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恋する天使アンジェリーク 最終回です。

これを持って、1期の幕は下りましたが、
実質的には2期へのプロローグ的な扱いだったと思います。
よいまとめ方でした。

主観的あらすじ

決意も新たに聖地へ戻ったエンジュ。守護聖たちも心をひとつにします。
サクリアの精霊によって危機にひんした聖獣の宇宙を救うため、
女王がエンジュに託した想いとは……!

最後に取り残されてしまったエンジュ。
神鳥の宇宙との次元回廊も閉ざされ、守護聖との絆を断たれた彼女。
果たして元の宇宙に戻れるのか?

もの凄く気になる終わり方で幕を降ろしたぶん、
2期への期待はうなぎ上りですね。


ki『エンジュ・・ダイジョウブ。キズナハキレナイモノヨ(*^-^)』

さて、長文のマトメ感想に


・迫る隕石

研究所で、隕石の到達予測時間を計算するエルンスト。

er『到達まで・・・1時間』

広間でも、守護聖たちが打開策を講じていますが・・・

os『宣言どおりにやりやがったな』

os『一体、サクリアの精霊って何なんだ!』

lu『サクリアの精霊とは・・』
私達守護聖と同じ、サクリアを司る存在です。

os『同じ?』

lu『サクリアは守護聖が司るものなのですが・・・』
聖獣の宇宙では、守護聖よりも先に
サクリアを司る存在が生まれてしまったのです。

lu『故に、自分と同じくサクリアを司ろうとする人類を・・・憎んでいるのです』

mar『僕は、精霊の気持ちが分かる気がしていたのに・・・』
それでも、人を滅ぼそうなんて。

lu『今の宇宙はエンジュが命をかけて誕生させたものです』
何としても・・・守りたい。

それが守護聖達の思いだったようです。
そして、神鳥の女王の願いでも。


・駆けるエンジュ

迷いを振り切り、聖地の廊下をゼフェルと共に走るエンジュ。

その目の前に、クラヴィスが現れました。

cla『ここへ戻るとはな・・・』
正直思いもしなかった。

en『失ったモノも、取り戻すことが出来ないものもあるけれど・・』
それ以上に!

en『得たものは大きいんです!』
だから、私の使命をやり遂げてみようと思います。

かつてのエンジュと違い、迷いを振り切った表情。
暫しの間、二人は互いの顔を見つめあい・・・

やがてクラヴィスが口を開きました。

cla『覚悟は・・・いいのか?』

en『はい』
迷いのない台詞。

ならば・・・
背を向けながら、声に出さない声をもらすクラヴィス。

cla(皆がお前に力を貸すだろう・・・)
もちろん、私も。

ほどなく広間に辿りついたエンジュ。

en『只今戻りました!』

ju『よく戻ってくれた』

守護聖達の笑顔が、エンジュを迎えてくれて・・・

os『それから、”小僧”もな(*^-^)』

相変わらず、口の悪いオスカー。

ze『・・まだ”小僧”かよ(`皿´)』

lv『私は、今のゼフェルの事を頼もしいと思ってますよ』

エンジュが戻ったことにより、自然と軽口も出てきた広間。

状況を再確認させたのは、ジュリアスでした。

ju『今、聖獣の宇宙は最も厳しい状況を迎えている』
だからこそエトワールを9人で支えるのだ。

ze『9人?』
ゼフェルが怪訝そうに問い返すと・・・

ju『今のお前からは、鋼の力が満ちているのを感じる』

そして、もう一人、エンジュの帰還を心から待ち望んでいた人が・・

limo『エンジュ、戻ってくれた事を嬉しく思います』
今、聖獣の宇宙に危機が迫っています。
そして、それを救うのが貴女の使命。

limo『1人の想いが、どれほどの力を持つのか、貴女は知ったはず』
そして今貴女の心も。
とても深く、強く育とうとしています。
それは貴女の力にきっとなるはず。

limo『心の思うままに任せなさい』
それから、私達の心も一緒に。

limo『私とロザリア、そして9人の守護聖達の思いを持って』
その証を貴女に授けます。

そして光に包まれるエンジュの手に、9人の守護聖のサクリアが届き・・・
1本の杖へと変化を遂げていくのでした。

limo『行きなさいエンジュ、貴女の心の思うままに』
貴女が1人で乗り越えなくてはならない、伝説のエトワールとしての
使命を果たす為に。

en『はい』
頼もしい返事を返す、若きエトワール。

er『予測時間まで・・・あと25分』


・聖地でのぶつかりあい

聖獣の宇宙へと向かうエンジュ。

en『怖い・・・だけど』
それでも何が出来るのかなんて、もう考えない。

en『全ては心の思うままに』

その頃の神鳥の宇宙の聖地では・・・
暴れ狂う精霊の様子を見ていることしか出来ない守護聖達がいました。

mar『!』
精霊が飛ぼうとしている。

os『行き先は聖獣の聖地か!』
あそこにはエンジュが!

ze『くそ、俺たちが行けたら!』
やり場のない怒りを吐き出すゼフェル。

ze『何で一人で行かせた!』

limo『一人ではありません』
私達の想いは、エンジュと共に有ります。

limo『それがエンジュを守ると信じ、共に立ち向かうと信じましょう』

同時刻、聖獣の宇宙。
聖地に辿りついたエンジュ。

en(精霊と話をする・・・説得してみせる!)

逸る気持ちを抑えながら、聖地を目指すエンジュ。

ario『やはり来たか』

その前に立ったのは、アリオスでした。

en『私は使命をやり遂げるつもりで来ました』
自らの覚悟で、返答とするエンジュ。

ario『・・・いい度胸だ』
俺もここには一仕事しに来たんでな!

いうや剣を抜き、背後に迫っていた精霊に切りつけるアリオス。
がしかし、傷を負わせるどころか逆に転移させられてしまうのでした。

驚異的な能力を誇る精霊の前に、手立てを失うエンジュ。

壁際に追い詰められ、今にもと言う時に、
精霊が意外な質問を投げかけました。

『人は生きるに値するのか?』と。

答えるエンジュ。

en『私は人を、生きる人を愛しています!』
そして信じ続けると。

人は生まれ滅びていくが、それは人の持つ性だと断じる精霊。
破壊を忘れない性があるからこそ、我が滅びに手を貸すのだと。

エンジュは重ねて言いました。

en『もう繰り返さない!』

en『人は破壊を忘れる日が必ずやってくる』

その言葉に怒った精霊が、今にもエンジュを飲み込もうとした時!

limo『いつも貴女の心の中に私達が居る・・』
9人の守護聖が、そして私が。

limo『貴女に私の力を託します・・・』
サクリアを統べる力を!

途端にエンジュの持つ杖から光があふれ・・
精霊を圧倒する力となりました。

『ぐ・・・1人なら何も出来ぬものを!』
ならば引き離す!お前と、奴らを引き離す・・!

今際の際に、不気味な予告を残し、消えていく精霊。
聖獣の宇宙の破壊は免れたものの、
その予言は現実となってしまいました。

聖獣の女王を転移させ、さらには神鳥の宇宙との次元回廊を閉ざしてしまった
サクリアの精霊。

一人取り残されてしまうエンジュ。
これもまた、彼女が伝説のエトワール故の運命なのでしょうか?

謎を呼ぶ終わり方で1期は幕を閉じたのでした・・・

2期への導入として良い終わり方だったと思います。
スタッフの皆様、本当に御疲れ様でした。


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恋する天使アンジェリーク 第12話です。


次回『対決の時』を持って、第1期終了のアンジェリーク。
3ヶ月のスパンを空け、来年1月に第2期が始まるこの作品。
今回は最終回に向け、盛り上がりを見せてくれましたね(*^-^)ニッコリ

メインはゼフェル、と言うことになるんでしょうが、
私的には『オスカー』ですね。

マジュイ・・・惚れてしまいそうだ(苦笑)
一人悩むゼフェルを叱咤し、励まし、
男として一皮むけさせたあたり
やっぱりカッコよいですね。
同性の方には、頼れる兄貴として。
異性の方には、凛々しい男性として。
そんな風にも見えたのではないでしょうか。

主観的あらすじ

愛に破れ、聖地を去ってしまったエンジュ。
自分のせいだと苦しむゼフェルを、ルヴァやオスカーが叱咤します。
ひとりになり、からっぽの心を抱える
エンジュの前に現れたのは……。


ki『JUMモネ・・・スゴクステキナヒトナンダヨ(*^-^)♪』

9/24追記
ご指摘を頂いたので訂正を。

誤)守護

正)守護

でした。
大変失礼いたしました。・゚・(ノД`)・゚・。

os『だから小僧(小娘)なんだよ、カンリニンはな(*^-^)クスクス』
※記事は修正しました。

さて、まとめ感想に。

・行き先の定まらない風のように

港町をさまようエンジュ。
日差しはこんなにも暖かいのに。
彼女の心の中には、寒風しか吹いていなくて。

その虚ろな瞳には、何が映っていたのでしょうか。
想いを告げて、やぶれさった心の破片(かけら)?
それとも・・・
想いを告げられ、戸惑う自身の生き筋?

それは今の誰にも、もちろんエンジュにも分かるはずがなく・・・
ただただ、今は歩き続けるしかないのでした・・・・


・女王、そして守護聖たちの想い

神鳥の宇宙で一人祈りを捧げるリモージュ。

limo『エンジュ・・・』
どうか、無事でいて欲しい。
願わくば、その心に再び光を。

聖地の大広間。

『もう、ここにはいられません』
もう、何も見えないのです。

ロザリアが手紙を読み上げると、集まった一同からは
落胆の溜息が上がるのでした。

os『一体エンジュに何が?』

mar『よっぽどの事、なんだろうね・・・』

ロザリアが口を開きました。
あの娘には、”好きな人”がいると。
きっとその事で苦しんでいる、と。
そして、それはエトワールの使命との板ばさみににも
遠因はあったようでした。

『私のせいで、ゼフェル様が守護聖ではなくなってしまう
それが最後の追い打ちだったのかもしれません。


ju『つまり、エトワールの使命に押し潰されてしまった、と言うことか』
あれほど、懸命に使命に取り組んできた彼女を。

lu『彼女は多くの命を救いました!』

lv『誰も彼女を責めることなど出来ません!』

クラヴィスがその不明を冷静に指摘しました。

cla『そうやって、彼女に期待をかけすぎてきたのだ、我々は』
エトワールの使命、一人で背負わせるには”重すぎる”ものを。

lv『恐らく、張り詰めていたものが切れてしまったのでしょうね・・』

ori『それは、いつか起こることだったのかも』

mar『エンジュの心を少しでも分かってやれてたら・・・』

恐らくは、ただ石版に選ばれたということだけで。
期待を一心に背負わせて、その重圧には誰も気がつくことがなくて。

改めて、自身の不明を恥じたジュリアスが口を開きました。
ju『悔やむよりも、私も思いを改めよう』
彼女は私達にとって、かけがえのない存在なのだ。

os『ふ(確かに、そうだったな。あのお嬢ちゃんは)』

ju『今すぐ探すのだ、エンジュを』
その心が、壊れきってしまわないうちに。
もう二度と、人を愛せなくなってしまう前に。

その様子を、窓の外を見ながらひとり思うクラヴィス。

cla『エンジュよ、今は何もかも忘れさまようがいい』
傷を癒すにも、一人となる時間は必要なのだから。
癒しを与える、夜の静けさのように。


・一人の男性として

自室で後悔にかられるゼフェル。

ルヴァが心配してやってきました。
lv『ゼフェル・・・』

俺のせいだ。
ze『俺がアイツを・・追い詰めたんだ』
聖地からも、使命からも逃げちまうくらいに。

ze『なあ、俺はどうしたらいいんだ?』
アイツにあんな事を言っちまった俺は。
サクリアの力すら感じ取れねえ今の俺が、
あんなことさえ言わなければ。

lv『・・気持ちを伝えたのですね?』
貴方が、彼女を好きだ、と言う気持ちを。

lv後悔しているのですか?』
さらにその思いの拠り所を確かめていくルヴァ。

lv守護聖だからですか、彼女がエトワールだからなのですか?』
貴方がエンジュを”好き”になったのは。

lv『私もエンジュが好きです』
それは守護聖だからでも、エトワールだからでもありません。
一人の男性として、異性として彼女に好意を持っているのです。

lv『後悔するのなら、何故伝えたのですか?』
ここで後悔しているよりも、
彼女を探すほうが先決なのではないですか?
それだけを言い残し部屋を出ると、
そこにはオスカーが待っていました。


・オトナになる、と言うこと。あるいは『根性を見せる』と言うこと

lv『聞かれていましたか(*^-^)』

os『ああ』

フシギなお嬢さんだな、全く。
os『いつの間にか、俺たちの心を掴んでいる』

ルヴァが照れ隠しのように言いました。
lv『(ゼフェルに)格好良い事を言ってしまいました』
私は彼女に気持ちを伝えることすらしていないのに。
行動したゼフェルを、うらやましいとすら思っているのですよ。

os『だがな、アイツもそろそろ大人になって良い頃だ』
それを教えてやるのも、俺たち大人の仕事だろう。
めそめそ一人で落ち込んで、自分のことしか見ていない時期は
アイツにとってももうオシマイにする時期だからな。

os『おい、小僧!』
なんだとこの!

いきり立つゼフェルに向かい、さらに挑発を続けるオスカー。

os『小僧が気に入らないか( ̄ー ̄)』

当たり前だ!

os『分からないようなら何度でも言ってやる』
イツまでそこにそうしてるつもりなんだ、小僧

掴んだ胸倉を横柄に離すオスカー。

ze『オスカーには関係ねえだろ凸(`△´#)!!』
あるな。

os『俺はうじうじしてる奴がダイキライなんだ』
こ、このやろう!!
殴りかかるゼフェルを軽くあしらうオスカー。

os『その程度で何が出来るんだ、小僧?』

ze『離せよ、くそっこの!!』

os『自分のことしか見ていない、周りのことなど見向きもしない』
だからオマエは”小僧”なんだよ。
いいか小僧。

os『今一番苦しんでいるのは誰だ?』
お前じゃないだろう。

os『たった一人、使命と戦いながら』
それでも俺たちの前では笑顔を絶やさずにいたのは誰だ?

os『お前は自分の言ったことから逃げてるだけだ』
そうやってうじうじしてな。
男だったら、小僧と呼ばれたくなかったら。

os言ったことの責任を取れ!』

ze『・・・俺は”小僧”じゃねえ』
ようやくオスカーの言いたいことが腑に落ちたゼフェル。

os『・・・お前が大人になったと認めたら、名前で呼んでやる』
それが、ゼフェルのけじめ、だったのかもしれません。
今の彼に出来る、最大限の事を。
ありったけの気持ちを込めて。


・異変、拡大

研究所。

er『サクリアの残留反応が・・・』
港町アウリアに!

ran『なら俺が行きます!』
ori『私も行くよ、女の子の気持ち、アンタじゃワカラナイだろうから(*^-^)』

同時に、聖獣の宇宙の異変をも感じ取る守護聖たち。
mar『怒りと悲しみが・・』

lu『何故、人は過ちを繰り返すのか・・・』

cla『人だからだ』
手にした喜びを手放せないから、人は時に間違うものなのだ。

lv『でも、人はその間違いを正して』

静かに扉が開いて・・

lv乗り越える力も持っているはずです』
そうでしょう?

後の言葉はゼフェルが引き継いでくれました。

ze『俺は守護聖としてはもう終わりだ』
聖地も去ることになるだろう。
けど、その前に。

ze『男として、エンジュを連れて戻ってくる!』
俺にはもう守護聖のことは関係ネエからな!
走り出す彼の背中には、もう迷いはありませんでした。

ju『そうだな。彼女の重荷は我らが共に担おう』
彼女は我々にとって、かけがえのない人なのだからな。

港町でエンジュを探す3人。
ori『闇雲に探すより、エンジュがこういうときどうするか』
それを考えないと!

ran『彼女なら・・海の側できっと』
よし!

真っ先に走り出したのは、ゼフェルでした。
良いですね、こうした直情的な所。
うらやましいものがあります。


・心の目覚める時

夕日の中、一人寄せては返す波を見つめるエンジュ。

en『もうどこへも行けない・・・』
すべてを投げ出してしまいたい・・・

en『私、どうしてこんなところにいるのかしら』
伝説のエトワールだなんて、もうそんなことも言えない。
みんなにメイワクをかけてばかりで。

en『戻らなきゃいけないのは分かってる』
分かってるのに、なのに・・・もう、動けない。

がっくりと膝をつくエンジュ。
服が水に濡れるがままに、自分を責め続けて・・・

en『どうしてこんなに弱いの?』
強がってみたりもしたのに。
背伸びして、出来ないことだってしようとしてきたのに。
だけど、もう・・・今の私は。

en『頑張れない・・・』
帰ろうか、故郷に。
一人に戻るの。

en『そう、戻るだけよ』
聖地に来るまでは、一人だったのだから。

その時海辺の砂が光り輝き始め・・・
リモージュの声が響き始めました。

limo『それは、私の涙です・・・』
私は貴女の心の痛みを、共に悲しみます。
この神鳥の宇宙を愛するように、貴女の心の痛みも。

limo『貴女を大切に思うから。』

limo『瞳をあげて、心を覗いて御覧なさい』
すべてを忘れられますか?
私を、この宇宙を、そして9人の守護聖たちを。

en『・・・』
忘れられない、忘れたくない!

en『忘れない、絶対に!』
自分の心に眠っていた思い。
それは身を焦がすほどに熱く燃える思い。
メルさんの予言はこのことが本当に言いたかったことでしょうね。

そしてその想いは他の守護聖にも伝わり・・・
やがて、一人の男性が砂浜に現れました。


・俺の気持ちは変わらねえからな(`皿´)

ze『オメーのこと、好きだ』
俺は好きだって言った事を後悔しねえ。
何度だって言うぜ。

ze『俺はオメーが好きなんだ』
気付いたんだよ、俺さ。
お前が笑ってるときも。
ドジをした時も、ぷんすか怒り出したときも。
そうしたお前を見るのが、好きだってことに。

ze『だから、今まで通り笑ってくれねえか?』
そっと手を差し出すゼフェル。

en『ありがとう・・・』
今度はその手を握り返すエンジュ。

ori『確かにツライ思いをしたかもしれないけれど』

ran『だからこそ大きくなれる』

ran『乗り越えられないものなんて、ないんだ』
僕達、人間には。

そして握った手からゼフェルに光が移り始め・・・

ze『力が・・・戻った?』
その光景に思わず涙ぐんでしまうエンジュ。

ze『何で泣くんだ、オメーが(`皿´)』

en『ハイ・・・(*^-^)グシュ』

さあ、聖地に戻ろう!
最後の対決をしなくてはならないからね。

その頃聖獣の宇宙には幾多の隕石雨が迫っていました。
生存の確率は約2%との計算。
さらに迫る隕石。
到着まで1時間。

果たしてエンジュは聖獣の宇宙を救えるのか?
ますます盛り上がりを見せながら、最終話に続いていくのでした・・・

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恋する天使アンジェリーク 第11話です。


今回のメイン守護星も引き続きゼフェル。

そして、ついに明らかになったアリオスの使命。
タイトルどおりのふたつの愛に悩むエンジュ。
苦悩するゼフェル。
風雲急を呼ぶ展開でした。

アリオスの中に、昔の恋を見出すエンジュ。
俺を見て欲しいと告げるゼフェル。
いまもその胸に生き続ける『エリス』と言う女性を想うアリオス。
向く先の定まらないベクトルは、
そのまま聖獣の宇宙の行く末にも当てはまる感じで。
自分の心のままに生きたい、でもそれはしてはいけないこと。
ました、ゼフェルをも苦しめ、
彼の守護星としての力まで消そうとしているのなら。
私は・・・もう何も見えない。

自分の明日も・・・これからの宇宙の行く末も。


物語は残り2話。

1期終了後、3ヶ月の期間をはさんで
来年1月には第2期が始まることが確定済のアンジェリーク。
果たして1期はどのような結末を結ぼうというのか?


主観的あらすじ

聖獣の女王の目覚めを妨げる者、それは巨大な「サクリアの精霊」だった。
その攻撃をうけ、崖から転落した際にエンジュをかばってアリオスはケガをしてしまう。
そんなアリオスに対してエンジュは想いをつのらせるが…。
(公式サイトより)

物語概要

サクリアの精霊からエンジュの身を庇い、負傷してしまうアリオス。
そのアリオスに、やはり昔の想い人の影を重ねるエンジュ。
メルの告げた占いが成就する時、彼女の口から出た言葉は、
『好き』、と言う魔法の言葉だった。
しかし、その想い人にはすでに他の人がかけた同じ魔法がかかっていた。
それは永遠に解けない魔法。

そしてモウ1つの思いも。
エンジュを想う気持ちが募り、
結果的に守護星としての力を弱めているゼフェル。
苦悩の果てに、ついにエンジュに告白をするが、
彼の力の弱まった原因が自分にあるとしったエンジュは、
それを素直に受け入れることは出来なかった。

聖獣の宇宙の人類が奢り高ぶっていることに怒るサクリアの精霊は、
その力を持って人類を滅ぼそうとしている。

迫る宇宙の危機の中、エンジュは置手紙を残して、
聖地を後にしてしまうのだった・・・


ki『エンジュ、トテモツラソウ。モシワタシモJUMニオナジコトイワレタリシタラ・・(p_;)』


さて、まとめ感想に。


・人を滅ぼそうとする真意

lv『女王の目覚めを妨げるもの・・サクリアの精霊』
石版から告げられる衝撃の事実。

人の成長を促し、宇宙の繁栄をもたらすはずのサクリアが。
今度は逆に、その人を滅ぼさんとする。
そこには、ヒトの持つ業があるとでも言いたいのでしょうか?

同時刻、エンジュたち。

ario『どうやら全部、アイツのせいらしいな』
一言だけ吐き捨てるアリオス。
そして精霊の放った一撃からエンジュを庇い・・・

エンジュが気がつくと、体の上にはアリオスが。
どうやら先ほどの攻撃から『身をもって』彼女を庇ってくれたみたいで。

ario『無事か・・・エトワール』

en『この人・・』
(私を助けてくれた・・・本当は敵じゃない?)
疑惑が戸惑いに代わり・・・その真意を尋ねようとしたかったのでしょうが、
精霊はそんな暇も与えてはくれなくて。

木々をなぎ倒しながら、何かを探すように星を蹂躙し続ける精霊。

ario『あいつ・・エトワールを探していやがる』
(とにかく、この嬢ちゃんを守らなくてはな・・・それが俺の・・・)

今は抗する術もない今、二人に出来ることは、
その身を隠すことだけだったのでした。

同じ頃、神鳥の宇宙の聖地。

mar『これが・・・サクリアの精霊Σ(´Д`lll)』

気高い、というより怪獣そのものの姿に
驚きと、若干の恐怖を感じ得ないマルセル。
不安げなルヴァたち。

os『確か、この星には・・・・お嬢ちゃんが行ってるんだったな』

ze(だったら俺が!)
すかさず踵を返して走り出すゼフェル。

ze『エンジュ!』

ju『待てゼフェル、そなた何を・・・』

ze『俺が行かなくて誰がエンジュを助けるんだ!』
不器用なぐらい、直情的な一言。
でも、誰よりも彼女を案じているのも、アニメ版では彼なんでしょう。
話す時間も惜しいとばかりに聖地を飛び出すゼフェル。

ju『オスカー。』

os『俺も、行きましょう』
子供にお嬢ちゃんのお守を任せ切りにはできないからな。


ze(待ってろよ・・・エンジュ!)
俺が助けなくて、誰がお前を助けるってんだ!



・洞窟の二人、募る想い1つ

精霊の追跡を避け、洞窟に身を隠す二人。

岩壁に身体を預け、荒い息をつくアリオス。

en(大丈夫かしら・・。・゚・(ノД`)・゚・。)

ario『お前を護るぐらい・・・何でもないことだ』
あっさりと言いのけるアリオス。
しかし、その足からは血が流れていて・・・

en『!』
とりあえず手当てを!
スカーフを取り去り、止血を試みるエンジュ。

ario『・・手馴れたものだな・・・』

手を休めずに答えるエンジュ。

en『故郷の農場で、獣医さんの手伝いをしたこともあるから・・・』
そうか。

ario『だがな。』
改めて言葉を紡ぐアリオス。
多分、それはエンジュにこれ以上の気を使わせない為に。

ario『俺の怪我に責任を感じる必要はない』

ario『お前を護るぐらい・・・なんでもないことだ』
それに、エトワールを護る、と言うことがな・・・

ario『俺の”任務”だからだ』
まるで”ヒ○ロ・ユイ”ですねその物言い(苦笑)

hiiro『気にするな雨童女amewarasi、命なんて安いもんだ、特に俺のは』
いやその前に・・・中の人同じですけど、言う相手間違えてない?

ネタです、スミマセン(*^-^)タハハ
ついつい思い出してしまったもので。
アリオス・エンジュの中の人と同じ、と言うことではないのでアシカラズ。

en『それ・・・聖獣の女王に?』
(だとしても、何故?)

湧き上がる疑問には答える様子の無いアリオス。

ario『かなり前から察知はしていたんだが・・・サクリアの精霊か』
やつの狙いだけは・・・分からんな。
それはまあいい。
それより、お前のことだが。

ario『聖獣の女王から聞いていた』

ario『はるかに強情だったがな(*^-^)』

en『・・・ナニヨモウ(*/∇\*)!!』

en『そんなの私だって・・・ホントハ・・』
貴方が最初は敵だって、勘違いしていたから・・・

en『だから許さないなんて・・ムキニ・・ナッタリシテ・・・』
(でも、何だろう、すごく安心するの、この人の声を聞いていると)

en『名前、聞いてもいい?』

ario『何故、そんなことを聞く?』

en『だって・・・(/∀\*)キャ』

アリオスだ。

ario『エトワールよ、お前は俺が無事に聖地に送り届けてやる』
だから、心配するな。
だが、その前に・・・

ario『ひと、休み、させてくれ・・』
長い話が堪えたのか、ぐったりとするアリオス。
その寝顔を見ながら、湧き上がる気持ちと向き合うエンジュ。
いつしかその頬には、赤みが差し始めて・・・

(この人、私を助けてくれた・・・その命をかけてまで)
やだ、私・・・そんな惚れっぽい女じゃないのに。
でも何だろう・・すごく、ドキドキする・・・
この人があの人に似ているから、それとも・・

星に辿りついたゼフェルたち。

ze『ドコだエンジュ!』

os『なんてこった・・』
あれが、サクリアの精霊・・・
ともかくエンジュを探さねば!

ze『エンジュはきっと奴の近くにいる!』
走り出す二人。

そして・・・

再び洞窟。

en(何だろう・・・燃え盛る熱い想いが私の中に眠っている)

mel『貴女はきっと・・・また恋をする』

en(メルさんの言うとおりだった・・・)

ハンカチでアリオスの汗を拭いながら、自分の気持ちと向き合うエンジュ。

ぎゅっ。

無意識にアリオスの手が伸び、エンジュの手を掴んで引き寄せていました。

ario『行かないでくれ・・・』
エンジュではない、誰かに向けた言葉。

en『えっ?』

ario『俺の側に・・・エリス・・』

en(エリス?その人って・・彼の何なのだろう?)

唐突な人の名前に困惑するエンジュ。
すると答えを出すかのように、コレットが姿を現すのでした。


・アリオスの想い人、永遠に

en『女王陛下!』

コレットは用件だけを簡潔に告げるつもりだったみたいで。

『彼は貴方の協力者です』
私が一番信頼している。

『きっと貴方を助け、支えてくれるでしょう』
それから、あのサクリアの精霊についても。
アレは私達の前にきっと立ちふさがってきます。
だからこそ、力を合わせ、命を護る為に立ち向かわなくてはなりません。

『それから、彼のつぶやいた”エリス”と言う女性ですが・・』
彼女はアリオスの恋人でした。

淡々と告げられる彼の過去。

『彼は元々ここより離れた宇宙にいたのです』
そして、そこには愛を誓った一人の女性がいたのですが・・・
その女性は、皇帝によって連れ去られ・・・そして。
皇帝のものにされそうになった時、自ら命を絶ったのです。

『彼女を失った時・・アリオスの心は粉々になりました』
それからの彼は・・・貴方も見ている通りです。

『でも・・・』

『それでもなお生き続けているのです、彼の心の中に、永遠に』
永久に解けない魔法ですよね・・・それって。
勝つことも出来なければ、立ち向かう方法もない。
想いの深さに、思わず外へ走りだすエンジュ。

木陰に身を寄せると・・・

en『彼には永遠に思い続ける人がいる・・・』
(それは私がどんなに想ったとしても届かないほどの)
それは分かっている。
だけど・・・

en『どうしてこんなに熱いの・・・』
この胸に寄せる、この想いは。

気がつけば、アリオスが側まで来ていて。
思わず顔を背けるエンジュ。

敵わなくてもいい、でももう言わずにはいられない!
弾かれたように、彼の胸に飛び込み・・・

『好き!』と魔法の言葉を口にするのですが・・・

そんなエンジュに、きちんと、しかし残酷に気持ちを告げるアリオス。

ario『・・・伝説のエトワールとして、お前を護る』
それ以上の気持ちは、ない。
今は、使命を果たす時だ。

en(それは分かっている、分かっているけれど・・・)
一度告げた想いは止める術などあるわけも無く。
やるせない気持ちを抱えたまま、走り去ろうとした彼女の前に、
再びサクリアの精霊が立ちふさがるのでした。


・護れなかったひと

エンジュの元を目指し、森をひたはしるゼフェルとオスカー。

たどりついたその時・・・

ze『エンジュ!』

エンジュを覆う、その洋服の持ち主は・・・

ze『お前は・・』

ario『よう、どこかで見たような顔だな』

オスカーはすかさず状況を見て取り、剣を抜き放つと
アリオスにこう告げます。
os『退け!エトワールの命を護れ!』

ario『言われなくともそのつもりだ』
言うや転移術を使い、どこかへと消えてしまうアリオスとエンジュ。

後を追いたげなゼフェルも、今は目の前の精霊との戦いを余儀なくされ・・・

os『この化け物、オスカー様が相手だ!』
高く跳躍し、その剣で身体を切り下げるオスカー。

ze『行けっ!』
メカイーグルを飛ばし、支援を行うゼフェル。
その身を、2度、3度と切り裂かれながらも、
一向に衰えを見せない精霊。
その姿に、ほんの少したじろぎを見せ始めるオスカーたち。

と、唐突に精霊が言葉を話し始めました。

『人類は・・欲望を持ちすぎた・・・』
戦争を繰り返し、破壊を繰り返す。

『モウ、ホロボス』
人類を、滅ぼす。
それはあまりな言葉。
人を良かれと思い、導いてきたはずのサクリアから告げられる最後の通告。
その言葉の前に、その力を行使するはずの守護星として何を言えるのか。
あるいは何が出来るのか。

難しい話でもありますね・・。


・それぞれの気持ち

聖獣の聖地に転送してきたエンジュたち。

着くやいなや、すぐに消えてしまうアリオス。
ario『じゃあな、エトワール・・・』
消えてしまう最後まで、彼女の”名前”を呼ぶことは一度もありませんでした。

そして神鳥の聖地。

一足先に戻ったエンジュは、傷の手当てを済ませ、今は休んでいるとのこと。
様子を見に来たゼフェルに、
彼女の様子がおかしい事を告げるロザリア。

ze(あいつは・・・きっと・・)

その頃のエンジュも、ひとつの見果てぬ夢を見ていました。

目の前には、背を向けて歩きさるアリオス。

待って、と追いすがろうとするエンジュ。

en『私はもう、貴方のことだけしか・・・考えられない!』
お願い待って、アリオス!

ゼフェル。

en『ゼフェル様は、誰かを好きになったことがありますか?』)

・・・俺は、アイツを助けられなかった。

ze『何で助けてやらなかったんだ、俺が!』
何でアイツがエンジュを!

口惜しげにつぶやくゼフェル。

その時、ジュリアスが現れ声をかけるのでした。

ju『ゼフェル・・・』

ze『聞こえてるよ、何だ!』

ju『そなたのサクリアだが・・・』
見過ごせない変調があると報告を受けた。

en(何のことかしら・・)

ju『私の目から見ても、最近のそなたは』
エンジュへの個人的感情に振り回され、集中できていないようにみえる。

ze『俺はいつもと変わらねえ!』
見てろよ・・・?
しかし、一時は集まりはするものの、すぐに霧散してしまうサクリア。

ze『こ、これは昨日徹夜でメカイーグルを修理していたから・・』
くそっ!

os(力がなくなり始めているのか・・)

その様子を心配げに見守るジュリアス、そしてオスカー。

ju『力がつきかけているのなら・・・』

os『だとしたらアイツの役目が終わり、聖地を去ることになろう』

en(そんな・・私のせいで・・)
その言葉を、ベッドで聞きながら考え込むエンジュ。
彼女に与えられた試練は、今もまだ大きい問題を抱えているようです。


・2つ目の気持ち

夕日の中、立ち尽くすゼフェルに呼びかけるエンジュ。

en『ゼフェル様は悪くないんです』
私のせいなんです。

en『使命のことなんか忘れて、他のことばかり考えていて』

ze『・・・アイツのことか』

en『・・・そうです』

ze(わかっちゃいたけどよ、でもよ!!)

エンジュの方を向き、声を荒げるゼフェル。

ze『どうかしてるんだ、お前は!』
アイツの、アリオスの中に昔を求めてるだけだ!

ze『幻を追いかけてるだけだ、そんなのホントじゃねえ!』
俺は、モウ気持ちを抑えられねえ、止められねえんだ!

言うやエンジュを抱きすくめ、想いを告げるゼフェル。

ze『好きだエンジュ・・・俺だけを見てくれ・・・』
精一杯の気持ちを、その一言に込めながら。

でも、エンジュは聞いてしまったから。
ジュリアス達とのやり取りを聞いてしまったから。

en『そんなこと、言わないでください・・・』
お願いだから、これ以上私を惑わせないで。

その大きな瞳から流れる、一筋の涙。

気がつけばその場にゼフェルを残し、森のなかを走っていて。

en『ごめんなさい、ゼフェル様・・・』

頭をよぎるのは、二人の男性の言葉。

ario『だが、それ以上の気持ちはない』
一方は拒絶を。

ze『お前が好きだ!』

一方は想いを寄せる言葉を。

揺れ続ける心。
いずれにせよ、今の自分の心の乱れが、今のこの宇宙の状況を招いたも同じ。

en『どうすればいいの・・どうすれば・・・』

気がつけば、置手紙だけを聖地に残して。

雨の中を一人、とぼとぼと歩くエンジュ。

en『もう何も見えないのです・・・』

もう、何も・・・

波乱が波乱を呼び、物語は12話へと続いていくのでした・・・

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恋する天使アンジェリーク 第10話です。


今回のメイン守護星は引き続きゼフェル。
オトコノコらしい一面がたくさんあって良かったですね。
また、同時にアリオスの登場により、
聖獣、神鳥の宇宙に起こり始めた異変。
果たして彼との直接の関係はあるのでしょうか?


主観的あらすじ

『アイツは・・・エンジュの何なんだ?』
いつしかゼフェルの中で、その存在を強めていくエンジュ。
ただのはねっかえりだと思っていたのに。

一方、エンジュも。
『あの人は・・・』
もう忘れたはずなのに、なんで今頃になって!
メルの告げた占いが心をよぎる。

『あなたは、もう一度恋をしますよ・・・』
そんなはずない。
だけど、それを完全に否定できない自分がいる。
もどかしさ。

それは、ある意味宇宙の異変にも同じで。
バランスが崩れると言うことは。
宇宙の均衡をも崩すことになるのだから。


さて、まとめ感想に。(長くなってしまいました^^)


・本当に、”あの人”なの?

en『そんな・・嘘・・』
いるはずがない、あるはずがない!

ario(そうか、お前が伝説のエトワールか。)

en『待って、行かないで!』
どうして私がエトワールだって知ってるの、貴方は本当にあのひとなの!

en『教えて、どうして・・・貴方は・・誰なの・・・』

そんなやるせなさを抱えながら、聖獣の宇宙から戻ってきたエンジュとゼフェル。

ran『二人とも無事だったんだ』
実は二人が出かけている間に問題があって。

ran『とにかくすぐ来てくれないか?』
アリオスの出現がもたらしたものは、この宇宙そのものに絡んでもくる話でもありました。


・石版の予言

en『何があったんですか?』

執務室を訪れたエンジュ。

lv『石版の解析が進んでいることは知っているね?』

もちろん。

lv『実は、女王の目覚めを妨げるものの存在が石版に』
今までは沈黙していた石版が、貴女とゼフェルが聖地に向かってから反応を。

つまり、あの石版ってエンジュのこれからを言い当てているってことになるのかな?

ju『それ以外にも、気になることがあるのだが』
エンジュ、聖地で何か変わったことは?

en『・・・・・・』

あったのだな。

en『中で・・男の人が』
ario(そうか、お前が伝説のエトワールか)
ario(早く出て行け、まだココは”目覚めない”)

考え込む守護星たち。

ju『あの星の文明は、まだ他星に行けるレベルではない』
ならば、聖地の人類なのか?
しかし、まだ聖地の人類は目覚めてはいないはず。

ran『その人ってどんな感じの?』

口ごもるエンジュ。

en(言えない・・・言えるわけない・・・)
かろうじて言葉にしたのは一言だけ。

en『若い・・男の人でした』

ju『それだけか』
ゼフェル、そなたも会ったのか?

ze(・・・あいつが・・・エンジュの・・・)

ze『知らねえ、離れ離れになっちまったからな!!』

二人から事情は聞き出せないと悟ったのか、
おもむろに今回の本題を切り出すジュリアス達。

er『聖獣の宇宙ですが・・・』
洪水、火山の噴火、地震が起こっています。
それは本来ありえないはずの聖地でも確認できています。

er『これらが、何らかの関係があると思うのですが・・・』

ju『今の段階で断定は出来ぬが・・・』
気にはなるな。


その夜、エンジュの自室。

『邪魔してる?・・・あの人が』
頭を振るエンジュ。

どうして、思い出すの!
en『似てるから・・・たぶん、きっとそう』
(だから、こんなにも苦しい)

それに、メルはこの事を予言していた。

mel『貴方の心には、燃え盛るような想いが眠っている』

キット、また恋をする。

en(そんなこと・・ある訳無いじゃない)

いやいや、だってねえ^^

”恋する”天使アンジェリークなんですから(苦笑)
ストイックなプレイもありでしょうけれど。
やっぱり”ロマンス”が無いと^^


・ゼフェルの苦悩

木陰で一人、物思いのゼフェル。

ze(あんな顔・・・初めて見た)
あんな顔をさせる奴・・・一体誰なんだ?

en『ゼフェル様(*^-^)』
そこへ現れたエンジュ。

しばしの歓談を挟みながら・・・
と、いきなりエンジュの肩を抱くゼフェル。

ze『アイツは・・・(誰なんだ?お前の何だったんだ!?)』

en『どうして(それを)?』
見たんですか?

ze『知らねえ!大体離れ離れになっちまったんだからな!』
さらに振り切るような台詞。

ze『見てねえってんだろ!聞こえねえのか!』

聞きたいけれどどうしても聞けない。
俺が知りたいのはそんなことじゃない。
でも・・俺に、アイツになんて言葉をかければいいんだよ・・・
今の、あいつに。


舞台は再び研究所に。

er『今だ原因は不明』

er『サクリアの供給は問題なくなされていますが・・・』
とすると、外部要因?
アリオスの出現に関連するのか、それとも・・・?


・どうしても確かめたくて

一人聖地に向かおうとするエンジュ。

ran『俺も行くよ(*^-^)』

ランディが同行を申し出ました。

そして聖地。

アリオスの面影を見るエンジュ。
確かめる方法はひとつだけ。

en『先に帰っててください!』
言うや身を翻し、宮殿の中へ。

(会いたい・・・あの人に会いたい!)
確かに邪魔をしている人なのかもしれない。

en『でも、それでも・・もう一度、会いたい』
会ってちゃんと話をしたい。
あの時のことも、そして今起こっていることも。

しかし、求める人はもちろんいなくて。

en『私・・・何やってるんだろ・・・』
後に残るのは後悔。
使命の為に頑張るって決めていながら、こんなことをしていて。
揺れ続ける想い。
方向を定めないベクトル。

ran『大丈夫か、エンジュ?』
振り向くと、彼女を心配したランディの姿がそこにあるのでした。


・異変の拡大

ju『どうだ』

er『自然災害が増えております。原因は今だ究明中ですが・・・』
実は神鳥の宇宙でも同じことが。

ju『何!?』

これを御覧下さい。

er『鋼のサクリアの数値が・・・不安定で・・・』
それはそのままゼフェルの心の揺り幅を示しているのでしょうか。
宇宙の均衡を保つのが9つのサクリアならば、
その源となるのは、守護星たちのあり方。
もし1つでもその心に揺らぎが生じるのなら、それは宇宙の均衡にも影響するのでしょう。

当のゼフェル自身、苛立ちを隠せないみたいで。

もっとも、それはエンジュには全く分からない話でもあって。

ze『今日も行くのか?』

en『それが使命ですから』

ze『本当に、それだけか?』
ああ、そうか。だったら・・・

ze『いくらでもくれてやるよ、サクリアぐらいな!』

集中し、サクリアを集め始めるゼフェル。
しかし・・

(おかしい・・・どうしちまったんだ?)
サクリアが集まってこねえ。
もう一度、意識を集中して・・・
大丈夫、いつもやってきたことじゃねえか。

それでもダメで。

ze『サクリアのコントロールが・・・出来ねえ』
くず折れるゼフェル。
とっさにエンジュがハンカチを差し出し、額の汗を拭おうとしますが・・・

ze『余計な真似すんな!』
身をすくませるエンジュ。

en『ご、ごめんなさい・・馴れ馴れしかったですね・・・』

自分の言葉にハッとなるゼフェル。

ze『いや、そうじゃねえ・・オメエが悪い訳じゃねえよ・・・』
とにかく、一人にしてくれねえか。
そう言われては、素直に引き下がるしかなく・・・


・核心に迫る

ran『探してたよ』
実はこんな問題が持ち上がっていて・・・

星系ディラークの惑星シェルセラだが・・・

ju『サクリアの乱れが検知された』
緑と水が失われ・・・
er『鋼のサクリアに問題があるようです』

その言葉に、ハッとなるエンジュ。

(私のせいだ・・)

en『それはゼフェル様のせいじゃありません!』

er『いいえ、エトワールの働きに問題は認められません』

en『違うの、私があの人の事ばかり考えてたからきっと!』
それは原因の1つでもあり、そうでもなくて。
揺れる想い、ですか・・・
やはりそれがサクリアのベクトルにもなっているようで。

en『どうしたら・・いいのですか?』

er『今はまだ問題はないでしょう』
他のサクリアを供給することで、バランスをとれば。

en『私すぐに頂いてきます!』

一方ゼフェルもまた苦しんでいました。

『力が無くなりはじめてるのか・・・?』


・再会、そして思いもかけない真相

惑星シェルセラに赴いたエンジュ。
管理画面で見ていた以上に、深刻な状況。

en『ひどい・・』
サクリアが不安定なだけで、こんなにも・・・

ario『たまんねえな』
ふと後ろから掛かる声。

それは・・・アリオスでした。
同時に神鳥の聖地でも、石版が輝き始めて。

『女王の目覚めを妨げるもの、エトワールと出会う』と。

ario『また会ったなエトワール』

en『どうして知ってるの!』

さあな。
ario『だが、この星の人類も終わりだな』
ヘタすりゃ、星も死ぬ。

en『・・貴方だったのね』
静かに怒りを込めながら睨みつけるエンジュ。

なに?

en『この星をメチャクチャにしたのも、貴方だったのね!』
許さない。私絶対に貴方を許さない!!

一方石版では。
さらなる予言が紐解かれていて。

lv『妨げるもの、出会ったものすなわちそれは・・・』
それは驚愕の真相。

lv『サクリアの精霊』
サクリアの精霊、大いなる壁となり、人の前に立ちふさがる。

同時に二人の前に現れる怪物。
それがサクリアの精霊なのか、そうでないかはまだ分からない所ですけれど。

怪物の一撃から、エンジュを庇うアリオス。
崩れる足場。

落ちていくエンジュ。
抱きかかえたのは、アリオス?
何故?

疑問と新たな謎を孕みながら、物語は11話へと続くのでした・・・

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ki『エンジュ・・・ダレカヲスキニナルコトハステキナコト・・・』

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恋する天使アンジェリーク 第9話 『氷の扉』 
2006 09 03
Sun 03:32:03
恋する天使アンジェリーク 第9話です。


今回のメイン守護星はゼフェル。
それから・・・天空の鎮魂歌のプレイヤーさんには
お馴染み・・・ってことでも良いのでしょうか^^
隠しキャラ?コレットの想い人?
そんなアノヒトノご登場でした。
※実は管理人のお気に入りの人でもあったりなかったり(苦笑)

それとゼフェル。
今回の彼は『お笑い』担当なのか?
あちこちで笑わせてもらったような気も(*^-^)ニコニコ


主観的あらすじ

安定した成長を続ける聖獣の宇宙。
しかし、聖地の目覚めは今だ成らず。
一体何が女王の覚醒を妨げているのか。
宮殿の中を歩くエンジュの前に現れた一人の青年。
それは、かつて彼女が1度だけ心から恋焦がれた人の
面影を残し、そして今もなお・・・
一方、エンジュが周りの守護星に気に入られている状況に
今ひとつ面白くなさげなゼフェル。
その気持ちをどうすればいいのか、答えはわかっているけれど
ソレを口に出すには少し面映い。
それでもアイツの涙を見ちまった以上、
俺に出来ることはこれしかなかった。
考えるより先に動くのが、俺の性分だからな。


ki『ホンキナラ・・カンタンニワスレラレルワケナイジャナイ・・・』


さて、まとめ感想に。


・エンジュ、お褒めの言葉を賜る。

limo『聖獣の宇宙は目覚しい進化を続けています』
私達の想いが、女王の気持ちが届き始めている。

人も増え始め、文明も進化を続けていて。

limo『これもエンジュの努力の賜物ですね・・・(*^-^)』
聖獣の女王に代わって、私からお礼を言わせてください。

en『とんでもない(*/∇\*)』

私そんなお礼を言われることなんて・・・
でも、一生懸命な姿勢があったからこその繁栄でもある訳で。

ju『陛下のお言葉なのだぞ・・・』
ori『素直にお礼、受け取ったら(*^-^)』

ま、まだ恥ずかしいけれど・・・でもそう仰るのなら。
en『あ、ありがとうございます("▽"*) 』

とは言え、聖地の氷は今だ溶けない部分も多く
女王も今だ目覚めていはいない。

『何が、目覚めを妨げているのでしょう・・・』
でも私は貴女方を、エンジュと貴方達を信じていますよ。
信頼と、ある1つの感情でいずれ結ばれることになる、貴方たちを。


・ぷんすかゼフェル

ze『何だってんだ、ったくチヤホヤされてよ(`皿´)』
単純にほめられて喜んでんじゃねえよ!
どうやらゼフェル、みんなの好意がエンジュに
集中しているこの状況がお気に召さないみたいで(苦笑)
いわゆる、”お餅”を焼いている状態ですか(笑)

ori『何ブツブツ言ってんの(*^-^)』

うお!

な、なんだオリヴィエか。
脅かすんじゃねえよ(-_-#)フウ

ori『全く素直じゃないねえ・・』
みんなにエンジュが好かれてるのが気に入らないんだ。

ze『そ、そんなんじゃねえ!』

ori『どうせならデートにでも誘ってハッキリ言えばいいじゃない』

ori『エンジュ、オメーが好きだって』

ze『だれがあんな強気で、はねっかえりな奴』

そう?とても良い娘だと思うけどね。
あと少ししたら、もっと綺麗になるだろうし。
夢の守護星のお墨付きだよ(*^-^)

からかうだけからかいながら、少しだけ本音も忍ばせて
去っていってしまうオリヴィエ。

ze『バカヤロ・・・』

ze(あいつはいつかココを去っていってしまうんだぞ)
そんな奴に、俺が何言えるってんだ・・・
アイツの言うことが、仮に(仮にだからな)正しかったとしても。


・忘れようとしたはずなのに

今日も聖地を訪れ、サクリアでその地を満たすエンジュ。

かなりのサクリアを供給したはずなのに、それでも今だ残る氷。

en(何か他に理由でも・・そうだ)

宮殿内を散策するエンジュ。
『誰かいませんか?』
普段なら、静寂だけがこたえを返すはずなのに。
今日に限って、状況は違っていました。

とある扉を見つけたことが
そのきっかけと言えたのかもしれません。
それは例えるなら、記憶の扉とも。
忘れたはずの、でも心の底に今も切ない痛みを伴って残る
あの”想い出”の。

その頃ゼフェルもまた、エンジュの館を訪れていました。

ze『・・・・何してんだ、俺わ』
アイツの言葉に乗って、イチオウは来てみたものの。
いねえじゃねえか、肝心のはねっかえりはよ!

ze(どうしてくれんだ、この気持ちをよ・・・)

どっかり座り込んでしまう彼がとても微笑ましかったですね^^

再び宮殿。

『あれ?』

廊下の先に、人影を認めたエンジュはその後を追うのですが・・・

en(あの人・・・まさか、そんなはず・・・でも)
確かめなくちゃ。

それは1つの恋の始まりと終わり。

かつてエンジュがメガネだった頃。
動物と戯れる彼女に、声をかけてきたのがアリオスでした。

ario『仲がいいんだね・・・(動物達は)お友達?』
きっかけは些細なこと。
でも、恋の始まりなんてそんなもので。

ario『その木彫りのペンダント、君が?』

うん、自分で木を彫ったの。
大したものではないけど。

ario『へえ・・・すごいな、エンジュは(*^-^)』

ほめられたことが嬉しくて。
だから、私の気持ちも一緒に・・・
想いを込めてもう1つのペンダントを作るエンジュ。

en『私、ずっと貴方の事が・・・・』

ario『悪いが・・・君の気持ちには答えられない、ごめん』

それだけを言い残し、別の女性と共に去っていくアリオス。

en『そうよ・・・始めから分かってたじゃない』
だからこんな事で泣くなんてバカみたい。
でも・・・本気だった、真剣だった!

初恋の痛み・・・・ですか。
赤い糸はいつどこでつながりがあるかは分からないですからね^^
最初から近くにいる場合もあれば、
とんでもなく遠い所につながっている場合もある訳で。

傷心を抱えたまま戻ったエンジュを迎えたのはゼフェルで。

泣き顔を必死に隠すエンジュをただ抱きしめるゼフェル。

ze『泣くなんて、オメーらしくもねえ・・・』
そんな事を言いつつも、本当はスゴク心配な訳で。
不器用だけれど、気持ちは真っ直ぐってところなんですかね^^


・泣き顔を笑顔に変えるために

ルヴァの元を尋ねたゼフェル。

lv『どうしたのです・・・そんなに雨に打たれて』

教えてくれ。

ze『おっさんは、誰かを好きになったことがあるか?』
泣いちまうほど。
アイツは泣いてたんだよ、ずっと。

ちょっと待って。ルヴァがおっさん?
だ、ダメだ面白すぎる・・・(≧▽≦)ゲラゲラ

それって、忘れられないってことだよな?
今でも好きだってことだよな?

lv(そう、ですか・・・あなたも)
雨は心の涙と言いますが、きっとあなたも・・・
であれば、私に出来ることは多分・・・


翌日、ジュリアスの執務室。

『石版を解読すれば、女王の目覚めのヒントなども・・・』

そこへ現れたゼフェル。

ju『何か用か?』

ze『俺に、聖獣の宇宙へ赴く許可をくれ』
アイツには、今助けが必要なんだ!

ju『分かった』
短く答えるジュリアス。
多分、その本心はわかって・・・いるはずですよねきっと^^

しかし、事の次第はそれだけに留まってはいないみたいで。
クラヴィスの占いにも、良くない前兆を示すカードが。
cla『再生の前の死滅』
死神のカードですか。
気になりますね・・・


ze『で、やることは?』
en『サクリアを開放して・・』

じゃ、とっととやれよ!
オイオイ^^
希望通り、聖獣の宇宙に二人でやってきたはイイモノの。
やっぱり似たもの同士と言うか、不器用な二人なわけで。

en『ゼフェル様は何でここに?』
『っせーな、そんなことはどーでもいいんだよ!』

だ、ダメだ面白すぎる・・・(≧▽≦)ゲラゲラ
本当は、笑うところじゃないんですけれどね。
何と言うか、微笑ましいというか。
カワイイじゃないですか、この二人。
物語的には、ぜひこの組み合わせでまとまって欲しいものですけれどね。

それから宮殿を探索する二人。

『この前は1人だから無理だったけど・・・』
今度は開けられるかもしれない。
開かずの扉の前に立つ二人。
ゼフェルに聞いたところ、ここはコレットの眠る謁見の間だとか。

そのとき、異変が二人を襲い・・・

・ありえないこと

聖地を襲った地震。
天井から氷が降りそそぎ、二人を隔ててしまいます。

ze『エンジュ!』
en『ゼフェル様!』

一人ぼっちになったエンジュの前に、再びその姿を現すアリオス。

en『どうしてここに?』
ario『君には関係ない』
この地は目覚めない。
伝説のエトワールよ。

en(私を知っている・・・じゃあやっぱり!)

それだけを言い残し、またも去っていく彼。

en『待って、行かないで!!』
もしあの人なら、それならば。

そんな気持ちを抱えて後を追うのですが・・・

en『どうして私を知ってるの!』
教えて、貴方は誰なの!

お願い、行かないで・・・

ze(そうか、アイツが・・・)

ようやくエンジュと合流できたゼフェルもまた、言葉を失い・・・

物語が盛り上がってきましたね^^
宇宙の問題も多分彼らに関連する形で締めくくられるのでしょうか?
次回も楽しみなんですけど、かなり。

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恋する天使アンジェリーク 第8話です。


今回のメイン守護星は再びオスカー。
今まではただのカラカイがいのあるお嬢ちゃんだと思っていた。
けれど、これからは少し違った目でアイツを見るのかもしれない・・・
そんな彼の変化がとてもステキに見えましたね^^


主観的あらすじ

大洪水がおこる直前の惑星へ視察に出た、オスカーとエンジュ。
住民を救うため、エンジュは大きな船を造ることを指示し、
光り輝く姿で人々を導きます。
必死で人々を救おうとするエンジュを見て、
オスカーの心には変化が現れて…。


ki『イノチ・・・ローザミスティカ・・エンジュ?』


さて、まとめ感想に。

・エンジュの努力の実り

en『聖獣の宇宙に人類が育っている・・・』
進化を続けている。
私達の想いが、女王の気持ちが届き始めている。

en『どうか、誰もが幸せになりますように・・・』


・オトナ、そして少年の気持ち

純朴さ、なんでしょうかね違いは。

os『お嬢ちゃんも頑張っているようだな』

lu『エンジュは魂の泉を救いました』
力がなければ、人類も誕生しなかったでしょう。

大人の守護星たちは、
それぞれの言葉でエンジュの努力を称えますが・・・

『今のエンジュは、とても輝いていると思いませんか?』
ランディranmar達にとっては、同じ目線で物を考えられる
一人のオンナノコとして捉えているみたいで。

os『ちょうどいい恋の相手かもしれないな(*^-^)』

そんな風にからかわれたりもしていて。
そういえば、カンリニンも・・・
手始めは、マルセル様やランディ様から
攻略にかかりましたっけ(苦笑)
で、ゲームに慣れてくると・・・

ジュリアス様juやクラヴィス様claのような、
『オ・ト・ナ』にシフトチェンジ^^
だったような。

bara『でも、私はお父様がイチバン・・・』


・純情だからこそ

草原で、食事を取りながら今後の方針を練るエンジュ。
『人の成長に必要なものは・・・』
メモを取りつつもう片方の手は食事にいそしんで。
そんなことをしてると・・・・

ばさばさ・・・
書いていたメモが飛ばされてしまい・・・

os『なにをして遊んでるのかな?お嬢さん』
偶然現れたオスカーにからかわれるのでした。

en『遊んでなんかいませんヽ(`Д´)ノ!』

os『忠告しておくが、食べるか勉強かどちらかにしろよ(*^-^)』

胸元を指差すオスカー。

en『・・・(//▽//)』

嘘、私そんなどうしよう、こぼしちゃったかしら!

en『ヤダもう・・・恥ずかしい・・・q(*´`*)p』

ははは、嘘だよ嘘。

en『もう!!』

それよりな、任務を仰せつかった。
つまりな・・
os『二人でデートって訳だ』

場所は聖獣の宇宙の辺境にある星なんだが・・・どうした?

『私、王宮以外の場所へ赴くのは初めてなんです・・・』
それも行ってみればわかるさ。
この時はまだ、軽い気分もありましたが
実際に行って見ると、そこはかなり大変な場所のようで・・・


・人の営みはこんな荒地でも

やって来た星は、荒廃した星でした。

os『まずは洪水を起こし、大地を強くする事が大事だな』

この星を成熟させるには必要なことだとは思う。
その前に、洪水にも耐えられるよう大地を炎のサクリアで強めておこう。
程なく大地の強化も終え、後は成熟の時を待つだけと言うときに。

en『こんなところでも、人は生きているんだ・・』
生きようとする力の強さを見るエンジュ。
それは同時に、ある事に思い至ったようで。

『私達がこうして生きていられるのは天のおかげ』
感謝して生きなくてはね。

その一方で、その『天』に当たる自分たちは。
星の成熟の為とは言え、今を生きる人の命を奪わなくてはならない。

en『そんなのイヤ!』
エンジュの迷いにオスカーは大人の考えを示します。

os『いいか、例え今のイノチが失われたとしても』
ここで愛し愛された記憶は、その魂に刻まれ、次代の命へと受け継がれていく。
だから、今はこの星の先を見据えるべきだ。

en『それでも私は助けたい、命を!』

何かを成す為に、何かの犠牲を伴うなんて私には出来ない。
欲張りといわれるかもしれないけど。
この手で救えるものがあるのなら、残さず救ってあげたい。
ひょっとして神様がいるとしたら、
そんな風に考えていたりするのでしょうか?


・エンジュの箱舟?
洪水が起こる事を告げ、人々に船を作らせることにしたエンジュ。
しかし、それはエンジュ自身にも
かなりの負担を強いるものでもありました。

そんな中、エンジュは一人の男性をみかけます。

この地で愛する人をなくした男性でした。
生きることに絶望し、愛する女性の眠る地に留まる事を選んだ男性。

オスカーとしては、『甘いな』とも思ったみたいですが
エンジュとしては放っておくことも出来ず。
en『それでも生きていて欲しいんです』
そのために自分の力が尽きたとしても、見過ごす事なんてできない!

その優しさに胸を打たれたオスカー。
あるいは、これも甘さと言うのでしょうか。

男性の前に進み出るエンジュ。

『君なのか?』
彼女を愛する人と思い、その身を抱きしめる男性。

os『・・・なんだ、この気持ちは?』
ふと胸の痛みを覚えるオスカー。
os(このオスカーが・・・嫉妬など・・・)

説得に応え、生きる事を選んだ男性。
船を目指す途中、落石のアクシデントに見舞われますが・・・
エンジュがその身を挺して彼らを守ります。
とは言え、彼女も限界をとうに越えていて・・・

os『まったく、言う事を聞かないお嬢さんだ』

昏倒したエンジュを抱え、神鳥の宇宙へと戻るオスカー。
ここまではいいんですけどね、オスカーさん。

気を失ったオンナノコに何かする、と言うのは反則ですよ(苦笑)
そこは気がついていたみたいで、何もしなかったのはそれとしてもね^^

lu『水がひいたあと、彼らの子孫があの星を盛り立てて行くでしょう』
彼らはその礎となるのです。

大仕事を終えたエンジュは、
草原でマルセル、ランディらと一時の休憩を。
その様子を見つめるオスカー。

en『何を考えてたんですか?』

os『お嬢さんのことさ(*^-^)』

en『またそうやってカラカウんですね!』

プンスカ状態のエンジュ。

en『どうせ子供だとか、そんなこと考えてたんでしょ!!』

os『お嬢さんは”知らなくていいこと”さ』

そう、まだこの気持ちはね・・・

そんな流れを作りながら、物語は9話へと続くのでした・・・・

ki『ワタシ、JUMニナラナニヲサレテモ・・・』


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参照りんく
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恋する天使アンジェリーク 第7話 『命の泉』 
2006 08 20
Sun 20:34:37
恋する天使アンジェリーク 第7話です。


今回のメイン守護星はリュミエール。
物静かな印象が強かったので、
物語にはあまり絡まないかな・・・とも思ったのですが。
良い形で聖獣の宇宙の発展に入り込んできたのかな、と思いました。

水は万物の母である、と言うことでしょうか^^


主観的あらすじ


順調に成長を続ける聖獣の宇宙。
それはエンジュの懸命の働きが実りつつある証拠。
そして、かの宇宙の女王の働きも。
そんな事を思うエンジュはせめてもの癒しをと
リュミエールにサクリアの提供を申し出る。
受け取ったサクリアを手にかの地へと赴き、
そのサクリアを開放した時。
不思議な声が、エンジュをとある世界へと導く。
生きとし生けるもの全ての始まりであり、終わりとも言える場所へ。


『この命たちが・・・星々の地に辿りつきますように』


さて、まとめ感想に。


・発展する宇宙、気難しげなジュリアス
erunst『説明します』
9つのサクリアの調和のおかげで、
星獣の宇宙も順調に回復を始めています。
それは他の宇宙にも良い影響を与えているようで・・・

『宇宙全体がかつての輝きを・・・(*^-^)』
『エンジュのおかげですね。』

enju『そんな、とんでもありません!!』
それは守護星様のお力で、皆様が頑張っていらっしゃるから。
私なんて、その・・・
形はどうあれ、実際にその力を運んでいるのはエンジュ。
彼女の献身的な活動あってのことでしょう。
真面目さんですね^^
ゲーム版での自分の分身は、
守護星の後ばかり追い回していたような気も(苦笑)

juriasu『エンジュ、なかなか良くやっているようだな』
その調子でこれからも頑張るのだぞ。
ニコリともせずジュリアスがねぎらいの言葉をかけるのですが・・・

enju『は、はひ。せ、精一杯頑張ります・・・』
ギクシャク・・・コチコチ・・・バタン。
enju(褒めてくれてるのよね・・・でもプレッシャーだなやっぱり)
それは見ている方も思いますね。
たまにはニコリとしても良いのではないでしょうかね^^

rozaria『せめて笑顔の1つでも・・・』
ロザリアがたしなめますが、
juriasu『執務中に笑顔など必要ない( ̄ー ̄)』
それもそれで真面目すぎる気が。

・癒しをあげたい

コレットcolletも癒しを求めているはず・・・
※星獣の女王です。シリーズ未体験の方の為に。

そう考えたエンジュは、癒しを司る水のサクリアを求め
リュミエールの所へ向かいました。
『女王様は今この時もお一人で宇宙を支えていらっしゃいます』
だから、せめてもの癒しを。
enju『私に出来る、たった一つのことですから』
そんな彼女を優しく見つめるリュミエール。
ryumie-ru『癒しは、貴方の気持ちにあると思いますよ』
見せかけでない、本当の優しさが。
ryumie-ru『それはサクリアの力を何倍にも増します』
そんな貴方の優しさに応えましょう。

そして星獣の宇宙。
女王の眠る宮殿を見つめながら・・・
『ここはまだ凍てついたままだけど』
enju私の想いは必ず届くはず。
『想いをお受け取りください・・・』
サクリアを開放し、帰路に着いたエンジュ。
チリチリ・・・
『?』
何か私を呼んだのかしら?
チリ・・・チリ・・・
enju『た、すけて・・・?』

光がエンジュを包み込み・・・
気がつけば彼女はとある世界へとその精神を旅立たせるのでした。

・眠り姫

maruseru『具合は?』
erunst『眠ったままで・・・』

全員が集まり、昏倒したエンジュの様子を見守りますが・・・
容態を分析中のエルンストにもこの現象は分からず
じりじりとした時間だけが過ぎていきます。

その頃のエンジュの精神は砂漠をさまよっていました。
『あなたは、さっきの?』
小さな光。
『ついてきて?ってこと?』
その導きに従い、砂漠を歩き始めるエンジュ。
その行き先には何が待っているのでしょうか?

その頃の宮殿。
juriasu『原因は?』
erunst『病でない事だけは確かでしょう』
ruva『似たような症状がなかったか調べて見ます』
randhi『手伝います』
何人かの守護星が動き出す中、ゼフェルだけが相変わらずで^^
これも『つんでれ』に入るのかな?

一人木に登り、黄昏る彼。
zeferu(バカヤロー・・・んな顔はお前に似合わねんだよ)
素直にエンジュが心配だって言えばいいのに(苦笑)


・命の泉

エンジュが辿りついた先は、オアシスでした。
泉の上を舞う光たち。
幻想的な光景ですが、やがて・・・
ぱらぱら、と崩れてしまう光。

enju『どうすれば・・・』
そうだ、水のサクリアなら!
しかし、その試みは上手くいかず・・・
『私には何も出来ないの・・・』
助けてって声を聞いているのにどうする事も出来ない。
enju『思いだけじゃ救えないの?』

再び宮殿

erunst『以前よりおかしいと思っていたのですが・・・』
星獣の宇宙ですが、今の状態から見て
いつ人が生まれてもおかしくないのですが。
juriasu『エトワールの眠りと関係が?』
命が生まれない事、そして水が生命の源であること。
エンジュの眠り。
符合する点は幾つかあったようです。

enjuリュミエール様っ!!)
juriasu『どうした?』
ryumie-ru『今、あなたの、エンジュの声が・・・』
昏倒するリュミエール。

zeferu『きっと(アイツに)呼ばれたんだ』
何故、そう思う?
『・・・そう思っただけだ!』
zeferu頼むぜ、アイツを助けてやってくれ。
ぶっきらぼうな物言いの裏側には、
そうした気持ちがバレバレ?なのかも。

ゼフェルの想像通り、リュミエールは
エンジュの元にたどり着いていました。
事情を聞き、力を解放するもその効果はなく。
途方にくれた二人の前に、コレットが姿を現しました。

collet『このものたちの助けをかりて、貴方達に話しかけています』
ここは命をもたらす魂の泉。
人の命の根源ともいうべき場所。
ここから命は生まれ、やがてここへと帰ります。
エンジュが見た光は、『星蛍』と言うの。

collet『星蛍は”命”そのもの。』
ですが、私の力が弱まったせいで・・・
collet『泉が枯れ始めています』
そうしたら、二度と生命は蘇らない。
colletどうかお願い、生命を救うため・・・力を・・・
ここまでがコレットの限界だったのでしょう、消えてしまう幻。

エンジュもまた決意を固めました。
enju『助けたい、この命を』
ならば、私の力を、命をこの泉に!
躊躇なく泉にその身を差し出すエンジュ。
ryumie-ru『そんなことをしている間に、泉の力が!』
enju『時間がないんです!それに私にはこれしか!!』
ryumie-ru『ならばその役目私が!』
そんな言い合いの最中、泉から光があふれ出し・・・
エンジュを泉の底へと沈めて行きました。

かろうじて命はとりとめたようで、ホッとしましたが・・・
昔見た『某天空戦記シュラト』とかを思い出しますね。
確か同じようなエピソードがあったようななかったような^^

そして現れる星蛍の大群。
ryumie-ru『想いが届いたのですよ・・・』
enju『どうか、この命たちが星々の地に届きますように・・・』

目覚めたエンジュを迎えたのは、
ジュリアスの少し不器用な笑顔でした。
juriasu『無事で何よりだ』
enju『はい(*^-^)』

星獣の宇宙の氷も解け始め、ついに始まった命の誕生。
次回からは、守護星たちのエピソードにも
絡んだ展開が待つのでしょうか?
かなり楽しみですね^^

そういえば、『遥かなる時空の中でー舞一夜ー』の
公開も始まっていますが
もう見に行かれた方は多いのでしょうか?
音楽がとてもステキだった事、
物語もきちんと練られていたこともあるので
ファンでなくとも是非見に行かれてはイカガでしょうか^^


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恋する天使アンジェリーク 第6話 『聖地の休日』 
2006 08 15
Tue 00:34:22
恋する天使アンジェリーク 第6話です。

今回のメイン守護星様は、ランディ・・・でいいのかな^^
使命を賜ってから、おそらく初めてになるであろうお休みの日。
走り続けるエンジュ自身が、少しだけ自分の頑なな心に
触れることが出来たのかもしれません。


主観的あらすじ

今日は日の曜日。
聖地にも休日はやってくる。
今まで使命に夢中で、落ち着いて周りを見る余裕なんてなかった。
だから今日ぐらいは、ゆっくり聖地を見て回ろうと思う。
自然と浮き立つ心。でも・・・
かつて付いてしまった傷だけは隠せない。
時につけ、自らを頑なに、そして臆病にさせてしまう
あの出来事があったから。

『もっと肩の力を抜いて、周りを見てみたらどうだろう?』


さて、まとめ感想に。

・その手を差し伸べてくれた人は?

並木道を歩くエンジュenju
気分も上々、くるりと後ろ向きになったとき・・・
すてん!
『転んでしまいました』
そのエンジュに、そっと差し伸べられる手。
逆光でその顔は見えない。
おずおずと、その手を取ろうとした時・・・・
enju『夢?』
でも、あの手の感触は確かにあったはずなのに。

転んでしまうこと=周りが見えていないことの比喩とするなら、
上手い表現だなとも思いますね^^


・静かな聖地。

enju『そっか、今日は日の曜日だから誰もいないのかも』
執務室が空であることに気がつき、休日である事を思い出すエンジュ。
(そうだ、聖地を見て回ってみよう)
歩きながら、色々なことを考えるエンジュ。
(無我夢中で、のんびりしたことなんてなかった・・)
あれ?ロザリアさんrozariaと、もう一人の人は誰だろう?
中庭で、ロザリアの姿を見かけて声をかけますが・・・
rozaria『彼はね、メルmelといって、火竜族の人よ。』
『ヨロシクねエンジュ』
『私の事、知ってるんですか?』
もちろん。
mel『聖地に降り立った、伝説のエトワールなんだってね』
enju『(*////ー////*)ボッ』
『そうそう、彼は占いも得意だから、占ってもらったら?』
そうですね・・・それじゃあ。
それが、エンジュのツライ想い出を掘り出すことになるとは・・・

・頑ななのは、傷つきたくないから。

メルの占いは、評判どおりのものでした。
mel『強く熱い想いが・・・ある』
だけど、その思いを泉の底に沈めようとしている。
心を傷つけられたくないから。だけど・・・
きっと恋をする。

ピタリと心のウチを読まれたかのような占い。
enju『外れてます!』
必死に否定することしか出来なくて。
ただ、そう言い続けるしか出来なくて。
もう、あんな想いはしたくないから、私は心の扉に鍵をかける。
ワタシハ、カワイクナイカラと。

去り際に一言だけメルが言いました。
mel『心の火は、沈めても消えないよ』と。

コレにはロザリアも驚いていたようです。
rozaria『あんなに否定するなんて、あの娘らしくないわね・・・』
気付かないのは本人だけ、ですか(苦笑)


・答えを探して~ランディとの会話

さっきのやり取りを反芻しながら歩き続けるエンジュ。
あまりにも考え事に没頭するあまり・・・
飛んできた矢にも気がつかないぐらいで。
randhi『ごめんよ、大丈夫だった?』
ランディでした。
どうやら、射的場に迷い込んでしまったみたいです。
enju『私もいけなかったんです』
そっか。ところでコレアーチェリーなんだけど。
randhi『エンジュもやってみる?』
そっと弓を引き絞り・・・
そうそう、女の子は力がない分綺麗なフォームで引けるんだ。
さ、やってみて。
そっと手を沿え、引き方をレクチャーするランディ。
enju『・・・・(*//////ー///////*)ボッ!!』
『あ、ありがとうございますどうもです!!』
スタタタ・・・・
顔を真っ赤にして、その場を去ってしまうのでした。

『真っ赤な顔・・・』
噴水で自分の顔を見直すエンジュ。
(あんな占い聞いたから・・・)
きっと、そのせいだ。
単に、イシキシスギって感じもするんですけれど(笑)
でも、ソレが普通なんですよね。
ナンにでも、最初は臆病なもの。
まして、それが人の心であるのなら。

その頃ランディも、エンジュを探し回っていました。
昼寝中のゼフェルzeferuを叩き起こし、
『エンジュは?』と聞きまわるあたり、
どうもエンジュとランディの受け止め方に
違いが出ているみたいですね^^
『困らせてしまった』=ランディ
『恥ずかしい・・・』=エンジュ
スゴイ食い違いですよね(苦笑)
それにゼフェルが参戦したものだから、話は余計混乱の方向に・・・

・実はオリヴィエの領分だった?~答えを探して2

enju『綺麗な音色(*^-^)』
リュミエールの奏でる音色に聞きほれるエンジュ。
聴客はもう一人いました。
オリヴィエoribieです。
彼に訥々と今までの流れを話すエンジュ。
oribie『エンジュは変わってるね・・・』
変化球の答えを返すオリヴィエ。
『いつでも、素直に自分の感情に従っていて。』
でも、時々頑固だけど。
それにね、占いなんて。
oribie『こだわらなくてもいいんじゃない?』
そのあるがままを受け入れれば。
enju『でも私・・・可愛くないし、取り得があるわけでも・・・』
それに、デートだってした事ないし。
oribie『なら、私としてみる?デート』

enju『・・・・(*//////ー///////*)ボッ!!』
『あ、ありがとうございますどうもです!!』
スタタタ・・・・
やっぱりここでも顔を真っ赤にして、その場を去ってしまうのでした。

しかしオリヴィエは気がついていたようです。
oribie『肩肘張りすぎて、周りが見えてないのね・・・あのコ』
それはリュミエールryumie-ruも同意みたいでした。


・ルヴァとの会話~不器用な者同士
今度は植え込みに顔をぶつけているエンジュ。
ruva『前はキチンと見たほうが良いですよ』
彼にも、今の気持ちを打ち明けるのですが・・・
『私には気の利いたことはいえませんが・・・』
肩の力を抜いて、流れに任せる。
環境と時が全てを変える事もあるのです。
ruva『きっとオリヴィエは、そういいたかったのだと思います。』

この言葉でようやく得心が行った感じのエンジュ。
アリガトウございます!と頭を下げた時。
ランディと遭遇!
ルヴァもそれ以上声をかけるタイミングを失ってしまうのでした。

・ランディとの初?デート???
ランディに手をとられ、二人きりで休日を過ごすことに。
まずは公園でアイスクリーム。
enju『アイス食べるんですね?』
randhi『好きだからね』
些細な会話から、ほぐれ始める頑なさ。
いつしか、笑顔も見せ始めながら・・・
randhi『今日は楽しかったよ』
enju『私も楽しかったです』
良い雰囲気で別れる二人。
そんな二人を物陰から見やる人物が。
zeferu『なんで俺が隠れなきゃならんのだ!!』

そして日は変わり。
雨宿りをするエンジュの前に、ゼフェルが現れました。
zeferu『何遊んでんだ、早く帰るぞ』
ぶっきらぼうな物言い。
ほら、行くぞ。
エンジュの手を取るゼフェル?
enju『・・・・(*//////ー///////*)ボッ!!』
思わず彼の手を振り払ってしまい・・・
『ご、ゴメンナサイ、つい・・・』
つい、なんだよ?
enju『ナンデモ・・・アリマセン・・・(*//////ー///////*)ボッ!!』

ったくしょうがねえな。
着ていた洋服をエンジュにかぶせて、雨の中を走る二人。
それが始まりなのかもしれません。
ランディが鍵を差込み、オリヴィエが扉を開けて、ルヴァが呼ばわり、
ゼフェルが連れ出す。
頑なな心に少しずつ暖かい灯火がともったのかも。

物語も半分を経過した所で、
上手いエピソードを持ってきたなという感じがしますね^^

次回も楽しみです^^

追伸:

『金色のコルダ』がアニメ化になるそうです。
2006年秋放送予定。
これも気になりますね・・・・


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恋する天使アンジェリーク 第5話 『闇の記憶』 
2006 08 06
Sun 12:19:29
恋する天使アンジェリーク 第5話です。

今回は、闇の守護星クラヴィスのお話でした。
シリーズのファンの方には、少しセンチメンタルな
お話だったかも・・・しれないですね。


主観的あらすじ

順調に回復を見せる星獣の宇宙。
しかし、足りないサクリアがあった。
それは安らぎを与える闇のサクリア。
エンジュは幾度となくクラヴィスの元を訪れ
サクリアのことをお願いするが、
彼の持つ独特の雰囲気に呑まれ、今だサクリアをもらえない状態。
『お前が私を知らないように、私もお前を知らぬ・・・』
その言葉の意味を考え、
彼の人となりを知ることから始めようとするエンジュ。
秘められたクラヴィスの過去。
それは痛みを伴う過去だった。
大切な人も、大切にしたいと願った人も
手にすることのなかった記憶。
守護星ゆえの使命の為に。
宇宙を救う運命の為に。


さて、まとめ感想に。

・晩餐会は緊張の味がする?
enju『はあ・・・苦手(p_;)』
こんな食事会なんて、経験したことないし。

oribie『どうしたのさエンジュ?』
私の故郷にない、見たこともない料理ばかりで。
『でも、美味しいから食べてごらん?』
薦めに従い、フォークをマッシュルームに。
つる。
『あれ?』
もう一度。
つるっ!
enju『ヾ(`◇´)ノ彡☆!!』
ムキになって突き刺そうとするものだから・・・
宙を飛んだアイツは綺麗に弧を描いて花瓶にナイスシュート!

juriasu『・・・外側のフォークから使うのだ』
ジュリアスでした。
juriasu『こうした晩餐会も増える。早くマナーを覚えるのだ』
あらら・・・手厳しいですね。
でも、一人前のレディーだとそうした振る舞いも大事なのかな。
その時、突然席を立ってしまうクラヴィス。
cravis『食事はもういらぬ』
その立ち居振る舞いを見て、
(どこか孤独で、不思議な方・・・)
そんな印象を持つエンジュなのでした。


・今の星獣の宇宙に足りないもの
juriasu『聖地も変わってきているが・・・』
ただ、闇のサクリアが足りないようだ。
これにはエンジュも気がついていたようです。
enju『なんだか上手くお話できなくて・・・』
でも、もう一度。
話してみなければ分からないし、それに宇宙も救えない。
意を決し、彼の部屋を訪ねるエンジュ。
『真っ暗・・・(T▽T)』
不意に灯る明かり。
『いらしたのなら、闇のサクリアを・・・』
『・・・・・。』
cravis気が乗らぬ。
一言で切り捨てるクラヴィス。
enju『えと・・・またきます!』
バタン。
(気難しい方とは思っていたけれど・・・)
『なんのこれしき』
以前とは、格段に変わってきましたね彼女も。
めげない、と言うか強くなったと言うか。
少しずつ成長している彼女を見るのは、
やっぱりゲーム感覚で視聴している分
どこかほのぼのした感覚が自分にもありますね・・・


・エンジュの失敗
今度こそはと、彼の後をストーキングするエンジュ。
何もコソコソしなくても、ねえ(苦笑)
それは彼女も思ったのか、堂々と話をすることに。
川の側で読書中のクラヴィスに話しかけるのですが。。。
cravis『私は、お前を知らぬ』
相変わらず、必要なことしか話さない彼。
何がそこまで頑なにさせるのか。
この時のエンジュには、それも解るはずもなく・・・
『あっ!』
足を滑らせ、倒れこんでしまった拍子に
クラヴィスの本を落としてしまう事態に。
川を流れていく本。
ためらいもなく、川に飛び込み本を回収するのですが・・・・
enju『私のせいで・・・。・゚・(ノД`)・゚・。』
なんとしても元の状態に。
enju『大切そうに読んでいらしたから・・・』
cravis『お前に私の気持ちなど解らぬ』
一言を言い捨てて、歩き去ってしまうクラヴィス。
この時点では、『それはないでしょう』と思ったのですが・・・
実はキチンと理由がありました。


・修復作業
ruva『自分を責めることはないよ』
ルヴァが優しく慰めるのですが・・・
でも、やっぱりナントカしないと。
まずは本を広げ、乾かすことにしたのですが・・・
『見たことない文字』
何か詩集のようにも見えるけれど・・・
ruva『これはメドキリア文字』
彼の故郷に伝わる、古い文字ですよ。
(少し彼のお話をしましょうか)
ほんの少し前置きを置いて、
ルヴァが語り始めたクラヴィスの過去とは・・・

・クラヴィスの過去
母と二人、古の都で暮らしていたそうです。
旅芸人の一座に加わり、あちこちを転々とする生活だったとか。
そんななかで育まれた二人の絆は、とても強いものだったそうです。
『ですが、この神鳥の宇宙の闇の守護星が力を失ったことで・・・』
それも終わりました。
抗えない運命。
彼は神鳥の宇宙に連れて行かれました。
母も、故郷も、全てのものを失って。
守護星と言うのは残酷なもの。
力を失うまで、宇宙を守護し続けるのが務め。
ただ、ここで過ごす時間の感覚があまりにも違いすぎるために・・・
『ここでの1年は、人間の数十年に当たるために・・・』
彼は幼くして守護星の能力に目覚めていた為、
この時悟っていたそうです。
ruva『二度と、母の顔を見ることはできないだろう』と。

・少しずつ、お互いを知り始めて
図書館で修復作業に励むエンジュを見舞うオリヴィエ。
oribie『よくもまあ、頑張るね(*^-^)』
その作業、ルヴァの入れ知恵?
『そうです、それに段々読めるようになってきたんですよ』
知ろうとすることで、あの人の人となりも解ってくるはず。
そんな様子を入り口からそっと見ていたのは、当のクラヴィスでした。
気がついたルヴァが声をかけます。
ruva『どんな少女か、わかってきたはずです』
だからこそ、あの本を預けているのでしょう?
それには答えず、歩きさるクラヴィス。
雪解けには、まだもう少しだけかかるみたいですね。


・もう1つの過去
リュミエールryumie-ruがハープを奏でる中、
月夜の散歩に出るルヴァとエンジュ。
enju『私、あの詩集の詩をいくつか暗記したんですよ』
”夜は 恋を写す鏡
  輝く 月の湖で
   ひとり 溜息をつく”

彼は『孤独だった訳ではない』のですよー。
不意にルヴァがそんな事を言いました。

その様子を見ているクラヴィス。
cravis『恋でもしたか、ルヴァ。』
だとしてどうする。
時は冷徹だ、あの月のようにー。

それは、新しい神鳥の女王が誕生する前のこと。
先代の女王quが、まだ候補生だった時のこと。
木の枝に腰かけ、クラヴィスを呼ぶ彼女。
qu『私いつも思うんです』
そのムラサキツユクサを見て、クラヴィス様みたいだって。
その心に染み入るような優しい色を見るたびに。
(美しい・・・金の髪の女王候補生)
次第に心動かされるクラヴィス。
そして、あの晩初めて想いを告げるのですが・・・
cravis『私はお前が必要だ、生涯を共に過ごしたい』
しかし、女王自身気持ちはどうあれ
軽々しく返事を出来ることでもなく・・・
qu明日、お返事をいたします』
背を向けて、それだけを言うのがやっとの様子で・・・

そして翌日。
待ちわびるクラヴィスの元を訪れたのは、ジュリアスでした。
juriasu『彼女は来ない』
神鳥の宇宙の女王に選ばれ、それを受け入れた。
qu(この身を全ての命に捧げていきます・・・)
そして、終わった恋。
ムラサキツユクサの花言葉は、『寂しい思い出』。
ある意味この時のクラヴィスにも、また女王にも
ピッタリの花だったのかもしれません。

※ご指摘を頂いたので、修正しました(8/6)
誤クラヴィス⇒リモージュ
正クラヴィス⇒先代の神鳥の女王(候補生時代)
が正しい好意の関係だったそうです。
ありがとうございます!!


・再び、月夜の湖での再会
enju『どうしても、見たくなったんです』
クラヴィスが振り返ると、そこにはお下げの少女が立っていました。
そう、エンジュでした。
本を差し出し、精一杯直したことを告げる彼女。
そして、本を直しながら闇の持つ安寧についても話し始めるのでした。
enju『哀しいことがあっても、眠りに付くと和らいでしまう』
それは夜の闇が包んでくれるから。
『忘れさせてくれるから』
だから、明日を生きていける。
明るく、生きていける。

上手い表現ですね・・・確かに。
寝てしまえば、嫌なことも忘れられる。
ありますあります、そういうこと。
もっとも自分の場合は・・・
『お酒を飲んで』『はいお休み』な感じなんですけどね(苦笑)

この時初めて、クラヴィスとエンジュの間に
通じ合うものが出来たのかもしれません。

cravis『今宵より、そなたを知る努力をしよう』
ジェムを満たす闇のサクリア。
enju(この安らぎを聖地に届けるわ・・・きっと)
また1つ、大きくなった感じのエンジュ。
次回は、どんな物語が待っているのでしょうか?
楽しみですね^^

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qu
恋する天使アンジェリーク 第4話 『ちいさな芽』 
2006 07 30
Sun 06:59:49
恋する天使アンジェリーク 第4話です^^

今回のお話は、エンジュのガムシャラさが印象的でした。
中心的な守護星は、ゼフェルだった気がします。
期待に応えようと必死に頑張るのはいいけれど。
その結果、周りが見えなくなる。
リアルでも、ありがちなお話ですよね・・・。

でも、内容はとても良かったと思います。

主観的あらすじ

『あなたの運ぶサクリアでこの宇宙が満たされた時・・・』
星獣の女王は目覚め、星は蘇るでしょう。

使命を果たす為に、必死の努力を続けるエンジュ。
それは端から見ても、『行き過ぎ』とも見えるほどでした。
やんわりと諫めるオリヴィエの声も、無愛想ながら心配をする
ゼフェルの気持ちも届かないほど。
水をやりすぎた植物がどうなるか。
頑張リ過ぎた結果の予測結果を見せ付けられた時、
エンジュは愕然とする。
『やっぱり、私には無理だったのかしら・・・』
湧き上がる不安。
でも、みんなはそうではない事を知っている。
彼女はただ気がついていないだけ。
『一人じゃない』ことに。
『助けてくれる人たち』が、ここには9人もいることに。


さて、マトメ感想に。


・星に芽吹いた小さな芽
juriasu『万物をあまねく照らす光のサクリアよ・・・』
ジュリアスよりサクリアを受け取るエンジュ。
juriasu『頑張っているようだな』
enju『はい。』
そういえば、明日はどのような日か知っているか?
『?』
まあいい。それよりも体を休めるようにな。
それから。
『走ると転ぶぞ?』
放送が終わった後で考えてみると、
『頑張りすぎは良くないぞ』と遠まわしに
諫めているようにも聞こえますね。
だけど、それって頑張っている本人にはあまり自覚がなくて。
その後もリュミエールryumie-ru、ルヴァruvaと続けてサクリアを受け取り、
ひたすらに使命を果たそうとする彼女。
enju『モット頑張ろう!宇宙を救うために』

それからも図書館で勉強を続けるエンジュ。
たまたま通りかかったゼフェルzeferuは、その様子をみて
眉をひそめるのでした。


・オリヴィエも気がついていた
oribie『聖獣の聖地に新しい芽が、ね・・・』
(頑張りすぎじゃないの、少し)
大丈夫です、私頑張ります!
oribie『張り切ってるんだねえ・・・』

研究室に報告に向かうエンジュ。
メモを取り落としたことにも気がつかない様子です。
その内容に目を通したゼフェルは、驚きました。
zeferu『あいつ・・・一人でコレだけの事をやるつもりか?』
そして、エンジュ同様このことに
気がついていなかった守護星がいました。
マルセルmaruseruです。
彼もまた緑の守護星である以上、
植物が芽吹いた事はやはり嬉しかったようで・・・
その頑張りが、これから何をもたらすのかと
言うことまでは気が回らなかったようです。


・なんでアイツを気にしなきゃならんのだ(`皿´)

zeferu『なんだってんだ、くそっ!』
一人自室で毒づくゼフェル。
本当は、心配なはずなのに。
でも、上手くそれを言い当てることが出来ない。
オトコノコ、ナンデスネエ^^;
(もしかしたら、あいつ・・・)
図書館にやってきてみると、案の定。
可愛らしいエトワールさんがそこで寝息を立てていました。
zeferu『こんなとこで風邪引くぜ、ったく』
enju『いつから・・・もしかして!』
ナンデ俺がお前の寝顔なんぞ見なきゃならんのだ!
enju『やっぱり見てたんじゃないですか!』
売り言葉に買い言葉。
いらない一言まで言ってしまうゼフェルなのでした。
zeferu『どうせ小さい芽だろ』
それなのに、必死になってよ。
張り切りすぎて、枯らしちまうだけだ!
enju『枯らしません!!』

あーあ、始まっちゃいましたよ(笑)
それは翌日も同じで。
研究室に向かうエンジュとぶつかる彼。
『昨日は・・・ナンデモネエ!』
素直じゃないですね^^

・バランスを崩した宇宙
研究室にて。
erunst『良くないですね・・・』
エルンストerunstの出した予測によると、
現状の星獣の宇宙の行く末はあまり良くないようです。
原因は、エンジュの頑張り。
彼女のもたらすサクリアは確かに星を活性化させはしましたが、
サクリアのバランス配分が良くなく、
このままいくと良くないとのこと。
『これは・・・・』
愕然としたエンジュに説明するエルンスト。
erunst『未来の映像だよ』
こんなはず・・・
zeferu『まったく大したエトワールだよ、お前は』
憎まれ口を叩くゼフェル。
enju『きっと何かが間違ってたんです!』
慌てて書物を漁り始めるエンジュ。
でも、一人で出来ることには限りがあって。
enju『どうしよう・・・どうしたら・・・』
そんな彼女をしかりつけたのもゼフェルでした。
zeferu『思い上がってるんじゃねえ!』
enju『だったら・・・どうすればいいんですか・・・』
あのなあ、お前は”一人”かよ。
今のお前がしなきゃいけないのは、
『助けを求める』ことなんじゃないのか?
それとも逃げ出すか?この前のように。
『いいえ、やります』
もう逃げないと決めたから。

改めて、休むことの大事さを告げるジュリアス。
juriasu『時には立ち止まり、周りを見渡すことも大事だ』
頑張りすぎると、かえって周りが見えなくなる。
1つの方向だけに、力が集中しすぎる。
それは全体のバランスをとる『調和』には良くないもの。
で、今回の1件に不足したサクリアは『風と緑』だ。
ランディ、マルセル。
randhimaruseru『はい』
エンジュにそれぞれのサクリアを託す二人。

このあたりゲームっぽいですね^^
育成方針を決めながら、あれこれ試行錯誤して。
最初のうちはナカナカ上手くいかなくて。
ふっとゲームをプレイしていた時の事を思い出してしまいました。

オリヴィエの提案もあり、
ゼフェルを加えた4人で宇宙へ向かうことに。
彼にはある目論見があったようです。
oribie『雨は降らせた方がいい』
そのほうが、地面が固まって良い土地になる。
それもまた調和の方法の1つということでしょうか。

運んできたサクリアを開放し、祈るエンジュ。
enju『まだ色々間違うこともあるけれど』
一人じゃないから、助けてくれる人に気がついたから。

エンジュの背に、白く気高い翼を見るゼフェル。
zeferu『これが・・・伝説のエトワール・・・』

ここまでは良かったんですが。
最後にゼフェルのメカ鳥コントローラが『ばき!』って
それはないでしょ(爆笑)
オチにギャグを持ってくるとは・・・やはりアナドレマセンネ^^;

『遥かなる時空の中で -舞一夜ー』の公開まで後半月。
こちらもこちらでタノシミですね^^



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恋する天使アンジェリーク 第3話です^^

今回は、エトワールとして始めてのお仕事に挑むまでの
お話が描かれていました。
メインとなった守護星は、地の守護星ルヴァ。
奥手な者同士、微笑ましい部分があったかもしれません。


主観的あらすじ


『あと少し、ここにいさせてください』
改めて、自らの運命と向き合うことにしたエンジュ。
神鳥の女王rimo-ju(リモージュ)との謁見の中、
星獣の女王collet(コレット)の治める宇宙の危機を聞かされます。
救う方法はただ1つ。
この宇宙に満ちる9つの力を届けること。
手始めは、光を司るジュリアスより賜ったサクリアを。
しかし、始めから何事も上手く行くということはなく。
『ワタシじゃダメなのかな・・・』
落ち込んだエンジュを励ましたのは、地の守護星ルヴァでした。
女王の候補生時代の話をしながら、エンジュを励ます彼。
そしてエンジュは改めて自分と向き合い、サクリアの輝きを得て
星獣の宇宙へと向かうのでした・・・


さて、まとめ感想に。


・運命は強制されて享受するものではない
rimo-ju『貴女の戸惑う気持ちはわかります』
女王は開口一番そんなことを言いました。
家族もなく、一人で精一杯生きてきた貴女。
野に咲く、花のように。
そして、運命とは誰かに強制されて受け入れるものではない。
それは自ら悩み、考えて受け入れるもの。
『自分と向き合いなさい』
それはかつての自分もそうだったから。
女王候補生だったころの自分も、惑い、悩み
道を見つけてきたのだから。


・サクリアとは?
9つの大いなる力、と言われています。
光はジュリアスjuriasuが、闇をクラヴィスcravisが、風をランディrandhiが。
水はリュミエールryumie-ru、炎はオスカーosuka、緑はマルセルmaruseru
鋼をゼフェルzeferu、夢をオリヴィエoribie、地をルヴァruvaが。
これらがバランス良く保たれることで、
宇宙は平穏に満ちてきた、と言います。

ただ、あの宇宙、つまり星獣の宇宙はまだ生まれたばかりで
守護星もおらず、女王が一人で切り盛りしなければならないのが現状。
そして無理がたたり、今は眠りについてしまったとか。
コレが続くと、その宇宙は消滅の危機を
迎えてしまうとも言われています。
故に思いのほか、エンジュに掛かった使命は重いみたいですが・・・・


・使命と向き合うエンジュ
部屋で思い悩み、眠れぬ夜を過ごしたエンジュ。
enju『逃げている場合じゃない』
ワタシは、もう逃げない。
enju『重すぎる使命かもしれないけれど、心をこめてさせて頂きたいと思います』
手始めに、ジュリアスから光のサクリアを受け取るエンジュ。
相応しい魂でなければ、手にした宝石にサクリアは宿らないとのこと。
次第に緊張するエンジュ。
(上手くいったことなんかなかったし・・・)
でも弱気になったらダメ。
ですが、結果は無常なもの。
受け入れは出来たみたいですが、光を放つことはありませんでした。

・ルヴァの優しさに触れて~似たもの同士?

落ち込むエンジュを励ますルヴァ。
ruva『そんなに自分を責めては・・・』
・・・あ(//・_・//)カァ~ッ…
いつしか自分が彼女に接近していたことに気づき、顔を赤らめるルヴァ。
そして、エンジュも。
ruvaenju『女の人に縁がなくて・・・』『私も男の人に縁がなくて・・・』
そして、女王の昔語りを始めるルヴァ。
『普通の人だったんですよ、貴女と同じで』
女王候補生だった彼女には、ライバルrozaria(ロザリア)がいました。
むしろロザリアの方が、女王らしいたたずまいを
持っていたかもしれません。
しかし、彼女は違いました。
人を助けたいと願い、ただ自然な姿で接するだけ。
それはいつしか人々の心に響き、
やがてはロザリアとも親友になっていったのです。
女王はこうも言っていました。
rimo-ju『私は特別なことはしていない』
自分に出来る精一杯の事をするだけ。
rimo-ju『人には、それしか出来ないのかもしれない』

その言葉は、エンジュに少しずつ、ゆっくりと染み渡っていきました。
『今の私に出来ること・・・』
私を信じてくれた女王様に感謝すること。そして・・・
enju『信じてくれた心に応えたい!』
そのとき宝石が光を放ち始め・・・
サクリアが満ち始めました。
ruva『貴女の素直な心に反応したんですよ』
思わず、ルヴァに抱きつくエンジュ。

その光景を物陰から見つめるジュリアス、オスカー、ロザリア。
osuka『なかなかいい光景だ・・・相手が俺ならもっと良かったが』
そして、ゼフェルzeferu
こちらは何故か歯噛みをしていましたが・・・

その後船に乗り、星獣の宇宙を目指すエンジュ。
やって来た場所は、光差さぬ寒冷の地。
enju『今日からここで始まるんだ』
思いをこめて、サクリアを開放するエンジュ。
(いつかかならず、奇跡が・・・きっと・・・)
それは冬が過ぎ、やがて芽吹きだす野の花のように。


とてもよいお話だったと思います。
物語もあせらずゆっくり進んでいるのは、好感が持てました。
次回も楽しみですね・・・


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恋する天使 アンジェリーク ~心の目覚めるとき~
第2話です。


今回から本格始動でした。
前回、エンジュenjuにとって半ば強制的とも言える形で
『エトワール』に選ばれた運命。
今話はそんな彼女が自らの運命を受け入れ、
使命と向き合うまでのお話だったと思います。


主観的あらすじ


未来の扉で、将来の自分の姿を垣間見たエンジュ。
『夢?』
いいえ、それは実際にこれから起こり得る事。
だけど私は。
enju『田舎娘で、何の取り得もないのに』
でも、その手には守護星とのつながりを示す腕輪が。
逃げ出したい、こんなところに自分はいるべきじゃない。
それを諫め、道を指し示したのはオスカー。
炎の守護星でした。
『本当の自分を知ろうともせずに』
そうやって逃げ出すつもりか?
止めはしないが、そうやって生きていくつもりなのかい?
その言葉が、彼女の何かを変えていく。
運命と向き合い、かの女王の宇宙を救うために。
頼もしい、9人の守護星と共に。


さて、まとめ感想に。


・運命は回りだす
『真実は示された。そなたがエトワールだ』
ジュリアスjuriasuの言葉。
それが運命なのだから。
使命を果たす為に、貴女はここにいる。


とは言え、全てがイキナリ過ぎる状況にあって、
混乱するエンジュの立場もわからなくはないですね・・・
自分でも同じだと思いますし^^;


・女王との謁見の為に
女王補佐官のロザリアさんが、
今後の身の回りの世話をしてくれるとか。
『貴女は、女王にお会いするのだから』
『どうして私が?』
『少しずつ、分かっていくわ(*^-^)』
短いやりとり。
身をもって、いずれ知ることであれば、
今は何も言うべきときではない。
ソウイウコトなんでしょうか。


『エンジュ!』
窓の外から呼ばわる二人の守護星。
ランディrandhiとマルセルmaruseru『でした。
『はい!』と普段のように返事をしかけて・・・
enju『・・・(*/∇\*)キャッ!!』
(私・・・まだパジャマのままだった・・見られちゃったカナ?)
恥ずかしさに頬を染める彼女が可愛らしいですね^^


その後、挨拶周りに向かう3人。

randhi『ワクワクしてるんだぜ?』
maruseru『君のことが知りたいな(*^-^)』
でも私は。
『美人でも、優秀でもないし』
自分を卑下する彼女。
視聴者から見れば、充分可愛らしいんですが。
『美しい朝ですね・・・』
噴水の元で、ハープを弾く麗人。
ryumie-ru『貴女は、汲み立ての清らかな水に触れたような感じがする・・・』
さすがリュミエールryumie-ru。台詞もお見事です。
でも私・・・守護星様に見合うような人物じゃありませんし!
って、エンジュさんねえ^^
今、まさに、そこに”いる”んですが。
3人も。


事実を知り、さらに驚いたエンジュを
ますます驚かせたのが4人目。
オリヴィエoribieでした。
『こりゃ磨きがいがあるな・・・』
早速オリヴィエのおもちゃになってしまうエンジュ。
髪型をアレコレいじられてました。
実際、彼の腕は確かみたいで、見事に綺麗なお嬢様が完成!
と、そこへ現れる5人目。
ゼフェルzeferuでした。
zeferu『何であんな奴が(`皿´)』
大体、アイツで大丈夫なのかよ・・・
少々口が悪い方のようです(苦笑)


・ゼフェルサン、やっちまいまいましたよ^^
当の本人に聞かれてしまったゼフェル。
しまったと思うも、後の祭り。
傷ついたエンジュは、屋敷を飛び出してしまうのでした。
森の中を走るエンジュ。
『私・・・何やってるんだろう?』
こんな格好をして、守護星様に囲まれて。
迷いながら進む彼女を導くように現れたのが、6人目。
オスカーosukaでした。
enju『使命とか、馬鹿げてます!』
こんな田舎娘に。
そこまで聞いた彼は、次に大胆な行動を取るのでした。
エンジュを抱き上げ、馬に乗せるとこういいます。
osuka『努力もせずに帰るような奴に、使命は任せられないが・・・』
まずはエトワールとデートと行きますか!


・エンジュの魅力とは
町に降り、お祭りに参加する二人。
町は舞踏会の真っ最中。
ダンスに誘うオスカー。
『私、踊れませんから』
ぷいっと顔を背けるエンジュ。
『逃げ出すのが、お得意なようだね』
的確に核心をつくオスカー。
それに反発を覚えるエンジュ。
(見てなさいよ!)
そして、故郷の踊りを披露するのでした。
自分は自分らしく。
自分以外の何者にもなれないのだから。
それでいいんじゃないかな、と思いましたね・・・。
自然体が彼女の魅力、でしょうし。
ゲームでも、プレイヤーの個性が
主人公に反映される(プレイ結果)訳ですから、
それで良いと思います。


・心のうちを明かして
その後、ちょっとしたトラブルもありましたが
無事に館への帰路へ着く二人。
『私、恋人もいないし・・』
家族もいない、ずっと孤独だった。
『人は誰しも孤独を抱えている。』
『私、誰かに必要としてもらったことないし』
それは違うな。
osuka『自分に何が出来るか、知ろうとしてないだけだ』
君は、(我々が)必要としている人なのに。
『だけど私に宇宙を救うなんて・・・』
人は誰しも宇宙を抱えて生きている。
自分と言う宇宙を。
それは自分を愛することと同じ。
自分を愛せない奴に、どうして他の宇宙が救えるものか。
『・・・・・。』
反論の言葉を無くすエンジュ。
最後にオスカーは、こうしめくくりました。
『逃げれば、傷つかずに済むからな』
少なくとも、自分だけは。


エンジュenjuにとって、
多分今まで聴いたことのない話だったのでしょう。
自分を必要と言ってくれる人がいた、と言うことは。
同情するでなく、あくまでも道を指し示すだけではありましたが。


ですが、それで充分だったようです。
彼女らしい素朴なドレスに身を包み、改めて女王と謁見するエンジュ。
enju『あと少しだけ残らせてください』


良いですね、この終わり方。
締めくくりも見事だったと思います。
ますます次回が楽しみになりましたね・・・
※アイコンは『SWEET KINGDOM』様の素材をお借りしています。


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恋する天使アンジェリーク 第1話 
2006 07 09
Sun 04:41:51
恋する天使 アンジェリーク ~心の目覚めるとき~
第1話です。


7月の新番組4つ目ですか^^;
視聴のきっかけは・・・ゲームプレイ済だからですね。
もちろん映画化される『遥かなる時空の中で』も
プレイしたことがあります。

原作は言うまでもないあの『コーエー』のネオロマンスゲームですね。
女性向け恋愛ゲームとして、今も根強い人気を誇っています。
※アニメ版のベースは、『アンジェリーク・エトワール』のようです。
もしゲーム版をプレイされるのであれば、
PC版よりPS2版をオススメします。


今回は、物語の説明的内容でした。
なので、主観的あらすじの代わりに、
公式サイトより概要を紹介させて頂きます。

物語概要

ひとりの女王が、ひとつの宇宙を統べる世界--。
そこでは宇宙の中心に 女王の住まう「聖地」があり、
女王に仕える9人の「守護聖」と呼ばれる
神々のような男性たちも在るといわれています。

この物語に登場するのは、ふたつの宇宙。

成熟した、豊かで平和な「神鳥の宇宙」は
女王と守護聖たちに守られています。
そして、生まれたばかりの「聖獣の宇宙」。
まだ守護聖がおらず、女王が独力で支えています。
そして今、「聖獣の宇宙」に恐ろしい危機が忍び寄っていました--。

17歳の少女・エンジュは、ある日とつぜん、
宇宙を救う「伝説のエトワール」に選ばれてしまいます。
大きな使命を前に、とまどうエンジュ……
(公式サイトより)


さて、まとめ感想に。


今回は、かなり難しいですね・・・
概要に沿った内容でしたので、
まとめ感想でまとめるものが特になかった、と言うのがその理由です。
シリーズも長かったですし、方法としては良い試みだと思います。
まず世界観を1話で説明して、本格始動は2話からと言うのは
話の流れを掴む上で大事だな、とも感じました。


なので、ゲーム版(プレイしたのはPS2)の感想を持って
1話の感想に当てさせて頂こうと思います。


主人公は17歳の普通の女の子。
そして誕生間もない「聖獣の宇宙」の育成を手伝い、
「聖天使」をめざし、世界を冒険すると言うのが大まかな流れですね。
ゲーム版ではデートの臨場感も上がっていました。
実際に会話しているような感覚と、
デートの始まりは昼、終わりは夕方のように
時間経過の概念を導入し、
より“一緒に時間を過ごす”楽しみが出来たのは良かったと思います。
約束したものの、
遅れてしまい大急ぎで走ってくる
男性キャラを見るのは面白かったですね^^
PC版との違いは、恋愛対象となる全キャラクターの
エンディングムービーを収録しているのは
移植版のメリットでしょうか。

育成シミュレーションとしても、老舗のゲームだけに
完成度は高かったと記憶しています。


アニメは次回からが本格始動のようですし、タノシミですね^^


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