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鍵姫物語永久アリス輪舞曲 第12話 
2006 03 23
Thu 03:44:50
鍵姫物語永久アリス輪舞曲 第12話です。


今回の原書のタイトルは、前回述べた通りです。
“Alice's Evidence”
(アリスの証言)


最終回のタイトル予測は、見事に外れました。
まさか、”あれ”を持ってくるとは正直考えも付かなかったので^^;


ちなみに最終回のアニメ版のタイトルは
『The golden afternoon』
これは、不思議の国のアリスの元となっている
『地下の国のアリス』にも掲載された巻頭詩でもありました。


"All in the golden afternoon"
(黄金色の昼下がりに)
と言うのが正確なタイトルです。
たった一つの手書きの絵本。
それは、ルイス・キャロルが”アリス"と言う名前の
女の子の為だけに書いた、
彼女へのクリスマス・プレゼントでした。
1864年11月26日のことです。


そして翌年、この世界にひとつの物語は
『不思議の国のアリス』として出版され、全世界の子供達に今も読み告がれる
”永遠のアリス物語”となるのでした。


長い前置きですが、どうしてもコレは載せておきたかったので^^;


さて、まとめ感想を。


タイトル通り、お話の内容は
『真アリス』とも言うべきリデルの真実が明らかになりました。
全てはリデルの一言から始まった事。
ただ、面白い物語を愛していた事。
それだけのために生きてきた事。
タキオンに出来ないのなら、彼に代わる人を望んだ事。
全てはアリスによる、アリスの為だけの物語のために。
彼女のために物語を生み出せない存在はいらない存在。
故に、タキオンは排除されてしまいます。
でも、冒頭のシーンにもあったように、
リデルもまた『捨てられたくない』あるいは
『永遠』に彼が私だけの物語を紡いでくれることだけを望んでいたのではないでしょうか。


双子姉妹の真実
彼女達は、タキオンが生みだした物語の存在でもあり、
リデルが愛した物語そのものでもありました。
『面白い物語を聞かせて』
無邪気にねだる姿は、原書のイメージを想像させてくれますね(多分)
『物語は作者がいなくなっても永遠に続くよ』


有人君の物語の意味
『想像が創造を生む原動力である』
と言う印象がありました。


きらは≠ありす
今回初めて、有人君自身がそれを認めたような感じがします。
全てを認めた上で、有栖川さんは確かに彼女として存在していた、と。
だから、会おうと思えばいつでも会えると言う事。
それは、物語が永遠に続く限り。


ありすの望んだ事
物語の産物でもあるありすは、
自らメルヴェイユスペースに残る事を決めてしまいます。
3拍子で構成されるワルツ。
『行進曲(マーチ)』ではない、と言うこと。
2拍子の物語ではないという事。
音楽に例えるなら、
有人君、きらは、ありすの3人がいる事で輪舞曲(ワルツ)が完成するのかもしれません。
だけど、有人君ときらはは行進曲を選びました。
扉を開け、メルヴェイユスペースから出て行く二人を見た時、
ふっとそんな印象を持ったのも確かです。


・・・かなりまとまりが無いような気もしますが、
視聴直後の印象は大体こんな感じでした。

長文あらすじ感想はこちらから。
興味のある方は『続きを読む』をクリックしてください。

さて、本編に。



ポタポタと零れる紅茶の雫。
キーブレードを突きつけるリデル。
逃げ腰のタキオン。



『何故だ・・・?』
タキオンが問いかけます。
『物語に必要のない登場人物は目障りなの( ̄ー ̄)』
ダカラ、アナタハイラナイノ。
それはある日のこと。
まだ、リデルもタキオンも、物語の世界に生きる前のお話。


アリス(リデル)の証言が始まります。


読書にふけるタキオンとアリス。
静かに本のページをめくる音だけが部屋を包んでいます。
『タキオン様、面白いお話を聞かせて(*^-^)』
幼いアリスが可愛らしくおねだりをします。
しかし、タキオンからの返事は・・・
『私は調べ物をしているんだ、アリス。』
この頃ちっとも物語を聞かせてくれないのね、と拗ねるアリス。
『まるで忙しい忙しいって言うのが口癖のウサギさんみたい(・ε・)』
『いっそ、"ウサギ"であったら良かった。忙しい振りだけをしていれば良いのだから。』
そんな風に自虐的な言葉を告げるタキオン。
アリスはこう考えたそうです。
『タキオンが私に物語を語ってくれなくなったのは、私に興味が無くなったから?』
そうしたら、私も捨てられるのだろうか。
かつて彼が興味を示し、やがて捨てて行った女性たちのように。
私は彼の帰りを待ち続ける女と同じになるのだろうか。
『私は違う!』
あんな女たちのようにはならない、絶対に。
部屋に活けられた黄色い薔薇をむしるアリス。
そして・・・
『私は彼の心を繋ぎ止めるために、嘘をついた。』


『タキオン様、"終わらないアリス"の物語を知ってる?』
そう彼女はタキオンに話し始めます。
女の子たちが、大切な心の物語を賭けて、互いの物語を奪い合うの。
そして、全ての物語が集まった時、終わらないアリスが完成するの。
全ての舞台は、アリスが用意したものだった。
と言う事が、彼女の証言により明らかに。


『すごいじゃないかアリス(;^A^)ゝ”』
もっとその話を聞かせておくれ、とせがむタキオン。
いつしか二人の立場が入れ替わっています。
『・・・その先は、タキオン様がご存知のはずでしょう?』
艶然と微笑むアリス。
そうか、そうだったな・・・
どうやら望む"刺激"は得られたみたいです。


それは黄金色の昼下がり。
川に浮かぶボートは木の葉のようで・・・
『そして女の子達は鍵で扉を開け、とある空間で戦った。』
その場所はメルヴェイユスペース。
そしてその場所でアリス能力者と呼ばれる彼女たちは、互いの心の物語、
禁断の秘密の物語を賭けて戦うんだ。
最後に残った一人だけが、1つだけ願いをかなえる事が出来る。
『だから、アリスが勝者になればいいんだよ。』
『私、が・・・?』
『そうすれば、永遠の命を得る事が出来る。私とアリスは永遠に生きる事が出来るんだ。』
素晴らしいと思わないか?
『・・・私は彼に対していつしか憐れみさえ覚えるようになった。』
結局、彼の才能は2つのアリス物語を完成させただけの想像力しかなかったのだ。
彼は私に『興味を失った』のではなく。
彼は『物語を書けなくなった』のだと気付いたのだ。
その彼が生み出したのが、双子の姉妹にして、アリス。


私は、新たに物語を創造する人を待った。
何年も、何十年も。
『そして、巡りあえた。』
桐原有人君、貴方と言う存在に。
このわずかな時間でタキオンのアリスを越える
『有栖川ありす』と言う、より成長した存在を生み出すほどの
豊かな想像力を持つ持ち主。
さあ、私と一緒に物語を完成させましょう^^
『ま、待て。それでは私は?』
自らの危機を察し、声を上げるタキオン。
『可哀想に、役目の無い登場人物はもういらないの。』
キーブレードを突き立てるアリス。
その様子を笑いながら眺める双子アリス。
消滅は一瞬でした。
語るべき物語を持たないタキオンはあっという間に老化し、
消滅してしまいます。
次にその剣を向けた相手はきらは。
『貴女の物語を奪えば、終わらないアリスは完成する。』
そして・・・
貴女が消えれば、ここには私と有人君、
そして彼の生み出した『ありす』だけが生きる世界になり、
それが彼の『現実』になる。
そんなことさせない!と戦いを挑むきらは。
リデルは言います。
『有人君がありすを選ばなかったって事は、
貴女への気持ちを認めたって事でしょう?』
『そして、貴女も有人君を兄としてでなく愛している。』
だったら・・・
『何ですぐにトドメを刺さないの!』
言い募るきらは。
『それはね・・・私が戦いを楽しんでいるから。』
それに・・・
『タキオンがいない今、ココは私の物語の世界。』
『私が全てを支配している中で、貴女に勝ち目はあるかしら?』
そういえば確かに・・・
物語の骨子を提供したのはアリス。
組み上げたのはタキオン。
で、あれば・・・
リデルの言うこともいちいちゴモットモですね^^
ついにきらはにキーブレードを突き立てるリデル。
きらははそれでも気丈に有人君に語りかけます。
『ありすちゃんは確かにココにいたよ。』
『お兄ちゃんのことでケンカしたりもしたけど・・・』
でも、有人君がありすの事を好きだと知ってから・・・
『あきらめようって思った。』
そんな風に思えたのはありすちゃんのおかげだから。
ソレを教えてくれたのは有人君だから・・・
『物語を書いていいんだよ』と言うきらは。
退屈そうにやり取りを聞くリデル。
『奇麗事はたくさん。』
きらはは言いました。
『自分の欲望を満たしてくれる人しか愛せない貴女にはワカラナイ』
『本当に人を好きになったことがないから』
うーん、ソレハどうなんでしょう?
多少の歪み?があるとは言え、彼女がタキオンを好きだったこと、
彼の紡いだ物語を愛した事は間違いない事実だと思うのですが。
それを否定する事は出来ないような気もしましたね・・・。


有人君はついに気がつきます。
自分がきらはの代わりにありすを生み出したのではない事を。
自分の中にも確かに『有栖川ありす』と言う一人の女の子がいた事を。
後はあふれ出す言葉をペンに載せるだけ。
双子アリスが問いかけます。
それは、誰の為の物語なのか、と。
『誰のためでもない、僕が書きたいと思う物語だ!』
その一方で物語を奪われるきらは。
そのまた一方で、ありすの復活を心から願い、
彼女の物語を紡ぐ有人君。
そうして、物語は再び動き始めます。
ありすの復活を持って。
復帰したありすの強さはサスガ、と言うものがありました。
あっという間に物語を奪い返し、
きらはと共にリデルに立ち向かいます。
一緒に戦う中、きらはが思った事は・・・
『始めはこうしてみんなと一緒に戦うなんて思って居なかった。』
きっかけはお兄ちゃんの為に終わらないアリスの物語を集めたかった。
だけど、いつの間にかみんなを心配したり、一緒に戦うことが
嬉しくなってきた。
それは、ありすちゃんのおかげだから。


『だから、私はここにいるの!』
リデルを押し返し、逆にキーブレードを突き立てるきらは。
『有人君・・・タスケテ』
有人君に救いを求めるリデル。
それは、ありすの願いでも、また有人君の望む結末でもありました。
『私はココに残るわ。そして彼女たちと生きていく。』
ソレが『幸せな結末』だから。
それが自分と有人君二人で望んだ結末だから。
『大丈夫、私は貴方の中にいるから。』
有人君を抱きしめ、ありすはそうつぶやきます。


閉じていくメルヴェイユスペース。
図書館を出て行く有人君ときらは。
いつもの日常にもどる彼ら。
でも、そこに有栖川ありすの姿は無く・・・。
『でも、彼女は確かにそこにいる。』
僕がこの本を開いて想像力を働かせれば、
いつでも彼女に会いにいける。


『大切なものはいつだって近くにあるんだから』


次回がいよいよ最終回。
果たしてどんな昼下がりを見せてくれるのか、楽しみですね^^

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