スポンサーサイト 
-- -- --
-- --:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
魍魎の匣(もうりょうのはこ)第5話「千里眼の事」 
2008 11 06
Thu 23:01:56
魍魎の匣(もうりょうのはこ)第5話です。

主観的あらすじ

加菜子の事件が起きる60年あまり前、
東京で超能力者との噂のあった2人の女の
透視能力検証実験が行われたことがあった。
検証は有名大学教授らの立会いで行われたが、
2人の女の死によって解明されず、
結局、その結果はウヤムヤのまま。
だが、その透視能力が、探偵の榎木津礼次郎には本当にあるらしかった。

ある日、榎木津の事務所に、
増岡と名乗る男が訪れて調査を依頼した。
増岡は、柴田財閥に関連する団体の弁護士。
その依頼内容は、元女優・美波絹子こと
柚木陽子の娘・加菜子を捜して欲しい、ということだった。

柴田財閥の創業者・柴田耀弘は、一代で莫大な富を築いた男。
妻子に先立たれた耀弘は、自分の血を唯一受け継ぐ者が、
戦死した孫が女優・美波絹子との間に作った加菜子だと知り
援助を続けてきた。
ところが、先日、脳溢血で倒れた耀弘は、
孫の実子と確認された場合、全財産を加菜子に譲るとの遺書を書いた。
そして、一昨日、その耀弘が死亡したという。
加菜子が生きていれば、陽子にもその遺産の分け前が回ってくるのだ。

一方、短編集に載せる作品の順番で悩んでいる関口は、
三鷹の御筥様を潜入取材して失敗したという
鳥口から話を聞いていた。
取材した信者の8割がひどい目に遭っているという
鳥口は御筥様が絶対インチキ宗教だと断言したのだ。

それが自分の専門外だと察した関口は、
鳥口を連れてやって来た所は、一軒の古本屋。
関口が、その屋号から「京極堂」と呼ぶ、
主人の中禅寺秋彦は、鳥口も良く知る敦子の兄であった。
関口らが迷い込んだ四角い研究所は
調べない方が良いと忠告する京極堂。
鳥口は、肝心の話をする前に、
幼い頃の自分の出来事を、この京極堂にピタリと言い当てられて、
ア然となった。

物語の印象点

・実話の話を見られるとは(*^-^)♪

千里眼の話ですが、実際にあった話ですね。

※千里眼・念写の能力を持つと称する御船千鶴子や長尾郁子らが、
東京帝国大学の福来友吉博士や京都帝国大学の今村新吉博士らの
一部の学者と共に巻き起こした、公開実験や真偽論争などの
一連の論争の事ですが・・・

今で言う、超心理学にも関連の有る話でしょうか^^

映画では【リング】の山村貞子のモデルにもなってますね^^
この話がどう絡んでくるのかは分からないですが、
強引に関連付けるとしたら【箱】なんでしょうね、きっと(*^-^)♪

何せ明治と言えば・・・
医療・服薬を妨害する禁厭(まじない)や祈祷(おはらい)の禁止令とか
市子禁止令とか何でも禁止三昧の時代であったとも歴史に言いますしね。

であれば・・・このような話も頷けると言えばそうなりますが、
悲劇なのは実験に立ち会った女性たちですか。

と言うのは本題からずれるのでオイトイテ。
改めて本題に移ると・・・

・ペテン講座-インチキ宗教編?-

占いなどでもありがちな、いわゆる
その人個人しか知りえない情報をいきなりズドン!と
言い当てる手法と言うヤツですか(*^-^)♪

これ、良く良く考えてみれば・・・
情報の事前収集さえ出来ていれば可能な話ですよね。
つまり・・・訪問後、主人が現れる前にでも
事前に情報を集めておけば、いくらでもそれらしい事は言えると。
後は本人の知識次第、と言うことになりますかね。
情景描写などについては(*^-^)♪
最後に京極の兄ちゃんがやってくれたのはそれなんでしょうし。
恐らくはあのインチキ御箱様についても、同様の手法でも
取ったんでしょう(苦笑)

最後に告げた決め台詞は、なかなか良かったですけどね^^
「この世に不思議な事はないんだよ、関口君」

その通りでございますw
と言うか、なんであの朴念仁みたいな男にあんな美人の奥方が・・・
と言うのが、むしろ男と女のミステリアス、と言うように感じますけどねw

・ちょwwwイケメンwww

今回登場の探偵君。
イケメンじゃないですか(*^-^)♪
しかも調査能力は長けているようですし・・と言っても、
冒頭の話で言うと、見えないものが見える人らしいですが。
その辺のやりとりはどうでもいいんですが、一つ見えたのは

増岡さんは遺産についてあまり良い思いを持ってないというか・・・
白黒ハッキリしないと気がすまない人なんですね、多分。
この遺産・・・どうも陽子さん絡みっぽいですね。
事件で言うのなら。

遺産を加奈子ちゃんが相続すると、誰にメリットがあるのか。
と言う観点で行くと・・・

陽子さんと言うことになりますが・・・
そもそも養育費などを拒んだ人が遺産に目がくらむのか?と
言えば・・・ここはまだ判断材料には乏しいかなと(*^-^)♪

けれど脅迫状の流れには多分・・・遺産がらみのことも有るんでしょう。
と言うのが気になりますね。

・常人と犯罪者の境界線。

冒頭の幻想的な風景がそうなんでしょうね。

鏡の中の女の子は純真そのもの。
翻って後ろに立つ現実の女の子は・・・
経血、でしょうか・・・足の間から鮮血をしたたらせて・・・
穢れ、と見たとしたらそこはどうなんでしょう。
此岸と彼岸の境目は、それに惹かれるかどうかと言うことであれば、
完全なものに引かれ、汚れるものに嫌悪感を抱く。
単純な理由ですが、そこに通りもの・・・と呼ばれる
ある種の【魔物】が心に棲んだとしたら・・・

犯罪となるのでしょうね、多分。
あのバラバラ事件のように。
あるいは、あの加奈子殺害未遂事件のように。
※加奈子の事件は殺害未遂では?と推測してます(*^-^)♪

次回はどうやらインチキ箱様を暴き立てるようですし、
それも楽しみですね(*^-^)♪
スポンサーサイト

Trackbacks.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。