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スクールデイズ11話『みんなの誠』 
2007 09 19
Wed 07:25:25
スクールデイズ11話です。

遅くなりました。
12話なんですが・・・神奈川は放送中止となってしまいました。
一応友人に録画したDVDを頼んでますので、友人の放送地域での
放送があれば、12話の感想は可能だと思います。


・物語の印象点

・根拠のない自信

って、あると思うんですよ。
例え方が適切か、と言うと違うとは思うのですけれど。
それぞれに悩みを抱え、自分の世界に篭ってしまった女の子。
七海しかり、言葉さんしかり、世界しかり。

で、一応視聴者的にその根源悪と言うとマコティーになる訳ですが
彼は目下、光とお楽しみを終えたところ。

『世界を慰めてもらおうと来たのに・・・』
なんでアンタと【こうしてるのかしらね】と自嘲する光。
ま、女性ならではの言い分ですよね(苦笑)
経緯は何であれ、友人の彼氏?と寝てしまった後のピロートークって
言うんでしょうか、免罪符みたいな(*^-^)♪

この時のマコティーには、いわゆる【ツキ】もあったのだと思うのですよ。
当るを幸い、カモンレッツプレイみたいな(*^-^)♪
でもソレって・・ガラス細工の自信なんですよ実際。
大体の本音が・・【メンドクサイし、それより女の子と・・・】と言うのが
彼の本心ですしね。
で、うるさい口はキスで塞ぐと。
あのねえ・・・それで上手く行くのはアダルトビデオかメロウなドラマだけですからw
リアルなら・・・まあビンタの一つも貰うのが落ちですね正直(*^-^)♪

実際そうした経緯には理由もあって・・・

屋上で世界に問い詰められるマコティー。
『どうして?なんで?』と。
答えなんてあるわけ無いのに。
そしてマコティーを責めるワールドさんも、間違ってますよ実際。
自分がした事が、必ず自分だけを責めてくるとは限らないのです。
他人を通して自分を責めて来る事だってあるのですから。

私にはもう誠しかいない、誠だけなんだから・・・。
そう思っている人、もう一人いますよね。
貴女はその人に何をしたんですか?と思わず言いたくなるような。

そんな醒めた視点から物語は幕を開けてました。

部屋に再び引きこもり、携帯を見つめる世界さん。
救ってくれる人は既になく。
マコティーとの一時を過ごし、その足で迎えに来た光にも
つれない態度。
抱えてしまうタイプなんですよね、多分。
そして膝を抱えてさえいれば、誰かが手を差し伸べてくれる。
今まではそうだったから、きっとこれからも。

そして言葉さんも。
通じないメールをただひたすらに・・・。
周囲の視線など関係ない、彼女の世界では、それは成立した事だから。
ちゃんと大好きな彼に連絡が取れていて、そしてデートの約束をして。
そう、自分が信じている事がスベテダカラ。

乙女さん。
連絡の取れないマコティーにこちらはヤキモキ。
と言っても、原因はキチンと他にある訳で。
軍団に焚き付けられた格好とは言え、想いを遂げたその場面を
ああも公開ショーとして見せられたこと、そして・・・
ワードさんが沈黙した事でアドバンテージを得られたと思いきや、
彼は相変わらず糸の切れた凧状態と。
カリカリするのも分かる気がしますよ・・・。

で、軍団的にはそこまでモテル相手なら、試食したいかな?
なんて言うのは話的にアリでしょうね。
ある程度遊んでいる娘なら(苦笑)

むしろ光さん(爆笑)
視聴覚室でパンツたくし上げて何をしとるんですかと(苦笑)
気持ち的にはワールドさんを心配してもと言う感じですか。
ま、それもさもありなんと言う感じでしょうね。
どことなくリアルじゃないですか、この手の場面って。
心配する気持ちもホントだけど、かといって今のお楽しみも逃がす訳に
行かないよね、みたいな。

・妄想が理性を支配する事の結果

公園。
ブランコに乗り、誰かと話しているワードさん。
屋上でお昼をどうですか?美味しいものたくさん詰めていきますよ。
一生懸命、好きなものをたくさん作って・・・
(おかけになった電話は・・・)
見ていてツライ、と言うのが視聴者の偽らない気持ちでしょう。
けれど別の視点から見ると・・・
自分で自分を追い込んだ結果とも取れますね、実際。
嫌うきっかけはいくらでもあったのだけれど、そのチャンスを掴めなかった。
あるいは最初からそんなものは見えてなかった。
そして深みにハマリ、心が壊れて行った。

そして最大の悲しいところは、当の彼氏がそれを知らないということ。
知った所で何をしてくれる、と言うものでもないんですけれどね。
彼の場合は(苦笑)
実際、軍団を家にご招待しワーイ、ハーレムタイムだヤッホーw
なんて感じでしたし。

街中。
ヨットの上でクリスマスを過ごしたい、と言うワードさん。
それは夢であり、もしかしたら叶ったかも知れない現実。
水平線を眺めて・・・二人で・・・
寄る辺ない女よりも哀れなのは・・・忘れられた女ですか。
そんな詩を思い出しますね。

そしてワールドさんにも変調が。
一人思い出に浸る中、それは唐突に。
思い当たる事は一つだけ。
『女の子の・・・来てない』と言うことに。
となれば、きちんと話は詰めなくてはいけないこと。
これで彼もきちんとしてくれれば、とは誰だって考える事でしょう。
まあ、でもこの年でと言うなら大方無理な話ですけれどね(苦笑)
必死に教室で事態を訴えるワールドさん。

『私、誠以外とそういう事してないんだから!』
誠の子なんだよ!
母となれば女は強いです、実際。
でもね・・・彼に責任を求めるのは間違ってますよ世界さん。
そういうタイプじゃないですから、彼は。
極端な言い方をすれば、
『そのぐらい自分で始末しろよ俺シラネ』が本音でしょうし。

・遅すぎた罰、と言うか視聴者喝采?

教室でのやり取りは光速の速さで学内を駆け巡り、
一転して悪者扱いのマコティー。
『世界があんな事を言うから・・・』と責任転嫁でブルー状態。
といっても、覚えた蜜の味はそうそう忘れることなんて出来なくて。
こちらも家に帰って引きこもりですか。

ココだけ見ると視聴者拍手喝さいなんでしょうね、きっと。
けれどワタシには、そうも見えなくて。
むしろ、保健室での世界さんの言葉が引っかかっていて。
大切そうにお腹、さすりながら・・・
『そっか、誠の赤ちゃん・・・か』と言う一言に怖さを
感じてたんですよね。

引き金は既に引かれた後。
ひょんなことで暴発して惨劇にと言うのも、予想できないわけじゃ
ないですし。
そして乙女さんは、自分の気持ちにケジメを。
マコティーに連絡を取り、事情を聞くことに。
『世界のことは俺のせいじゃない!』
禁句を口にしましたねぇ、マコティー(爆笑)
情けない男のミットモナイ逃げ口上じゃないですかw
初恋は得てして実りにくいもの。
追いかけた幻想が崩れれば、目の前にはただの女にだらしない男。
お熱上げてた自分がバカみたい・・・となるのは必然で。

乙女さんらし・・くもない恋の幕切れですが、
これもアリなのかもですね、きっと。

頼みの綱も切れてしまい、あてどなく今宵の相手を探して
ふらつくマコティー。
連絡を取ろうにも、誰も相手をしてくれなくて。
夢は醒めるから夢なんですよ、マコティーもそうですが、
ワードさんはじめ他のスクイズキャラにも。

一人ベンチに座り、どうしてこうなったのかと
初めて悔やみ始めるマコティー。
始まりはあのオマジナイ。
携帯の待受けに好きな子を設定して、三週間誰にも知られなければ
願いは成就する・・・。

けれど、それはいつしか。
コトノハ・・・とふとつぶやいた言葉は誰の為だったのでしょうか。

『誠君・・・』と小さく返る声。
見上げれば、降り積もる雪もそのままに
立ち尽くしている言葉さん。
『良かった、来てくれた・・・』と言うものの、それは
目の前の彼を通り越して、別の世界の彼を見ていて。
そして次々と紡がれていく言葉。

西園寺さんも応援してくれるって・・・
 私、誠君にふさわしい彼女になりますね
  お裁縫もお料理ももっと練習して・・
   胸張って彼女です!って言える様に。

そこまで追い詰めたのは誰なのか。
悪かった、と土下座するマコティーなのか。
と言えば違います。
それはあくまでもワードさん自身が望んだこと。
身を削り心を壊してまで、彼を想う事を選んだ結末だから。
故にマコティーに選べる選択など最初から一つだけ。
本心であろうとなかろうと、その身を抱きしめてあげることだけ。
それがたった一つ、彼女の望んだことだから。
『自分だけの誠』になって欲しいと望んだことだから・・・。

・総評

今回は巷の合言葉、誠○○の視点と
従来どおりの書き方と両方行きますか。

序盤の携帯メールから、恐らく刹那とも関係をもったと
おぼしき推測も成り立ちますよね。
で、まず視聴者ゲージが1段階上昇と。
続けて光をご馳走様と言うことで、さらに1段階。
しかも、光の言葉に『めんどくさいんだよ』『どうでもいいんだよ』と
まさに浮気男の典型的台詞を言うことから、ますますゲージはヒートアップ!
トドメはうるさい口はキスで塞いじゃえ、見たいな感じですし。
その上、光とは学校で、さらに乙女の友人が
誠とのエッチはどうなのかな?と言う興味を持って接近すれば
1も2もなく『カモンベイベー』。
ますます怒りゲージも急上昇。

トドメは世界さんの妊娠した時の『俺シラネ』的な態度と
どうにかならないのか?なんて優柔不断ぶり。
さらに乙女さんとのやりとりで、『そんなの世界のせいだろ!』と
責任転嫁。

で、教室で世界の妊娠は誠のせいとバラサレ、
女の子から総スカンを食った彼。

ザマミロ!と言うのが視聴者的に良いのでしょう。
と書き出してみると・・・・。

なんだ、別に文句言う為なら視聴しなくても良いじゃない?
なんて印象も持ちうるわけで(*^-^)♪

でも、こうした印象を与えがちなのもヤンデレアニメの特徴でも
ある訳で・・・。
主人公に感情移入し、シンパシーを感じたいと言うのは
レビュー書きならありうる話ですし、間違いでもないですしね^^

ただ、ワタシにはそうした視点がないというのもあって(苦笑)
どの作品のレビューでもそうですけれど・・・
1歩引いた視点で見ているという事が多くて。

で、今作の場合は女性の心情を起点に見ていますが・・・

冒頭の刹那からのメールを見る限り・・・
誠との間に関係が成立した、と見ることも可能だと思いますし
あるいはただ世界に黙って海外へ旅立ったことを詫びる文面とも
取れますよね。

ただどちらにせよ、世界さんにとって一番の打撃は
『もう守ってくれる、庇ってくれる人がいなくなった』と言うことで。
意外にに打たれ弱いのがワールドさんですし、その意味で打撃は
大きかったのかもですね・・・
引きこもっても、誰ももう扉を開けてくれる人はいない・・・。

そして光の今回の立ち位置。
誠を連れ出して、世界を立ち直らせようと試みたはずが
終わってみれば彼と寝ている状況に。
コレだけ見ると、光もサイテーと言う感じになりますし
その足で世界さんを迎えに行ったと言うことを鑑みても
何じゃこの女は!みたいに思う方も多いのでしょう。

けれど、一時の火遊びを終えて我に返った後・・・
『やっぱり世界も友人だから心配』と考え直して
迎えにいったと見ることも可能ではないでしょうか。
とは言うものの、心と体は裏腹なものですし
求められて悪い気はしないというのは、程度の差こそあれ
マコティーに気はあったと言うことにもなるんでしょう。

そして乙女さん。
当初肉体関係だけでもいい、と思った彼女。
それならそれで、キチンと連絡も欲しいと思うわけですが
当のマコティー本人は遊び呆けてばかりと。
そりゃヤキモキもしますよね、かなり。
乙女軍団は単なる興味本位ですから、その辺はどうでも良いとして。
そこまで彼を思いながらも・・・結局それすら
【自分の鏡に映る彼】が大好きだったと言うだけに過ぎない話で。

いざ彼の本性を見てしまえば、恋も一気に冷めてしまうと。
ジャンクフードの食べ残しと一緒に、思い出の写真も
捨て去ってしまう彼女に、リアルさを感じますね・・・。
所詮、アンタなんてそんな程度の男だったのね。
お熱上げてた自分がバカだったわ、みたいな(苦笑)

そして言葉さんと世界さん。
共通項は二人とも壊れてしまうという事。
壊れ方のプロセスは違いますが、総じて言える事は・・・

自分の思いを最後まで貫き通す、意外な芯の強さがあると言うことですか。
壊れた心を立て直す為の反作用かもしれませんけれど、
ここ一番と言うとき、言葉さんも・・・世界さんも。
言葉さんは壊れてなお、ただスキナヒトを想い彼を待ち続け、そして
一人その【言葉を待っている】訳で。
彼しか届かせえない、その一言を。

世界さんはその名の通り、自分の世界が出来ることを夢見て。
大好きな彼の子を授かった・・・当初は驚きもしたけれど
これで彼は自分のもの、と言うよりこの子は私だけのもの・・と言うような。
自分の世界がきちんと作られさえすれば、その心は安定を取り戻すと。
そんな風にも見受けられるんですよね・・・

最後に悲しいピエロ君にもスポットを当てますか。
空気だとかなんだとか言ってますが、彼のような存在あってこその
ドロドロアニメですしね。
【痛さ】を表現するのであれば、主体となるキャラにこうした
流される主人公がいないと女性の存在感、際立たないですし。

男はタンポポ(どこにでも種を撒くから)なんて下世話な言い方も
ありますけれど、ドロドロ作品の場合・・・それで良いんですよ。
もっとも、痩せた土地(女性キャラ)に花が咲くのか肥えた土地に花が咲くのかは
土の手入れをする人(製作者)の心がけ一つなんでしょうけれどねw

自分の行動に無自覚なまま、そして妙な自信をつけてしまったことが
彼の悲劇だったのかもしれませんし。
【何で俺がこんなことに・・・】とか、あるいは世界さんとの時に
知識不足でこうなったのもそうでしょうし。
受動的な性格だからこそ、かえって物語が混沌としたのでしょうしね。
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