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魍魎の匣(もうりょうのはこ)第13話です。

主観的あらすじ

美馬坂の研究所に、今収まっている意識の主が
久保だと告げる京極堂。
関口ら全てが部屋の中を見回す中、京極堂は、
ごく普通の若手の幻想作家だった久保を殺人鬼に変えた原因を明かし始めた。

養母の葬式に出るため夜行列車に乗った久保は、
匣入りの生きている加菜子の頭部を見せられた。
匣を持っていたのは、研究所から
匣を持ち出した須崎ではなく、雨宮。
陽子に付き添って14年も一緒に暮らしてきた雨宮は、
実は陽子ではなく加菜子を愛していたのだ。

武蔵小金井駅での事故の後、雨宮は、
加菜子をそのままの形で死なせてやろうと主張した。
しかし、須崎は、腕を一本だけ生かし、
それを遺産受け取るための証拠にしようと決断。
残りの3本の手足をもらった雨宮は、
それを水葬にしようと相模湖まで運んだ。
つまり、相模湖で発見された最初のバラバラ事件の腕と脚は、
加菜子のものだったのだ。

だが、雨宮は、さらにインパクトのあるものを見てしまう。
それは、須崎が持ち出した匣入りの加菜子の頭部。
須崎を殴り殺して頭部を奪い取った雨宮は、
匣に入れたそれを夜行列車の中で久保に見せた、
というわけだ。

加菜子の幻影に取り付かれた久保は、同じ物が欲しくなり、
次々と少女を殺し始めた。
少女の匣詰めにことごとく失敗した久保は、
美馬坂のことを知り、研究所にやって来た。
美馬坂は、この久保の希望に従って生体実験を行い、
その頭部を匣に入れてしまった。

京極堂は、次に美馬坂の話を始めた。
戦後、研究所を維持するための資金に事欠いた美馬坂は、
須崎の遺産詐取計画を見て見ぬふりをしていた。
これに懸命に反論する美馬坂。
そんな美馬坂を懸命にかばう陽子。
まもなく、美馬坂が、京極堂と木場に責められるのを見た陽子は、
衝撃の事実を明かして―。


・物語の印象点

・推理モノは、例えるなら1本の線路を走る電車のようなもの。

1本の電車が走っている。
走り出した列車の終着駅は結末、という終点。
途中途中の下車駅に幾つもの伏線、と言う路線が乗り入れながら
列車に乗る読者、あるいは視聴者を物語と言う路線に乗せて
ひた走る・・・と言うのが、見終えての感想でした。

推察、と言う部分に関して言えば確認作業と言う感じでは
ありましたが、頭で考える事を実際目の当たりにすると・・・
やはり末恐ろしいものですね実際。
根幹に成されていたものは、誰かを愛する気持ちだった・・・
と言う事ですか。
死なない研究もしかり、そんな教授を愛した事もしかり・・・
その娘を愛し、その娘に羨望と憧憬と言う愛を持ったこともしかり。
さてはて・・・・人としての倫理を踏み越えてしまった愛を
会得したのもしかりと。

魍魎とは、そんな人の心の隙間に沸いて出るものと言う事ですかね・・

そして、意識と言うものへの独特の解釈は面白かったと思います。
心、と言う目に見えないものへの回答がそれぞれに興味深かったですね。

電気刺激、と捉えた教授のお話は
なかなか面白かったですしね(*^-^)♪
生体活動、を主軸に捉えれば唯一の難点は脳髄と言う事ですか。
重さ1キロにも満たない、あのちっぽけな小世界。
そこはちょっとだけフムフム・・・とも感じた、そんな物語でした。

小説版、改めて読み返してみたいですね(*^-^)♪

スタッフの皆様、三ヶ月間お疲れ様でした・・・
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