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映画感想『サイレントヒル』(ゲーム原作) 
2006 07 08
Sat 23:25:49
映画 『SILENT HILL』感想です^^


2006年7月8日、午後6時25分。


鑑賞して良かったな・・・と思う映画が、また1つ増えました。


ほんの数時間前、映画館。
チケットを手に、上映を待つ自分。
白いスクリーンを前に、ワクワクしながら待つものは
『サイレントヒル』でした。

heza-『アタシの活躍が見たいのかしらヽ(*´∀`)ノ』


ro-zu『残念ね。主役は私よ。母の愛こそが一番よ!』

sibiru『私も忘れるなよ(`皿´)』

syaron『ふふふ・・・闇の世界へようこそ(*^-^)』




『あいまいな眠りの中で
夢見るのはあの町
サイレントヒル

私は一人でそこにいる
あの場所で
あなたを待っている』

jemes『メアリー・・・』
※『2』の舞台は、彼の妄想が生み出した悪夢と解釈されています。


ふと、2の台詞などを思い出しながら、始まったオープニング。
2つに別れてしまった少女の邂逅。
そして、復讐劇。
たった一つの村八分から始まる悲劇。
その果てに生まれた苦しみ。

この作品の大きなテーマは
『家族愛』じゃないかなと思います。
子供にとって、両親は神である。
そんな表現を、去り際のローズの台詞から感じました。
ゲームもまた、同様でした。
実の子であるとか、そうしたものは関係ない。
ただ、愛したあの子を救いたかっただけ。
それ以外に、ナニが必要だと言うの?

映画的には、映像の怖さ、音響の臨場感が素晴らしく、
どちらかと言えば恐怖感が先につのるような
感じだったのかもしれませんが。


そして映画で表現されている3つの世界。
1つ目:クリスのいる『現実世界』
2つ目:町の住人達による、異界化した世界(灰の降る町)
3つ目:アレッサの精神世界

各々に意味があるように思えました。

かつて謂れ無きことで迫害されたアレッサ。
狂信めいた儀式により、全身に火傷を負ってしまった彼女。
痛みと好奇の目は、次第に彼女の中にある1つの感情を
作り上げていくのでした。
それは『憎悪』。
その心が元々この地に眠る不思議な力と融合、
異界化を果たしたと言うのが正確なところではないでしょうか。
故に、主な関わりを持たないクリスにとっては
町はただのゴーストタウンに。
ローズ、シビルにとっては悪夢の町。
これは町の持つ力が、その力を投影する人物によって世界観を
変化させているのではないでしょうか。

あるいはイメージ。
全ての悪しきイメージは、アレッサの受けた苦痛から生まれたものと
解釈するのは早計でしょうか。
例えば、ストレッチャー。
あるいは、炎。
うごめく影。
アレッサが焼かれた事実や、火傷を連想させるイメージ。
単に怖がらせる、と言うよりも
その意味合いを考えて欲しいというように思えたのは確かです。
もっとも、ゲームをプレイしていたからこそ、と言うのは
当たり前の話なんですが(苦笑)
syaron『熱かったんだからね、全くもう!』


そしてゲームからのファンにとっては、いろんな部分で
『にやり』な所も多かったのではないでしょうか。

ストーリーの根幹は『1』を。
クリーチャーは『2』を。
ラストのスタッフロール前に流れる音楽は『3』を。
もちろんこれ以外にも、原作に忠実な部分が多く、
見ていて
『本当に監督さんは原作ゲームが好きなんだな』と思いました。




映画のスタッフロール前に流れる曲
『3』のオープニング曲です。
※7/10追記

曲名:『You're Not Here』

楽曲と和訳はこちら。

Blue sky to forever
The green grass blows in the wind,dancing
If would be much better a sight with you,with me,
IF You hadn't met me,I'd be fine on my own,baby
I never felt so lonely,then you come along

So now what should I do,I'm strung out,addicted to you,
My body it aches,now that you're gone,
My supply fell through

You gladly gave me everything you had and more、
You craved my happiness,
When you make me feel joy it makes you smile,
But now I feel your stress,
Love was never meant to be such a crazy affair,no
And who has time for tears,
Never thought I'd sit around and cry for your love,
till now.

空は青く どこまでも青く
優しい風は草むらを揺らしている
とても幸せそうな光景だけど あなたがいない
ただ あなたがいない

もし何も知らなければ 私は一人で生きていけたのに
苦しみも惨めさもいずれ慣れるもの
でも あなたを知ってしまった

ねえ どうしたらいいんでしょう
あなたというクスリに一度溺れ
それを今、無くしてしまった私は

優しいあなたは全てを私に捧げてくれた
いつも私の幸せだけを祈ってくれていた
でも、あなたの幸せはどこにあるのと聞いたら
それは私が幸せであることと笑っていたね
だったらあなたは今、とても不幸なのね

夢なんて、愛なんて
大したものじゃなかったはずなのに
失ったことを落ち込むヒマがあったら
新しい代わりを探しに行くからと
あなたの前で笑っていた私は
あなたと共にいなくなってしまった

ねえ どうしたらいいんでしょう
あなたというクスリに一度溺れ
それを今、無くしてしまった私は

ヒステリックに叫び回ってみせれば
誰かに同情してもらえるでしょう
だけどそれはあなたじゃないから意味が無い
だから私は笑っているのです

胸を切り裂いて この心を取り出して
楽になれるならそうしましょう

あなたがいない
ただ、あなたがいない
だから、赤い花も今は哀しい



ココから先は、ゲームとの関連を述べている為
ネタバレ部分があります。
主観的判断に基づいて、ゲームとの関連性を掲載している為、
必ずしも正確とはいいがたいと思いますので
予めご了承いただけると幸いです。



原作からのクリーチャー

ライイングフィギュア、クリーパー、バブルヘッドナース
レッドピラミッドシング
※確認出来たものです。

・各クリーチャーの象徴的意味
(ゲームより)

ライングフィギュア:主人公の苦悩の表れ
クリーパー:町の持つ力に関連
(暗い部分を持つ人間の深層意識の具現化?)
バブルヘッドナース:病床のアレッサを連想させる存在。
ゲームでは、メアリー。
レッドピラミッドシング:町の古い因習にある死刑執行人。
ゲームでは、主人公の自罰意識の象徴。
あるいは、あの小汚いトイレで受けたアレッサの苦痛が生み出したものと
考えても良いのかもしれない。

・霧の意味するもの
地平線が見えない状態、つまり『天地の境界が曖昧になっている状態』。
これが意味するものは、すなわち現実と夢との境界が
曖昧になっている事を示していると思われる。

・悪しきイメージ
炎、うごめく壁、ストレッチャー
そもそも重度の火傷に苦しむアレッサの妄想の産物であると考えられます。
すなわち、火事、病院につながるイメージは、すべてアレッサが
常に抱いている苦痛と解釈しても良さそうです。

・童話との関連
灰被り姫、白雪姫あたりを思い返しますね。
夢と現実が混在する様は灰被り姫(シンデレラ)を、
結果的にアレッサに呼びだされ、酷い目に会うローズは
白雪姫を。

町の持つ力

『3』との関連性
神に近いものとして、ヴァルティエルと言う存在があり、
その存在意義を借りた形で、三角頭は登場しています。

イメージ的に感じたもの

ゲームとの関連

サイレントヒルって何なの?
人の心を吸収、その潜在意識・妄想を具現化する力を持つ。
映画の場合で言えば、重度の火傷を負った
アレッサの負の心に反応したと思われる。

元々は先住民族の聖地であったかの場所。
しかし、伝染病の流布、炭鉱での事故が重なり、
町はゴーストタウンに。
その結果、町が持つ力も捻じ曲がっていき、
異界化を呼び込んだのではないでしょうか。
最大の特徴は心に眠る闇を実体化すること。
町が悪夢を見せているのではなく、
主体となる人物の無意識が実体化したに過ぎないと思われる。

そして、サイレントヒルに伝わる民間信仰。

全ての始まりのとき、人は何も持たなかった
体には苦痛、心には憎悪のほかには何も
争い傷つけあいながら、
死ぬことすらかなわず
永遠の泥土のなかに、人は絶望していった


神は失われたわけではない
私達は信仰を忘れず、祈りを捧げる
楽園への道が開かれる日を
待ち望みながら

ループする始まりと終わり

シャロンの悪夢に始まり、異世界を経て、
再び現実ではない世界へ舞い込んでしまったローズ。

ゲームも同様でした。
『1』は悪夢から始まり、遊園地を経て不明世界へ。
『3』も悪夢から始まり、教会で幕を閉じていました。

・落下するイメージと穴
心の深淵にたどり着くために必要だったこと。
ro-zu『あの娘は、こんな苦しみを抱えていたのね・・・』


登場人物について

シャロンsyaron:シェリル=アレッサ=へザー heza-
ローズro-zu:ハリー
シビルsibiru:より勇ましい警官に。
ただし非業の最期を遂げてしまいました。
ダリア:役どころが変化
リサ:病床のアレッサの介護役。
アレッサ(闇):メモリー・オブ・アレッサ?
アンナ:アンジェラ?


ゲームから読み解くシャロンの年齢

アレッサ誕生

9年後、あの悲劇が発生⇒シャロン誕生
 ↓            ↓
アレッサは         9年経過
苦痛を抱いたまま過ごす   ↓
             映画の舞台へ 

ゲームと同じく、シャロンがアレッサから
生み出された良心であるならば、
彼女の年齢は18歳になるのかもしれません。

そして、元に戻ろうとしたと考えて良いでしょう。
但し唯一の例外は、アレッサ自身の悪意、
即ち闇アレッサが登場したことにあるのかも知れません。
病床のアレッサではなく、闇のアレッサがシャロンと融合したこと。
ある意味で、別れた魂が1つに戻ったとも言えるのでしょうが。

大まかな関連性はこのぐらいです。
詳しくは、映画を見て感じられた方の感想が全てでしょうし^^
ちなみに小説ですが、内容はシナリオ集のような感じでした。
映画を見終えた後に、読まれると良いかもしれません。
アイコンは『CRYSTAL』様の素材をお借りしています。


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映画「サイレントヒル」 2006/07/10 23:02:36 ◇ 優しい風景
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