源氏物語千年紀 Genji第9話「叢雲」 |
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主観的あらすじ
六条の御息所が伊勢へと旅立ち、
光源氏の元から次々と大切な人が去っていく。
そして、また一人…。父帝である桐壺院の崩御。
そのことによって、政敵である右大臣家は急激に勢力を伸ばし始め、
源氏の身辺にも危うい流れが押し寄せてきていた。
それは源氏が後見人を務める春宮の立場をも脅かすことでもある。
藤壺は、母として春宮を守るため、
そして院への裏切りの罪を自ら罰するために、
ある覚悟を決める。
・曖昧みーまい(女を)選びたーいのー
それは某PUFFYによるOP曲「日和姫」の歌詞ですが・・・
これ、思えばこのアニメのテーマにピッタリかもですね(*^-^)♪
ネタとしての光の人を語るのであれば。
今日もコンセプトなんか設けないわ
どんなハプニングだってかわさないわ
全く持って、8話までの源氏君そのものじゃないですかwww
どんなハプニングだってかわさないわって・・・
六条の人にしかり、ツンデレ葵の人にしかり・・
天然パーマwithリボン姫の6の人にしかり・・・
女であればどんとこい、どんなハプニングだってかわさないわ♪
才能♪有能♪・・・・って、光の人の才能はスケコマシかよorz
みたいな感じにもなりますけどね(苦笑)
日和姫風味に解説するのであれば(*^-^)♪
真面目に言えば・・・蝶の夢、でしたか。
今見ている夢は、蝶が見ている人の夢だったのか、
それとも・・人の見ている蝶の夢だったのか。
夢と現(うつつ)の境目・・を歩いているような、
そんな8話までの流れ。
それを一気に現実に引き戻したかのような9話のシリアスさ。
華やかだった演出から一転、9話は全体的に暗い感じの
お話ではありましたね・・・
監督さんには、こんな狙いがあったそうですが・・
『CLANNAD』をやっているときに、この子(ヒロイン)なんで死ぬの? って訊いたんです。
そうしたら ・・・
「ゲーム上死なないとね、泣けないんですよ」って答えられた。
ここに相当違和感を感じた、と言う事があったと
インタビューで述べていたそうです。
「ゲーム上死なないとね、泣けないんですよ」
これは大きい話ですよね・・・。
薄っぺらい設定にも感じられる話ですしね・・・実際。
源氏でも葵の人に、院など近しい人が次々と離れていきますが、
きちんと理由があっての人の別れを描いているだけに、
なるほど・・・とも感じましたし。
と書き出してしまうと暗くなるので、
いつもどおりネタで行きましょうかね。
結論として源氏君を一言で表すと。
モテ男で女はよりどりみどり、なんだけど
【一番欲しい女だけは手に入らない不幸な男】なんですよ。
と言うことになりますかね(*^-^)タハハ
今回の見所を簡単にすると・・・
東宮に会いに来た藤壺と源氏がニアミスし、目をそらす藤壺
↓
その晩、フロイト的な夢(実は彼女も源氏に抱かれたかった?)を
みた自分自身に絶望した藤壺が何かを決意する
↓
使いをやり、夜中にひそかに源氏を呼び出す
(「承知したあぁぁぁ!」ドキドキ・・・)
↓
源氏の要望に答え、御簾を上げたところで、画面暗転
(まさか夢の通りの展開に?)
↓
時間が経過し、数日後
剃髪し、出家する藤壺
(な、なんだってぇーーー!?)
↓
残された源氏、膝を抱え、真っ白に燃え尽きた廃人になる
つまり・・・・
【ラストの引きこもりモード源氏が今回の笑いの頂点だった】
と見えるんですよね(*^-^)♪
ネタにするのなら。
けれど、男と女・・特に恋愛的な話で言うのなら・・・
某酒乱Q(シャ●Q)のズルい女にも歌われていたように、
「最後にもう一度やりたいよ」っていうのは
素直な男の本音なんですよ実際(苦笑)
ここは原典を愛する古典文学好きの方にも、
アニメを楽しんでいる方にも、わかって欲しい所では
あると感じますけどね^^;
もちろん・・・男だけじゃない話ですけども。
愛しい気持ちを残したまま別れる場合は
女だって最後もう一度抱かれたいと思うのは同じなんですよ。
ただ・・・・
このアニメの女性たちは欲望に忠実過ぎるけどorz
と言うことになりますけどね(苦笑)
と言うか、命婦さんどこ触ってんだよww
さり気無く藤壺の人の【00】を揉んでなかったか?
彼女が自分の身のあさましさを嘆いていた時にw
それから源氏君も。
命婦さん呼びに来た時に「承知したあぁぁぁ!」
が聞けるのかな?と期待したんですよ実際(苦笑)
あれは吹きましたからね、実際w
・・・・今回は無かったですが。
そんな源氏君の気持ちを歌に託すなら・・
とけて寝ぬ寝覚めさびしき冬の夜に むすぼほれつる夢の短かさ
になるんでしょうかね(*^-^)♪
意味「穏やかに眠れず目覚めても物寂しい冬の夜に、結んだ夢のなんと短いことか」
※「とけて」=(雪、夢が)解ける・打ち解ける 。
「むすぼほれ」と対になってます
藤壺さんにも、光の人にも、あの時契りを結んだ一夜の夢は、
激しくも短い、愛の逢瀬だったのかな・・・と。
と、こうシリアスにしておきながら次回で源氏君は・・・
またパーマ姫といちゃいちゃですかコノヤロウwww
なんて予告にツッコミを入れていた、そんな9話なのでした。
源氏物語千年紀 Genji第8話「嵯峨野」 |
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主観的あらすじ
葵の上の突然の死は、光源氏に耐え難い悲しみを与えた。
産まれた子供・夕霧を鎹に、
これからやっと夫婦になれると考えていた矢先の不幸。
求めても求めても手に残らない虚しさに、
源氏は打ちひしがれる。
しかも、葵にとり憑き命を奪ったのは、
六条の御息所の内なる魂…。
それと悟った六条は、都を離れ、源氏と別れて、
伊勢の斎宮となる娘について
嵯峨野の野々宮へ行く決意をしていた。
物語の印象点
・泣くほど好きだったのかよwwww
よお、源氏のあんちゃんよ(*^-^)♪
と、素でテレビにツッコミ入れてましたね・・・実際(苦笑)
源氏っていつから葵のことあんなに好きだったんだと思ったけど
こいつはその時その時で同じような台詞を女に吐いてるから
信用ならねえww
おまけに六条さんといきなりまたやらかしてるし。
と言うのが、素直な気持ちですしね(*^-^)♪
夢でデレた葵の上にも言われたでしょうが^^;
あちらの花、こちらの花・・東の方に西の方・・・
私の知らない方まで含めたら、いったいどれだけの花=女が
都に咲き誇っているのかしら?
でも、今は私だけのもの・・・私に夢中になってくれている今が
一番いとおしいから・・・
と言うのは、女の性、と言うものなんでしょうか。
過去も無く、未来も無く、ただあるのは現在だけ。
今風の恋愛観に照らすなら。
男は女の未来に嫉妬し、女は男の過去に嫉妬するなんて言い方も
あったりしますけれど。
いなくなってしまって初めて、その女の味が良かったと後悔するのは
大抵、男のお馬鹿な性、とも言えるわけですから。
女性にはそれ、ないんですけどね。
未来を思うよりも、一度でいい、今を燃やし尽くすような、
そんな愛を交わせるのなら・・と。
それが、6の人が嵯峨野に隠棲してもなお
かの人を忘れられず・・数珠が飛び散るほどに彼を思うにつけ
心の焔が燃え盛る・・・と言うことなんではないかなと。
そこには互いの文才を歌でぶつけ合われていた雅なお二方の姿はなく
ただ相手の肉体を求め、充足を得る男と女がいたと・・・。
なにせねえwww
六条の「言葉は要りません」(身体が疼いているわ・・・!)
光「ハイーッ↑」(上ずり気味)
って感じの再会でしたしw
ワタシ「そんだったら家臣が牛車ひっくり返した時に詫びに逢いに行けよw」
と、ひっそり思ったのはナイショにしますかね(*^-^)♪
葵の上の場合を一言で言うのなら。
【月に叢雲花に風】と言う格言がシックリではあるんですけどね。
・結局三年喪に服せない光さんでしたと(大爆笑)
Bパートで殊勝にもそんなことを言っていた源氏君ですが・・・
結局【1年しか】持たなかったじゃねえかwww
しかもそれだって・・・紫ちゃんをひたすら自分好みに
育てるのに必死で・・・と言う理由があったわけで。
なかったらどうしてたんだおい!
みたいにツッコミを入れたいですね実際。
そのあたりを、恒例の和歌で楽しむGenjiで言うのなら。
あえてこの和歌でしめくくろうかと。
目に近くうつれば変はる世の中を 行く末遠く頼みけるかな
紫上「私ったら、二人の仲がいつまでも続くと信じていたなんて…」
↑の歌は紫ちゃんが後に詠みますが・・・
これを強いてアニメに当てはめると、やはり六条の人に
捧げたいと思いますね実際。
で、何だかんだでセクロスしてしまう光の人の心境を
現すのなら・・・・
命こそ絶ゆとも絶えめ 定めなき世の常ならぬ仲の契りを
源氏「命なんて絶えてしまっても、二人の仲はそういう生き死にを超えた繋がりなのだ」
※実は上の歌への返歌でもありますが、
正直何言ってんだコノヤロウwwwとも、アニメの源氏を見ると
思いますけどね(苦笑)
むしろ、アンタの性癖はこんな歌のようなものだろうと(*^-^)♪
赤鼻の末摘ちゃんをからかっているばあいじゃないぜ原作でもwww
唐衣また唐衣唐衣 かへすがへすも唐衣なる
※末摘花の姫は事あるごとに唐衣の歌を送ってよこすので、
源氏は半分あきれて半分面白がってこんな歌を原作では送ってました。
源氏「唐衣また唐衣唐衣かえすがえすも唐衣だよw」
と言うか、貴方の場合は・・・
【女体また女体女体 かへすがへすも女体なる】
じゃないのかと(*^-^)♪
しかも次回の叢雲・・・まさか我らの紫ちゃんに危機が?
とも思ってしまった、そんな8話なのでした。
源氏物語千年紀 Genji第7話「葵の上」 |
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主観的あらすじ
光源氏の父・桐壺帝は退位し、藤壺を伴って御所を去った。
愛する人の消えた御所で佇む源氏に、
正妻・葵の上の懐妊が知らされる。
噂は広まり、源氏の訪れを待ちわびる六条の御息所は想い乱れていた。
初夏になり、源氏は新帝となった兄・朱雀帝より
都の祭礼「葵祭り」の勅使を任命される。
源氏の晴れ姿を一目見ようと、人々や貴族達の車が押し寄せる。
六条も、身分を隠し忍んで来ていた。
そこへ、後から現れた葵の車と出くわしてしまい―。
物語の印象点
・まさに平安スクールデイズ(*^-^)♪
6の人の場合は、今の人にも分かりやすく言えば・・・
まさにスクールデイズですねホントw
しかも生霊、三回も飛ばす念の入れようと。
どんだけ光の人の温情が身にしみていたのか・・あるいは
どれほどまでに、恋焦がれていたと言うのか。
そんな意味合いをついネタにしてしまうと・・・・
やはりNice boat.と言わざるを得ないと。
そのあたりを引用して紹介すると・・・・
-ここから引用-
出典
2007年9月18日深夜、TVK(テレビ神奈川)で
放送されるはずだったテレビアニメ「School Days」
最終回である第12話「スクールデイズ」が急遽、放映中止となり、
「都合により、番組を変更してお送りしています」との
テロップとともに城やボートを映した環境映像が流された。
そんな中、海外の画像掲示板「4chan」でも
「School Days」放映中止が話題になり、
風景とセットで映し出された船のキャプチャ画像が
アップロードされた際、ある人物が「Nice boat.」と書き込んだ。
放送休止に阿鼻叫喚の大騒ぎになっていた日本側と
正反対のこのクールすぎる一言が笑いを誘い、
某巨大掲示板のSchool Days関連スレッドや
某スマイルする動画での関連動画において
「Nice boat」と書き込むことが流行った。
その結果、Nice boat.はSchool Days最終話の代名詞的用語となった。
-ここまで引用-
なんですよね(*^-^)♪
・男を知る女の、なんと一人身のせつなきことよ・・・
もう1つ大真面目に言うのなら。
男恋しさに身体が泣いてしまう、って感覚を
上手に6の人は表現していたなと。
下世話な話になりますが・・・・
男を知り、抱かれる事の喜びを身体が知ってしまった後の
身体の寂しさ・・・と言うのでしょうか。
望んでも、焦がれてもそれを与えられない現状。
この身体の燃える炎はどう鎮めれば良いのだろうか・・・
さりとて、もう一人の6の人のように
「通う女がいてもいいでしょう?」とは気位が許さない。
まして心が離れている彼の人に、どうしていまさら
お情けを・・・・と賜る事など出来ようか。
こうしたジレンマと、それなのに・・・アノヒトハと言う
気持ちと、実際にその方の妻を見てしまったと言う事が
引き金になったのかな・・・なんて悲しさも感じました。
こんなにも、好きなのに・・・・と言う一言が
言えないばかりに、起こってしまった悲劇。
でもあの兄さんは・・・後にこんな歌を送っている人ですからね全くもう!
光「契りにしかはらぬ琴の調べにて 絶えぬ心のほどは知りきや」
意味:明石で約束したときの琴の調べのように、今も変わらない私の心を知っていますか?
明石「変らじと契りしことを頼みにて 松のひびきに音(ね)を添へしかな」
意味:気持ちは変わらないという約束を頼みにして、松の風に泣き声をまぎらせて待っていました
さて、源氏は自分でまいた種をどうするつもりなのかwww
この裏側では実は・・・
紫の上は源氏が流されていた間、死ぬほど心配していたのに帰ってきてみたら、
新しい女がいて子供までいたのですから。
それに紫の上には子供が出来ないのでますますいじけてしまうわけで。
と言う事を知っている、彼らから見たら【未来人】のワタシ達現代人としてはねえ・・(苦笑)
何より本編見て思ったのは・・・・
ワタシ「この時代の人達は事あるごとに分身してたんだなw」
と言うことも付け加えないとですね(*^-^)♪
※俗に出崎演出、と呼ばれるものです。
それから・・・侍女の女の子。
元凶はこの子ですねwww
特大の地雷、置いていったことでツンデレ葵の上・・・死亡してしまったわけですし。
それに祈祷の坊主ども!!
素人女の呪いにプロの祈祷師が太刀打ちできないとは…
それどういうことなんだおいwww
とも(*^-^)♪
・私を情人と呼ぶなぁぁぁぁっ!!!!
これ、ペルソナ2ならたっつー、嬉しい話なんでしょうけどね。
ギン子にずっと・・・【情人(チンヤン)】言われてベッタリだった
訳ですし。
でも・・・中国なら【恋人】を意味するこの言葉も、
国と文化が変わればねえ・・・
情交関係にある人。愛人。
いわゆる【セックスフレンド】略してセフレと言えるわけで(苦笑)
これはキッツイ一撃ですよね、実際。
牛車壊され、情人の癖に北の方の道を塞ぐとは何事!まで
言われたわけですし。
6の人の気持ち、推し量るにはもう・・・って気分に
なりましたしね(*^-^)♪
・しっかし節操の無い男だ源氏w
恒例の和歌で楽しむGenjiでは、で伝えている
話につながりますが・・・・
次回、この源氏君はさらにサイテーとも言える振る舞いに走りますからねww
あのタイトル、嵯峨野ですが・・
実は原作で、6の人の元を訪れて
相手にされなかったらこんなことしてましたしw
榊を少しばかり折ってお持ちになり、
御簾の中に差し入れて
「この榊の色の様に変らぬ気持ちに導かれて斎垣も越えて参りました。なのに、情のないようなあしらいをなさるではありませんか」
とかのたまう男なんですよ彼はwww
でも、ほれた女って弱いですよね・・・実際。
こんな返事で一旦は突っ返すんですが・・
神垣はしるしの杉もなきものを いかにまがへて 折れる榊ぞ
意味:ここの神垣には、人を導く目印の杉の木もないのに、どう思い違いをなさって榊など折って参られたのでしょう。
現代語訳:「今更何をしにここまで来たのかしら・・・信じられない人」
この時の6の本音:「あっ、でも香を焚き込めて、身体も綺麗にして・・・そうそう、帯は解けやすいように緩めておかないとダメね。」
けれどこれで諦める光じゃないですしねwww
をとめ子が あたりと思へばさか木葉の 香をなつかしみ とめてこそ折れ
意味:乙女子のおられる辺りだと思って榊の香が懐しく折って参ったのです。
この時の光の本音「わざわざ来てやったんだから、さっさと出てこいよメンドクサイ女だな!」
で、することはするんでしょうけどね(大爆笑)
去り際にこんな歌、残してましたから。
あかつきの 別れはいつも露けきを こは世に知らぬ 秋の空かな
意味:夜の明けるころに別れるのは、いつも朝露のように涙に濡れがちなのですが、今朝の別れにこれほど秋の空の悲しい色を覚えたことがありません。
光の本音「葵も死んでしまったしな・・・とりあえずこう言ってキープしとかないとな、俺の紫が大きくなるまではw」
帰り難く御息所の手をとってとまどっていられる様子は、
大層しっくりしていてお優しそうだったとモノの本には書いてますが・・・
実際はこんな感じだったんじゃないかと思わずネタにしたくなる、
そんな7話なのでした。
源氏物語千年紀 Genji第6話「朧月夜」 |
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主観的あらすじ
生まれた若宮は光源氏に生き写しだった。
帝は、若宮を次の春宮とし、源氏にその後見人を命ずる。
それはいずれ若宮が帝となり、
源氏が最高位に立つ事を意味していた。
臣下に下った身でありながら、思いがけず開かれた出世の道。
だが後にそれを阻むきっかけとなる妖しい出会いが訪れる。
朧月の夜、源氏のもとへ扇を落とした、
明るく奔放な姫君との幻のようなひととき…。
姫君は、政敵である右大臣家の六の君だったのだ。
物語の印象点
※朧月夜の別名は「六の君」です。
なぜ六の君が朧月夜と言われたかと言うと・・・
照りもせず曇りもはてぬ春の夜の おぼろ月夜にしくものぞなき
詠み手:大江千里(おおえのちさと)
※おおえせんりじゃないですからね、歌手のw
・いけません・・!から生まれた子とは夢にも思わない帝orz
知ることが幸せなのか、知らないほうが幸せなのか。
これは難しい話ですよね・・・いわゆる血縁に関する潔癖性と言う意味で
考えた場合・・・光の人も、藤壺の人も顔に頬かむりして
生きられる、とは想像がしにくいですし。
ましてこういう場合、心身ともに辛いのは・・・女の方ですしね。
腹を痛めた子が誰の種か、なんていうのは女性が一番承知の上でしょうし。
何事も知らず、この世の春を謳歌する帝と無垢な笑顔を向ける
若宮を知らず恨めしくも感じるのだろうな・・・と
何故か生々しい事を思ったりもしましたね・・・
・青海波をアニメで見られるとは(*^-^)♪
源氏物語に明るい人ならわかるかと。
着物に詳しい人なら、青海波紋 の方が有名ですかね^^
本来の物語では紅葉賀で舞っています(*^-^)♪
ワタシも見た事がありますし。
記憶では、天理大学の雅楽部が演奏していたのを覚えてますし・・・
また、打ち物の奏法に千鳥懸(ちどりがけ)、
男波(おなみ)、女波(めなみ)などという粋な美しい名称が
あるのでも有名ですね・・・。
思えば男波、女波とはこの場合・・・
光の人と浮名を流す女性と考えれば何ともお似合いな話ですよね。
・パーマでリボンのハイカラ姫wwww
今回のヒロインは六の君こと朧月夜。
造形を見たらワタシ吹きましたよ(*^-^)♪
ワタシ「なにこの天然パーマのハイカラ姫はw」
しかもリボン付いちゃってるよおいwww
さすがは一筋縄でいかない姫・・・見た目もなかなかと
言う感じですか。
いずれは東宮の元へ入内し、その妻になる・・と言う運命は
甘受するものの、心のうちまで運命に添い遂げるつもりなど無い。
女なれば、一度は身も心も爛れるような恋がしたい・・・・
その切っ掛けはあの青海波だったのかもですね・・・
ってこら光wwww
女が絡んだとたんに酔いが覚めるのかw
それまでは酒を過ごした、とふらついていたのに・・・
女の影が見えたとたんにダッシュする光ってちょwww
あなた、酔ってたのでは?
とツッコミ入れたくなりましたよ。
まあでも・・・今回の場合は光の人から誘ったと言うよりは
朧月夜の手練手管がお見事すぎたと。
宮廷の奥へ奥へと誘い・・・・ゴールでしどけない姿で
「さあいらっしゃい("▽"*) ♪」
って裸で待っているのかよおい!
どんな据え膳だよそれはwwww
これにはさすがの光の人も一度は・・・・
光「じゃ!」
なんて帰りそうになってますしね(爆笑)
でもそれも恋の駆け引き。
お待ちになってと、女のほうからはっしと袖引かれれば・・・
しかも【全裸御前】で。
食べないワケナイジャナイですか(*^-^)♪
あの光の人が。
まったくAパートBパート双方でセクロスを見られるとは
思わなかったですね実際。
・紫ちゃんの泣き顔がかわいいような(*^-^)♪
彼女のエピソードがさらりだったので
軽くネタにしておくと・・・・
藤壺様の血縁で面影がそっくりなので
「ロリのうちに囲って俺専用藤壺に育てちゃう」と
光が囲ってる女の子です。
と言う女の子ですね。
泣き顔がまたカワイイのう(*^-^)♪
いずれ彼女メインの話の時は・・・もう力を入れて
レビューするんでしょうけどね。
・扇子にGN粒子確認しましたw
出崎演出、と言えばスクロール演出と
持ち物からオーラが出る演出でもありますが・・・
今風に言うなら、朧月夜と光の人の間で交した
扇・・共にGN粒子を発していたようなwww
二人のもつGNドライヴ(扇)をシンクロさせることで
ツインドライブ搭載のダブルオーG(Genji)も稼動可能か!と
思いましたよ(*^-^)♪
と言うよりも目を引いたのは・・・
朧月夜の言い回しですね。
「待つ女、待つ女、待つ女・・けれど一人は通う女」も
いていいですわよね(*^-^)♪
ってそこ怖いからww
ワタシ「六の君からヤンデレの匂いが若干漂っておる・・」
と感じたのと同時に
ワタシ「六条御息所といい、【六はやばい数字】だなorz」
と思いましたよ実際。
でも、双方とも境遇同じですしね・・・・
愛し愛されの中でありながら、添い遂げる事叶わず。
片方は生霊を飛ばしてしまうほどの想いに・・
もう片方は愛する人の縁者の元へ嫁ぐ事に。
これは辛いですよね・・・
・恒例の和歌で楽しむGenjiでは。
今回で言うなら敢えて火の粉を被った光の人と言う意味で・・・
沈みしも忘れぬものを こりずまに身も投げつべき宿の藤波
意味「淵に沈んだことは忘れないが、この藤波には性懲りもなく身を投じてしまいそうだ」
・「こりずま」=懲りず「ふぢ」=淵と藤壺との事をかけています
・藤波=朧月夜が美しすぎるゆえ、再び身を滅ぼしかねない。・゚・(ノД`)・゚・。
何言ってんだこの色男はwww
恋多き男にして、若宮まで産ませた男が言う事かコラー(^^;
と言うのがワタシの心情だったり。
まあ、あの天然パーマ姫からすれば、一時の恋とは言え
盛り上がったのは確かですからこんな歌を残すのもさもありなんと。
身を投げむ淵もまことの淵ならで かけじやさらにこりずまの波
六「あなたが身を投げるのは本当の淵ではないもの、私だって懲りずに波をかぶりなんかしない」
仮初めの情けを掛けられたけど、これが本気なら波を掛けられてもいいわ("▽"*) ♪
去り際の彼女の表情の変化がそれも如実に物語ってますなw
強いというか、ヤンデレと言うか・・・
やはり【六】と言う数字はヤンデレの証ということなのかな?とも
思った、そんな・・・っておい!
六の君の登場話数は【6話】じゃないかorz
そういう話なのでした。
そういえば次回予告・・・見覚えのある生霊がツンデレ葵の人に・・・
源氏物語千年紀 Genji第5話「宿世」 |
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主観的あらすじ
禁忌を犯し、
父帝の妻である藤壺と想いを遂げた光源氏。
罪を背負って愛し続ける決意をする源氏だが、
藤壺はこれ以上の罪を重ねまいと拒む。
二人の恋は誰にも知られぬまま消えるはずだった。
しかし、天の定めた宿命は過酷なものだった。
藤壺の懐妊―。何も知らない帝は喜び、藤壺をいたわる。
実家に宿下がりした藤壺と密かに再会した源氏だが、
藤壺から最後の別れを言い渡される。
物語の印象点
・今回のタイトル、【逆】から読むと。
まずはネタ的に書き出しますか。
今回のタイトルって・・・【すくせ】と読みますよね。
で、これを・・・
逆から読むと、【せっくす】
そう、セクロスと言う言葉が隠されていた暗号だったのですよ(苦笑)
もちろんそんなわけは無いんですが・・・
あの冒頭を見た視聴者の人へ敢えて問うとしたら。
ワタシ「おまいら…セクロスしたことある?」
視聴者「漏れの紫の上との出会いに備えて綺麗な体のままにございます」
これはシェリル・紫の上・ノームさん大ピンチか!?
※紫の上の声は遠藤綾さんです。
マクロスFでは、シェリル・ノームさんの声を演じていました。
まあ、真面目な話源氏の話を分かりやすくしたら・・・
大半は契りを結ぶ・・・つまりセクロスの話に終始すると言うのも
案外間違いでもないですからね(*^-^)♪
そこを雅・・・きらびやかさや華やかさが上手に隠しているだけで^^;
・ついに陥落?ツンデレ葵の上w
Bパート、雪を眺める光の人との会話で・・・
どこか覇気の無い夫を見ながらつい、その身を案じてしまう
葵の人。
その時ワタシが思っていたのは。。。
ワタシ「葵の上ツンツンしてるw 早くデレないかな(*^-^)♪」
こほ!なんてわざとらしい咳までしてかわいいのうw
と思っていたんですが・・・・
よくよく本来の源氏物語を思い出せば。
心の声「デレたらそのあとすぐ死んじゃうからだめw」
そうでしたorz
あの六条君が登場しちゃいますからね、生霊となって(苦笑)
・男はタンポポ・・・・なんですよ所詮。故に大地にはかなわない。
光の人もその例えからは逃れられないと言う事ですね(*^-^)♪
男はタンポポ・・・つまり【どこ(の女)にでも種をまく】と言う意味では。
種を蒔かれ、芽吹くのは【大地=女性】なんですが
綺麗な花=子供を咲かすも殺すも、女性次第なんですよね・・・
その意味で芽吹いた女性は強いですよ。
どんなにタンポポがあーだこーだと駄々こねようと、
【もはや関わりなきこと、アンタとはこれで終わりよ】と
柔らかくはありますが、思い人には伝えている訳で。
これ、光の人からすればたまったものじゃないですよね(*^-^)♪
藤「いけません・・・アアン(~O~;)(;~O~)アアン」
あの時は自分の腕の中であんなに悶えていたのにこれかよorz
みたいな。
そういう気持ちを紛らわすために・・・葵の人を押し倒したのかおい!
とも見えるじゃないですか。
しかも心のうちは藤壺の人との逃避行を妄想中とは
やるな色男w
・恒例の和歌で楽しむGenjiでは。
藤壺さんとの逢瀬の後を敢えて察するのなら。
見てもまた逢ふ夜まれなる 夢のうちにやがて紛るる我身ともがな
光「こんな風に逢うことももうままならない、いっそこのまま夢の中に…」
罪の意識に泣いているわけじゃないんです(*^-^)タハハ
↑さらに後半の光君の妄想劇場を見た人は分かります(大爆笑)
と言うか、お前の罪の深さに泣けよ源氏!とツッコミ入れたくなりますねw
藤壺さんが罪の意識感じて相当苦しんでる時にお前はこれかよorz
見たいな感じもありますし。
もっとも当の藤壺さんも・・・出産後の歌がねえ(*^-^)♪
物語ではその後、撫子の花を贈ってきた源氏に、珍しくお返事を書いたんですよ。
袖ぬるる露のゆかりと思ふにも なほうとまれぬ大和撫子
意味:あなたの涙のもとと思うにつけても、うとましいこの子(怒)
この内容って若宮がかわいそう。・゚・(ノД`)・゚・。
今風に言えば。
藤壺「か、勘違いしないでよねっ!あなたの子供なんかじゃないんだから!」
・・・・ドコのツンデレだ、おいw
って感じですし(*^-^)♪
もう1つは葵の人。
きっとあの雪見セクロスの心境は、和歌に例えればこうだったんでしょう。
後に残した和歌で言えば・・・
嘆きわび空に乱るるわが魂(たま)を 結びとどめよしたがひのつま
※魂=実は六条御息所の生霊の事を指しています。
意味:嘆き悲しんで空にさまよっている私の魂を、なんとかつなぎとめておいて下さい
アニメ的に言うなら、覇気のない貴方を観ているワタシも辛いのよ・・・
それを少しでも案じてくれるなら、いつもの貴方に戻ってください。
ってところですかね。
で、完全に放置プレイの六条の人は・・・・
袖ぬるるこひぢとかつは知りながら おりたつ田子のみづからぞ憂き
意味:袖の濡れるこひぢ(泥)と知りつつ足を踏み入れてしまう田子のように、
涙に濡れる恋路と知りつつ踏み込んでしまう身のなさけなさよ
心の離れてしまった源氏へ募る想いを、一日千秋の想いで通ってくるのを
今も待ちわびている人を・・・
こう思っている人を放置プレイであんたは何してんだ光のあんちゃんよww
ツンデレ葵姫にチッスしてるばあいじゃないぜおいw
御息所がかわいそうじゃねえかwww
なんてことも思った、そんな5話なのでした(*^-^)♪
源氏物語千年紀 Genji第4話「藤壺」 |
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主観的あらすじ
夕顔を失った光源氏は、心身の病で内裏への出仕も出来なくなる。
父・桐壺帝は源氏の長患いを案じ、
見舞いを送るよう藤壺の女御に促す。
藤壺からの見舞いに付けられていたささやかな手紙に、
かつて封印した想いが甦る源氏。
ようやく快方の兆しが見えた頃、
源氏は北山の寺へ祈祷を受けに行くことに。
そこで、藤壺に生き写しの幼い少女に出会い、
ますます想い人への心が強くなる。
やがて都に戻り、出仕を明日に控えた夜――。
物語の印象点
・手に摘みていつしかも見む 紫のねに通ひける野辺の若草
光「紫草の根に繋がる若草を早く摘みたい(藤壺の血筋の少女が早くほしい)」
うは、何とも【インモラル】な歌を詠みますな源氏君(*^-^)♪
今回の4話ラストシーンを見てしまうと、洒落にならないぜおいw
藤壺さんも・・・お名前、改名しますか??
【不実】母(ふじつぼ)さんにでも(苦笑)
ちなみに和歌で言う【若草】とは・・・・後の銀河の妖精にして半額セールの女・・・
【シェリル・ノーム】さんじゃなくて、このアニメでは【紫の上】ですからww
※声はどちらも遠藤綾さんが演じています。
なんて綺麗にオチも付きましたから、ここからは真面目に。
互いに相惹かれる魂を持ちながら、ついぞ結ばれる事叶わず
今に至った二人の悲恋・・と言う部分が涙を誘うということなんですが。
だとすると、光の人は一人寝の寂しさを紛らわすべく
アッチの女、コッチの女と口説きまくってはいても・・
心だけはずっと彼の人に預けていたと言う事になるんですかね(*^-^)♪
それは藤壺さんにも同じことであったでしょうけれど。
心配のあまり、お見舞いの品のみならず手紙まで書いてしまった・・・と
言うのが彼女にとっての不幸の始まり、とも見えなくはないんですよ。
後で悔やむから後悔、と書くのであって・・・
今回の藤壺さん、そういう意味ではそのままかな?とアニメは感じますしね。
それにしても・・・
藤「いけません・・・アアン(~O~;)(;~O~)アアン」
じゃねーーーーーっつの(*^-^)♪
まさに【原作だとここでセックス】と言うまとめ方をそのまま
ラストに持ってくるとは思いませんでしたしねw
それにしても・・・
ヒトノココロの行く末も、ほんの少しボタンを掛け違えるだけで
こんなにも・・・大きく人の生き筋を変えていくのかと感じた、
そんな4話なのでした。
また、そういう意味では、市井の民草たちの方が
より心に素直に、また自由に恋愛を楽しめていたんだろうなとも
感じましたね・・・
そして紫ちゃん。
可愛いぞおい^^
あれは源氏でなくとも、そりゃ心を動かすぜ(*^-^)♪
【飴玉あげるから、ついてきなさい( ̄ー ̄)】なんて
ウッカリ言いたくなるじゃないですか(苦笑)
源氏物語千年紀 Genji第3話「夕顔」 |
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主観的あらすじ
光源氏は、六条の御息所との逢瀬を重ねる毎に、
その美しさ、情の深さに溺れていく。
しかし同時に重くも感じるようになっていた。
そんな時、町の白い夕顔の咲く家に住む女性と
文を交わしたことから、新しい恋がはじまる。
自分の名も明かさず、源氏の名も知りたがらない、
ただ逢える事が幸せと言うその女性に源氏は癒され、
「夕顔」と呼んで愛しむ。
だがそんな幸せも、長くは続かなかった。
物語の印象点
・飽きるのはやっwwww
と言うのが、まずアニメ版の光の君(苦笑)
あれだけ六条の君をメロメロにしておいて、
年上だから、ヴァヴァアだからと飽きたらポイ捨てですかおいw
冒頭からの艶かしいセクロスシーンを見ながらワタシ・・・
ワタシ「ババァに火をつけたくせに捨てる気かコラw」
と思いましたしね実際。
なんてネタにしてますが・・・実際は通い婚たる
女の身の辛さ、あるいは身体の覚える寂しさ・・・と言うのを
言い表すには適切な女性でもあると思うんですね、六条の方は。
恋焦がれて、愛しい男を待ちわびて・・・それでも想い人は
自分のところにはやってこず、果てはあちらの若蕾、
こちらの新緑の芽と羽を広げてひらりひらりと。
口惜しいでしょうね・・・悲しいでしょうね・・・
けれど、その身は既に彼の君に全てを捧げたもの故に、
あえて追おうなどとはしたない事も出来ず、ひとり枕を
涙でしとどに濡らす・・と言うところでしょうか。
・夕顔はドMだな(*^-^)♪
アニメ版で観ればそんな感じですね(*^-^)♪
源氏の君を神様だ、とかなんとか抜かしてますし・・
止めはシッカリ彼に調教されてメロメロ状態ですしね(*^-^)♪
光「ワタシだけを好きになりなさい」
ゆ「はい("▽"*) 」
光「ワタシだけを思ってください」
ゆ「もうそうしております("▽"*) 」
ワタシ「・・・・見てられるかコンチクショウw」
しみじみと思いましたね実際。
・アニメ版源氏の好みとするなら・・・予想図
紫の君>デレ期の葵の上>御息所>その他大勢
・・・・あれ?夕顔は???
って感じになるのかなと(*^-^)♪
今回はめっさツンデレの葵の君も見られて大満足でしたしねw
素直になれば可愛いのにこの人も、気位がそれを邪魔するという
悲しい部分と言えばそうなんですが・・・
彼女のデレデレ場面も見てみたいものです。
・>原作だとここでセックス
どこでもこの一文が出せる笑えるアニメなんですよ、実際(*^-^)♪
アニメの源氏は。
本題とする、男女の愛憎劇、あるいは悲恋と言われる
恋絵巻はきちんとしていますが・・・・ネタとしてのレビューを
考慮した場合、こうした部分も用意しているのは
製作者さんのサービス精神を感じますね。
いわゆる・・・「正統派純情ロマンチカ」と言う感じと言うのか。
正しい、ロマンチカアタック(放送開始5分でキスだのベッドシーンだのの事です)
を見せてくれますしね・・・
今回はお風呂場プレイに野外プレイwith蛍まで見せてくれた、
なんとも幻想的な世界でしたしね・・・
これは思わず見惚れましたが・・
肌着一枚で生霊に立ち向かう源氏の君は、あまりにみっともなさ過ぎて
逆に笑いを誘ったりもした・・・そんな3話なのでした。
源氏物語千年紀 Genji 第2話「六条」 |
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物語の印象点
・先生を襲う・・・それなんてエロゲw
と言うか、今のところセクロス率100%のこのアニメ(苦笑)
始まりはいつも・・・衣擦れの音と、艶かしい吐息に包まれて
今日も雅の華開く・・・と書き出せば多少は緩和されるんでしょうが、
しみじみワタシの本音を言うと。
ワタシ「だからなんでベッドシーンから始まるんだ
このアニメはww」
と言うのが本音ですね(*^-^)♪
今回の女性は六条の方。
と言う事は・・・現代風に言うのなら。
【先生を襲う・・・それなんてエロゲ】
まあ、そういう結論になる訳で。
遺憾なく源氏の君の口説きテクニックが炸裂しましたね実際。
本当は全く違う目的から彼女に師事を仰ぐつもりだったのに、
それがいつしか・・・と言うのは、メロウなドラマの御約束と言うことで。
男性諸君として感じるところとしては・・・
やはり【天然ジゴロのじらしのテクニック】を
古典名作に学ぶべきかなと思いましたしね。
足しげく通いつめ、それでもあしらわれつつ
失意の色も見せない間は、ちょっとした
雅を感じるものもありましたが後半・・・
藤壺さんの曲が頭に残ってるから一人で…と思ったら
焦らし作戦だったかコノヤロウw
と言うような見事な落としぶり!
もっとも六条の方も元々マンザラではなかったようで・・・
たぎる思いに身を焦がす・・・と言う独特の心情を
湯を使う、と言う部分の描写で上手に演じているところが
また心憎いと(*^-^)♪
仮にワタシが六条だったとして・・・
「こんなにかっこ良く攻められたらそりゃ生霊になるわw」
と真面目に思いましたし、夕顔の君への同情も
多少薄れる・・・と言う気持ちにはなりましたしね(*^-^)♪
・平安時代の腐女子、紫式部とスクールで伊豆。
アニメ好きと言う観点でどうしても比較したくなるのが、
ワタシとしては大好きな作品でもあるあの【Nice boat.(にせぼあつ)】な
アニメなんですよね(苦笑)
そう、稀代の親族キラー・・・マコティーこと伊藤誠君をwww
次々と女性をモノにしていく辺りはそれを彷彿とさせると言う点で
似通ってもおりますが・・・・
その方法論まで似ているのが吹きましたしw
と言うことで現代風にアレンジしたオチをつけると。
だが源氏の君はイケメンのうえに文武両道(笑)というハイスペック
さすが平安の腐女子(紫式部)の幻想の塊なんやなw
と言うことになるんでしょうね(苦笑)
※あえて今回は腐女子、という言葉を使わせていただいてますが、
レビューに際してのイメージを表現する意味で用いてます。
・男子諸君への諸注意(*^-^)♪
【押して駄目なら押し倒せ】
これが源氏の君からの訓示ではありますが・・・
でもですね(*^-^)♪
【美男子】だからこそ許される力技ですから、
ソコは勘違いしないようにとww
次回はいよいよ夕顔の君のご登場。
これも心して見たいですね(*^-^)♪
源氏物語千年紀 Genji第1話「光る君」 |
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物語の概要
時は平安時代。
帝とその寵愛を一身に受けた
桐壺の更衣との間に光源氏が誕生した。
やがて見目麗しい青年に成長した光源氏は、
三歳の時に失った母に瓜二つの
父帝の妃・藤壺の宮を慕い、道ならぬ恋に落ちていく。
その苦悩から救いを求めるかのように
あまたの女性と契りを結んでいく光源氏―。
平安の世を艶やかに彩る、光源氏と彼を取り巻く女性たちによる
千年の時を超える不朽のラブストーリー。
主観的あらすじ
いづれの御時にか――。平安時代の宮廷に、
「光る君」と称され、人々に愛された御子がいた。
帝の第二皇子でありながら、
臣下として源氏姓を受けた光源氏その人である。
源氏9歳の頃、亡き母・桐壺の更衣の面影を持つという藤壺の女御が、
帝の新たな妻として後宮に入内する。
5歳年上の美しい少女に、源氏は運命を予感する。
だが、間もなく源氏は元服することになり、
宮中のしきたりによって、藤壺と会うことは叶わなくなってしまう。
物語の印象点
・出 統イズムを感じました(*^-^)♪
エースをねらえ!の世代の人やベルばら世代の人には
きっと馴染んでもらえる話ですね(*^-^)♪
今の人であれば・・劇場版の某クラナドとか、えあーんとかで
お馴染みと言えばそうなりますけれども・・・
本来、あさきゆめみしのアニメ化となるはずだったこの枠で
新しい源氏の恋絵巻を見せてもらった30分でした。
まず最初に断っておくべきは・・・
今日びのアニメ絵に慣れ親しんでいる人・・・
作中の空気よりも萌えるキャラ、台詞回し、作画にこだわる人には
お勧めできないと言うか、最初から見ないでしょうという
作品だということですね(苦笑)
それから、古典文学としての源氏マンセーな人もお断りかな?
と言う印象がありました。
それらを省いて物語を見ていくと・・・
光源氏は様々な女性と恋を楽しみつつも、それは・・
報われない恋を思うが故の苦しみとも思うんですよね。
身体を幾度、重ねようとも決して実る事の無い、
永遠に届かない想いを胸に・・・それでもアチラの花、こちらの花へと
通いつめる、あるいみ爛れた毎日。
その中に身をおきながら、今も変わらぬ想いを・・・と言う
そんな印象がありました。
と言いながら・・・
・こいつ!ガキのくせに舌入れやがった!(大爆笑)
なんつーませたガキだコノヤロウwww
大爆笑でしたねあの場面。
藤壺の君との年の差5歳とは言え・・君はまだ
10かそこらのガキだろうwww
いっちょまえに色気づいて唇を奪うんじゃないwww
やってくれましたよ出崎さん(*^-^)♪
グッドなインパクトを残してくれた分、
逆にそんな彼に心惹かれつつある藤壺の君の
不義・・と言うか不実?な想いへの苦しみがとても
印象に残る形でしたしね(*^-^)♪
視聴は継続です。
見る人を確実に選ぶノイタミナ枠ですが、私的に
好みでしたしね・・・・。
久しぶりに70年代のメロウなアニメを楽しめるような、
そんな1話なのでした。