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この青空に約束を 第9話『桐島沙衣里(前編)』 
2007 05 30
Wed 04:54:28
この青空に約束を 第9話です^^

主観的あらすじ

高見塚学園の校長・教頭が
つぐみ寮の廃寮にやっきになっている最中、
つぐみ寮の周りをなにやら調べている人物を目撃する。
航と沙衣里はなんとかつぐみ寮を
廃寮にしたい校長と教頭の差し金だと思い、
二人だけでいろいろと調べ始める。


物語の印象点

・朝比奈さん(大)?

に、良く似ているお人、桐島沙衣里先生(*^-^)♪

30分通しての印象は
守るべき対象の変化、と言うところにあるのかなと
感じますね^^

最初は寮を、みんながいつか戻ってくる場所を守る為に。
それが航に変化するまで。

おっちょこちょいな先生のイメージもありますが、
実は他の娘のエピソードでは意外に先生先生していただけに、
等身大の彼女にスポットを当てた時、予想通りと言うか
お茶目な素顔が見られたと言う部分で楽しめた感じも。

しかしラブ○の前で教え子にハグされて、
さらには教頭の立ちシ○ンを目撃するなど、
冷めた目で見ると、『かなりシュールな場面』だったりするんですよねホントw

・物語全体のテーマ

寮を中心に描かれる物語である故、やはり『仲間』なんでしょうね。
寮の取り壊しを通じ、仲間としての意識を固めるのが、前半。
そして、それぞれの物語へ。

あとは個別のエピソードが強いか否か。
ただそれだけなんでしょう。

次回は守るべき対象が変化した時、先生として彼女は。
あるいは一人の女性としてどうするのか。
そんな部分も楽しみにしたいですね。

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この青空に約束を 第8話『羽山海己(後編)』 
2007 05 27
Sun 04:04:25
この青空に約束を 第8話です。

主観的あらすじ

一誠に寮での生活の事がばれてしまった航。
一誠に寮を出ろといわれるが、断固としてそれを拒否する。
そして、海己も父・克彦に航との関係を話そうとするのだが、
勇気が出せず話をはぐらかしてしまう。
果たして航と海己の関係はどうなるのか・・・。

物語の印象点

・相合い傘の隣にいる人と、もう一度その落書きを、一緒に見たい

30分視聴した印象として1言でまとめると
そういう事なのかもですね。

過去の傷に縛られ、前にも後ろにも進めなかった海巳。
一人は嫌だから、だけど前にも進めない。
だったらこのままいい、そうしたいけれど・・
それじゃ、夢はかなわない。

その扉を開く為に、航の行動が彼女を後押しすると。
生徒会選挙に立候補、みんなの前で演説を行うことで
改めて二人の関係性を認めてもらうこと、
二人の居場所を前向きに守っていく事。
それを可能にしたのでしょう。

彼女のエピソードは海己の成長の物語。
立ち止まっていた彼女の手を引き、前へと進ませてくれた彼の隣にいる為に。

・ちょっとした感想。

物語も8話を経過した訳ですが、
ここらで強いて厳しい一言を言うとなると、
やはり最初に感じ取った『名作になりきれない名作』と言う印象は
拭えなかったかな・・・とも思いますね(苦笑)

それぞれのエピソードを盛り込んでいるのは全く問題ないんですが、
軸となるテーマを明確に打ち出していない分、どこに焦点を当てているのかが
原作未プレイ組の方には今ひとつ不明瞭だとも思うのですよ。

その1点だけが少し勿体無いかな・・・とも感じていて。
物語の空気自体、優しくてほのぼのしているだけに
勿体無いな・・・とも思うんですよね^^
この青空に約束を 第7話『羽山海己(前編)』 
2007 05 17
Thu 00:59:26
この青空に約束を 第7話です。

主観的あらすじ

航は一誠に呼ばれ学校や寮での生活について色々話をされていた。
時を同じくして海己も父・克彦と話をしていた。
そして、二人はお互いに寮での生活について、
一緒に生活していることを隠しているのであった。


物語の印象点

・メインテーマ『みんな』と『あなただけの私』でいたい、と言うこと。

30分、のんびりと視聴していて感じ取れたのは
まさにそれでした。

海己を縛っているたった一つの理由。
「母親がいなくなった時のひとりになってしまった恐怖」

だから誰かに縋りたかった、一緒にいれば寂しさを紛らわせた。
それを可能にする幼馴染で、大好きな男の子がそうだったから。

けれど・・・彼のお父さんと自分の母親が一緒にいることで・・・
結局自分は『一人』になってしまった。

「ふたり」が「ふたり」でいるために、「みんな」を壊してしまうなら…
そんな「ふたり」になんか、なりたくない。

そう、海巳は航に言いました。
本心でもあり、また同時に身を裂くような一言を。

ふたりはみんなをバラバラにするから。
だからふたりは駄目なの・・・。

けれどみんなの航であることより、私だけの『航』でもあって欲しい。

みんなとの繋がりを『渡る』意味での『航』でなく、
一人の異性としての『航』でもいて欲しい。

ザックリと感じた部分はそこですね(*^-^)♪
後は、当人達がどう動くか。

みんなとは、思い出。
恋人同士とは、思い出を土壌にした新しい出会い。

二人の思い出をつなぐつぐみ寮。
それは後編でどんな思い出を紡いでいくのでしょうか。

次回も気になりますね・・・

そうそう、ちび航とちび海巳は可愛かったですね^^
どこにでもありそうなやり取りがとても良かったと感じたのですよ。
この青空に約束を 第6話『藤村静(後編)』 
2007 05 09
Wed 03:18:51
この青空に約束を 第6話です^^

主観的あらすじ

つぐみ寮の生活にも慣れてきた静だったが、
テストの成績が悪く追試を受けなければならない事に。
だが、追試を嫌がり逃げる静。
この追試には沙衣里の進退がかかっているのだが…。
そして、航はこのまま静をつぐみ寮で生活させていていいのかを悩み始める。

物語の印象点

・インプリンティング(刷り込み)

雛鳥が初めて親を認識する時、の感覚に似ていたのかもしれません。
この人なら、多分私を大事に思ってくれるから。
ずっと一緒にいてくれるから。

けれど、それを許さない事情がある訳で。
寮でのささやかな花火の夜。

咄嗟に航がついた『優しい嘘』。
それが・・きっかけだったのかもしれません。
巣立ち、と言うことの。
家族ごっこではなく、今度こそ本当の『仲間として』。

信じることが出来なくなったなら、もう一度信じるまであきらめないこと。
それはどのヒロインにとっても大切なことなんでしょうね、きっと。

『離れても、信じていれば大丈夫』とは御約束の台詞でしょうけれど、
心ってそれだけじゃ割り切れないものもあるじゃないですか。
だから人はより近くに触れ合って、寄り添いあう。
不思議と静と航を30分眺めていたら、何故かそんな風にも感じられて。
そして一つの障害を乗り越えたことで『ごっこ』でなく、
本当の仲間として、寮生の一人としてもう一度再会を果たした二人。
嬉しそうに彼の前に現れた静。
そっと風が被っていた麦藁帽子を飛ばしていき・・・

島にもう一度、優しい空気が流れ出す。
そんな感じに思えましたね・・・。

・メインヒロインがもう登場??

次回予告に軽く驚きもあったり。
巷でメインヒロインは『海巳』と聞いていたこともあり、
物語終盤で持ってくるのかな?と思っていたのですが
いきなり次回がそのメインヒロインのエピソード。

これには驚きましたね・・。
物語が基本回想から入る切り口でしたし、その意味では
後半の軸を彼女に据えて回していくのもアリなのかな・・・
とか、少し考えてもしまったり^^
この青空に約束を 第5話『藤村静(前編)』 
2007 05 02
Wed 02:58:44
この青空に約束を 第5話です。

主観的あらすじ

航が補習をさぼり土手で寝転んでいると、
うつろな目をした一人の少女と出会う。
航が声を掛けると少女はさとうきび畑の中に
逃げ込んでいってしまう。
航の手元には少女の落としていった麦藁帽子が…。
名前は藤村静。再び静と出合った航は、
彼女の境遇を知ることになるが…。


物語の印象点

・成長、あるいは卒業、と言うこと。

が、彼女のエピソードの原点かなと感じますね(*^-^)♪
前編では、家庭から。
とすると、後編はつぐみ寮から。

大切に思うからこそ、本当の仲間になって欲しい。
可哀想だ、は惚れたってことよとは、大好きな小説の1節ですけれど
これって、動物に感じる愛情とほとんど同義なんですよね・・・。

対等に接する愛情、と言うのではなく
庇護もしくは愛玩としての感情ともとれると思うんですよ。

航くんにとっては、かつての自分を重ねた上で
放っておけないと感じた部分もあるのでしょうけれど、
それが本当に『仲間』としてのものなのか、それとも異なる部分なのか。
そのあたりがキーなんじゃないかな、とも感じますね・・・

そして物語全体を通した上での『仲間』の在り方を
見せてくれる上で、今回は良いターニングポイントでも
あった気がします。

次回に期待ですね・・・。
それからさらりと海巳の伏線も。
『みんなと一緒にいたい』=仲間と捉えて良いのかどうかは別として。
個人的な感情と、絆で揺れる部分ですか。
ほんの少しの話でしたけれど、彼女のエピソードがあるのなら
多分その辺も語られるのかな・・と。
この青空に約束を 第4話『六条宮穂(後編)』 
2007 04 25
Wed 21:25:49
この青空に約束を 第4話です。

主観的あらすじ

宮穂は文化祭の自由研究として
六条紀一郎の足跡を一人でまとめ上げる。
文化祭当日、航の祖父や祖母も
宮穂の研究発表に顔を出したりと盛況を見せる。
文化祭も終わり、後片付けをしている宮穂の元に
航がやってくるが、成し遂げたと喜ぶ宮穂に
航は厳しい言葉をなげかける。

物語の印象点

あきらめない、と言うこと。

祖父の研究を成し遂げたとして、
一応の成果に満足する宮穂。
しかし、欠けてしまった研究資料もあって。

これにどこか得心のいかない航。

物語全体と絡めるなら、
思い出にしてしまう、と言うことに関連があるのかな、と。
『よい研究が出来ました』

はい、おしまい。
ワタシさ、あの時は頑張ったんだよ?
そんな風に軽い思い出話で済んでしまいそうな感覚。

それをもしかすると・・・航は何となく嫌ったのかもしれないな・・と
思ったり。
だから、あきらめないことを行動で、
その実『何物にも変えがたい気持ちがあるんだ』と言う事を
多分、宮穂のエピソードでは示していたのかな、と感じましたね。

最後の最後、諦めない気持ちが実を結び、幕を閉じたエピソード。
きっと彼女の物語はそれで良かったのだと思うのですよ^^
この青空に約束を 第3話『六条宮穂(前編)』 
2007 04 19
Thu 04:25:54
この青空に約束を 第3話です^^

主観的あらすじ

つぐみ寮の大家、六条宮穂は
高見塚学園の理事長でもあった六条紀一郎の孫娘。
宮穂は文化祭の自由研究で、
自分の祖父である紀一郎の南栄生島での足跡をまとめようと、
航を連れて島を巡る。
ある日、宮穂は航と共に南栄生島の近くにある
無人島の泪島に渡るが、そこには・・・。

物語の印象点

・妄想の30分?

・・・だったような気がします(苦笑)
ぶっ飛び娘のエピソードのように見えますけれど、
本質はそこにはなさそうな感じで。

大切に思う場所って誰にでもあるじゃないですか。
で、それがふとしたことで変わってしまっていたり、
あるいは無くなってしまっていた時。
その思い出をもの凄く大切にしている人にとって、
思い出がなくなる、と言うのはすごく寂しいことですし、
また喪失感もあると思うのです。

その思い出を失わないこと、そのために何をするのか。
そこが彼女のエピソードの本質なのかな?と思ったりしてましたね・・・。

なくなった思い出をあきらめるのか。
それとも、最後まで諦めずに追い求めるのか。
思い出を別れに置き換えれば、比較的前話のヒロインにもあてはまりそうな
感じもしましたしね・・・。

次回はそのあたりをもう少し掘り下げてくれるのかな?と
ほんの少しの期待もしていたりww
この青空に約束を 第2話『沢城凛奈(後編)』 
2007 04 12
Thu 01:59:54
この青空に約束を 第2話です。

主観的あらすじ

高見塚学園に転入してきた沢城凛奈は、
つぐみ寮の寮生たちと心を通わせようとしなかった。
それを見た同じ寮生の星野航は
なんとか凛奈を自分たちの仲間に引きずり込もうとするが、
凛奈はことごとく拒否をする。
そんな時、航はマラソン大会である条件を提案し、
凛奈と勝負をすることに・・・。

物語の印象点

・いつか来る別れの為に

2話を見た感じの印象として・・
『別れ』を感じさせる『仲間』を作る事が本当は
怖いから、だから仲間になる事を拒絶していた。

仲間になれば、もっと別れが辛くなるから。
だから、あえてそこを見ないように、逃げようとしていた。

そんな印象を感じつつ、同時にマラソンを通じて
一時でもいい、別れを感じさせない『仲間』との時間に
浸っていたい・・・

矛盾する感じでもありますけれど、
不思議とそんな風にも思えた後編。

ツンケンしていた彼女が本来の凛奈でないことが
分かった時、改めてそんな印象を持ちましたね・・・。

とすると、残るヒロイン候補は6人。
1クールで締めるのか、それとも2クールかは
不明ですけれど、いずれの娘にも『別れ』に関する
エトセトラとそれを乗り越える何か、
そしてほんの少しの淡い恋物語も含めて物語を
紡いでいくんですかね・・・。

次回ものんびりと視聴させていただこうかな♪
それにしても、背景が綺麗だ・・・("▽"*)
この青空に約束を 第1話『沢城凛奈(前編)』 
2007 04 04
Wed 03:10:19
この青空に約束を 第1話です。

神奈川最速放送ですね・・・。

主観的あらすじ

大海原にぽつんと浮かぶ離島「南栄生島」にある
高見塚学園に通う星野航は、
学園の寮“つぐみ寮”唯一の男子寮生として生活していた。
ある日の朝、同じ寮生で同級生の羽山海己が航を起こしに部屋に行くと、
そこには下着姿の美少女が寝ていたのだが・・・。

物語の印象点

・名作になりきれない名作?

いきなり失礼な話かもですけれど、
不思議とそんな印象も持ってしまったり。
PC版が原作だと聞いてますし、一応購入も済ませましたが
まだ未プレイなので、純粋にアニメを楽しめたんですが・・・

どこか唐突な感じがしているのも確かで。
主眼は『1年後の別れ』にあるのでしょうし、
キーワードは『別れ』に対する各ヒロインのスタンス、
中心となる航君の行動にあるのかな、と
そんな部分を基点に物語をのんびり視聴していました。
そして、仲間と言う絆も。

・校庭を下着姿で走る女の子。

いきなりインパクトありすぎ!!
キレキレで登場して、平手打ちを食らわした上に
下着姿で校庭爆走ww

ワタシ『・・・ポカーン・・・』
しばし呆然としつつ、両手はレビューの為にカタカタとw
最悪の出会い方は人参2のゲームを思い出させてくれたりもしましたけれど、
これも同じようなインパクトがありますね・・・。

と同時に、どうしてそこまで人との触れ合い、
ことさらに『別れ』を嫌うのか。
想い出が、凛奈を傷つけたか、それともこれから傷つけるのか。
そのあたりが次回で明らかになるのかな・・・と思ったり。

視聴は継続です。
ホノボノとした雰囲気もありますが、
何より背景の美しさに今回惹かれるものがあったので^^


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