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乙女はお姉様に恋してる 第8話です。

主観的あらすじ

陸上部に所属している由佳里は、
先輩のまりやに負けず劣らずの努力家。
今日も朝練に励む彼女に、
瑞穂がタオルを差し出しながら声をかける。
しかし、由佳里からの返事は元気のないものだった。
その理由は、長距離を走った疲れからくるものではなく、
別のところにあった。
食事中、いつもはよく食べる由佳里が、
元気のない様子でいることを心配したまりやは、
陸上部顧問に由佳里の調子を尋ねた。
すると、由佳里は最近タイムが伸び悩んでいるという答えが返ってくる。
それには、まりやも心当たりがあった。
由佳里は、陸上では短距離走向きなのだが、
実際は長距離走で大会出場をめざしているのだ。
次の大会の出場選手を決める選考会も近いときに、
このままの調子では出場が難しくなるおそれもある。
それを聞いた瑞穂も、由佳里をいっそう心配するようになった。
そんなある日、由佳里が瑞穂の部屋を訪ねてきて、
彼に語りはじめる。
由佳里が聖應女学院に入学し、
陸上部で長距離走をやるようになったのは、
今は亡き義姉の影響らしい。
優しく素敵だったと由佳里が語るその人物は、
瑞穂に少し似ているのだという。
そのため、彼女は瑞穂だけに自分の悩みを打ち明けたのだ。
しかし、それを語ったあとも由佳里の気持ちは晴れることがなかった。
義姉のために陸上を始めただけで、
自分自身は走ることが好きではなかったのか。
義姉を追い続けてきただけで、
自分自身の意志は存在していなかったのか。
もしそうなら、今までの自分のしてきたことは何だったのか……。
さまざまな思いが頭をめぐり、さらに追い詰められていく由佳里は、
これから先も迷走し続けてしまうのだろうか。
そんな彼女に対し、瑞穂がかけた言葉とは?


物語の印象点

・憧れ

アニメのタイトルもそうですけれど、
今話は本当に『乙女はお姉様に恋してる』と言う
タイトル通りの印象を感じましたね・・・。

亡くなってしまったお姉さんが大好きで、だからその背中を
ずっと追いかけていて。
気がつけば、自分らしさを見失ってしまっていた。
『あの人のようになりたい』がいつの間にか、
『あの人になりたい』になってしまっていて。
自分は自分にしかなれないはずなのに。

・圭さん怖いっす(*^-^)

奏が所属する演劇部の部長を務める圭さん。

お昼のランチを瑞穂たちが楽しく取っている所に・・
後ろからススス・・・・と。

keiaki『愛と憎しみのどろどろ・・・フフフ(邪笑)』

いや話噛み合ってないデスッテ(苦笑)
紫苑さんの話も聞いてないし。
と言うか、演劇部と言うよりオカルト部が似合いそうなんですけれど、
実は意外に部活には真剣な顔を見せるのが圭さんISMだったり。
精一杯付いていこうとする奏ちゃんを真摯に指導する彼女が
とても素敵な一幕だったのでした。


・自信と自身

由佳里の悩みを『自信喪失』と睨んだ瑞穂は
貴子さんにそれとなく聞いてみますが、返って来た答えは
予想外のお返事でした。

takakoaki『自信なんて・・・ありませんわ』

ただ、”そう見えないように務めているだけで”

takakoaki『いつでも自信あるような、鉄の女に見えまして?』

その言葉の後ろ側には、こんな気持ちがあったようです。

takakoaki『自分の決定には迷わない』
上に立つ人である以上、迷いは付いてくる人を惑わせるだけだから。
強さ、と言えばそうでしょうけれど。
この場合は少し違っていて。

『迷わない』強さを持つこと。
自分は自分だから。
そこにヒントがあったようです。

今日の貴子さんはいつにも増してステキングだったと思うのです。

takakoaki『ほ、褒めても何も出ませんわよ・・・』


・本当の気持ち

切なさのかけらを~♪
それはまた別のアニメの話で(苦笑)
色気ゼロの使い魔とか(*^-^)

由佳里と1対1で話し合う瑞穂。

mizuhoaki『無理に追いかける必要ないんじゃないかな?』

それは瑞穂が伸ばしている髪の毛にも同じで。
かつて愛した母の遺言を守り、髪を切らせなかった父。
その解釈を『故人への誠意と愛情』と取ることもありですが、
瑞穂はそこに『縛られること』と意味を見出さず、
『好きな髪形が見つかった時、その髪型に出来るように』と
自分らしい回答を見つけたわけで。

それが今の由佳里にも大切なことだと教えたかったようです。

mariyaaki『自分の道・・・見つけられたみたいね』


・一子の気持ち。

itiko『好きなら続ければいい』
でも・・・
itiko『あいまいな気持ちのまま好きな事をあきらめるのはダメ!』

由佳里を心から心配する彼女が今回もう一人のステキングでした。
誰かの為に一生懸命になれる彼女。
幽霊で、寮からは瑞穂の助けがないと出られないけれど、
大切な仲間の為に必死になって頑張って。
そんな彼女がとても眩しく、かつ可愛らしく見えたと思うのです。


itiko『だけど、瑞穂お姉様はワタシのものですからね( ̄ー ̄)フフン』


kanaaki『瑞穂お姉様のおかげで練習頑張れたのですよ(*^-^)』

orzaki『い、いかん”反応”を抑えるんだボク・・orz』

sionaki『あらあら・・・ふふふ(*^-^)』


ki『ネエネエJUMゥ、ハンノウッテナンノコト(*^-^)?』

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参照りんく
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乙女はお姉さまに恋してる 2006/11/28 22:36:44 ◇ まるとんとんの部屋
「縮まらない記録(タイム)」 「由佳里ちゃん」メインの話・・・運動部でのスランプを抱える「由佳里ちゃん」に「瑞穂」や「まりや」「奏」などが励ましてあげると云った話なんですが、いろいろ皆さん敷こう錯誤して