スポンサーサイト 
-- -- --
-- --:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ef - a tale of memories. 第5話 『outline』 
2007 11 04
Sun 05:21:59
ef - a tale of memories. 第5話 です。

物語の印象点

・自己完結の矛盾を打ち破るのは。

千尋にとっての世界は4年前で閉じていました。
手の届く範囲は、その鎖に囚われた半径の2乗。
手にする事の出来る食べ物は、13時間の記憶。
けれど、13時間を食べつくしてしまった後・・・
その檻の中の動物は、一体何を食べて生きていくのでしょうか・・・。

そんな謎を投げかけての始まり。
けれど、籠の中の小鳥は、大きな空をもう一度羽ばたく事を夢見ていました。
だから、その籠を開けてくれる人がいるのならもう一度だけ信じてみたい。
かつて願い、31度の挑戦を繰り返したあの夢を。
小説を書き上げると言う夢を。

彼女に足りないものを補うのは蓮治君。
途切れがちな記憶の修正を行い、行間をつくろってくれる彼。
人は一人じゃない、二人で一人なんだと気付かせてくれる。
そんな事をツラツラ考えてもいましたね・・・。

と言うのは、恐らく景にもそうなんでしょう。
4年前の千尋の事故。

漫画家を目指すようになった紘のきっかけは千尋から。
景だけの彼、ではなく二人の紘だったから。
それを言い出せず、ずっと寂しい想いをしていた彼女。
ある日彼女は千尋を出し抜き、彼を海へと誘いました。
それが事故へつながった・・・。
私のせいだ、と自分を責める彼女。

それからなんでしょう、より自分の気持ちを素直に言い出せなくなったのは。
それ以外のことであれば、もっとストレートに時に過激に言い出せるのに。
どうしても彼への気持ちだけは素直に告げる事が出来ない。
誤魔化し半分の気持ちは、当然相手にも届かない。
だから・・彼女の笑顔はいつも・・どこか悲しい。
そういうお話でもありました。

京介。
かつて彼の母がつかんだ小さな小さな夢。
憧れの監督の映画に1場面でも出演できた事を喜ぶ母親。
小さくてもいい、自分だけの夢を掴みなさいと言う母親の言葉は、
【撮りたいと思うものを撮れ】と言う形に昇華され、
今その被写体を捉えている。

その少女の世界には、彼女独りしかいませんでした。
周囲はぐるっと巡れば一周できてしまう島。
住まいにはたくさんの本がありました。
人にとって大事な事が書かれています。
でも、それは一人で住まう彼女には不要なもの。
何故なら、その世界では彼女が正しく、そして間違っているのだから。

自己完結の抱える矛盾。
それを鋭く、あるいは優しく、あるいは唐突にさらけ出した役目は
誰なのか。

それはみやこであり、京介であり、そして・・蓮治君なんでしょう。
5話のターゲットを千尋を中心に絞り、景の話を少しだけ進める形で
これまでの、そしてゲームから続く流れをきちんと説明しきってますね・・・^^
良い形で6話につないできたと思います。

うーん、次の話が待ち遠しいですよ・・・。
スポンサーサイト

Re comments.

Comment form.

  管理者にだけ表示を許可する 
  注意 名前、タイトル、本文を入力する事で投稿可能になります。

Trackbacks.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。