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PERSONA-trinity soul-第26話(最終回)です。

主観的あらすじ

愛する家族の運命をペルソナによって翻弄され、
また自らのペルソナで最愛の女性の命までも
奪ってしまった諒は、人の精神を
ペルソナから解放することを望む。
慎は、そんな兄の姿を垣間見て胸を痛め、
すべての悲劇と混沌を終わらせるため、
様々な想いを剣に変え携えたペルソナを発現させる――。

物語の印象点

・ペルソナの存在意義とは。

ヒトノココロの具現化、とはゲームでも
語られているテーマではありますが・・・
こと、このアニメの場合で言うと。

触れてはいけないもの、と言うものなのかもしれません。

肉彦先輩の一言はあくまでも【ゲーム】的に沿ったものかな?
とも感じますしね・・・

ペルソナでしか救えない危機もある!
だから滅するのは歪んだ形で生まれた、あの合成ペルソナだけだ!

それ、多分違うんですよきっと。

元々ペルソナそのものに良いも悪いも無く。
出来るなら触れてはいけないもの、汚してはいけないもの・・・
無意識の集合体たるくじら、そのものだったとも言えるんじゃないかと。

だから兄貴は全てのペルソナを滅するべく・・・
もう一度ユキと洵君を連れ去りくじらをなだめようと試みたと。

アヤネ(大)がアヤネ(小)と融合することでくじらに回帰する
試みにあわせ、荒ぶるくじらを鎮める為に。

そして慎君には・・・そのペルソナの持つ力で自らのペルソナを
切り離し、一人でもいい、生きていて欲しいと。

でも、それもエゴですよね兄貴の。

その結末の絵図面は、兄貴がかつて塗りつぶしたくじらのはねの
結末じゃないですか。

慎君が、アフロが、めーこりんがそして今は亡き
オナルさんが望んだ事は・・・

そういうことじゃ、ないんですよ。
ペルソナに翻弄され、運命が変わったことで出会ったこと
分かったことだってたくさんあるから、今のソレを大事に、
大切に守りたいと。

ただ、洵君とユキちゃんは・・・そんな兄貴に殉じようと
思っていたのがまた、悲しかったりもしましたね・・・
兄貴の本心を知り、一人では逝かせないと。

そして始まった戦い。

拠り代に宿る九条の意識とのバトル。
目的は異なれども、くじらとアヤネを融合させようと言う部分に置いては
兄貴もあのジジイも考えている所は同じ。

そうはさせない!と戦う3人。

そんな中で、【洵を、ユキを連れて行かないでくれ!】と
戦う慎君が・・・とても哀しく、そして強く見えましたね・・・

・オナルさん、復活かと思ったのに。・゚・(ノД`)・゚・。

一瞬の邂逅。
アフロが、めーこりんが倒れ万事休すか!と思ったら
そこでオナルさんのペルソナが登場しますか!

これ、オナルさん復活(*^-^)ヤッター!と思ったのに・・・
実は違うとはおのれスタッフヾ(`◇´)ノ彡☆

洵君をラストシーンで【僕】から【俺】に呼称の変更を
させるより、オナルさんを復活させなさい!

と、真剣に思いましたね実は。

・OPの意味合い

両手で顔を覆っているめーこりんは
【見たくない過去】の象徴を、

片手で両目を覆っているアフロは
【弱い自分を見たくない】象徴を、

そして両手で顔を覆いつつ、右目だけ覗かせている
オナルさんは・・・【芽生え始めた心】を。

電車の行き交う中に立ち尽くす洵君は・・・
翻弄される【自我】の象徴を、

そして・・歩道橋を走る慎君は・・・
【未来を掴もうとする】象徴、だったのかなと
ふと、最後となるOPを見ながら感じましたね・・

半年間、それにしても本当にメガテンらしい
作品を見せてもらったと思います(*^-^)♪

多くの残る謎もありますが、それはおいおい語られるか
考察で埋めていくか・・・答えは視聴した人の数だけ
存在するのでしょう。

10日に発売になるペルソナ4を前に、
非常に質の高い作品を見せていただきました。

スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした・・。
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PERSONA-trinity soul-第25話「謂れなき喪失」 
2008 06 29
Sun 13:45:05
PERSONA-trinity soul-第25話です。

主観的あらすじ

ペルソナに纏わる数々の事実と、
諒が抱えていた真実――知る由もなかったことを次々と突きつけられた慎。
無気力になった人々と同じように
海辺で膝を抱えた慎の意識にありありと浮かぶのは、
当たり前の日常としてそこにあったかも知れない
家族の情景だった。
その頃、稀人の地下施設にあった有機人工体が再起動し、
富山湾をめざして移動を始めていた。

物語の印象点

・もしかしたら。

諒兄ちゃんも、洵も、ユキも、姉ちゃんも
皆一緒にいた未来も【あったかもしれない】。

けれど、俺たちが半年前・・・ここに戻ってきてから。
10年前のあの事件によって引かれたトリガーを
もう一度引いてしまったから、それは起きた。

兄貴の思惑は分かっている。
俺が発現させたペルソナが両親を奪い、
かつ自分のペルソナのせいで、お姉ちゃんまで死なせてしまった。

長男だから、全てのケリをつけるために仮面をかぶり
最後までその役割を全うしようとしている。
洵とユキの力が戻った今、その荒ぶる魂を鎮められる力を持って
鯨の安息を・・・と。

慎君の前に現れたちびアヤネ。
似ているもの、と評しつつ釘を刺した真意は・・・

自分のお父さんの野望に力を貸さないで欲しいと言うことでしょうか。
犠牲は自分だけでいい、と言うような。
慎君の持つペルソナの力、意識からペルソナを切り離せる能力。

その重大性を警告する為に。

・10年前が無かったら。

オナルさんを知ることもなく、アフロとめーこりんの出会いもなく
皆バラバラだったと思う。
アフロはずっと見たくないものから逃げ出すことを繰り返していた
だろうし、めーこりんも本当の自分を、本来面倒見の良い自分を
認めることは出来なかったかもしれない。

つらいこと、悲しい事もあったけれど・・・
それでも得られたものはかけがえの無いものだったとしたら。

それで良いのじゃないか、とも感じましたね・・・。
もしかしたら、慎君の思い描いたあの未来もあったかもしれないけれど・・・

・ユキちゃん、可愛いぞ(想像の中では)

今回のもう1つの見所は、成長したユキちゃんですかw
可愛いんですけれども(*^-^)♪
ミニスカ、似合ってますし・・・

惜しむらくは、ラスト直前の話で
出番が増えたと言う事ですか。・゚・(ノД`)・゚・。
是非とも番外編があるのなら、オナルさんとともに・・・
出番を増やして欲しいなと思う、そんな25話だったのでした。
PERSONA-trinity soul-第24話「贖罪の楔」 
2008 06 22
Sun 10:02:45
PERSONA-trinity soul-第24話です。

主観的あらすじ

十年前のその日。昨日までと変わらぬ日常が明日も
続くことを誰もが信じていた冬の午後、
綾凪市沿岸部を中心に突如起こった同時多発事故、
そして原因不明の地震を含む多重災害。
多くの人々が一瞬にして無気力症状態へと陥り、
都市機能が麻痺したその瞬間、
その爆心地と呼べる場所――鉛色の富山湾を望む海岸に、
小松原彩音、そして両親とともに神郷諒がいた。
そのとき、彼の腕の中に抱かれていたのは――。

物語の印象点

・全ての始まりと終わりはあの、くじらのうみに。

10年前の真相を全て明かしましたね今回。

慎君に隠されたトラウマ、洵君に施された手術、
そして・・諒兄貴の業とアヤネの悲しみですか。

実験台とされ、海にその身を投じたアヤネ。
あのペルソナの発現はもしかしたら・・
その絶望を意味するのかなとも感じはしました。

父親の為に、とその身を犠牲にしてはいても・・・
彼女個人の意思がまだ残されていたとするなら。
【ワタシは・・・ワタシ】と言うこと、なんでしょうか。

そして諒兄貴。
10年前、彼に突きつけられた真相と選択は
どれほど重たかった事か。

両親のなしてきたこと、それから弟を救う為に
妹を犠牲にしろと突きつけられた選択。

あの博士には、正直どちらでも良い事であったと。
研究の成果において生じた副産物を転用するだけの事であり
生き残ろうが死のうが特に問題ではなかったと。

これ、残酷ですよね・・実際。

・ちび洵君にユキちゃん、可愛いぞ(*^-^)♪

3人の子供時代の邂逅。
家族が本当に幸せだったあの頃。

慎君の後をチョコチョコとついてくる双子。
そして・・・その姿をやさしく見つめる両親。
3人を出迎える兄貴。

それから・・・ちょっとはにかみながら
諒兄貴を訪ねてきたえーこ姉さん。

こんな幸せが、続けばよかったけれど・・
人の犠牲の上に立つ幸せに、そんな時間は与えられるはずもなく。
終わりは唐突にやってきたと。

本来の絵本は、多くの人が描かれていたのですね・・・・
たった一人その場所に残された人だったけれど、
でも彼は幸せだった。

それは本当は違っていたと。

・海岸での出来事。

アヤネとの偶然の邂逅。
発現したペルソナにより、その身からペルソナを
引き剥がされる両親。
それを救うべく自らもペルソナを発動した慎君。
けれど幼い彼に、それを御する力もなく・・・
携えた剣が両親ごとアヤネのペルソナを貫き・・・
そして、悲劇が起こったと。

幼い子供の感情を奪うには充分すぎる出来事。
それを救ったのもまた・・あの博士だったとは皮肉でも
ありましたね・・・実際。

慎君が作っていた彫刻の真意は、閉ざされた記憶の
発露だったと言う事ですか・・・。

それらを思い出した彼。
思い出したときには、多くの人を失い、オナルさんをも
失い・・そして彼は絵本のように【一人だった】。
けれど、一人未来を掴める存在でもあったのかもしれませんね・・・

それは彼の持つペルソナの能力がそうだから。
唯一、他者のペルソナを切り離せる能力を持つ人間だから。

そして大人アヤネとちびアヤネ・・・
もしかして、片方はあの研究所にあった
アヤネ・イミテイト(偽)なんでしょうかね?
と言うことを考えつつ、物語は25話へ進むのでした^^
PERSONA-trinity soul-第23話「絆を抱いて」 
2008 06 15
Sun 05:12:43
PERSONA-trinity soul-第23話です。

主観的あらすじ

自身の記憶が造られたものであり、
九條によって操られていた事を知った叶鳴。
失意の中、叶鳴は仲間達に別れを告げて
ひとり海へと向かう。
だが彼女が立っていたのは、
慎とのささやかな思い出が刻まれた場所だった。

物語の印象点

・やヴぁい・・・切なさ乱れ撃ち・・・

正しくは【刹那五月雨撃ち】なんですけどね(苦笑)
オナルさん、機能停止しちゃいましたよ。・゚・(ノД`)・゚・。

あのラストシーン・・・あれは卑怯です、上手すぎます!
慎君の顔についた雪は溶けているのに、
オナルさんの身体に積もった雪は【溶けない】ままという
細かな演出もそうですが・・・
年頃相応のやりとりも上手かったですしね。

「神郷君の目には、私はどう映っていますか?」
普通の女の子に、見えますか・・・?
オナルさんの精一杯の告白。
記憶すら既に整合性を保てず、リアルの世界に涙し
与えられた記憶に絶望する中・・・彼女が掴み取った
たった一つの思い出。

仲間との出会いの記憶、そして・・・
あの海で撮った写真だけは本当の記憶だから。

もちろん、オナルさんが慎君を好きな気持ちも。
バイオロイド、と言う説明がなされてましたね・・・物語では。
限りなく人体に近い合成細胞の組成を持ち、
脳に結合手術を施した人工の肉体。

そのプロトタイプとして、多重OSを搭載し
10年前から影抜きを学園で流行らせ、適性を持った学生を
抽出する役割を担っていたオナルさん。

その耐用年数は既に半年も前に切れていたのに・・・
動いていたのは、仲間との思い出と彼女に目覚めた
学習結果の生み出した自我、とも呼べる部分だったのかもですね。

街を彷徨い、海に足を向けながらも最後に彼女が辿りついた場所は・・
慎君との本当の心の触れ合いが残された、
あの公園だったと言うのはちょっと目から熱い汁が・・・(涙)

・アフロ、カッコいいぜ!

今回のアフロは両手を上げてカッコいいぜ!と
言えますね(*^-^)♪

【オナルの行きそうな所を知ってるか?】
知ってるなら行け、知らねえなら探せ!
あの台詞、カッコよかったですよ真面目に。
そしてめぐみさんの台詞も。

オナルさんのペルソナは、かつて切り離されたものじゃない・・
あの丸くてふわふわした卵みたいなのがそう!
ペルソナの赤ちゃん・・・

上手い例えでしたね、あれは本当に。
やはり思い出してしまうのは・・・アイギスになってしまうんですけれども。
アイギスとキタローのあの、ゲームでのやりとりを(苦笑)

今回の話は本当に感動ものでした。
まだペルソナシリーズを視聴していない方がおられるとしたら、
この場面の為に是非視聴してみて欲しい、初めてそんな風に
感じましたね・・・。
PERSONA-trinity soul-第22話「依り代」 
2008 06 09
Mon 15:57:52
PERSONA-trinity soul-第22話です。

主観的あらすじ

失った愛娘を蘇らせるという一念に
衝き動かされていた九條。
既に思想も理念もなく、
それは無意識の海の摂理を脅かす妄執と化している。
稀人の潜伏する研究施設をつきとめた真田だったが、
彼の最終行動は慎たちペルソナ使いに委ねられる事となった。

物語の印象点

・オナルぅぅぅぅぅぅ!!

可哀想なオナルさん。
人にあらずして、ヒトノココロを得てしまったオナルさん。
慎君に想いを寄せていたオナルさん。

そんなオナルさんがとても・・・・哀しく見えた22話でした。
九条の暴走がさらに加速度を増していく中で、
明かされた彼女の秘密とは・・・・
ゲーム的に言うのなら、アイギスと同じ機械人形だったと。
多重化されたOSの作用か、複数の人格を持ち合わせ
かつその裏では・・・影抜きをはやらせ
潜在能力者からペルソナを抜き出し計画の為に捧げると。

牛丼はいわば彼女の・・・安定剤みたいなものだったのですね・・・。
事情を知りつつも、そして自分は九条に利用されていると
知っていてもそれでも・・・大義を信じ最後まで
付き従おうと思っていた牛丼。

なのに・・・その目的が私利の為だったと知った時・・・
彼女はそのペルソナの怒りを、あのアヤネもどきへと
向けていったのでした。

・さよならを教えて

ユキちゃんだけの人格が残された時、初めて
弟の心を知った慎君。
そして両親の行いを悔やみ、一人片をつけようと
決めた彼を止めたのは・・アフロとめーこりんでした。
色々あるけどよ、一人で抱えなくてもいいじゃねえか。
俺たちのペルソナはそういう、悲しみの連鎖を
とめる為にあるんじゃねえか?

そう言ったアフロの一言が良かったですね真面目に。
って、いつのまにアフロはペルソナを制御できるように??

研究所での死闘。

九条の操るペルソナの力は強く、
実際後一歩で飲み込まれそうになった慎君を救ったのは・・・
オナルさんのペルソナでした。
って、そのままじゃオナルさん死んじゃいますって!
まだオナルさん告白もしてないのに!!

思わず「アイギスぅゥゥゥ!!」とシャウトしたのは
これはナイショにしましょうか(*^-^)♪

ラストシーン。
洵君との一瞬の邂逅。
これにはどんな意味があるんでしょうね?
視聴者への問いかけのようにも感じた、そんな22話だったのでした。
PERSONA-trinity soul-第21話「残刻」 
2008 06 01
Sun 10:11:55
PERSONA-trinity soul-第21話です。

主観的あらすじ

洵を拉致した稀人たちは洵のペルソナを利用し、
制御の限界を超えつつある複合ペルソナの安定を図ろうとする。
そして慎は、かつてペルソナの研究に関与していた
柊社長から、諒だけが知っていた
両親の過去についての真実を知らされる。

物語の印象点

・オナルさん・・・次回。・゚・(ノД`)・゚・。

思い切り死亡フラグ立ってしまったじゃないですか
オナルさん(涙)

しかもどうやら・・・オナルさん人格の他に、アナルさん人格も
あるみたいで(苦笑)
※彼女の本名は叶鳴(カナル)さんですが・・・
あの13話前後での教室シーンからこう呼ばせてもらってます(苦笑)

今回、大きく話も動きましたしね・・・。

くじら、と呼称する無意識の集合体と
その怒りとも取れる人々の意識の混濁と消失・・・
そして九条の目的はやはり・・愛娘との邂逅と
無意識を統べることにあったようです。

同時にマレビトの目的も。
適性がある、と言うだけで孤児院に入れられ
身体をいじられたあげくに複合ペルソナを植えつけられると。

結果、後天性のものだけに・・反作用に苦しみ
その安定を求めて洵君をさらったと。
彼のペルソナだけが持つ・・・鎮静効果を求めて。

そして牛丼とオナルさんの真実の一旦も。
ペルソナを駆り、主人公と共に戦った
機械人形がいましたよね・・・・P3にも。

時折見せるオナルさんの奇行・・・もしや?
なんて伏線も張ってますしこの辺は気になる所で(*^-^)♪

・人として踏み込んではいけない領域

崇高なる、なんてお題目の元にあるいは・・・
人の為になんて建前の為に・・
簡単に人はその倫理観を踏み外してしまう。
かつてここで行われたペルソナ制御の研究。
合わせて無意識の制御に関する方法の模索。

それらに携わっていたのが、慎君たちの両親でした。
そして・・・・アヤネのお父さんも。

適性がある、と言うだけで躊躇なく実験体にし
様々な薬を投与した結果、成長は止まり・・
やがてその命すら失う事になったと。

人が求めてはいけない領域だったのか、それとも・・
これはヒトノココロの安寧を乱した罰なのか。

ちょっとそんなことも考えてしまう、21話だったのでした。
PERSONA-trinity soul-第20話「おもいで」 
2008 05 28
Wed 14:13:03
PERSONA-trinity soul-第20話です。

主観的あらすじ

富山湾を中心に起きている一連の不可解な事件と事象は、
無意識の海より出でるペルソナを
人が弄び続けたことに対する報いであると推測する真田。
歪みそのものである稀人たちの複合ペルソナと、
九條の研究へと到るまでの過去の開発データ一切の滅却を命題に、
慎たちに決戦の気構えを求める。
そんな折、慎と洵は二人の時間を過ごす。

物語の印象点

・お兄ちゃん・・・大好き

ユキちゃんのほんの少しの気持ち。
10年間、届けられなかった気持ちを
洵くんと二人でなく、ユキちゃん個人の気持ちとして
初めて、大好きなお兄ちゃんに届けられた。

と言う二人のやりとりが微笑ましい部分が見所の一つと

もう1つはオナルさん、ラスボス覚醒?ですね。

慎君スキスキ光線がもう・・・・2クール目から
バシバシ出まくっていているのに、そこでこれですか
スタッフさんww

体調不良を心配してオナルさん・・・
ネギをお見舞いに持ってくる甲斐甲斐しさを見せているのに。

・・・・ネギがお見舞い、と言うのも正直どうかといえば
それはそれですけれど(苦笑)

物語も最終局面。

九条が目指しているものは、多分たったひとつのこと。
アヤネの覚醒。
かつて実験体に愛娘を用い、おそらくは結果として
娘を失ったことへの悔恨と・・・その目指すものを
同時に手に入れる為に。

決意を改めてアフロたちに促す肉彦先輩も
かなり辛そうでしたけれどね・・・

そして、慎君も。
自分の知らない両親の事実を知ったことによる
衝撃。
かつてペルソナ研究チームに両親が所属していた事実。
兄貴は、おそらくソレを知っていたと。
そしてその魂はきっと・・・「くじら」と呼ばれる
無意識の海の集合体にいるのだろうと。
洵君もまたおそらくは・・・・

それを示唆したユキちゃん。
自分と言う存在が洵君の中にいることを受け入れ、
それが当たり前であるように接してくれた慎兄ちゃんだから
素直に自分の気持ちを話せた。
そして洵君の本当の気持ちも。

個としての【洵君】一人として、接していたかった
触れ合いたかった。
なのに・・10年前のあのときから僕はいつも・・
一人でいる事が出来なかった。
だから・・・

孤独を癒す幸せを、大勢の無意識の集合体に
求めるのなら、そこに個としての自分は無く
ただ大勢の意識の中の1としていられるから。
一人であり、他者でもいられる幸せを・・・
本来のくじらのはねは言いたかったのかもですね・・・

そんなことをつらつら30分感じてました(*^-^)♪
PERSONA-trinity soul-第19話「帰還者」 
2008 05 18
Sun 04:59:53
PERSONA-trinity soul-第19話です。

主観的あらすじ

不可解な行方不明事件は依然、
富山湾とその沿岸地域において断続的に起きていた。
無気力さを深める人々の中には
自らも消えたいと願う者たちが現れ、
海岸に呆けた姿を晒す。
一方で、消えた人々の帰還も確認され始めるが、
彼らは一様に肉体と精神の不一致という異変をきたしていた。
日常が静かに異様さを増し始める中、
榊葉拓朗は、生き別れになっていた父親を名乗る
妙齢の女性と出会う。

物語の印象点

・サイクロイドVは深いぞ、拓朗・・・

アフロの過去話でしたね、今回のテーマは。
そしてもう1つ。

洵君の声、変わってましたねユキちゃんに。
慎君が気付いていたかどうかは別として。

今まで甘えられなかった分を取り返そうとしているのかは
また想像するしかないんでしょうが・・
それとなく兄貴に甘えると言うか、助言をする姿・・・
可愛らしかったですね。

そして同時に・・・人の本質はその見た目にあらずと言うことも
言いたいのかなとも、対比する意味で感じました。

意識の分離と肉体の不一致。
アフロ父の意識と肉体の不整合。
けれど彼は間違いなくアフロの父であり、そして・・・・
ちびアフロに、「サイクロイドV」の魅力を教えてくれた
お父さんでもあったと。

家族を捨てて、一人行方をくらまし・・・
10年ぶりに帰還を果たした、として・・
それでも子供には【親】なのですよ、アフロ父。

ラストシーンのアフロの台詞がいいですね(*^-^)♪

「反面教師だよ、親父は」

だから俺は・・・
「惚れた女は泣かさないし、信じた仲間は裏切らない」
そう、決めたんだ・・このアフロにした時から。

ちょっとジーンと来る話じゃないですか(*^-^)♪

・くじらのはねは、無意識の集合体

アヤネの登場により、くじらのはねの象徴は無意識の海と
結論付けられた今回。

その原初の海に帰還することで、個としての悩みも苦しみも
捨て去る事が出来ると信じている、無気力族。
そうした人のゆがみが、無意識の海を荒ぶるものにしていると。
そんな風にも感じました。

同時に、アヤネ自身は救いを求めているのかもと。
望んで人の意識を奪うのではなく、出来るならその救済をと。
結果は・・・見ての通りであるなら、それを止める存在を求めて
姿を現したのかなとも感じますね・・・。

次回の20話、どんな話が展開されるのか
そこも気になりますが・・

オナルさんのあの一言。
「女性からなんですか?」と言う低い声が
妙にドスが聞いていて怖かったような気もwww
PERSONA-trinity soul-第18話「沈む夢」 
2008 05 13
Tue 03:08:20
PERSONA-trinity soul-第18話です。

主観的あらすじ

洵は、自宅のそばの公園で『くじらのはね』を読む
赤い髪の少女と出会う。
アヤネと名乗るその少女に、これまで他者に対して抱いたことのない
思いが芽生えるのを感じ、戸惑いながらも惹かれてゆく洵。
その不思議な少女が、いつも白い羽根とともに現れては
消える謎めいた存在であることに気づいた慎は、
胸騒ぎに突き動かされるように、二人の「逢瀬」を尾行してしまう。
そこで慎が目にしたものとは……。

物語の印象点

・ボクは、ボクだけでいたかったんだ・・

望むと望まざるとに関わらず、ボクの中にはユキがいる。
彼女の命を貰って、こうしてボクは今生きている事が出来る。
慎兄ちゃんは優しいし好きだけれど・・・けれどそれは
【ボク】を、じゃなく【ユキ】も内包したボクを、なんだ。
ボクがボクだけでいられる世界・・・それは一人ぼっちの世界なのかもしれない。
くじらのはねを手にした主人公は、結局一人ぼっちだった。

だからボクも・・・そのはねを手に入れたい。
そんな時に、あの赤い服の少女に出会ったんだ・・・

互いに相手の思うことを読み取れる存在ゆえに、
惹かれあうのもまたヒツゼン。
それが洵君からペルソナを引き剥がすことになるとは、
夢にも思わぬことで。

けれどそれで彼は望むものを手に入れたと。
あるいは、マレビトたちの望むものを。
ペルソナを完全なものに仕上げる、何かを。

・オナルさん、本当に慎君の事が。

好きなのですね(*^-^)♪
めーこりんに立ってしまったフラグ、これを気にして
しっかり話題にも入ろうと頑張ってますし。
くじらのはねの話題を自分が知らないからって、
図書館にありますか?とかもうそれこそ必死でこの人はもうw

やるなオナルさん・・w
と言うか、慎君羨ましすぎるぞ(*^-^)♪

ラストシーン、オナルさん慎君の御守りを握り締めて
スピーチの舞台に。
「御守りだけじゃ満足できない・・って贅沢?」と
ぽそりとつぶやくところがまた、いじらしいじゃないですか^^
これはめーこりんも頑張らないと、オナルさん強敵ですからね・・・

・内包する世界の中で

アヤネ、と名乗る彼女との接近で見せられた
今までの出来事の邂逅。

時に罪となじられ、時に選択を迫られ。
慎君に何かをさせようと言うような話の連続。

あるいは警告とも取れそうな意味深な場面。
けれどもう、彼には止まることは出来ない。
好きだった人の敵と、兄貴の願いを受け継ぎマレビトを倒す。
今はもう、その為に走り出しているのだから・・・

ヒトノココロは悪にも善にも染まる何色でもない世界。
そこにはすべての可能性があり、その可能性の一滴が
ペルソナとして具現化することを許される。
だとしたら・・・・

彼女が告げたいことは、それら全てを飲み込み一つにすることで
一人じゃなくなる、善悪もなくなるということを
示唆していたのでしょうか。

今回は不思議な感じの物語でしたね・・・。
PERSONA-trinity soul-第17話「風の里にて」 
2008 05 06
Tue 16:47:44
PERSONA-trinity soul-第17話です。

主観的あらすじ

八尾町にあるめぐみの実家で、
洵に応急手当を施し夜明けを待つ慎たち。
自分だけが臨んだつもりだった危険な場所に近づき、
負傷してしまった洵を前にして、
慎は諒が自分たちを遠ざけようとした気持ちを実感する。
同じ屋根の下で、茅野めぐみは自身の10年前と向き合っていた。
めぐみが人知れず己を責め続け、己のペルソナに疑念を抱き続けてきたわけも、
あの日起きた同時多発無気力症による事故の惨禍の中にあったのだった。

物語の印象点

・一度発した言葉の重さ

「なんであんたじゃなかったの!」
かつてめぐみさんに向けられた残酷な一言。

めぐみさんと母親は、血の繋がっていない関係だっただけに
あの時、本当の息子を亡くした時に本音が出てしまった母親。

それがいつまでも、めぐみさんを苦しめていたと。
弟を助けられなかった事への悔恨と、もしかしたら・・
心のソコでは「これで自分だけを見てくれるかもしれない」
なんてわずかでも感じたかもしれない当時の自分への憤り。

そうした諸々の事が彼女を今まで苦しめていたと。
ちょっと切ない始まりから物語はスタートしましたね・・・

そしてオナルさん・・・こんな時でも
貴方のチェックは慎くんにですか(*^-^)♪

まったくさすがは一途なオナルさん。
やりますね・・・。

・ペルソナの力

人を守れる力でもあり、また人を不幸にする力でもある存在。
ヒトノココロの可能性を具現化した存在だけに、
自己破壊願望をそのまま具象化したものも、あるいはそうでないものも
あるのでしょう。

それは他者のペルソナを取り込むマレビトにあっても
同一のことかもしれませんが・・・。
だから諒兄貴は関わることを拒み、二人を遠ざけようとした。
今だから、洵が傷ついた今だから余計にその気持ちが分かる。
慎君の中でも、確実に何かが変化したように見えましたね・・

だから俺は・・・

彼の行く末が、願わくば3のキタローと同じ運命であらんことを
祈りたいですね、真面目に。

・めぐみさんまでフラグ成立?

したかもしれませんね(*^-^)♪

洵君を病院に連れて行った帰り、マレビトのペルソナ暴走に
巻き込まれた一行。
暴走するトラックを食い止めようとしたアフロですが、
車は運悪く水の中へ。

水没する車の中、めぐみさんは今度こそ!と
自分のペルソナを放ち、母親とみんなを助けようと
頑張りました。

かつては「頑張っても出来なかったら」と諦めようとした事を、
今度は「しなかっただけ」とそれに決着をつけ
今こそ「出来なかったことをする」為に、自分の意思で。
そんな彼女を助け出したのは・・・慎君のペルソナでした。

いささか造形が変わっていたので、進化したのかな?とも
思ってしまいましたけれどね。
ラストで慎君に蜜柑を差し出しているめぐみさんの顔を見ると・・
フラグ、立ったかな?とも思っちゃいましたけれど(*^-^)♪

本当のところはともかく、フラグ立った方が面白ですしね^^

ゲームの初代ペルソナも・・そうでしたから。

マキとエリー・・・両方フラグ立てたままクリアしたら
結構面白でしたしね(*^-^)♪

そんなENDを、こっちのペルソナでも見てミタイデスシ^^
PERSONA-trinity soul-第16話「解放の子と治癒の聖霊」 
2008 04 27
Sun 13:28:43
PERSONA-trinity soul-第16話です。

主観的あらすじ

マレビトたちとの戦いを漠然と予期していたものの、
拓朗とめぐみは、潜在者抽出のため彼らと同じように
《影抜き》を利用した上、犠牲を防げなかった真田たちに釈然としない。
また二人の胸にはそれぞれ、己のペルソナに対して
抱き始めた不安と、拭えぬ不信感とがあった。
諒への思いから真田への協力を決めた慎は、
洵の心配をよそに、ひいらぎ製薬の永井が
密かにマレビトたちへ持ちかけた制御剤取引の阻止行動に参加する。

物語の印象点

・遺志を継いで

慎君の決意は固かったですね・・・
兄貴の気持ちを彼なりに解釈し、マレビトとの戦いに赴くと。
それを心配そうに見守る洵君。
漠然と予感したのが・・・何故兄貴があんな形で
最後の別れを告げたのかと言うこと。
そして、事情を何も告げなかった事。

それは残される人を悲しませたくなかったから。
巻き込みたくなかったから・・・
それに他ならなかったんですね・・・。・゚・(ノД`)・゚・。

マレビトとの戦闘中、兄を庇って怪我を負った洵君。
その姿に、ふと兄貴がダブったように感じました。

・アフロ、めーこりんお悩み中。

マレビトが悪い奴らだ、ってのは分かる。
倒さなきゃいけないのも分かる。
けど・・・それが何で俺たちなんだ?

ペルソナを使える、と言う理由だけで
戦わなきゃいけないのか?
そんな戸惑いが二人を包んでいましたね・・・
とは言うものの、それぞれに答えは出したみたいですけれど。

まずはアフロ。
友達が戦っているのに、自分だけビビッテられるかよ!
って感じだとは思います。
けれどめぐみさんの場合はまだ、ちょっと・・・
と言うところですか。
吹っ切れるのは次回の話ですね(*^-^)♪

・オナルさん、貴方は何物?

ホント神出鬼没ですねオナルさんは(*^-^)♪
夢遊病のようにどこにでもペルソナあるところに
現れると。
それから慎君のピンチには必ず。
さすが愛の戦士オナルさん・・・やりますな。

・10年前・・・

P3のOP曲が劇中でかかった時に、
リンクを感じましたね・・・・(*^-^)♪
そして肉彦先輩の台詞。
「過去にも同じものがいた」とは、
自分たちの事を暗示している訳で。
かつて同様の経験を持つものだけに、
いざ戦わなければならない時の葛藤も知っているから。
そしてその時の主人公がどういう末路を迎えたかも。

それゆえに言葉は重く、どこか辛そうな響きも
あるように感じたのは、P3体験組だからでしょうかね。

そんな16話だったのでした。
PERSONA-trinity soul-第15話「明日を閉ざすもの」 
2008 04 20
Sun 10:07:36
PERSONA-trinity soul-第15話です。

主観的あらすじ

諒の失踪と《リバース》事件の周知を受け、
綾凪署へ赴任していた参事官・真田明彦が、慎のもとを訪れる。
拓朗、めぐみと共に『ペルソナ使い』として
戦うことを求める真田。
彼と諒は、超常精神体による事案専任の特務機関員でありながら、
実際には関連する事実の隠蔽のみを上層部から義務付けられていた。
互いが胸に抱く「ペルソナの歪んだ研究を絶つ」という
目的意識のもと、二人は密かに共闘していたのだった。

物語の印象点

・肉彦先輩、登場。

この人の傍若無人ぶりにまず吹いた後・・・
叶鳴さんもとい、【オナル】さんは何をしとるんですかと。
いつのまに慎君への好感度を溜めていたんですかと(*^-^)♪

街で見かけてその跡を尾けて・・・って。

これじゃストーカーじゃないですかもう(苦笑)
と言うのが一番笑えた展開でしたね。
とは言うものの、依存症の方もどうにか緩和されつつ
あるみたいですし、慎君の渡したオマモリの効果・・・
これはちゃんとあったみたいですね(*^-^)♪

真田先輩の目的は簡単で。
ペルソナ使いとして、一緒にマレビトと戦って欲しい。

その為に影抜きと言う噂すら利用し、
ペルソナ使いの資質を持つ学生を選んでいたと。

その事に憤るアフロ。
でしょうね・・・
その過程の中で守れなかった命もあり、
また日常の生活に戻れなかった友人もいる。

そんな事をさせているコイツラに素直に協力などして
いいのか?
そういう、若者らしい葛藤で締めくくられた15話。

慎君は心を決めたようですけれどね・・・
兄の真意を知るためにも、また生きているのなら
自分も共に戦う事で、兄の消息に近づけるかもしれないと。

16話からは2つの動きに注目かもですね・・・
肉彦先輩と共に戦う事にした慎君の動向と、

アフロたちの今後・・・
それからオナルさんのフラグの行方と(*^-^)♪
PERSONA-trinity soul-第14話「狭間の彷徨」 
2008 04 13
Sun 06:29:33
PERSONA-trinity soul-第14話です。

主観的あらすじ

突然の訃報に悲しみに暮れる慎は
亡き影と真相を追い求め彷徨い続ける。
そして季節は夏へと移り、
街では人々の多くが次第に生気を失いつつあった……。

物語の印象点

・自分をーせかーいさーえーもー♪

OP変わりましたよ!
なんとギアスのOPを歌った経験もあるFLOW!
そしてムービーの変化も良かったです(*^-^)♪

2クール目からバトルも多めに動き出すと言うように
見受けました。

そして本題ですが・・
10年、と言う歳月はやはり・・・
兄弟の間をもかなり遠くしているようですね・・・
兄の失踪、好きだった女性の変死と言う
二重のショックを受けつつも、事の真相を知りたいと
警察に足しげく通う慎君。

けれど肝心の刑事さんも、どうにも身動きとれずというか
正直、蚊帳の外だけに彼らも苦心していると言う感じで。

「俺、兄の行きそうな所って思いつかないんすよ・・・」
そう寂しげに告げた慎君がとても、可哀想で。

その一方で洵君もまた・・・兄は死んでいないと
こっちはあの能力で確信はしている分、いつ帰って来ても
良いように自宅には必ず顔を出す、と言う優しさを見せてましたね・・。

何故か叶鳴さんがしかと参上仕ったのには・・・
多分「ペルソナのヒロインはワタシよ!」なんて
裏の事情もあったかもしれませんが(*^-^)♪

洵君と共に慎君の昔のアルバムを眺める彼女。
写真の中の慎君、諒兄貴・・本当に幸せそうな顔だったんですよね。
それが・・・マレビトの手により引き裂かれる。

慎君の心にどんな想いが去来したのか・・・
そこも気になるところですが。

・無気力症候群、蔓延。

相対する組織の重要メンバーが脱落した事で
逆に勢いづいたのがマレビト。
堂々と慎君に接触し、駆け引きを持ち込むと。
狙いは互いに諒兄貴の事。

マレビト側は複合ペルソナの抑制にあの薬を必要とし、
同時に接点を持つ人物である諒兄貴の行方を知ろうとしていると。
合わせてその弟にして特A潜在の能力を持つ慎君も
引き込もうと言う策略ですか。

あれ、見てみろよ・・・・
だるそうな面、してるじゃねえか。
「マンドクセ・・・ってよ・・」

その意味、分かるよな?
まあ敵役のワカメ頭もイヤラシイ物言いで(苦笑)

そうこうしている間に、街では一つの事件も持ち上がってました。
ついにペルソナを抑制できなくなった人物が暴走、
あらゆる人から心の力を吸い取る事件が発生したと。

居合わせたアフロたちを始め慎君も応戦しますが・・・
そこに一条の光弾が走り、白い羽根が舞った時・・・

ワタシも驚きましたよ!
兄貴、生きてるじゃないですかwww
13話で胸に穴開けられていたのに!
疑問に答えることなく物語は15話へと進んでしまいましたが、

兄貴・・無事でよかったですよ。
それに今回から肉彦先輩も登場しましたしね。
次回からはもっと活躍もしてくれそうですしw
PERSONA-trinity soul-第13話「朱に染まる雪原」 
2008 04 06
Sun 04:43:28
PERSONA-trinity soul-第13話です。

主観的あらすじ

摂理に反してペルソナを使役し続けてきた諒に、
限界が迫りつつあった。
洵の授業参観の日、出席を約束する諒になぜか戸惑いを覚える慎。
その頃、新たなペルソナ潜在者リストを得た
マレビトたちが、九條稀也の意思のもと
再び綾凪市にリバース事件の惨禍をもたらそうとしていた。
不穏な何かに脅かされながらも
許されていた日常が、今、終わりを告げる――。

物語の印象点

・こやーーーーーす。・゚・(ノД`)・゚・。

兄貴、死亡しちゃいましたよ(涙)
しかも兄貴のペルソナの暴走で、メーコ姉さんまでorz
1クールの締めくくり、かなり重い話で締めくくられましたね・・。
久しぶりに無印P3のエンドを思い出しましたよ・・・・
主人公がアレされてしまう、あのエンドを。

ケジメをつけにいったんですね・・・マレビトとの。
諒兄貴は。

「一つぐらい、やりのこしを作っておこうと思ってな」
と言うのは・・・未練を残しておく事で生き抜こうという
兄貴なりの覚悟、だったのかもしれないですね・・・。
それぐらい、自分でケリをつけようと考えていたと。

そしてあの赤服の少女・・・教授の忘れ形見と言う事ですか。
マレビトが引き起こした何かで彼女を失い、教授は
彼女との邂逅を夢見て狂気に手を染めていったと。

また、教授を含むマレビトの総意としては・・・
人の完全なる管理と統制を目論んでいた訳ですね・・・。
つまり自我、と言う個の心性は統制には不要であると。
だからその源たる意識下の無意識、原初の海に漂う人の心の可能性
ペルソナの力を奪い、徐々に人を無気力に変えていくと。

長い長い話をかけてようやく結実した物語の大筋だけに、
今回の話はとても面白かったですね・・・。

・良い友人に恵まれると言う事。

洵君・・・本当に良い兄貴の友達に恵まれたなと。
授業参観、一度も肉親が観てくれた事はなく
本当は寂しい思いで一杯だった彼。
諒兄貴が参加してくれる、と聞いたときは本当に嬉しかったんでしょうし
それがダメになったときは・・・本当に落胆もしたんでしょう。
けれど・・・それを補ってくれる友人がいた。

もう一人の兄貴、慎君の学友がそうだったから
僕は一人じゃないと実感できる。
そういう感じに見えましたね・・・・あの場面は(*^-^)♪

そして今回の話で両親のほか、頼れる肉親を失った二人の兄弟。
復讐、と言う黒い感情に身を落としてしまうのか・・
あるいはもっとそれ以上の志を持ってマレビトと戦っていくのか

14話以降、そこが気になりますね・・
しかも肉彦先輩も登場するとのことですし、

P3プレイヤーとしても見逃せないかなとw
PERSONA -trinity soul-第10話&11話です。

第10話「影は薄暮に微笑う」

主観的あらすじ

諒と洵、二人きりとなった神郷家。
洵は諒と一緒に行きたい所があるのだが、言い出せない。
そこへ不意に訪ねてきた山咲まゆりと共に、
兄弟は奇異にして不可解な休日の午後を過ごすこととなる。
一方、有事に備えて秘かにペルソナ使役の修行にいそしむ拓朗と、
コーチを任されためぐみのもとへ、叶鳴を尾行した
綾凪署の楢崎刑事が近づきつつあった。

物語の印象点

・大切な人と共に

洵君の気持ち、まゆりの気持ち。
いずれもその根幹は大事な人と共にありたい、と言う
素直な気持ちで。
敵対している、と言う部分が悲しいところでもありますが・・・
ふと垣間見せる表情のそこかしこに、大事な人を思う気持ちが
あるように感じますし、そこが今回は良かったですね・・・

そしてアフロも。
必死にペルソナを使いこなそうと頑張っているのは良いものの・・
如何せん上手く行かず、苦労してばかりで。
こっちも大事なものを守ろう、と言う気持ちがその発端ですしね・・
そうした部分が多かった事が良かったかなと。

ラストシーン、歩道橋でのペルソナバトル。
複合ペルソナを駆り、諒に襲い掛かるトウマ。
恋人であったであろうまゆりのことすらお構い無しに
襲い掛かるその姿は、自我を失い暴走するペルソナそのものと
言える様な、そんな感じがしました。

・諒兄貴の弱点

幽霊の正体見たり枯れ尾花、と言うのは適切な例えじゃないですが
ふとそんな事を思いましたね・・・(*^-^)♪
子犬の映画に涙するコヤース・・・最高でしたw

意外性があるというか、キャラがキャラだけに
面白かったんですよねその場面。

それが11話になって今度は叶鳴さんがねえwwww

第11話 「依存の定義 」

主観的あらすじ

学園内で密かに《影抜きサークル》を結成した生徒たちが
いるという情報をキャッチしためぐみは、
慎と拓朗を従え、その活動拠点である空き教室に踏み込む。
なんと、サークルの中心人物は叶鳴だった。
危険な遊びと知りつつ、どうしてもやめられないのだという。
深刻な禁断症状を呈し始めた叶鳴を救うため、
四六時中見守ることにする慎たちだが――。


物語の印象点

・えっと、どこのエロアニメですか(大爆笑)

夜中から視聴者笑わせてドウスルンデスカwww
冒頭からかなり悩ましいお声がちらほらと・・・
レナさん、あるいは渚砂、あるいは渚さん・・・
やめなさいってのもうwwww

「ぁ・・・あん・・ぅ・・ぃ、ぃいのぅ・・・」ってあのねえ(*^-^)♪

最初大真面目に番組間違えたんじゃないかと
本気で思いましたよ全く。

感情に抗うなよ!
その足を止めんな!

と、思わず画面の向こうで叫んだワタシもいる訳ですけれどね^^;

それはさておき・・・

・本当の友達

時に本気で相手をひっぱたけるのも、思いやりなのかなと。
慎君が叶鳴さんを叩いたのも、そういう理由で。
めぐみさんが本気で叶鳴さんを案じているが故に・・・
どうしても抜け出せない影抜きの魅力に取り付かれた彼女を
許せなかったから。
そして・・・願わくば元に戻って欲しかったから。
なんでしょうね・・・・。

今回の慎君、いつにもまして男だったぞ(*^-^)♪
さらなる問題はもう1つ。
叶鳴さんを「モーリー」と呼ぶ影抜き遊びの友達。
そのモーリーとは、ペルソナ使いにして今回の事件の中枢にも
位置する人物だとのこと。

それを何故管理人さんが知っていたのか、そういう部分も
かなり気になるんですが・・・そこは2クールに持ち越しデスカネ。

・ともかく叶鳴さん・・・エッチでした(*゚∀゚)=3

最後のマトメがこれ、と言うのもなんですが・・・・
11話をまとめるとすると、これしかないでしょうw

と言っても最後はちゃんと・・・立ち直ろうと頑張ってましたけれどね。