の折にも言ったではありませんか?』

言葉に詰まるクーヤとしては、彼の行いを不問とするより他になく・・・
また、ヒエンの言葉にも大きくその心を揺らされるのでした。
『今こそ全土を統一すべき』
争いのない国を、そのためには全土の統一こそ至上の義務。
『それは支配とどう違うのだ?』
ハウクンエアの言葉。

『力で抑えるのではない、争いを生まぬ為、我らが頂点に立つべきと』
『それでも支配と変わらんな』
『違う!』

ここの点だけハウクンエアの意見に同意かな、
と言うところがありますね。
支配と統一どちらにせよ、人を殺め、
従属させるという事はそういうことでしょうから。
自分の考えはえせ平和主義的かもしれませんが、
それでもそう思ってしまいますね・・・。

答えに窮したクーヤは、ゲンジマルにその答えを求めました。
『国を磐石にすべきとき』
それが老将の答えでした。
地盤を固め、国の繁栄を第一にすべし。
それが王のあり方でもありましょう。
その答えに、少しだけ肩の荷を降ろしたかのようなクーヤは
ゲンジマルの意見を受け入れ、国を磐石にする方針を固めるのでした。

そこに少しだけ厳しい見方を入れるのであれば、
『日和見』こそ王のもっともすべき事では無いような気もします。
あちらが優勢とあればあちらに、こちらが優勢ならこちらに。
ただ、確固とした判断を下すには、
クーヤはまだ幼い皇だったのかもしれません。

ハクオロも同時に不穏な空気を感じていたようです。

館内をあちこちと見て回るハクオロ。

karu『あるじ様(*^-^)』

よければ、一献お付き合いいただけます?

haku『悪いが、次の時にな・・』

toka『見回りであれば、それがしがお供を・・・』

気にせず、稽古を続けてくれ。

eru『ハクオロさん・・・』

haku『エルルゥか』

haku私は幸せだな。

良い者達に囲まれて・・・
しかし、その表情は言葉とは違い、決して晴れ晴れとしたものではなく・・・

eru『(ハクオロさん・・・)』
エルルゥもまた、眉をひそめるのでした。


・統一の始まり

今度は2国同時に攻め入られたクンネカムン。
撃退には成功しましたが、周囲は血の海でした。

kuya『これが、いくさ、なのだ・・・』

分かってはいても、心はソレを受け入れることが出来ず。
ただ、その惨状を見つめる事しか出来ないクーヤに
民人の怨嗟の声が突き刺さります。
『いつまで虐げられなくてはいけないのか』と。
それは国が磐石になればすぐに!
返る答え。
『それはいつだ!』

『国が磐石になれば、今日死んだ子は還ってくるのか!!』

返す言葉を持ち得ないクーヤ。
国を治めるものとして、優しい部分も必要なのでしょうが
時にそれが悲劇へとつながることもあり・・・

その夜、ハクオロのもとを尋ねるクーヤ。

kuya『月が綺麗だな・・・そう思わんか』

haku『・・・そうだな』

kuya『月は闇を照らし、明るくする』

私は闇の光明が好きだ。

haku『話したくなければ、無理に話さずとも良いのだ』

心情を見透かし、労わるハクオロ。

haku『一人で全てを抱える事などない』

誰もが苦しく、ツライ事を抱えている。
そんな時、頼れる人、すがれる人がいるから、生きていける。

haku『お前にもサクヤや、ゲンジマルがいるように』

kuya『ハクオロにとっては、エルルゥ、なのか?』

ああ。

翌日、クンネカムン。

現状を突きつけ、宣戦布告を迫るハウクンエアとヒエン。
『今日死んだものは、生き返らないのですよ』
冷たい現状。
全てを振り払い、クーヤが決めた道は、『開戦』でした。
もうそれしかなかったから。
あの声がいつまでも離れないから。
私を責める、あの民人の声が。
『国が磐石になれば、今日死んだ子は還ってくるのか!!』
ならばせめて戦をなくそう、その為に私は戦おう、すべての敵と!

ただそれすら、とある人物の手によって踊らされていた運命。
今のクーヤには、それを知るすべもなく・・・

クンネカムンの宣戦布告の知らせはハクオロの元にも届きました。

haku『北の守りを!』

トウカが即座に動きました。
(始まってしまったか・・)
戦ともなれば、いずれは倒さねばならぬ相手。
出来れば戦いたくはなかった相手。
苦い思いが、ハクオロを締め付けているようです。


・オンカミヤムカイを攻める
大神(オンカミ)ウィツァルネミテアを祭る国。
しかしシャクコポル族にとっては禍日神(ヌグィソムカミ)。

相反するもの。
故に滅ぼすべし。
これには反対の声も上がりましたが、
クーヤはこういいのけるのでした。
『既に我らは孤立している』と。
ここまでの事をしている我らを仲間と認める部族などありはしない。
もう、戻れないのだと。
『あの温もりは、もう手には入らない』
ならば、力で手に入れて見せよう。
もう一度手に入れるまでだ!
どこで道を間違えたのか、
クーヤ自身それはおそらく分かってはいなくて。
後はただ、ひたすらに進むのみでした。

kam『お父様達、大丈夫かしら?』

uru『大丈夫よ、お父様達なら。』

心細げなカミュを励ますウルトリィ。
しかし、悲劇はやはり訪れました。

オンカミヤムカイも、また大封印の禁を解き、
交戦しますが・・・
突如として現れたあの無口な男の為に、
国を滅ぼされてしまいます。
その男の名は、ディー。
ウルトリィの師にして、学者でもありました。

訃報を聞いたウルトリィもまた、
『今はトゥスクルを』と決めたようです。
故郷が落ちたのなら、次はこの国。
二の舞にはさせたくない。
それは他の人たちも同じで・・・


haku『都を捨てる!』
エルルゥ、君は民人を誘導し避難を。
私達はここで時間稼ぎだ!

uru『それは私たちが』

再び体勢を建て直し、国をまとめるにはあなたの力が不可欠。
『ここは避難を』
それから。

uru『貴方の部下の気持ちを信じてあげてください・・・』
その後ろにはカルラたちの姿もありました。

haku『すまない』

だが、コレだけは命じておく。

haku『みな、生き延びろよ!』
死ぬ事だけは許さん。

館の前に立ち、敵を迎え撃つウルトリィ達。
やがて現れるハウクンエアの軍勢。

『バカダネエ・・・・そんな刀で渡り合えると?』

激しい戦の予感がしますね・・・
次回はアルルゥに何かが起こるそうですが・・・
気になりますね・・・


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うたわれるもの 第20話 『初陣』 
2006 08 21
Mon 23:01:14
うたわれるもの 第20話です^^

今回は、クーヤとサクヤのお話でした。
特にサクヤが印象的でしたね。
何となくアニメ版の方が好感が持てた気もします。
人の命を奪うということ、そして国を治める立場であること。
色んな部分を短いやりとりで考えさせられた気がしました。

それからカミュ。彼女の心からの友達を思う気持ち。
ぐっとくるものがあるじゃないですか。
また、彼女の黒い翼にはとある人物にとって
非常に深い意味があります。
答えはそのうち明らかになるのではないでしょうか^^


主観的あらすじ

トゥスクル城に侵入した一人の賊。
正体は、ゲンジマルの孫サクヤだった。
彼女がクーヤの使いである事を見抜いたハクオロは、
気付かれぬよう、クーヤと密会するが。
その案件とはサクヤをハクオロの室にするという内容であり、
またその場面をエルルゥに視られてしまう。

別れ際のクーヤの台詞通り、
クンネカムンには戦乱が近づきつつあった。
攻め込むエルムイに同盟する大国ノセチェシカ。
圧倒的な力に対し、クーヤが持ち出したのは
かねてより噂に上った大いなる力”アブ・カムゥ”
この強大な兵器の前に崩れ去る敵軍。
驚異の戦果のなか、血にまみれたクーヤが押し隠す心を
ハクオロだけは見通していた。
そして、戦乱もまた・・・


さて、まとめ感想に。

・簡単な解説

アブ・カムゥ
全長5mほどの生体兵器です。乗員はゲル状の物体に
包まれた状態で操縦するとか。
なぜかシャクコポル族のみ起動可能。
もともとは古代人が作り、
『アベル・カムル』と呼ばれていましたが、
いまは訛って『アヴ・カムゥ』と呼ばれています。

サクヤのその後

後にゲンジマルさんが彼女を『人質』として室に治めました。
でも、逃げられぬように『足の腱を切る』ことは
無いと思うのですが。・゚・(ノД`)・゚・。


・可愛い泥棒さん?

『曲者!!』
いきなり穏やかでない幕開け・・・の割には
可愛らしい泥棒?さん。
sakuya『ひええええええ~。・゚・(ノД`)・゚・。』

必死に逃亡する彼女こそ、クーヤの使いであり、
ゲンジマルの孫にあたるサクヤでした。

・・・ゲーム版よりカワイイカモ(*^-^)

・ハクオロと出会って

sakuya『クーヤさま・・・無理ですよ。・゚・(ノД`)・゚・。』
ハクオロの自室に知らずに忍び込み、泣き言を言う彼女。

haku『クーヤ?』

sakuya『あ゛』

バレチャイマシタ(笑)

haku『使いなのだろう?彼女の』

sakuya『サクヤであります。お迎えにつかまく・・イタ!』

舌かんでるし(苦笑)

『そんな華奢ななりでよくココまで・・・』
いたわりの言葉をかけられ、大。・゚・(ノД`)・゚・。のサクヤなのでした。


・エルルゥのサーチ機能は有効範囲どこまで?

廊下を歩くエルルゥ。
偶然なのか、必然なのか。
木立をこそこそ・・・と歩く人影を発見。
これがサクヤだけならまた別の対処もあったのでしょうが。
『じー』

eru---→haku

”あの人”を見つけたからには、
その行き先と何をしているのかを確かめなくては!
そんな正義感に燃えたのか、あるいはただのヤキモチなのか。
しっかりと後を付けて行く彼女。
そして予想通りと言うか、『オモシロ風景』に遭遇することに。

kuya『待ちくたびれたぞ(`皿´)』

ああ、サクヤではない、悪いのはハクオロだ。

haku『それで、私を呼び出した理由は?』

kuya『以前の話を進めておこうと思ってな(*^-^)』

eru話?

kuya『室を迎えると言う話だ』

eru『し、室ぅ!!!』

聞き捨てならない話に我を忘れるエルルゥ。
さすがトゥスクル国最高権力者(笑)

kuya『心配するな、そなたが思うような仲ではない』

eru『そ、そんな別に私は・・・(*/∇\*)』

微妙に噛み合わない会話。

kuya『それより、サクヤを室に迎えて欲しいのだ』

eru『????!!!!』

こんな器量良しはおらんぞ、それに”床上手”でもあるしな。

hakueru『ゆ、ゆかじょうず??』

※床上手(ゆかじょうず)とは・・・

い、意味不明という事に、しておいてください。
これ以上は『オトナの世界』という事で。

クーヤ曰く、寝床を整えるのが上手いと言う意味らしく
他意はなかったようです。
それにきちんと本音もありました。

kuya『彼女には幸せになって欲しいのだ』

ある意味ゲーム版を知っているからこそ、
この台詞の裏側にクーヤのつらさが隠れているような気がするのは
おかしなことではないと思えました。


・クンネカムンに迫る危機

こうして会いにきたのもな。

『戦が始まるやもしれん』
なにやらきな臭い空気も漂っているしな。

クンネカムンも決して小さくはない国。
確かに領土侵攻の危機にさらされてもオカシクはないのですが・・・

そんな幼い皇を心配げに見つめるエルルゥ。

『そなたの気持ち、嬉しく思うぞ』

だが、戦は起ころう。
しかし我らに敗北などありえぬ。
そういい残し、その場を去っていくのでした。


ベナウィからの報告によると、

隣国エルムイ及び同盟国ノセチェシカの軍が
攻め入ろうとしているとの事。
ノセチェシカは音に聞こえた大国。
心配だとの声も上がるなか、ベナウィは不思議な事を言いました。
『えたいのしれない力』が、彼の国には存在すると・・・

先代のクンネカムン皇の交した契約に関係します。
これはゲンジマルにも通じる話があるのですが・・・

・カミュのヘンボウ

そんな折、アルルゥが怪我をしたとの知らせが。
首筋に2つの穴。
牙のようなもの。

uru『カミュが・・・血を?』

aru『おとーさん・・カミュっちは?』

haku『・・・・』

aru『アルルゥもさがしにいく』

aru『さがしにいく!!』

そしてユズハも。

yuzu『待ってる。』

yuzu『見つかるまで、待ってる!』

この3人の間に確実に生まれた友情。
それは、例え何があっても変わる事はないのかもしれませんね・・・
友達を思う気持ち。
思われる気持ち。
それも人の持つ大事なもの。

でも・・・同時に人はその手で『大事な人』をも奪ってしまえる存在。
それが・・・悲しいですね。

満月の夜を見上げ、カミュの居所に当りをつけたハクオロ。

求める姿はそこにありました。
肩を震わせ、自分のしたことを嘆く彼女。

kam『おじさま・・・カミュ、みんなと違うの』

haku『・・・』

kam『黒い翼で、それは始祖の血を強く受け継ぐものだからって』
そのせいで、何処でも特別扱いされて。

kam『お友達も出来なくて、ずっと寂しかった』

白い翼が良かった、そうすればあんなことしなかったのに!!
血を吐くような叫び。

kam『私嫌われたくないよ・・・初めてのオトモダチだから』

タイセツナ、オトモダチダカラ。

haku『大丈夫だ』

ハクオロは確信を持って言い切ります。
みんな心配しているぞ、友達だからな。

その言葉に引かれ、現れるアルルゥ。

aru『ん!みっけ!!』

良い場面ですね^^

aru『ん~んん~♪』
ご機嫌のアルルゥ。

yuzu『おかえりなさい・・・』

そして、もう一人のお友達も。

大事に思う気持ちがあれば、人は生きていけるってことですかね。


・戦の始まり、クーヤの初陣。

押し寄せる敵国の大群。

それを迎え撃つのは、たった3騎の兵器のみ。

kuya『我らに牙向くとどうなるか、教えてやるのだ!』

あえて修羅となったクーヤ。
一方的な戦闘でした。
如何に大群といえど、人対機械では敵う術もなく。
それは虐殺と言っても差し支えない光景でした。

流れ出る血を前にクーヤもまた・・・

kuya『人が死んだ・・・余の手で・・・』

心を1つ、壊していくのでした。

・ハクオロを拠り所として

再びハクオロの元を尋ねたクーヤ。

『何が3大強国だ!我らに敵うわけもない!』
空元気がとても痛々しくて・・・
それはハクオロも分かっていたようです。

haku『もう・・・いいんだ』

人を切った感触は、いつまでもその手に残る。
『初めて人を斬った時、俺は震えたよ・・・』
でも、すぐに慣れた。
それが、『戦』だからだ。
しかし、如何に戦の経験を積んだとしても、
そのことに慣れてしまってはいけない。
それは鬼の道だから。

kuya『不思議だな・・・そなたを前にするとこんなにも素直になれる』

わずかな心の安寧を取り戻したクーヤですが、
国の行く末は、彼女の想いを通り越して悲劇の道へと・・・

次回はいよいよクンネカムン戦のようですね。
あの翼人の正体もそろそろ明かされそうですし。

『大封印』ですか。
eruの、とある髪飾りにも注目ですね。


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うたわれるもの 第19話 『訣別』 
2006 08 14
Mon 21:09:35
うたわれるもの 第19話です^^

今回で、カルラのエピソードは終了です。
次回からは、クーヤ、そして
『カミュ』に隠れた事実に迫る
展開が待っているようですが・・・


主観的あらすじ

ハクオロの一行は、傭兵としてデリホウライの軍に加勢、
ナ・トゥンクの軍に攻め入る。
だが、女子供をつれている上、戦闘に不慣れな民兵の構成
そして、増え続ける負傷者を前に、これ以上の進軍について
決め手に迷う部分もありました。
そんなおり、カルラの示唆で地下水路から皇の居城へ
侵入できる事が判明、ついに決戦を決意する。
部下の尽力により、ついに王の間に辿りついたハクオロたち。
そこで相対したのは、死者の体を苗床に美しい花を咲かせた
醜い皇の姿だった。
目的はただひとつ、カルラを自分の下に引き寄せる事だけ。
反発を見せるデリホウライと、静かな怒りを見せるカルラ。
その中で明らかになった、カルラと彼の因縁とは・・・


さて、マトメ感想に。

・カルラ、その過去
かつて、彼女が皇女だった頃の話。
『人狩りだ!!』
怒声と炎、そして後は血の海。
幼い弟の手を引き、逃げに逃げるカルラたち。
やがて追い詰められ、逃げる手を失った時。
彼女はこういいました。
『先にお行きなさい』と。
そして、従者にデリホウライの面倒を言いつけ、
自らは逃がす時間を稼ぐべく立ちはだかるのでした。
(強く、おなりなさい・・・誰よりも強く、大きな男に)
その時から彼女は、国を、肉親を捨て、
『カルラゥアツゥレイ』ではなく、
『カルラ』として生きる道を選んだのかもしれません。


・修練場を襲って
ナ・トゥンクの練兵場を襲撃するハクオロたち。
意気盛んに攻め込もうとするデリホウライを諫めるハクオロ。

haku『油断は死を招きます』

あるいは、過剰な自信は死を招くとも。
確かに戦闘は勝利しました。
カミュが法術を放ち、アルルゥが攻め込み(byムックル)、
トウカの剣が冴え、カルラの大太刀と鉄拳がうなりを上げる。
けれど、それは局地的な勝利であって。
大局的には、ほとんど影響を与えないものでもありました。

・決断
その夜、本陣。
aru『いいこいいこ(*^-^)』

カワイイですね・・・
穏やかな会話とは裏腹に、内部では厳しい話も出ていました。

haku『まず、襲撃は成功したが・・・』

勢いに乗って攻めるべきか。

toka『賛成です。確かに勢いはある・・・』

karu『でも、忘れている事があるのでは?』

負傷兵と、女子供のことですわ。
『それに・・・連戦で皆疲れも』
練成された兵とは違い、義勇兵であることの悲しさ。
それらをないがしろには出来ない。

haku『外に逃がしましょう』

後は、戦えるものと、我々だけで何とかするしかない。
この状況で考えられる戦術は1つ。
『本陣の1点突破』のみ。
ただ、その方法が見つからない。
ジリジリとした夜が更けていき・・・

その夜、川べり。
一人流れる水を眺めるカルラに、ハクオロが声をかけます。

karu『あるじ様・・・』

※契約を結んでからは、彼女はハクオロを
こう呼ぶようになります(ゲームより)
一時の会話を交す中、上流から流れてくる美しい花々。
『・・・・っ!!』
それに何かを感じ取ったカルラですが、
同時に現状打破の戦術をも見つけたようです。
そして本陣で。

karu『あの城に忍び込む方法・・・ありましてよ』

地下水路を通り、城内へ侵入、敵を撃ちはたす。
『ならばそれにかける!』
例え刺し違えてでも。
血気にはやるデリホウライを諭したのは、またもカルラでした。
『貴方が死んで、その後どうなるのです?残された国と民は?』
それを守るのも、皇の勤めでありましょう?
所々で物語を引き締める存在のカルラですが、
今回はさらに魅力的に見えましたね・・・
『仲間を想う気持ちは、皆同じですわ』

・デリホウライの想い
ハクオロにたっての願いを告げるデリホウライ。
『カルラを譲ってくれ』
あの女が初めてなんだ、俺をああも諫めてくれたのは。
それに、どことなく姉上に似ている・・・
『しとやかで、可憐で・・・』

haku(私は、その間違いを指摘すべきだろうか?)

がさつで、大酒のみで、怪力女だと。
ハクオロもこれには苦笑するしかなく・・・

・カルラの今後
haku『戦いの後、どうするのだ?』

二人きりの時に尋ねるハクオロ。

karu『トゥスクルに帰りますわ』
それが当然のように告げるカルラ。

haku(それで、いいのか?)

カルラの答えは実に明確なものでした。

karu『人はその日生きる糧と、眠る大地さえあればいい』

根本に流れる、自由人と言う考え方。
故に、過去を捨てたとしても、過去がなかったとしても。
その日を精一杯、自分らしく生きられればそれでいい。
そんな風に言っているようにも感じました。

ハクオロもまた言います。
haku『私を私だ、といってくれる人がいる』

だから、生きていけると。

それでも断ち切れないのが過去と言う鎖。
カルラの首輪は、その象徴なのかもしれません。
自分では断ち切ったつもりでも、こうして今故郷の地に立っている。
それは過去から続く因縁と言う流れだから。

・決戦
部下が囮となって、活路を開く間に
水路を進み、王の間を目指す一行。
そして辿りついた先は・・・
思わず目を奪われるほどの美しい花園でした。
白い花を咲かせる水面。
それは・・・
『こ、これは・・・』
水底には、無数の人の躯。
それらを苗床に、美しい花を咲かせる死人花。
死者を冒涜する行為。

『久しぶりですね、カルラゥアツゥレイ』
会いたかったですよ、狂おしいほどに。
そのために、ここまでの舞台をしつらえ、
貴女を待っていたのですから。
王女よ。

karu『残念ですけど、帰ってきたつもりはありませんわ』

それに王女なんて退屈ですわ。
その言葉に、生き別れの姉である事を確信したデリホウライ。
仇敵を討ち果たすべく、突進をかけますが・・・
『単細胞ね』
飛び道具に足を打ち抜かれてしまいます。

その様子を冷ややかに見下ろすカルラ。
『立ちなさい』
『皆の為に立ち上がった事もあるのだから』
『やはり姉上かっ!』

『・・私をどなたかと間違えてるようですけど』
人違いですわ。
『それより多くの同胞達の為にやることがあるのじゃなくて?』

決着はあっさりと付きました。
スオンカスの流した血は、彼が今までに
流してきたものの血に比べると驚くほど少ないものでした。
まるで彼には、人の血が通っていないかのように。

・そして訣別

karu『さてと、帰りましょうか』
そんなカルラの姿勢に反発するエルルゥ。


eru『そんなの悲しすぎます、カルラさんは大バカです!』

karu『・・・自分でも、そう思いますわ』

なおも言い募ろうとするエルルゥをウルトリィが

uru『・・・。』

と無言で諫め・・・・

城を後にするのでした。

(エルルゥ、ありがとう・・・)
そっと心の中でつぶやきながら。

国に戻り、いつもの生活を取り戻したハクオロたち。

『あれからユズハちゃんにべったりなんだよ、オボロさん』

どうしようか?
aru『・・・・(コショコショ)』

kamyuzuそれいいね(*^-^)

すたたた・・・

『こらユズハ、何処へ行く!』

yuzu『お風呂にまで付いてくる気ですか?お兄様』

これはユズハの方が1枚上手でしたね^^

その頃ハクオロは皇として、デリホウライと謁見を果たしていました。
『礼はいい』
私は元々見捨てるつもりだったが。
『ある女性に頼まれてな』

『その女性は元気か?』
姉上かとは聞けないやりとり。

『ああ、元気すぎるほどにね』

haku『いいのか?』

城を出立していく弟を見送るカルラに、声をかけるハクオロ。
karu『勘違いしてますわ、あるじ様』

今の私は、あるじ様に仕えるカルラと言う一人の女。

『それだけのことですわ』

karu(それに、生きてさえいれば、また会うこともできる・・・)


非常にきれいにまとまっていた回だったと思います。
次回からはまた新展開が待っているでしょうし、
それもタノシミですね・・・・

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うたわれるもの 第18話 『解放軍』 
2006 08 09
Wed 02:49:49
うたわれるもの 第18話です^^


今回は、カルラの真名が明らかになった事、
そして、彼女のエピソードに
一通りの終止符が打たれた回でもありました。
そろそろ、ゲームからの解説も必要ではないかと思いますので
ネタバレにならない程度に紹介していきます。

主観的あらすじ

かつてカルラが囚われていた国、
ナ・トゥンクで反乱の火の手が上がりました。
カルラは加勢をハクオロに志願するが、トゥスクルを更なる戦火に
巻き込みたくないハクオロは、その願いを一度は断ってしまいます。
『私の全てを差し上げますわ・・・』
居住まいを正し、ハクオロに迫るカルラ。
しかし、この場面はエルルゥに見られてしまった!
強引なカルラの手管に観念し、
ハクオロはカルラ、エルルゥ、
ウルトリィ、トウカらと共にかの国へと旅立つ。
目的地に着いた早々、一行は反乱軍の頭目デリホウライと遭遇。
さらには敵の襲撃が・・・
彼の言葉を聞きとがめたカルラは、
その度量の狭さを諫め、叩きのめす。
そのころナ・トゥンクの城では、
皇スオンカスが巡らした奸計にほくそえんでいた。


さて、まとめ感想に。


・簡単な解説から

Q1:スオンカスってお○ま?
はい、その通りです^^
また彼にとってカルラさんは、
『日天之神(ラヤナソムカミ)』だとか。
そのカルラさんを手に入れるために、
デリホウライが率いる反乱軍を利用しました。
また、カルラさんと親しげなハクオロさん(怒)を見て逆上します。
なぜ、おネエ言葉かと言うと・・・
昔カルラさんに男自身を潰された経緯があるからですね(苦笑)

Q2:カルラさんが迫ったあのケイヤクとは?
ウィツァルネミテアの契約、と言います。
この世界で最も重い意味を持つ大神(おんかみ)との契約です。
ある意味、持ちかけた側の一方的な契約で、有無を言わせません。
ウィツァルネミテアと取引する人は、未来永劫その魂を束縛されます。
また、盟主との契約は絶対で、
逆らうことは許されず罰せられてします。
なんですが・・・・
カルラが行ったものは、この真似事です。

Q3:ギリヤギナ族って?
『その強さゆえに傲慢で、弱いものの痛みを知ろうともしなかった一族』
とカルラさんが言っていましたが・・・
そのほかに。
どんな事をしても体型を変えることが出来ないらしく、
常に戦に適した体つきだそうです。
ああ、うらやましいうらやましい(*^-^)


・反乱軍、カルラゥツゥレイ
ナ・トゥンクで起こった反乱。
首謀者は、デリホウライと言う男。
あれ?顔つきがカルラさんにそっくり?
そう、反乱軍の名前からも解るとおり
彼はカルラさんの生き別れの弟さんでした。

・実は仕組まれていた事。
そのころナ・トゥンクの城では、
皇スオンカスが巡らした奸計にほくそえんでいました。
彼の狙いは、あくまでカルラ。
そこで反乱をわざと起こさせ、彼女を呼び寄せようと考えたようです。


・大賑わいの食卓
全員揃っての食事。

aru『ふんふん・・・』

もしゃもしゃ。

kam『アルちゃん、スゴイ・・・Σ(°д°lll)ガーン』

体つきとは裏腹の旺盛な食欲を見せるアルルゥ。
対照的に・・・オボロはと言うと。

dori『さ・・・若様(*^-^)』

gur『若様(*^-^)』

嫌いな野菜を勧められ、目を白黒。
おまけにユズハにまで・・・

yuzu『お兄様、嫌いな食べ物が・・・クスン』

カワイソウなオボロは、無理にでも食べざるを得ないのでした。

今回の食卓で面白すぎたのはトウカですかね。
主でもあるハクオロの為に、ひとつずつお毒見を。
箸で焼き魚を解剖中(^◇^)

toka『それがしがまず確かめねば・・・』

魚の目玉がつるりと飛んでいき・・・

toka『ヾ(///)ヾカアアア』

剣の達人も、お箸には勝てないってところですか。

そこへ現れた伝令。
たまたま静かに現れたものだから。
カルラに脅されてました^^

haku『ナ・トゥンクで反乱?』
(確か、カルラの・・・)

・色仕掛け?それとも計算づく?
その夜。
自室でゆったりと時を過ごすハクオロの元に現れた正装の女性。

karu『お願いがあって参りました。』

haku『着物ひとつで変わるものだな・・・・』
素直に、カルラの正装を褒めるハクオロ。
お願いをするのに、正装は当然ですから。
『ナ・トゥンクか。』
はい。
なんとかしてやりたいのは山々だが・・・
『戦火には巻き込みたくない』
皇としては、当然の選択。
しかし、彼女にとってもここは引けない話。

karu『ならば、ケイヤクを』

haku『どう、するというのだ?』

私の全てを差し上げます。

karu『髪の毛1本から血の1滴に至るまで』

何を言っているのか解っているのか。

haku『それでは、”死ね”と命じれば死ぬというのか』

『・・・それが、望みとあらば』

その覚悟に不退転の決意を見たハクオロは、
『解った』とケイヤクの了承を申し出るのですが、
そこは穏やかな日常。
そんなシリアスなままで終わるわけがないじゃないですか^^

カルラがおもむろに着ていた着物を脱ぎ始め・・・

karu『見てわかりませんか?』

身も、心も捧げると言いましたわ・・・・( '∇^*)^☆うふっ♪

eru『失礼します、ハクオロさん・・・・あっ』

hakukaru『・・・・・。』

eru『・・・・・・。』

ススススス・・・・
階段を上がってきた時の表情のまま、
後ろ足に階段を下がっていくエルルゥ。
修羅場の予感が・・・・


・何も言わないからこそ怖いぞエルルゥさん^^

翌日の食卓。

haku『エルルゥ、お茶を・・・』

eru『・・・・。』

すっ。ととと・・・
無言で食器を下げてしまう彼女。

それはお洗濯でも同じで。

haku『エルルゥ、あの・・・』

eruすたたた・・・

haku(最近、避けられている気がする・・・(ー'`ー;) )

(誤解、なのだがな・・・)

uru『避けられるような事をしたのですか( ̄ー ̄)』

内心はともかく、しれっとトンデモナイ事を言い始めるウルトリィ。

haku『全くない・・・訳でもないか』


・ナ・トゥンクの危機

『旗色はかなり良くないようです』
聞いての通りだ、これ以上の介入は・・・
側にいるカルラに介入の無意味さを説くのですが・・・
事ココに至ってもなお、
ハクオロは彼女の本性が解ってなかったみたいで(爆笑)

その夜。

haku『・・・・・?』

気がつけば、天地が逆さま。

karu『あら、気がつきましたの?』

カルラの微笑み。

見れば簀巻き状態にされ、まさしく誘拐スレスレのハクオロ。
騒がれては困ると、猿ぐつわまでされる始末。

ココまではカルラの思惑通りだったのですが・・・

uru『どこへ行かれるのです?』

ウルトリィに気付かれてました。
と言うより、止めなさいよ貴女も^^

uru『それでは・・・』

今度はアルルゥまで。

aru『おとーさん、なにしてるの?』

コレはね、旅行に行くのよ^^

aru『・・・いく(*^-^)キッパリ』

さらにはyuzukamtokaまで参入!

トドメはエルルゥでした。

eru『・・・・お待たせしました』

って駆け落ちじゃないんだから、
その大仰なお荷物はナイデショウ(^◇^)アッハッハ

haku『勝手にしてくれ・・・・』


・無口だったのは、キチンと説明して欲しかったから。

馬車に揺られ、カルラの故郷を目指すハクオロたち。
元気のないエルルゥを気遣い、ウルトリィが気を利かせました。
ハクオロの隣に座るエルルゥ。

しかし、今までのやりとりもあったせいか、口数も少なく・・・
話しては途切れ、途切れてはまた話し始める会話。

ハクオロが口を開きました。

haku『あれは誤解だ』

eru『え・・・誤解なんて』

haku『誤解されるようなことはしていないし、されてもいない』

eru(ほっ・・・・(*^-^) )

haku『大切な人に誤解されたくないからな』

eru『・・・・♪(v〃∇〃)ノ』

『大切な、家族だからな』

『はい。』

そして、その家族はアルルゥも。

aru『ふんふ~ん♪~』

ご機嫌なアルルゥ。

やっぱりお姉ちゃんの事を心配していたのかな?

普段は、『ヴァヴァア』なんて
ヒッドイことも言ったりもしますが(苦笑)


・再会と、成長

和みながらの道中、デリホウライ達に囲まれるハクオロ。

『我らは、カルラゥツゥレイのものである』
姿形から、カルラの縁者であると見抜いたハクオロは、
傭兵と身分を偽り、接触を図りますが・・・
素性のわからぬものは信頼できぬと断られてしまいます。

その夜。
カルラの元にやってきた一人のご老体。
『カルラゥアツゥレイ様』と彼女を呼ぶ老人。

『久しぶりですわね』
でも、今の私はカルラ。
それより、良くあそこまで育ててくれました。
再会の挨拶で締めくくりかな・・・と思っていたら。

間隙を縫い、村を襲う軍がありました。
もちろん、ハクオロたちも加勢に向かいますが・・・・

・弱者の痛みをしらぬもの

『妻と、子は見逃してくれ・・・』
ああ、見逃そう。
あの世で再会するのだな。
村の襲撃は、一人の村人の『裏切り』に端を発したようです。
大切な家族を守りたかった。
それゆえの行動。

それを理解せず、『裏切り者に相応しい末路』と
切り捨てるデリホウライ。
大事な弟だからこそ。
カルラの容赦ない鉄拳が飛びました。

『小さな男』
だから、裏切られて当然なのよ。
嘲笑するカルラ。

karu『教えてあげるわ、弱者の気持ちというものを』

圧倒的な力の差。
それだけで充分でした。
強者が弱者を作り、追い詰めていくと言うこと。
そして、弱者の気持ちを知らぬものに、
勝利は決して訪れないということ。

それを無言で教えるカルラがそこにいたのでした。

次回は、カルラのエピソード決着編ですね^^
タノシミです・・・

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うたわれるもの 第17話 『幼き皇』 
2006 08 03
Thu 12:39:20
うたわれるもの 第17話です^^

今回は、ハクオロにとってのキーマン『クーヤ』との
出会いと、ほんの少しの穏やかな毎日のお話でした。
彼女がやってきたのは偶然ではありません。
ある意味、それはヒツゼンとも言うべき運命で・・・

そ・れ・か・ら凸(`△´#)←大激怒!

『なんで、延期になるんじゃぁ~ヽ(`Д´)ノ』

※発売日:8/31発売⇒9月未定

・・・まあ、グローランサー5の攻略が出来るからヨシトしますか(ぇ

幼き皇

主観的あらすじ

エヴェンクルガの武人、ゲンジマルがハクオロに引き合わせたのは、
仮面を被ったクンネカムンの皇、クーヤだった。
偉業に反し、とつとつと己を語るハクオロと、
包み隠さず全てを語るクーヤは、互いに好意と関心を抱くことに。
しかし、短い間の会話ではあるが、大神と聞かされた
ウィツァルネミテアが、彼らシャクコポル族にとっては忌むべき神
『ヌグィソムカミ』である事を知り、ハクオロは心を騒がせる。
そして、しばしの平穏を取り戻した城下。
酒に酔い二日酔いに苦しむオボロや、霊獣ミキュームを巡る珍騒動、
そんな騒ぎに閉口するハクオロの元に、
再びゲンジマルが姿を現す・・・

『何故、私に?』
『そなたは不思議な男だ。何でも話してしまいたくなる・・・』


さて、まとめ感想に(オモシロかったのであらすじ風に)


・名前が分かりにくいですね^^

なので、少しゲームから。
クーヤの本名は、アムルリネウルカ・クーヤ。
ハクオロをして、『忠実なる者(クンネイェタイ)』と思い
接触を図った訳です。
彼女達にとっての大神、『オンヴィタイカヤン』に関係のあるものとして。
同時に、彼女達には、ハクオロたちの
大神『ウィツァルネミテア』は忌むべき神、
『ヌグィソムカミ』としているそうです。

これ以上はネタバレになるので・・・


・クーヤはハクオロを知っていた。
kuya『事前にゲンジマルに命じ、調べさせてもらった。』

そなたの成してきた事を全て。
聞いたことのない業を用い、村を豊かにし、ついには朝廷を倒し皇に。
さらには、シケリペチムすら倒したその力。
kuya『教えてくれ、どうしたらそのようなことが可能なのだ?』

haku『いや、私は・・・常に最善の方法をとっただけだ』

皆がいなければそれすらも・・・

『特別な力を使ったわけではないのか』
少し落胆するクーヤ。
てっきり『忠実なる者(クンネイェタイ)』だと思っていたのだが。

それは、『ウィツァルネミテア』のことか?
違う、その名は忌むべき神だ、二度とその名を口にするな。

由来が同じでも、地域によっては全く異なる意味合いを持つことは
別にリアルでも珍しいことではないですね・・・。
特に宗教上のお話では。

ところで、大神の力の解放などはしたのか?
『ウルトリィがありがたい話をしてくれていたが・・・』
あいにく私は船を漕いでいた。
kuya『あはははは!!』

haku『そこまで笑えることか(-_-#)』

そんなやりとりを挟んで、
1回目の会談は終わりを告げるのでした・・・


・エルルゥ、神速の調合捌き
自室にて。
(クーヤか・・・一体あの者の目的は?)
政務はベナウィに任せ、自分はオサボリ、と言うところですか(笑)
eru『あの、ハクオロさん?』

いつまでもここにいて平気なんですか?
ゴリゴリ・・・
いつものように、薬を調合しながら尋ねるエルルゥ。
(そういえば、エルルゥの手際だが・・・)
エルルゥの手際を褒めるハクオロ。
haku『随分と上達したな(*^-^)』

eru『イエ、ソンナコト・・・』

ゴリゴリゴリゴリリリ・・・(速度UP!!)

haku『エルルゥのおかげで助けられた(*^-^)』

eru『・・・♪(v〃∇〃)ノ』

ゴリリリ・・・ズゴゴゴゴゴ!!(さらに速度UP!!)

あの、それじゃ調合椀が割れますって^^;

・えっと・・・これって『ぼーいず・らぶ』でいいのかな^^
『兄者!』
そこへ駆け込んできたのがオボロ。
『二日酔いか?』

ああ、夕べドリィとグラァに・・・
dori『若様(*^-^)』

トクトク・・・ぐいっ。

gur『さ、若様・・・(*^-^)』

お、おう・・・ぐいっ。
『もう飲めネエ・・・』
ってそれはありがちな事だから良いとして。
あの・・・『ドリィ』『グラァ』とも”オトコノコ”なんですが!!
何で『ハダカ』で添い寝なんですかこれわぁ!!
もしかして・・・いやまさか・・・ねえ(苦笑)

『で、薬を取りにきたんだが・・・』
う゛、な゛んだごの゛に゛お゛い゛は゛~
『良薬口に苦しというだろう』
それなら・・・蜂蜜を。

eru『これで飲みやすくなったと思います(*^-^)』

ますます酷くなる臭い。

(ちゃんと飲んでやるんだ・・・見届けてやる)
(兄者、俺に死ねと言うのか・・・)

二人の間に漂う空気に気づいたエルルゥ。

eru『1人前には程遠くて・・・クスン』

こうなったら飲まないわけにもいかず。

dorigur『若様ぁ~!!』

哀れ、オボロは天に召されましたとさ、ちゃんちゃん^^

・生真面目トウカさん
街を出歩くハクオロ。
今度はカルラと出会い・・・
karu『見回りデスノ?』

『お前はまた酒か・・・』

karuうふん、よろしいじゃありませんか(*^-^)

すっとハクオロに寄り添うカルラ。

toka『皇、お待ちを!』

トウカでした。
toka『外出する際は、それがしに警護をと何度も(`皿´)!!』

何処に伏兵がいるのかわかりませんぞ!
もしかして、伏兵って『カルラ』のことなのかな?

その後広間に戻り、商人との謁見を行うハクオロ。
ここでも生真面目なトウカさんは刀に手をかけており・・・

『側室ですかね?』

toka『馬鹿者!私はお側付きだ!!』

ところが、商人が持参してきた霊獣を見ると・・・

tokakam『カワイイ・・・』


tokaい、いかん。でも・・・カワイイ(*^-^)

ベナウィが補足をいれました。
ミキュームは幸運を呼び、災いから守るといわれています。
(なので皇・・・)
どうやらトウカさんとしても、飼って欲しいみたいですが・・・

haku『しかし、こちらには大喰らい(ムックル)もいるしな・・・』

toka『ですが、必要とか、かわいいとか可愛くないとか・・・モゴモゴ』

気持ちはワカリマスね^^
実際可愛らしいですし。ナウシカの『テト』を思い出しますね。
それに・・・
※この子がいないと、ゲームでは
アルルゥが『必殺技』を使うことが出来ませんしね^^;
気持ちを汲み取ったのか、エルルゥも援護射撃?を。
eru『ミキュームの肝は、薬にもなると言いますし・・・』

あの、エルルゥさんそれは・・別の人の情熱に火を注いでしまう気が。
『兄者!』
ユズハのためにも、是非!
血走った目でミキュームを見つめるオボロ。
身の危険を感じたミキュームは・・・音波攻撃を発動!
そんな珍騒動をよそに、当のユズハ達は・・・


・ユズハの本音
ムックルを枕に、木々のざわめきを聞くユズハ。
そこへ駆けてくるアルルゥ。
aru『ん(蜂の巣持ってきた)』

yuzu『オイシイ・・・』

aru『ん!(でしょでしょ(*^-^) )』

そこへ逃げ出してきたミキュームがやってきて、
ユズハにまとわりつきます。
aru『おー(カワイイな)』

今度は、アルルゥに。
aru『おおー(よし、お前は今日からガチャタラだ)』

さらには追いついたオボロ。
アルルゥにミキュームの引渡しを頼みますが・・・
aru『や』

ガチャタラ、ころされるっていってる。
肝はユズハの薬になるんだ、頼むと懇願するオボロ。
しかし、必死の願いは、最愛の妹から拒絶されるのでした。
yuzu『そんなことをしてまで、生きたくはありません』

自分が生き延びる為に、無垢な命を犠牲にしたくない。
自分だけのエゴでなんて。

ゲームでも、彼女はそういう女性でした。
『生きた証』だけを、トゥスクルに残して逝ってしまった。

『お前の負けだ』
ハクオロも、事ココに至りガチャタラを迎え入れることにしたようです。
商人も言いました。
『名前を付けられると、主人として認識してしまう以上売り物には・・・』

・その夜、酔いつぶれたオボロと、二度目の会合。
『兄者、おれは嬉しいんだ!』
頼む、どうかユズハを幸せにしてやってくれ!
(それも聞いたぞ・・・)
大丈夫ですよ。彼女の魂が失われても、
その血はこの国に残るのですから。

『もういいぞ』
酔いつぶれたオボロをドリィ・グラァに任せ、
木陰に声をかけるハクオロ。
『気がついておりましたか・・・』
現れたのはゲンジマル。
そしてこの前と同じように、クーヤと二人だけの会談が始まりました。


・エロ大王ハクオロ?

kuya『そちに室は何人おる?』

haku『いるわけないだろう』

国の存亡に関わることだ、おらんはずがあるまい。
『私は一人身だ』
おかしいな・・・私が聞いた話では。
kuya『好色王と言う話だったが・・・』

-ここからコントです-

eru『でも、間違っているとは言えませんよ(`皿´)』

haku『根も葉もない噂だと言・・・』

eru『根も葉も有ります!それで、いったい何人手を出したのですか凸(`△´#)?』

haku『そ、それは・・・・・・五人。』

eru『十分、否定できません。私というものがありながら・・・ヾ(`◇´)ノ彡☆』

haku(私はエルルゥの物か?)

-ここまでコント-

『別に恥ずべきことではないがな』
国を残し、その血を絶やさぬ、と言う意味ではな。
それとも、女子は好かんのか?

haku『何でそうなるんだ』

それはオボロだ!・・・ってソレも違うか(笑)

で、そなたの仮面だが・・・
こら引っ張るな!!
なるほど、剥がれんのか。

『そういうお前はどうなんだ』
その言葉に、仮面をつけたままだった事を思い出すクーヤ。

『コレで良いか・・・』

haku『女?』

kuya『私のどこが男に見えるのか!』
仮面を被っているのも、一国の王がこんな小娘ではな・・・
威厳も何もなかろう?
それゆえよ。

それはまさしく、力持たぬものが蹂躙され、
誰も助けてくれず、それでも生きねばならぬ民と同じことよ。

故に我ら一族、シャクコポル族も力を得たのだから。

いよいよ物語の根幹の1辺を見せ始めたクーヤとの会話。
次回の放送が楽しみになってきましたね・・・

※今回よりアイコンを変えてみました。
ある人物(3人)のアイコンが今後必要になるかと思いましたので。



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うたわれるもの 第16話 『戦いの果て』 
2006 07 24
Mon 04:23:07
うたわれるもの 第16話です。

今回は、戦いのもたらしたもの、そして人の生きるべき道を
比喩的に示していたのかな、と言う印象がありました。
それからカミュ、ハクオロ。
それぞれにまつわる記憶、あるいは因果とも言うべきもの。
導かれるように現れた、
クーヤと言う人物とゲンジマルと言う武人。
それは、ハクオロを如何なる道へと誘うのでしょうか?


主観的あらすじ


戦が終わり、戦火に焼かれた土地にも
復興の兆しが見え始めた頃。
集落には子供の笑い声、戦士達にも一時の休息が訪れる。
しかし、ハクオロにはあの戦いの記憶と、
ニウェの言葉がどうしても頭から離れない。
悩み続けるハクオロを、エルルゥはかいがいしく世話を焼き、
温かい言葉をかける。
『働きすぎなんです』
一方、シケリペチムの首都は焼け野原と化しており、
再建はかなりの困難を伴うと予想された。
そしてその荒廃ぶりは、さらなる忌まわしい記憶を呼び覚ます。
さらには、カミュの身に起きた異変。
『喉が渇いて仕方がないの・・・』
そして、彼らを密かに見つめる人影の存在。
『私の名はゲンジマル。』
ある方に仕える身のサムライだ。
そのものの名はクーヤ。
新たな物語の始まりがそこに・・・


さて、マトメ感想に。


・焼け野原を見つめて
始まりは、自らが滅ぼしたとも言える
シケリペチムの焼け跡から。
一振りの刀を見つめ、自らの行いを振り返るハクオロ。
それを少し離れたところから心配げに見守るエルルゥ。
正義がどちらにあれ、戦が終われば後に残るのは焼け野原。
人の生きる場所を奪い取ることには何ら変わりはなく。
それは少しだけ、哀しいことなのかもしれません。


・復興する町、そして『生きる』、と言うこと
戦から1月が経過し、町を見守るハクオロ。
順調に町の復興は進んでいるようです。
touka『人の生きる力を侮ってはなりませぬ』
そして、力強く生きる子供達。
『僕らも早く大きくなって、戦えるようになります!』
生まれた場所を守るために。
そんな気持ちを、やさしくなだめるエルルゥ。
eruru『貴方達が大きくなるころには、戦はなくなってるわ(*^-^)』
???な子供達。
僕達は、ハクオロさまのように頑張りたいだけなのに。
hakuoro『その通りだ。』
お父さん、お母さんを助け、楽が出来るように頑張るんだ(*^-^)ニコ
途端にその意味を理解した子供達。
『はーい(*^-^)ニコニコ』
良いですね、こういう場面。
きちんと、人の有るべき道筋を指し示しているのは。


・忌まわしい過去、それは呪縛
『では、シケリペチムは・・』
生き残った人は1割にも満たないそうだ。
かといってあの焼け野原を・・・・
urutorhi『荒れるに任せるわけには行きませんわね・・・』
ウルトリィもまた、端正な顔を曇らせます。
『放棄しよう』
今の民達では復興は難しい。
かわいそうだが、こちらの国に住んでもらうほうが良いだろう。
『ニウェからの・・・』
忌まわしい過去から逃れるいい機会だ。
それは多分、彼自身にとって。
あのときの炎から逃れる、多分今取れる最善の方法だから。


・エルルゥの献身、そして穏やかな時
eruru『お疲れになりましたか?』
自室で休むハクオロを気遣うエルルゥ。
肩でもお揉みしましょうか。
hakuoro『・・・すまないな』
『いいえ』
働きすぎなんです、ハクオロさんは。
少しは休んだ方がいいんです。
『そうは思うのだが・・・』
eruru『思うだけじゃダメです!!』
甲斐甲斐しく世話を焼くエルルゥ。
とても嬉しそうに感じましたね。

その日の夜。
廊下を歩いていると、トウカとすれ違いました。
touka『私のようなものに部屋をあてがっていただき・・・』
相変わらず、真面目さんなトウカ。
自分の家だと思い、くつろいでくれ。
とは言ったものの・・・
hakuoro『・・・護衛は必要ないのだが。』
いえ、そういうわけには・・・!!
『何奴!』
誰何したその先は食料庫。
と、なれば・・・
aruru『これでたべものだいじょうぶヽ(*^^*)ノ』
karura『お酒も準備良しヽ(*^^*)ノ』
アラアラ・・・
しっかりハクオロたちにばれてますし(苦笑)
karura『見つかるなんて、不覚ですわ』


・カミュ、その異変
一方、カミュの身には異変が起きていました。
むさぼるように井戸の水を飲み続ける彼女。
kamyu『渇きがとまらないの・・・』
ワタシ、ドウカシチャッタノカナ。
ハクオロに諫められるも、その様子は明らかにおかしく・・・
駆けつけたウルトリィに介抱され、その場を去りますが・・・
彼女の黒い翼との関連は、多分あると思っても良いのでしょう。
それから、あの神秘的な光景も。


・夜毎の悪夢
炎に包まれたニウェに、毎夜詰め寄られるハクオロ。
お前は、災いをもたらす獣よ!
ハクオロさんは、ハクオロさんです!
hakuoro『ワタシは・・・何者なんだ』
獣か、あるいはそれ以外のものなのか。
顔から離れないその仮面だけが、
その真実を知っているのかもしれません。


・昔語がこれからの指針?
ユズハに物語を読み聞かせるエルルゥ。
戦に出た男を待ち続け、やがて星になった女。
その輝きは、いつまでも愛する男の頭上を照らし、
道を示したといいます。
yuzuha『ワタシも、お星様になりたい・・・』
そうして、いつかみんなを照らしてあげたい。
自らの死期を悟っているからこその台詞。
部屋の外で、口惜しげな顔をするオボロがとても切なく見えました。
eruru『なれますよ』
恋をして、愛を育み、子を成して、幸せな生活をして、その先に。
eruru『明日は昨日より幸せと信じるの』
人に必要なのは、昨日より明日なのだから。

それは、ハクオロにとってもそうかもしれません。
記憶のない昨日に縛られ、今を生きる明日を見失う。
焼け野原となったシケリペチムもそう。
種を植えれば、必ず芽吹く。
それは生きようとする力で、明日を生きる力だから。


・ついに、ハクオロの記憶にまつわる扉が開く?
以前から、トゥスクルを見張っていた間者がいました。
その者の名は、ゲンジマル。
カミュkamyuを追って、湖へとやってきたハクオロの前に姿を現し、
主であるクーヤkuyaとの面会を求めますが・・・
意味深ですよね・・・
湖で舞うカミュを見て、大神を関連付けるハクオロ。
そして、時を経ずに現れたクーヤ。
この運命的とも言える三角形は、
どのような展開をもたらすのでしょうか?

次回も楽しみですね・・・


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うたわれるもの 第15話 『宴の終わり』 
2006 07 17
Mon 04:12:52
うたわれるもの 第15話です。

今回で、ニウェとの決着が付きました。
が・・・これからますますハクオロの苦しみが
増していくのかもしれません。


主観的あらすじ


シケリペチムを迎え撃つべく、兵を率い
国境へ向かうベナウィ達。
川を挟み対峙しているはずの敵軍の姿は、
霧にまぎれて見ることが出来ません。
しかし、霧が晴れた時、彼らは想像以上の敵軍の数を見るのだった!
雄叫びをあげ、突進する敵軍に、
ドリィらの弓矢隊が一斉掃射を始めます。
『ここに主力を引き付け、時間を稼ぐのです!』
その頃のハクオロは、エルルゥ・カルラ・トウカを連れ、
本国にあるニウェ城を目指していた。
しかし、この動きはニウェ自身も察しており・・・
『臭うぞ、獣の臭いがな!』
やがて城門を突破した4人の前に、
三人の猛者が立ちふさがる!
カルラが、トウカが自らを楯とし
ハクオロをニウェの元へと向かわせます。
そして目指す人物と出会った時、
ハクオロの中で何かが目覚めるのでした・・・
『何故だ・・・焼かれているのに、体が高揚する・・・』
『何だ、この血のたぎりはっ!』

それこそが、ワシの見たかったもの。
貴様こそ、最高の獣よ。


さて、まとめ感想に。


・囮となって
濃霧の中、真っ直ぐに敵陣を見つめるベナウィ。
オボロ、クロウに続き、
ムックル・アルルゥの姿もありました。
『(霧のせいで)敵が何処にいるのか・・・?』
aruru『きり・・・はれる(`エ´)』
それは予想通りだったのか、それ以上だったのか。
対岸を埋めつくすほどの大軍。
『1万か・・・』
いや、5万だ。
『主力を引き付ける目的は果たせそうです』
目的の達成に安堵すると同時に、
これからの戦に気を引き締めるベナウィ。

『押しつぶせ!!』
攻撃が始まりました。
怒涛の勢いで川を渡る敵軍。
『掃射!』
ドリィの声を追い、雨のように降る矢の嵐。
『岸にあげてはなりません!』
ベナウィが馬を走らせ、オボロが走り、
ムックルが牙をむき、クロウが叩き伏せる。
まさに血で血を洗う戦い。
しかし、彼らにはわかっていたようです。
『このまま勢いに乗って攻めれば・・・』
半刻と自軍が持たないであろうことを。
命がけの囮となって。
ただ、ハクオロの勝利を信じて。


・獣同士の戦いとは

『臭う、臭うぞ、獣の臭いがな!』
ニウェには、ハクオロの策が分かっていたようです。
故に2重3重の策を仕掛け、
万全の体勢でやってくる彼らを待ち受けていました。
それは、自らの国すら罠として利用するほどの周到なもので。


・一人はみんなのために

門番を討ち果たし、城門への道を開くトウカ。
touka『・・・・。』
刀を納め、主の到着を待つ彼女。
『ご苦労だった、トウカ。』
karura『次は私の番ですわね・・・』
カルラが進みでて、斬馬刀を一閃し、城門を破壊すると・・・
『待っていたぞ・・・』
いつぞやの3人組でした。

『エルルゥ、離れるな』
『はい。』
そして、城内へと突入する為の戦いが始まりました。
と、その時カルラがこんな事を言います。
karura『ココは私に任せてお先に♪』
すまない、と言葉に甘え城内へと侵入するハクオロ。
1vs3の状況。
しかし、彼女は全く動ずることが有りませんでした。
1人目の剣をやすやすと受け止め、さらに反撃を加えると・・
『この、化け物めΣ(´Д`lll)』
だがな、我らは『3人』揃ってこそ真価を発揮するのだ!
大太刀一振りと、刀では
通常刀の方が取り回しに優れ、有利と言いますが・・・
カルラの場合は別物のようです。
刀と同じ速度で振り回せるのであれば、破壊力に優れる分
戦局的には4分6分といったところでしょうか。
何とか3人の連携攻撃をかわし、彼女が発した言葉は。
karura『ご忠告感謝いたします』
再び迫る連携攻撃。
次の瞬間!
上がった血煙。
真っ二つにされ地面にその血を吸わせたのは、敵の方でした。
そして、カルラの両腕には、残る二人の刀が刺さったまま。
karuraイッタデショウ・・・。ゴチュウコクアリガトウッテ(*^-^)ニコッ
『3人ならば、”前の一人”にだけ集中すればいいのだから』
身を切らせて敵を討つ。
戦人ならでは、なのでしょうか。

touka『その階段を上がれば、王の間です』
よし!
駆け上がるハクオロ。
しかし、ここにも罠は用意されていたのでした。

・死人を生み出した遠因
うめき声をあげながら、迫る捕虜達。
それは、かつてニウェが滅ぼした国の武人達でした。
しかも何かの施術を施されていたようです。
『貴様、一体何をしたのだ凸(`△´#)!』
わからぬか。
『獣の血を呼び覚ましたまでよ』
そして、それこそが本当の獣の血を呼び覚ます為に
役立つだろうよ・・・。
そう、ハクオロの中に眠る血を。
ただ、ソレダケのために。

斬っても殴られても幽鬼のように立ち上がる彼ら。
これまでか、と誰もが思ったその時。
『斬って駄目なら"解体"すれば宜しいのですわ(*^-^)』
城門の2人を討ち果たし、加勢するカルラの姿がそこにありました。

ならば私は奴を!
『エルルゥ、君は残れ。』
eruru『私も行きます!!』
ハクオロの袖を掴み、必死に請う彼女。
eruru『見届けたいんです、ハクオロさんの”行く道”を!』
しかし、その願いは叶うことなく・・・
単身ニウェを追い、城内のさらに奥へと去っていくハクオロ。
彼女は、ただ涙をこぼし、待ち続けるだけなのでした・・・

・ハクオロの本性、覚醒の兆し

『勝負は付いた、降伏しろ』
ふふふふ・・・はっはっはぁ!!
何を笑う?
『獲物を待ち受ける獣はな・・・』
二重三重に罠を仕掛け、狩りをするそのときを待つ。
そして狩りが始まれば。
『食うか食われるか2つに1つよ!』
そう、これはニウェとハクオロと言う
2匹の獣の生存競争。
故に、負けたものは相手によって淘汰されるだけ。
『余興を見せてやろう・・・』
炎に包まれるシケリペチム首都。
泣き叫ぶ民人達。
eruru『ひどい・・・・』
追いついたエルルゥがあまりの惨状に目を覆います。
そこまでして、その本性を見たいと言うニウェ。
一体ハクオロの本質とは・・・

『みな、”貴様”がやったことと信じておるわ』
『貴様ぁ・・・許さん!』
ますます恍惚の表情を浮かべるニウェ。
その怒りが、憎しみが、貴様の本性を目覚めさせるのだ。
聞けハクオロよ。
ヤマユラも、オリカカンも、トゥスクルも。
全て貴様の為に『死ぬ』のだ。
もちろん、このシケリペチムもな。
汝という獣を育てる贄よ!

『・・・コンナノモノガ』
”ゆらり”と立ち上る黒い気配。
eruru『駄目っ!!』
諫めるエルルゥ。
しかし、彼女を止めたのはカルラでした。
(決着は、彼に付けさせよう・・・)
そんな意味合いがあったのでしょうか。
そして、eruruの言葉の意味は
そのままの通りだったのでしょうか?

戦いの舞台は燃えさかる城内へといつしか移っていました。
剣を振るい、互いを喰らいあう戦い。
肩口を貫く互いの剣。
『・・・満足か、これが望んだ結果か!』
コンナコトノタメニ。
ニウェェェェ!!!
そして現れた異形の怪物。
(貴様こそ・・・最高の・・・獣よ・・・)
その身を食い千切られながら、
ニウェが残した言葉がとても印象的でした。
仮面が人の本性を隠すものであるならば。
普段の優しい彼と、異形の彼。
果たしてどちらが本物なのでしょう?
あるいは、『そのどちらも』なのでしょうか。

雨がやみ、流された血が洗われる頃に。
戦はようやく終わりました。
ハクオロの鉄扇を抱き、その帰りを待ちわびるエルルゥ。
やがて・・・
城内から出てきたハクオロに、無言ですがりつくeruru
取り落とした鉄扇が、ただ雨に打たれる中で・・・

物語は新章へと舞台を移していくのでした・・・


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うたわれるもの 第14話 『戦禍』 
2006 07 13
Thu 01:21:46
うたわれるもの 第14話です


今回は、ハクオロの苦しみが
余計に募った回だったかもしれません。
好きな人の暮らしを守り、戦を無くす為だけに戦ったのに。
戦はなくならず、何も代わらない現実。
それは、彼自身のあることにも関係があって・・・


主観的あらすじ


シケリペチムの軍勢が再び国境を越え、
トゥスクル国への侵攻を開始しました。
オボロ、カルラらの活躍により、
幾つかの戦いで勝利を収めはしましたが、
敵の襲撃は増すばかり。
そして相当数の犠牲者も。
しかし、悲しいことばかりでもありませんでした。
自らの誤解を詫び、改めてハクオロたちの末席に加わったトウカ。
『義には義を持って答えねば・・・』
その頃、ニウェは敵国の捕虜を捕らえては、
彼らに対し何らかの術を施していた様子。
傍らには、謎の男の影が。
『ハクオロとか言ったな。必ずわしの期待に応えてくれよう・・・』
そして始まるシケリペチム軍の攻勢!
戦火に包まれる集落。
その中で焼かれる民家。
エルルゥを伴い、火の中に取り残された
子供を助けに向かうハクオロ。
目の前で母を失った子供。
ただ、好きな人の暮らしを、安寧を守りたかっただけなのに。
増え続けるのは、悲しみだけ。
それは、過去から続く連鎖なのでしょうか・・・


さて、まとめ感想に。


・戦禍のもたらすもの
次々と放たれる矢。
燃える民家。
倒れていく兵達と、民人。
それはどちらが正しいとか悪いとか、
そういうものではなくて。
ただ、後に残るのは『悲しい』と言うことだけで。


・戦局の打開の為に
『敵は国境にまで退いたようです』
広間で戦況報告を聞くハクオロ。
『このままでは済まさん!』
憤るオボロ。
兄者、一気に攻めるべきだ!
『いや、今は守りに徹する』
国力10倍の差。
そして負傷した兵を考えれば、専守防衛もやむなし。
この時のハクオロの判断は間違いではなかったのですが、
敵はそれ以上に狡猾で、周到に罠を仕掛けていました。
『挑発』という、一番イヤらしい方法で。


・トウカ、武人のけじめ
touka『牢から出されたということは、
私の処遇が決まったということですな』
既に覚悟を決めていた様子の彼女。
誤解とはいえ、この国の者を何人も手にかけたのは事実。
されば、この首を・・・
『無用だ』
エルルゥ。
『はい。』
刀を返すハクオロ。
eruru『私達は、貴女を"恨む"理由がありません。』
すべては、哀しい誤解だったのですから。


『くっ!』
すかさず剣を抜き払い、自らの首筋に当てるトウカ。
轢き切るはずだったその刃は・・・
鉄扇に弾かれていました。
『死ぬのはまだ早い。そなたにはまだやることがあるはずだ』
運ばれてくるオリカカンの亡骸。
『彼を国の土に返してやってくれ・・・』
それから、罪は扇動した者こそが負うべきだ。
同時に伝令からの敵襲を告げる知らせ。
『出るぞ!』
出陣する彼の背中に、
無言で頭を垂れるトウカが残されるのでした。


・翻弄されたのは、どちら?
各地で展開される戦闘。
谷間での戦闘は、オボロたちの策が図にあたり、勝利。
また、別のところではクロウ達が。
カルラの助けもあり、勝ち進んだのは良いのですが・・・
dorii『勝った気がしませんね・・・』
確かに。
敵の本体を潰した訳でもなく、
ただ繰り返される散発的な戦闘に勝利しただけで。
増えていくのは、犠牲者と負傷者の数だけ。
ただ、それだけなのですから。


・カルラ、鬼神の戦い。
無造作に斬馬刀を振り回し、敵兵を粉砕する彼女。
刀を一振りするたびに、飛び散る敵兵だったもの。
『この化け物が(ー'`ー;)』
karura『失礼ですわね(*^-^)フフフ』
あのね^^
酒瓶持ちながら、言うセリフじゃないですって^^;


・ニウェの闇
捕らえた捕虜同士を戦わせ、その命がけの戦いを楽しむ彼。
傍らには、妖しげな男。
一言も発せず、ただ側に立ち王の所業を眺めるだけ。
『贄はそろえた。あとは貴様しだいだ』
ワシのタノシミを満たしてくれるのは、多分アイツだけじゃて。
残忍な笑みを浮かべるニウェ。
彼の目的は、ただそれだけなのでしょうか?
さらに地下牢でのやりとり。
やはり、まだ何かありそうです。


・言葉と裏腹に
『負傷者が増えています』
敵の狙いは何でしょうか?
改めて敵の目的を推し量るハクオロたち。
『挑発だろう。』
今は待つのだ。
『恐らく、奴に勝てる策はひとつだけ』
私を信じ、付いてきてほしい。
一様に頷く面々。
だれもが、ハクオロを信じている表情。
しかし、たった一人だけ、それを信じきれない人物がいました。
当のハクオロ本人が。


夜空を見上げながら、自分の言葉を反芻する彼。
そして、やってくるエルルゥ。
『流れが速いですね・・・』
何気ない会話の中から始まるハクオロの独白。
『私を信じるか?』
私の言葉一つでこの国の明日が決まる。
苦難を強いると分かっているのに。
『私は好きな人の暮らしを守りたかった』
なのに、戦いは終わらない。
苦難も続いている。
『一体私は、何処に向かおうというのだろうか・・・』
それでもエルルゥは変わりませんでした。
eruru『私に分かるのは、信じているということだけ』
何があっても、絶対に。
それは遥か昔からの約束だから。
例え今の貴方がそれを覚えていなかったとしても。


・たった一つの勝機にかけて

村を焼き、進軍を開始したシケリペチム軍。
抗する策は1つ。
敵軍を総て自国に引き入れ、敵国を手薄にし、
総大将の首を討ち取る。
オボロが、クロウが、カルラが、それぞれの戦いに挑む中、
ハクオロもまたエルルゥと共に戦陣のなかにいました。
『総大将、ハクオロとお見受けする!』
その首、貰い受ける!
おりしも逃げ惑う民人を連れながらの戦闘。
窮地のハクオロを救ったのは、かの誇り高い武人でした。
『貴様、寝返るか!!』
寝返る?違うな。
touka『義には義を持って返すのがわが部族の習い』
故に義に応えたまで!
白刃を振るい、敵を一蹴するトウカ。


その時でした、
泣き叫ぶ子供の声を聞くエルルゥ。
燃える民家に飛び込み、子供を救おうとする彼女。
母親は落ちてきた梁に挟まれ、もはや身動きもならない状態。
『どうか、その子をお願い・・・』
駄目です!
eruru『この子には、貴方が必要なんです!』
燃える梁を掴み、なんとか持ち上げようとする彼女。
ハクオロもまた、エルルゥに加勢しますが・・・
『危ない!』
エルルゥと子供を両脇に抱え、
燃え盛る民家から脱するハクオロ。
崩れる家の中で、子供だけでも逃がせたことに満足し、
その生を終えようとする母親。
『ごめんね・・・ごめんね・・・』
しゃくりあげるエルルゥの泣き声が、ただ戦場に響いて・・・


ついにハクオロは決意しました。
単身、ニウェの城へ赴き、決着を着ける事を。
伴にはカルラ、トウカ、そしてエルルゥを。
『私がニウェを討つのが先か、それとも全滅か』
コレが最後だ。
こんなことは終わらせて見せる!
悲壮な決意を胸に、馬を走らせるハクオロ。
そして、物語は15話へと・・・
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うたわれるもの 第13話 『血塗られた戦い』 
2006 07 03
Mon 23:41:29
うたわれるもの 第13話です。


今回は、ハクオロ=ラクシャインの図式が崩れると共に、
ハクオロに眠る記憶の片鱗が少しだけ
垣間見える回だったと思います。
お話的には、今回もかなり良かったですね。


主観的あらすじ


touka『次は逃がさぬ!』
意気込むトウカ。
正義を何よりも重んじる”エヴェンクルガ”の彼女が
敵方についていると言う事は、
トゥスクルの民、兵達に衝撃を与えるのに
充分すぎる程でした。
そして、それはハクオロにとっても同じことで・・・
『自分が何者かが分からない』
不安を酒で紛らわせる日々を送るハクオロ。
『何者かわからぬ不安を抱えるなんて』
まるで滑稽じゃないか!
エルルゥはそんな彼を優しく叱り、そして励ますのでした。
eruru『ハクオロさんが”誰か”なんて、どうでもいいんです。』
『君はどうして私を?』
赤面しながらも答えるエルルゥ。
『覚えていますか?』とあることを尋ね返すのだった。
少数の騎馬兵を率い、決戦に赴くハクオロ。
オリカカンの軍と対峙する彼らの前に、当然のように現れたトウカ。
『命が惜しくば、道を開けろ!』
駆けるトウカを迎え撃つクロウ、オボロ。
それを尻目に、オリカカンはハクオロを狙う。
『追い詰めたぞラクシャイン!』
それすらも滑稽な喜劇でしかありませんでした。
全ては奴の仕組んだお芝居。
その掌の上で弄ばれる人の命、そして運命と言う川の流れ。
ハクオロよ、わしはな。
『お前の中に潜む獣が見たいのだ!』
けたたましい笑い声と、地を覆う軍勢が近づいてきて・・・


さて、まとめ感想に。


・揺らぐ信頼
エベンクルガ、と言う部族。
義を守り、誠実な行いに力を貸すと言われる誇り高き部族。
その武人が敵国にいる、と言うことは
やはり国民にとってもかなりの衝撃だったようです。
『ハクオロさまがわるいひとなの?』
子供の素朴な疑問。
善も悪も、立場を変えれば容易にひっくり返るもの。
その中でただ1つ揺らがないものは、『信頼』と言う1本の綱。
それすら、今は揺らいでいるようで・・・
同じようにハクオロもまた苦しんでいました。
政務に没頭するなどして、
何とか不安と戦っていたようですが・・・


・エルルゥの母性
ベナウィの進言もあり、休むことにしたハクオロ。
酒肴を持っていくエルルゥに、カルラがからかいとも
あるいはアドバイスとも付かぬ言葉を送ります。
karura『つらい時に甘えさせてあげるのが、女の務めですわ』
eruru『えっ、あの・・・ソノ・・(〃・pq・〃)モジモジ』


ハクオロにとっては、とてもツライお酒だったようです。
ただ酔う為に杯をあおるだけ。
そんな彼を、エルルゥは時に優しく、厳しく諫めるのでした。
『薬師として、黙っていられませんヽ(`Д´)ノ!!』
『ふ、毎日同じことで叱ってくれる・・・』
ぽつりとハクオロが、本音らしきものを洩らしました。
『母がいたら、同じ事を言うのだろうか』
父ならば、怒鳴りつけてくれるのか。
『(可笑しいか、)君eruruを母のようだ、と言う私は?』
そっとその手を握る事で返答とするエルルゥ。
彼女を引き寄せ、重ねてハクオロは問いかけます。
『君は、私が怖くないのか?』
『・・・・。』
すまない、忘れてくれ。
そっと彼女を離すハクオロ。
部屋を去るかに見えたエルルゥですが、
そうではありませんでした。
大きな背中にその身を寄せて、彼女は言います。
eruru『私にとって、ハクオロさんは”ハクオロ”さんですから』
包み込むように抱きしめる彼女が、
とても女性らしさを感じさせますね・・・


・本当の『理由』はまだ言えなくて
翌日。
ハクオロを連れ、草原に出かけたエルルゥとアルルゥ。
『君はどうして私を?』
赤面しながらも答えるエルルゥ。
『覚えていますか?』とあることを尋ね返すのでした。
eruru『ハクオロさんが、私達を”家族だ”って言ってくれた事。』
それが理由じゃ、駄目ですか?
aruru『おとーさん、たのしいねヽ(*´∀`)ノ』
無邪気に飛びついてくるアルルゥ。
そんな彼女に優しく応えるハクオロの姿を見て、
ふとエルルゥは涙をこぼすのでした。


・決着、道化同士の戦い
『敵襲!』
衛兵の言葉が優しげな空気を破りました。
ついにオリカカンとの決戦が始まるようです。
少数精鋭で挑むハクオロ。
門の守りをムックルに任せ、城を出立する彼。
心配げに見守るエルルゥとアルルゥ。
『大丈夫だ、私は”私”だ。』
aruru『ん(必ず帰って来てね)』


館から、この様子を眺めているウルトリィ。
じいやのハクオロを疑うような言葉に対し、
それをきっぱりと諫めるのでした。
urutorhi『あの方は、自ら戦闘に立つ事で皆を導こうとしている。』
そして、もう一人の可愛い援軍も。
背中に風呂敷一杯の武器を詰め込み、抜き足差し足で
助っ人に行こうとするカミュの姿が。
kamyu『おじさまの助っ人に・・・なんて(≧▽≦)』
彼女としても、いてもたってもいられなかったようです。
残念な事に、ウルトリィに止められてましたが。


荒地を前に、互いににらみ合う両陣営。
『決着をつける!』『食い破れ!』
激しい戦闘が始まりました。
touka『命が惜しくば道を開けろ!』
その言葉どおり、白刃を振るい、鬼神の働きを見せるトウカ。
その前に立ちふさがるクロウ、そしてオボロ。
その頃ハクオロは、オリカカンと
一騎打ちの様相を見せていました。
加勢をと思い立ったトウカを足止めする二人。
しかし、今だトウカの歩みは止まらず・・・とは行きませんでした。
カルラ、そしてベナウィにより3重4重に囲まれるトウカ。
『卑怯な・・・』
一時は観念したかに見えましたが、
やはり彼女は只者ではなく・・・
隙を突き、囲いを脱する事に成功!
オリカカンの加勢へと向かうのでした。

・ハクオロの本性?
そのころハクオロたちの戦いもイチオウの決着を見たようです。
鉄鞭を弾き飛ばし、逆に鉄扇を突きつけるハクオロ。
『どうだ、今の気分は。』
余から全てを奪い、晒し者にする気分は!
『私はハクオロだ!』
今度は迷うことなく答えるハクオロでしたが、
『罪は消えぬ、その手が証拠だ!』
その言葉に我を失うハクオロ。
蘇る過去の片鱗。
異形の姿。
『ツミダト・・・コノテイドノコトガカ!』
その言葉と、醸し出す雰囲気に呑まれるオリカカン。
そして・・・
『ぐあっ!』
その喉に突き立つ矢。
放ったのは、仇敵ニウェでした。
『全てはな、貴様を煽る為に利用したのだ!』
追いついたトウカもその言葉を聞き、愕然とします。
『その怒り、貴様の中の獣を見たいのだ!』
わっはっはっ・・・
高笑いと共に去っていくニウェ。
touka『それがしは、取り返しの付かない事を!』
空を仰ぎ、嘆くトウカの声が響き渡り・・・


ますます謎を深めてきた物語。
次回からはトウカもハクオロたちに加わるのでしょうか?
タノシミですね・・・
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うたわれるもの 第12話 『動揺』 
2006 06 26
Mon 04:41:45
うたわれるもの 第12話です。


今回より物語は中盤を迎えます。
ハクオロの苦しみが、より明確になった回かもしれません。


主観的あらすじ


闇夜のなか、剣を引っさげて立つ人物。
周囲を兵士に囲まれてなお、いささかの動揺も
態度に見せないその男の顔には、あの人と同じ仮面が・・・
『裏切り者よ!その罪、死を持って償うがいい!』
ハクオロを罵り、彼に向かって突き進む敵将オリカカン。
その時、カルラの振るう大太刀が敵の進軍を食い止めるも
敵に与する武人、トウカの刃が閃光を放ち、
あわやカルラの首輪をかすめる!
『悪漢に与するとは・・・その剣が泣いているぞ!』
『この剣も血肉を喰らいたいと・・・哭いておりますわ』
自身が行ったと言う残虐な行いを聞かされ、
過去を失っているハクオロは疑惑と苦悩に苛まれる。
そんな彼を案じるエルルゥに、ハクオロは
もう一度、自分の名を呼ぶよう請うのだった。
『もう一度、呼んでくれないか?私を』
機動力に優れ、容易に本陣をつかませないクッチャケッチャ。
敵の先手を打つべく、渓谷に赴いたハクオロたち。
そこで再び、トウカと刃を交えるが・・・
果たして、義はどちらにあるというのか?


『今までといっても少しですけれど・・・分かります』
『ハクオロさんはそんな人じゃありません!』



さて、まとめ感想に。


・もう一人の仮面の男
果たして、オリカカンが言うように
ラクシャイン=ハクオロなのでしょうか?
中盤初めのキーポイントですね。
『その罪、忘れたとは言わせんぞラクシャイン!』
義憤に燃え、鉄鞭を振るうオリカカン。
彼の言うとおりだったとして。
ハクオロは本当にそのような悪鬼だったのでしょうか?


・武人、トウカtouka
エベンクルラ一族と言う、高地に住む武人の一族。
それぞれが武に名を残す程の武士達。
義によって戦い、義に殉じて生涯を終える。
そんな彼女が、
オリカカンに迫ったカルラを迎え撃ちます。
鋭い太刀筋がカルラの首輪をかすめ・・・
『エベンクルラの噂、口先だけではないようね』
karura『この剣も血肉を喰らいたいと・・・哭いておりますわ』


言うや手にした大太刀を振り回し・・・
地を切り裂く荒業を披露するカルラ。
状況を見て取ったトウカは、
すかさず撤退を進言するのでした。
touka『(このままでは)散った同胞に申し訳が立ちません!』
鮮やかな引き際を見せるオリカカン。


『感情に流された報いか・・・』
ハクオロもまた、己の所業に肩を落とすのでした・・・


・広がる動揺

大広間に集まるベナウィたち。
『王は?』
先ほど眠られました。
eruru『テオロさんとは、仲良しでしたし・・・』
今は、私も皆さんといさせてください。
静かにふけていく夜。
それぞれが、ハクオロの過去に思いを馳せながら・・・


ハクオロは、夢を見ていました。
『誰だ・・・私を呼ぶのは?』
応えに答えたのは、人ならざる黒い影。
『やめろ、来るな、私をそんな目で見るな!』
お前達をそうしたのは、私ではない!
私?
『私は・・・だれだ?』
お前は、ラクシャインだ。
『違う!』
『何故、違うと言い切れる!』


絶叫と共に目を覚ましたハクオロ。
側には、エルルゥが付いていました。
eruru『ハ、クオロさん・・・?』
『すまない、もう一度・・・言ってくれないか?』
名前を。
変なハクオロさん。
eruru『王の体を壊したとあっては、薬師として失格です』
さ、食事を・・
『いや、私は・・・』
『駄目です!』
ちゃんと食べないと、力、出ないですから。


・小さな力
カミュとアルルゥは花摘みに出かけていました。
kamyu『いっぱい摘んだね』
aruru『ん』
みんなの分。
そして、おとーさんの分。
少なくとも、アルルゥにとってハクオロはハクオロのようでした。
そして、その想いが思いがけない情報をもたらし・・・


・義とはトゥスクルか、クッチャケッチャか?
オボロはドリィdorii、グラァguraを伴い
トウカの追跡を始めましたが、
それは彼女の知る所だったようです。
touka『付けてくることなど、お見通しだ』
オボロの双剣を最小限の見切りで捌いていくのですが、
大木に剣を突き刺してしまい・・・
『もらった!』
その時、トウカの恐るべき剣が・・・
なんと大木を切り裂き、無造作に一閃!
一転して追い込まれるオボロ。
touka『義は我にあり』
不浄な剣が、我に届く事はない。
剣の冴えもさることながら、迷いのない言動。
本当に、彼女の言う義が彼の国にあるというのでしょうか?


・機動力を封じて
クッチャケッチャの利点は騎馬戦術にあるそうです。
機動力に優れ、陣を転々と変え、
敵をかく乱する戦法に優れた国とのこと。
さらに、あのエベンクルラの武人もいるとなれば。
『義によってしか動かないと言います』
もしや、王の過去に関係が?
『・・・失言でした』
不明を恥じるベナウィ。
しかし、拭いきれない疑問が残るのも確かな話で・・・


不穏な空気を一掃したのはエルルゥeruruでした。
『おばあちゃんが言ってました』
『悩みで行き詰った時は、考えてもそこからは抜け出せない』
そんなときは。
『お茶でも飲んで、くつろいだ方が良いって』


改めて、敵陣を攻める算段を練るハクオロたち。
『この山脈が・・・』
aruruココ!
突然、泥だらけ、傷だらけのアルルゥが飛び込んできます。
『ここに、橋、ある』
匂い追ってたら、橋あった。
kamyu『ねー』
どうやら、カミュも一緒だったようで・・・
『カミュ!』
『アルルゥ!』
それぞれのお姉さんに怒られてました^^
eruru『ねー、じゃありません!』
urutorhi『カミュ、どうしてそんなことをしたのか
答えられないのですか?』
実は、二人してヤマユラに出かけていたようです。
亡くなった村人達を弔う為に。
そして、摘んできた花を差し出すアルルゥ。
aruru『お花』
ありがとう、アルルゥ。
優しく抱きしめるハクオロ。
aruru『ん』


・橋を落として
渓谷にやって来たハクオロたちを待ち受けていたのは、トウカでした。
touka『ラクシャインの仲間は獣持ちと言う事か』
私は悪漢に屈する訳には行かないのだ!
トウカとカルラ、二人の戦いが始まりました。
橋の上で刃を交える両者。
この時既に勝敗は決しており・・・
karura『せっかく楽しかったけれど』
橋を切り落とすカルラ。
『それでは、ごきげんよう』
落ちていくトウカ。
いつか、彼女の誤解が解ける日もやってくるのでしょうか?


・私だけは、何があっても一緒にいます
その夜、自室で酒に溺れるハクオロ。
心配したエルルゥが諫めますが、
どうしても飲まずにはいられないようで・・・
『私は、自分の妻と子を殺した男だそうだ』
eruru『ウソに決まってます!』
『本当だとしたらどうする?』
ありえないことではない。
記憶がないのだ、あながちウソとも言い切れまい。
身を切る苦悩がありありと仮面越しにも伝わってきて・・・
『記憶がないことが、こんなにも不安で怖いものとはな』


エルルゥは意を決したように言いました。
今までと言っても、少しの間ですけれど・・・
私には分かります。
ハクオロさんはそんなひとじゃない。
それに・・・
eruru『何があっても、私はハクオロさんの側にいますから』


一人じゃない、と言うことがこんなにも暖かい時。
誰かにすがれる、と言う事はとても幸せなことかもしれませんね。


とても良いお話だったと思います。
次回も楽しみですね・・・
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うたわれるもの 第11話 『永遠の約束』 
2006 06 19
Mon 05:04:37
うたわれるもの 第11話です。


こちらも約2週間ぶり、と言う事になりますか。
ヤマユラを襲った悲劇と、
ハクオロの記憶に関する物語の始まりを
予感させる形のお話でした。
泣きじゃくるアルルゥaruruの表情が、
非常に印象的だったと思います。


主観的あらすじ


ハクオロは、ウルトリィを使者として
近隣諸国と同盟、ニウェへの対抗措置を考える。
程なく交渉もまとまり、いざ調印・・・
そのとき。
敵襲を知らせる知らせが舞い込んできます。
『オヤジさん?』
ヤマユラのテオロでした。
村が敵に襲われてる、助けに行ってやってくれ。
村人の身を案じるハクオロに、
『心配スンナ、アンちゃん』と強がるテオロ。
しかし、その体はもはや・・・
城外では、謎の敵集団が奇襲をかけてきました。
守備兵に命じ、馬防柵を展開、退路を封じて
敵兵を殲滅しますが・・・
少しも怯むことなく真っ直ぐにハクオロを狙って突き進む敵軍。
やがて戦いが終わり、絶命寸前の最後の敵兵がハクオロに対し、
呪詛の言葉を吐きかけます。
『貴様の苦しみこそが、我らを至福へと導く・・・』
その一方で、ヤマユラは炎上。
生存者は一人もいませんでした。
悲しみと憎悪が、ハクオロを、エルルゥを切り裂き、
アルルゥの悲しみだけが無残に響き渡る・・・
仇討ちとばかりに敵国、クッチャケッチャとの開戦を決意した
ハクオロ。
戦場で、彼は思いも寄らぬ名で呼ばれ、
かつ彼を敵と付け狙う女性に刃を向けられる!


さて、まとめ感想に。


・嵐の前の静けさ

穏やかな日々を取り戻したヤマユラ。
畑仕事に精を出し、時にハクオロの残した肥料を無駄遣いして、
テオロに怒られたり・・とつつましくも幸せそうな日々。
それはいつまでも続くはずでした。
そのはずだったのに。


・同盟を結んで
ニウェとの戦いに備え、
同盟を結ぶべくウルトリィurutorhiの尽力を借りるハクオロ。
今回は妹のカミュkamyuも同行しており、
彼女はアルルゥ、ユズハとの親交を暖めます。
アルルゥには木彫りのムックル人形を。
『おーヽ(*´∀`)ノ』と大喜びのアルルゥ。
ユズハには、貝殻を。
『海の音だよ・・・』
yuzuha池よりも、大きいんですか?
うん、もっともっと大きくて、水もたくさんあるんだよ。
そんな風に説明するカミュ。
すっかり仲良しさんですね^^


・邪な風が吹いて
つつがなく交渉も終わり、後は調印だけと言うそのとき。
テオロが足音高く入ってきます。
『村が襲われた!』と。
動揺するハクオロ達を元気付け、自らは強がるテオロ。
思えば、この時のオヤジさんの様子が変でしたね。
今までならば、自分も戦いに参加していたはずなのに。
『疲れちまったから、少し休ませてくれ』
その言葉の後ろには、あのような結末を隠していたとは・・・
城内へ敵を引き込み、殲滅を図るハクオロ。
入り口を1つだけ開放し、侵入した敵を馬防柵で包囲、
弓矢隊で攻撃する。
戦術は図に当り、次々と敵を撃破していく中、
オヤジさんは、最愛の妻の幻と、村人の幻影を見ていました
『こんどばかしは、サスガに疲れたぜ・・・』
その言葉を最後に、崩れ落ちるオヤジさん。
背にした柱には、最早助からない程の血が・・・


・死人と化してまで
その頃には城内の戦も決着が付いていましたが・・・
状況が不利であるにもかかわらず、
死をも恐れずに向かってくる敵兵。
カルラkaruraが評するには、彼らは死人であると言います。
その身は生きながら既に死んだもの。
故に罠も恐れないし、死もカンケイナイの。
karura『そこまで恨まれる事をしたの?』
その問いに答える術を持たないハクオロ。
『すまない、私には記憶がないんだ・・・』
もし真実、彼が記憶を取り戻した時。
本当にそこまでの事をやってしまっていたのでしょうか?
仮面の下の素顔には、一体何があるというのでしょうね・・・


・だいすきなひとがいなくなる、ということ
ヤマユラは全滅しました。
オヤジさんの亡骸を前に、
その死を理解できない様子のアルルゥが
必死に呼びかけを続けます。
aruru『オヤジ、起きる!』
aruru『おやじ、起きるっ!!』
何度も何度もその体をゆすって。
ハクオロは静かにアルルゥを諭しました。
『オヤジさんは、もう、起きない』
トゥスクルさんと、同じ所へ行ってしまったんだ。
それでも彼女はあきらめませんでした。
aruru『オヤジ、起きる!!』
何度も、何度も、繰り返し。
顔を涙でくしゃくしゃにしながら。


それはエルルゥeruruにとっても同じ想いであったようです。
eruru『私は・・・大丈夫ですから・・・』
そんな彼女達を薬で寝かしつけ、様子を窺うハクオロ。
エルルゥの髪をなで、布団を直してやったそのとき。
そっとハクオロの手をエルルゥが握っていました。
今回はテオロさんだった。
eruruでも、次は・・・ハクオロさんかもしれない。
ひょっとしたら、そんな気持ちがあったのかもしれないですね・・・


・ただ、感情のままに
今回の襲撃はニウェではなく、新たな敵国クッチャケッチャでした。
それもハクオロに相応の憎しみを抱いている様子です。
一時は感情を制して大局を見て動こうとしたハクオロですが、
ついに立ち上がりました。
『これよりクッチャケッチャに進軍する!』
今回はエルルゥ・アルルゥも一緒でした。
しかし、アルルゥはこう言います。
aruru『いまのおとーさんの顔、怖い』と。
ただ、感情のままに敵を討ち、戦う。
子供らしい敏感さでそのあたりを感じ取ったのかもしれません。


・ハクオロの過去につながるのか?
戦火のなか、ハクオロを付け狙う女性toukaが現れました。
名をトウカtoukaと言い、義によって助太刀をしているようです。
また敵軍の大将にとっても、ハクオロは仇敵のようですが・・・
ハクオロを義理の弟と呼び、名をラクシャインと呼ぶ敵の大将。
それがハクオロの真名かどうかはわかりませんが、
これからの物語の主体に絡んできそうな感じがしました。


PS2版の製作も順調のようですし、次回の放送も通常通りですし、
タノシミですね^^
※6/25追記
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